ロー生7人で地裁にお邪魔しました。
やっぱり行ってよかったです。今週小テストが二つあり、ほかの授業でも予習が大変なのにもかかわらず行って良かったと本当に思いました。
民事裁判の証拠調べを実際にこの目で見ることができました。本人尋問は文字通りリアルでした。
その後民事なんとか部の部屋にお邪魔したりラウンドテーブル室で部長さんからお話を聞けたり、大変有意義でした。
と、ここまでは良かったのですがそれ以外はなんというか、知り合いの弁護士に会いすぎたり、飲み屋で失敗したり、あ~あ、でした。
特に私たちが傍聴させていただいた事件の被告代理人は懐かしい受験時代の後輩S君だったのです。
彼も多分少しはやりにくかったのかもしれません。若干すべってましたから。
あと、玄関でI君、別の裁判傍聴では受験時代の知り合い、と、立て続けにともに受験勉強した弁護士たちと会ってしまいました。
ローの仲間がいぶかしげな様子でした。
とどめは、懇親会での一番偉い裁判官が兄と一緒に受験勉強したとのことで、私を一目見たときから弟じゃないかと思ってたんだそうです。そうそう、若手の裁判官からも同じようなことを言われました。
裁判官の中には女性もいました。小柄でチャーミングな人でした。
裁判官たちは例外なく性格がよくて話が上手でした。一番の才能は、威張らないことです。
日本の司法制度にはいろいろな欠陥がありますが、こと裁判官の資質に関しては世界一ではないでしょうか。もちろん、最高裁に楯突く人は少ないかもしれません。でも当の事件をどうにかして正義に従い解決しようとする努力は大いに称賛すべきです。
やっぱり実務家に肌で接すべきだなあ、と実感しました。