たった今まで、民事裁判実務とリーガルライティングの課題をばばばっと書いていました。
あわせて3時間。どちらも訴状とか答弁書を書くことがその内容です。
旧試験時代は、裁判官の立場に立って、事実がすでに確定されてそれが客観的に存在するという前提で、その場合の法律論を書かされていました。
これに対し新試験では、というかローでは、むしろそのような前提を整理してまとめ上げることに重点が置かれます。ただ、要件事実という手法は、法律の中身と書き方の両方が分かっていないと書けません。凄く厄介な科目です。
今日は日中がとても暑くて教室内の室温が高く、ぼーっとなりました。刑訴は終わり頃に自分の番がやって来そうで、かなり神経をとがらせました。よりにもよって別件逮捕の問題。捜査法のなかでもっとも分かり難いところです。
昨夜ブログに書いたような考えを持っておりますので、先生に聞かれたら思いっきりぶっ飛ばそうか、とも思ったのですが、授業の大半はいっぱいある判例のまとめばっかしでした。
それがまあ、判旨の長いこと!それを上手にまとめて発言するというのは緊張も相まってすごく混乱します。
結局、授業終了前6分あたりで当たり、答えやすい箇所だったので、一安心。
判例の整理はもの凄く役に立ちました。学者の本では一刀両断に書いていますが、判例はあれもこれも式か、あーでもないこーでもない式か、何言ってんのかさっぱりわからない式の判旨が多いです。
そう言う中で、最大公約数みたいなモノが見えてくるのではないか、というのが先生の授業態度なのでしょう。
それはそれで良い授業です。だけど、クラスの学生で最後までついて行けるのは多くはなさそうです。混乱しますから。
今朝のラジオで、変なことを言うキャスターがいました。衆参のねじれのせいで政治が混乱して困る、って。全くなんてことを!だってどちらもわれら国民が選んだ代表でしょ?困ることをしたのは自分たちなのに、まるで他人がしでかしたかのように言うのです。
今度、ゼミに女子学生が参加することに。先週わたしが勧誘したら受けてくれたのです。それを今日のゼミで報告すると、他のゼミ生のまあ喜ぶこと!地味なメンバーばかりでやってるので、よっぽどうれしかったみたいです。こっちがびっくりしました。これでみんなさらに猛烈に予習してくるでしょうね。普段ですら彼らの勉強のすさまじさにはタジタジになるのに。
2 件のコメント:
どこかの小さな男ばかりの会社に女子社員が入社してきたところ、そこの会社の営業成績がとてもアップしたとのこと。オスの本能なのでしょうか?メスにいいところを見せようとするのは、・・・・。あんみつさんいいところに目をつけましたなぁ。
はまやんさん、コメントありがとうございます。
わたしの本当の狙いはちょっと違うんですよねえ。たしかにゼミのメンバーはもっと勉強するに違いありません。
けれども、今でさえもの凄く勉強しているのです。信じられないくらい判例や法学雑誌や基本書を読んできます。
わたしは固定メンバーで固まるのが嫌いなんです。みんなと仲良くなりたいんです。もちろん波長の合わなさそうな学生も居ますから全員と仲良くなるのは多分無理でしょう。
でも、できるだけたくさんの学生と知り合うことにより情報も勉強意欲もより多く出てくると思うのです。女性がメンバーに加わるとその人を通して新たな情報やネットワークが広がる可能性がでてくるんです。
それに、女性からの視点は重要です。男性のモノの考え方とは違う視点があると、物事を多面的にとらえることができます。
今度参加してくれる女性は旧試験受験生ですから相当実力がありそうで、期待大です。
結果は明日ご報告しますね。
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