2008年1月26日土曜日

シニア


授業料免除申請手続には二つあります。半額免除と、全額免除です。そのうち全額免除は社会人、女性、シニアのみ申請できます。ではシニアって何歳からか知ってますか?


50歳ですよ。わたしはれっきとしたシニアなんですよ。ウソ~ッ!


オレはシニアかぁ。がっくりきました。若いと思っているのは自分だけなんか。


それでも、ちりとてちんで良いこといってました。人生どまんなかって。


つまり、自分の人生は他人の影になってしぼむことなどない、自分の人生はあくまで自分のものなんだから、胸張ってど真ん中を生きろ、という意味なんです。


良いこと言うなあ、と感激しました。


シニアだかなんだか知らんけど、ど真ん中を進んでやる、と思うと、なんだか気分が活き活きしてきました。


なんでもかんでもやりたいことをやってやろうと言う気になりました。言葉って凄い。人を変える力がありますねえ。


昨夜、とうとう免除申請関係書類を全て書き終え揃い終え、胸のつかえが下りました。


夜中の2時半でした。


今朝からついに引っ越し行動の記念すべきスタートを切りました。巨大で場所ばかり取り、そのくせ座り心地の悪い座椅子を福岡市西リサイクルセンターまで車で運び、引き取って貰ってきたのです。


すこし風邪気味でしたが、何かアクション開始したかったのです。


その前にローに提出する写真を、証明写真自動撮影機で700円入れて撮ったのですが、出てきた写真を見ると顔が真っ赤になってました。それを見た途端、熱っぽくなってきて頭痛も始まりました。バカな話です。自分の熱っぽい顔を見た途端に熱が出て頭も痛くなるなんて。

2008年1月24日木曜日

電気毛布


必需品です。

ここんとこ本格的な冬に立ち返ったため、家の中にいても下半身が冷たくて、電気毛布を腰に巻いたり頭からかぶったりして暖を取っています。

というのも、灯油ストーブが大の苦手で、燃えたときに出る細かい粒子のせいで咳がでてしまうからです。

また、エアコンも、妙に空気が乾燥してしまい喉に良くないのです。しかも、電気コタツのコードがどっかに行ってしまったため、残る手段はホットカーペットと電気毛布だけという有様なのであります。

 この電気毛布の暖かいこと!魔法の毛布です。薄っぺらいくせに熱がどんどん出てくるのです。まあ、当たり前といえばそうなんですが。

 そういえばスヌーピーに、赤い毛布を片時も離さず持ち歩く少年がいました。ブランケット症候群という医学用語まで出来ましたが、なにかにすがっていないと落ち着かない心の状態を言うそうです。今のわたしがそうです。暖気に包まれ、いい気持ちです。

 今日は、物事がうまく運んだ一日でした。

気温3度の曇り空の中、手袋を二重にはめ、首周りにネックウォーマーを被り、スクーターにまたがって区役所に行って所得証明書を取り、セブンイレブンでバイクの自賠責保険の更新をコピー機付属のネット処理で完了し、九大で授業料免除の申請に必要な書類の確認をしてほとんど手続の目処が立ったのでした。

 今日、学生課で教えて貰った斉藤さんという女性職員はてきぱきとしていて知識もあり、おかげでわたしの不安が消えました。この手続は信じられないほどうんざりする作業なんですよ。

 九大では、知り合いの後輩とばったり出会い、話をしてみると、今度ローの3年生になるとのこと。時の経つのの速さに驚きました。なんとこれからわたしの方が逆に後輩になるわけです。

 帰りに、女房から得た情報に基づき、博多駅の近くの代ゼミの裏手にふくちゃんラーメンの支店が出来たというので、見つけ出して食べてきました。

客はほとんど居ませんでした。味は田隈の本店よりも美味しく感じました。多分、博多で3本指にはいると思います。ただ、本店よりも100円高かったです。

今日の結果に満足した今の気持ちを写真で表してみました。


2008年1月23日水曜日

引越し手続き





電気ガス水道電話ネット、といろいろ面倒です。



頭にきたのは、ネットの移設工事で6000円も取られることです。なんで?ただ自分の会社内の設定変更しかしないのに。



とはいえ、おしなべて相手の電話の応対は優秀でした。



特に良かったのはNTTでした。思えば昭和の終わりころ、電電公社の時代、窓口ではおっさんが横柄な口調で、なんか用か、みたいな言い方をしてました。ところが今日の電話は実に親切丁寧でした。民営化してよかったかも。もっとも電話加入権を紙くずにしたのだけは未だに許せねえ。詐欺でしょ。電話加入権は資産ですと言ってたのは誰や?



詐欺といえば、朝青龍を精神疾患と診断したボケ精神科医をなぜ誰も弾劾しないのか?あの時、ただひとり、白髪のジー様(名前忘れた)だけが、『あれは仮病、ただのフテクサレじゃ』とおっしゃいました。偉い!



話を応対に戻すと、いまでも似たようなひどい応対をしているのが大きな警察署です。場所にもよりますが、大体、おまえ何しにきた、と言う感じです。一番ひどいのは百道にある早良署の一階交通課です。あそこのフザケタおやじどもには本当に頭にきました。



警察官でいい感じだったのは博多署の2階の交通課の警部さんくらいか。






ところで、女房が今週末から湯河原で会社の研修に出かけることになり、デジカメを渡したので、激写ができず、今まで撮ったものの中から選んで載せます。季節感がありませんが我慢して見てやってください。

2008年1月22日火曜日

歩いた歩いた




辰巳から歩いて帰ってきました。


朝は小雨、地下鉄七隈線で。辰巳に6時間半いて講座を二つ聞きました。昼ご飯も食べずにずーっと座りっぱなし。ただ、講義の内容がよかったので意外と疲れは少なかったです。


帰りに天神地下街を通って、DELLコンピュータの店に行きました。法科大学院ではノートパソコンが必須だというので、値段と性能を調査しに行きました。


近頃のノートパソコンは、画面がピカピカ反射してすごく見にくいのです。bicカメラの店員に以前聞いたところ、パソコン使用の目的は主に映画やグラフィックを見るためというのが大半で、そのためには美しい画面でないと売れないとのこと。わたしが、じゃあワープロをやる人はどうしたらいいの?と聞くと、画面のつや消しをしているメーカーはDELLくらいじゃないですか、との返答。


そういうわけでDELLを見に行きました。


なかなか良いです。ただその展示場所にはつや消し型はありませんでした。もっとも、画面が17インチというビッグサイズ画面のノートがあり、かなり心引かれる思いがしました。


 夕方は雨も上がり、風もなく穏やかな風情だったので、ついつい歩いて帰ってしまいました。


途中、例によって大濠公園を経由しました。


夕暮れ時の大濠公園がまたイイ感じなんです。




4時半に天神を出て我が家にたどり着いたのは6時半、2時間もほっつき歩いてしまいました。


あわててカップ春雨をすすり、団地の集会所へ。


7時半から新居の駐車スペースの抽選会があったのです。


自分の階段に近いスペースを選択するのですが、4人の応募者がいて、前回のように、茶封筒の中に1番から4番まで番号が書かれた紙を入れ、1番を当てた人から好きな場所を選べるのです。


で、今回もまたわたしが一番くじを引き当ててしまいました。ラッキー。あんた本当にくじ運強かねえ、と言われました。


 その後、脚をほぐすためにプールに行って水中ウォーキングをやり始めたところ、5分もしないうちに


両足ともつってしまいました。


さすがに2時間も歩いたのはやりすぎたかなあ。テレビでIKKOさんが毎日3時間歩いたおかげで1年で25キロも痩せたといってたのでつられてしましました。

2008年1月20日日曜日

トラブル







①未遂




 昨夜、奨学金の申し込みの最終段階として、ネットで申し込み入力をしました。




スカラネットといいます。最近は奨学金の申請にネットが必要なんです。なんか変ですよね。




本当の貧乏人はパソコンもましてやネットも出来ないのに。




それはともかく、画面上に次々と記入欄が登場していくのですが、その最初の画面に現れた表示が『この手続はwindous vistaでは行えません。』と言う文章です。えっ?




ということは、今時のナウいパソコンでは手続が出来ないということか、古いXPじゃないとだめだということか。




これもまた変だよなあ。まあ、私の場合はパソコンが古いので助かりましたが、締め切り直前にこの画面を見た人たちは青ざめることでしょう。だってもらった書類にはそんなことはなんにも書いてないんですぜ。不親切もここまで来ると芸術的です。




②既遂




 きょう夕方4時半頃、荒戸の交差点で、突然わたしの前に割り込もうとした車のあほたれドライバーと口げんかしました。




悔しかったのは、もうちょっと脅かしてやれば良かったなあ、という言い足りなさです。




右手方向に曲がる車線のところが10台近く信号待ちで止まっていたのです。その左側の直進車線をわたしが走っていると、止まっていた車がいきなり左側に、つまりわたしの車線に飛び出しかけてぶつかりそうになったのでわたしがプップッーと警笛を鳴らしたのです。




するとその車は、直後の赤信号で止まっていたわたしの横につけて運転手がわたしを睨み付けるので、わたしもにらみ返しました。するとそいつは窓を開けてなにかこっちに向かってわめき始めました。




わたしは音楽をかけていたので何をわめいているのか聞こえず、じっとそいつをにらみ続けました。




良く聞くとそいつは、どうも、おまえは警察か?おまえのすることはすべて正しいのか、とかなんとかわめいているようでした。わたしも言い返そうと思ったのですが、あほらしくなったので、はよう行かんか、とだけ言いました。




そいつはそれから5分ほどわたしの前を走っていました。




うーん、今思えば、『これからおれは博多署に用事があって行くけん、お前もついてこい』と言えば良かった。残念。もちろんウソですけど。




③予備




バザールが団地内で開かれたので、そこに要らなくなった座椅子を持って行こうと思い、下見に出かけたところ、あまりにも貧弱なバザールだったので、がっくりして帰ってきました。50円、100円のぼろぼろの着物やタダで貰ってもありがたくなさそうな趣味の悪い茶碗とかばっかりでした。




その後、思い直して話だけでも持ちかけて引き取って貰おうと出かけたところ、すでに終了していました。

2008年1月18日金曜日

ちりとてちん




NHKの朝ドラですが、はまってしまいました。女房もお袋さんもです。(女房のお袋さんは、KBCが朝やってるキムサングンにもはまっています)。みんなで泣きながら観てます。




わたしが素晴らしいと感じているのは、論理的であると言うことです。




会話が特に素晴らしい。練りに練ったセリフだなあと、脚本家の頭の良さに感服しています。




しかも15分以内という時間的制約下でよくもまあ観ている人を説得感動させることが出来るなあ、と、その才能に惚れました。




観ている人を感動させるためには、説得力が必要で、それには論理性が不可欠です。もちろん、人間は突発的衝動的な行動をとります。でも、そのような行動でも納得できる説明が不可欠です。




ドラマの語源は、相両立しない欲求同士の衝突をいいます。突発的衝動的な行動に見えるのはその行動の対立欲求がわからないようにみえるからです。




ですから、最初に衝動的行動を見せた後でなぜそのような行動に出ざるを得なかったかについて、対立欲求を説明すれば、なるほど、それでああいう行動を取ったのか、と納得できるわけです。




 ちりとてちんの場合、登場人物の各キャラクターが明確で、その人々が、彼のキャラからすればそのような発言をするのももっともだという安心感を築いた上で、さらに人々に突飛な行動をとらせ、その後にその説明をきちんとし、しかもその説明を担当する人を限定せずに均等に配分しているので単調さを防ぐことに成功している。




言い換えると、群衆ドラマとすることに見事成功しているのです。各自が生き生きと描かれている。こんなしっかりした構造を作れたことに才能を感じるのです。むかし、アメリカのアーサーヘイリーという作家が同じような群衆小説を書いていました(グランドホテル小説といいます)。




これに匹敵する素晴らしい才能だと思います。




しかも、状況に応じて5種類ほどの音楽を使い分けていて、場面設定ごとの雰囲気を見事に表現し分けています。




おしん以来の傑作ではないでしょうか。




このような説得力を答案にも生かせないかなあ、などと思いながら観ています。






ところで



昨日甥の住む学生寮が新築されるので新しい寮を見学してきました。スゴスギル。



ゴージャスそのもの。各部屋一人部屋でベランダ付き、エアコン完備、バストイレ付き、各階に談話室、親が来寮したときに泊まれる部屋、一階の食堂は全面ガラス張りで中庭が見渡せる、ホテルラウンジのよう。しかも立地が百道のど真ん中で閑静なたたずまいを体現したような場所、大学まで歩いて4分。これ以上の学生寮はないです。



わたしと寮母さんは感嘆の声を上げ、自分もここに住みたいと叫びました。



ところが、なんと、肝心の学生達は沈黙。甥に、感想は?と聞くと、『予備校の寮の方が広かった』などどほざくのであります。シンジラレナーイ!



 ぜいたく者という表現だけでは足りなさすぎます。自分たちがどんだけ恵まれているのか全く分かっていない。腹が立って腹が立って仕方ありませんでした。



大学も変です。学生寮とは貧乏な学生を保護して勉学に努めさせるためにあるはずなのに、超高級な箱物を作って高い寮費をとるなんて、はっきりいって間違っています。



 寮費を旧寮の倍にするんですよ。貧乏人は入るなということです。



どう思います?




 

2008年1月15日火曜日

悪寒




辰巳のブースが暑かったせいか、途中から頭痛がひどくなってきました。辰巳を出て九大に奨学金の書類を提出しに行った帰り、頭痛はますますひどくなり、とうとう体中が冷えてきて、バイクの運転中、一刻も早く我が家にたどり着いて暖かいホットカーペットの上で横になりたかったです。



帰り着いたときには冷凍マグロになっていました。


直ちにホットカーペットをつけてバファリンを2錠飲み、ミイラのようにダウンのコートと毛布にくるまってホットカーペットの上で丸虫の格好で仮死状態。硬直は2時間続きましたがようやく解凍されつつあったその時、携帯の呼び出し音。知らない番号だ。


出てみると、コスコス引越センターからの見積もりの件。昨晩のアートの怪しからん態度を思い出しつつ、サカイに決めたので、と言って丁重に断ると、なんと『そうですかあ、それはおめでとうございます』と!しかも、あちらが『あのー、お値段はいくらくらいでしょうか』と尋ねたので『8万くらいです、エアコン工事込みで』と答えると、『それは安いですねえ』と。



なんたる違い!わたしが、昨日こうあるべきだ、と思っていたとおりを彼がしゃべったので、感動して、電話口でその担当者を褒めちぎったところ、あちらは別にうれしくもなんともなさそうでした。ちとがっかり。



 その担当者のお名前は、志垣さんといいます。コスコス引越センターさんの志垣さん、あんたは偉い!営業マンの鑑ですぞ。



とまあ、不遜なる言い方をしてしまいましたが、世の中品格を失っていない人もいたんだなあ、と安心。

写真は箱崎商店街と日蓮上人像。