2008年1月9日水曜日

ネコにガン飛ばされた







夕方、近所の住宅街をスクーターでてれてれ走っていると、右手の家の門の下から灰色地に黒い縞模様のどら猫がびょっと飛び出してきました。はは~ん。オレのバイクの前をひとっ飛びで横切る腹だな、と予測したので徐行してやったところ、思いがけずそのどら猫は足を止めて、わたしを地面からにらみつけたのです。おんどりゃぁ~っという感じです。



なにを~!そっちがガンとばすんならこっちだって黙っちゃいないぞ、とわたしもどら猫をにらみ返しました。



すると、そのネコは体をかがめ、目をおもいっきり細めてゾッとするような上目遣いでわたしにガンつけてくるのです。



で、わたしも、こんにゃろめ~とさらににらみ返してやりました。



その間約5秒、結局、私のバイクがゆるゆるとそのネコの横を通り過ぎるまでお互いににらみ合い続けました。



異種動物間格闘技をした気持ちです。勝敗?その場から去ってしまったのでわたしの負けかも。






 その前、長住のファディというスーパーにコーヒーを買いに出かけたところ、目当ての深煎りコーヒーがほとんど品切れで、わずかに88グラムしか残っていないとスタッフの女の子に言われました。残念、また別の日に買いに来ますと告げると、その子はささっと残った88グラムを袋に入れ、わたしの前に置いて、つなぎにもならないわずかな量ですが、どうぞお持ち下さい、と言いました。



 えっ?くれるの?と尋ねると、ええどうぞ、との返事。



かっこいー!惚れました。



今度、お許しが出ればその子の写真を載せます。






2008年1月8日火曜日

早春賦




昨日も今日も春めいた天気でした。さながら吉丸一昌の早春賦のようでした。



ちなみに、わたしが一番好きな小学唱歌は、朧月夜です。とくに二番の歌詞は田舎の情景を見事に描写していて、まるで絵のようです。



さとわの火影も森の色も田中の小径をたどる人もかわずの鳴くねも鐘のおとも、さながらかすめるおぼろ月夜



この、かえるが鳴く音が『ね』で鐘の音が『おと』と読むところなんぞ、イマジネーションがいかに素晴らしいかの証です。



あ、そうか、このコメントの一行目に、さながら、という言葉を使ったんで、朧月夜が頭に浮かんだのか。なんたる単純頭。



きょう、西南大学の生協に行き、辰巳の講座申し込みをしてきたんですが、西南の女子学生のファッションのすごいことすごいこと。90パーセントの女の子が雑誌のモデルみたいな、ブーツ、短パン?ロン毛でした。たしかに昔よりも足が長く細くなっています。化粧も上手です。でも、よーく見ると、なんか幼いです。遠くから眺める分にはかっこいいんですが、間近で観察すると、魅力のオーラが乏しいです。自分がジジィになったからでしょうか。生協の書籍部で専門書を取って読んでいる女の子は一人もいませんでした。そのかわり、雑誌の棚の前で二人して延々とおしゃべりをしてました。











2008年1月7日月曜日

丙子胡乱




って知ってますか?へいしこらん、と読みます。1636年、朝鮮半島で起きました。


わたしはよく韓国メディアのHPをよく見るのですが、前からずーっと知りたかったことが最近そのHPに載ったのです。


それは、李氏朝鮮が明を宗主国としていたため、満州民族の清が台頭してきた際、李氏朝鮮は明に忠誠を誓って清と戦い、敗れてしまったのです。


わたしが知りたかったのは、敗戦国の李氏朝鮮と戦勝国の清との関係でした。


韓国メディアによると、わたしの想像を超えたおぞましい事態が生じていました。


清は朝鮮民族を60万人も拉致して中国に奴隷として連行したというのです。この事件が丙子胡乱です。


つまり、清は朝鮮民族を家内奴隷として利用したわけです。死ぬまで働かせ、殴りつけ、強姦し、殺したのです。


あまりの苛烈なる歴史にわたしはその記事を読んだ時、絶句しました。


しかも、その後250回にわたり毎回女を数十人清に献上したそうです。


なんという悲劇でしょう。連行された人々に待ち受けていたのは黒人奴隷が新大陸で受けたのと寸分違わぬ残虐行為でした。


チャングム以来、李氏朝鮮の歴史に興味を持っていたのですが、島国の日本と違い、陸続きの半島が被る悲劇のすさまじさには血が凍るばかりです。


韓国の人々の民族主義的行動発言には鼻白む思いを感じることが多いのですが、彼らの受けた悲惨さを知ると、それもやむを得ないことだなあと感じました。


ただ、韓国ではこの歴史的事実を学校でおしえていないそうです。韓国人の学者でさえアメリカでアメリカ人から韓国は自国民を奴隷として輸出する国だったと指弾されて初めて知ったそうです。


うーん。人間の残虐性の底知れ無さを知ることも歴史の勉強の一部なのは分かるけど、それにしてもこのような事実は歴史好きのわたしにとっては知りたくない悪夢でした。


え?なんでお前はそんなにわめくのかって?だって、ここ福岡から釜山までたった220㎞しか離れていないんですよ。そんな目と鼻の先で苛烈な目に遭わされてた人々がいたと言う事実がわたしを圧倒するのです。


まあ、わたしがこんなに興奮するのには別の理由があるのです。それは、姪が今度九大を受験するのに、日本史が苦手だと言ってグチを言ってるのを聞いて、歴史の勉強の方法についてついつい蘊蓄を垂れてしまったのですが、そのとき、その当時の王朝とか内閣とかを暗記することよりも、その時代に生きた庶民の生活に思いをはせることのほうが大事ではないか、今までのような受験用の歴史教育って間違っているんじゃないか、と思ったからです。


このような悲劇はこの現代でもなくなっていません。コソボ、スーダン、チベット、イラク、ああ、人の心に潜む悪魔のすさまじさよ。


それでも、いやそれだからこそわたしたちは歴史を探究する努力を続けなければなりません。それを止めたなら私たちの心の中にある獣性、悪魔性に対する防波堤がなくなってしまうからです。


つまり、わたしが不覚にもそうであったように、歴史を受験勉強に堕落させてしまうことは絶対に間違っていると言いたいのです。歴史を学ぶことは単なる勉強ではなく、人間を知る学問だと言いたかったのです。


歴史を受験の対象としか見ていないことに憤りを覚えてついついこんなに長くぐちってしまいました。


 夕方、テレビで秋田の角館(かくのだて)の雪景色が写りました。数年前に女房と東北旅行したときの目的地の一つでした。乳頭温泉鶴の湯にも入りました。懐かしく思い出しました。


ただ、食べ物と焼き物は九州に勝るものはないと思いました。





2008年1月3日木曜日

客人到来
















宮崎から来た友人と久しぶりに夜更けまで語り合いました。楽しかったです。今二人とも熱中しているのがマインドマップです。特にマインドマネージャーという高価なソフトの無料体験版を試用していてその素晴らしさに感激しきりです。本当にスゴイ。けど高い。




夕方、女房の実家がある住吉までの6キロを歩いて行きました。




股関節が痛くなりました。途中、桜坂で空腹のあまり低血糖になり、コンビニで豆乳きな粉を買って飲みました。意外とおいしかったです。




朝8時に、愛宕神社に女房とお参りして来ました。寒さがびしびしと顔を刺しましたが、とても空気がおいしかったです。




それになんといっても福岡の朝模様が素晴らしかったです。遠くの山々が雪ともやで白くゆらゆら揺れ、博多湾は青々と輝き、大気はクリスタルガラスのように硬く澄んでいました。




神社の鳥居下に古くからある茶店で熱々の焼きたて饅頭を食べ、今年の干支の人形を買いました。




去年もここでいのしし人形を買ったよと言うと、茶店のおばちゃんは400円のねずみ人形ホルダーをおまけにつけてくれました。




ああ、今年がいい年でありますように。




2008年です。







今度の正月は、雪景色と晴天、曇天とめまぐるしく天候が変わって楽しめました。もっとも、寒さはとても厳しかったですが。



さあ、今年こそブレイクスルー、突破の年にしましょう。



試験の周回軌道から飛び出す時。今年は、推進ロケットがエンジン全開になってくれそうです。



何から何まで忙しい一年になるような気がします。



みなさん、どうぞ今年もよろしくお願いします。

2007年12月29日土曜日

帰省




30日から猛吹雪との予想。で、あわてて宇佐に帰省することになりました。


日田経由なら耶馬溪、飯塚田川経由なら焼山、と、峠越えが必須。それを避けようとすると小倉経由というえらい遠回りに。


 午前中、柳橋のスーパー、マルキョウに車で行って、駐車場の確保と出入りで大混雑。みなさん殺気立っていました。


 女房は猛烈に年賀状作り。わたしは皿洗いとトイレ掃除。


田舎には一応勉強道具として、アクチュアル刑法各論だけ、持って行きます。わたしのお気に入りです。


 では、みなさん、良いお年を!


来年2008年は、世界中の全ての人々が平和で幸せをつかめますように。


2007年12月27日木曜日

馬込容疑者の気持ち




今日はルネッサンスの今年最後の営業日。今月限りで正会員(全ての設備が使える)を止め、来月からはプール会員になります。個人ロッカーも解約します(月600円)。節約のためです。
というわけで、ルネッサンスに行き、ロッカー整理を兼ねて泳ぎ納めをしてきました。
 いってみたら、水着を着たスタッフが二人、プールサイドに立ってスイミングスクールの子供らが溺れないように監視していました。
 その二人のスタイルのすらりときれいなこと!ルネッサンスのスタッフ用水着は、濃紺の、カットが美しく、ピシッと締まったショートパンツ系で、背中はかなり開いていてちょうどはさみを広げた形にひもが交差しています。
そのため、かっこいい女性はよりかっこよく、そうでない女性はそれなりに(昔どっかで聞いた)見れます。
 で、今日の二人は、前者の方で、しかもこちらはプールの中から見上げる位置にあるため、すらりとした足が余計にきれいに見えるのです。さらに、監視役のときは水泳キャップをかぶらないので髪が女性らしさをより引き立てます。その上、客に対して笑顔で挨拶するものですから、挨拶された方は、特にアホな男は自分が気に入られたと勘違いをしてしまうおそれがあります。
はは~ん、馬込も勘違い男だったんだなあ、と、水中ウォーキングしながらガッテンしました。
 アホなだけなら許せますが、奴は冷酷で残忍な奴です。他人の幸せを踏みにじる権利は誰にもありません。自己中の塊です。 犠牲になった方は本当にかわいそうでした。
例え死んでいても到底許すことは出来ません。
ついさっきまでルネサンスのプールで美人スタッフを見ながら泳いでいたせいで、事件を生々しく思い出してしまいました。
 泳ぎ終わって体重を量ると、先週よりも1キロ減っていました。やはり抽選と合格発表のせいで食欲がわかなかったからでしょう。もっともあの、どんだけ~のIKKOさんはこの3ヶ月で10キロ減量したと。毎日3時間歩いたそうです。
 今、猛烈にあせっています。一昨日お話を伺ったMさんによると、入学後は基本書を読むというような悠長なことはできないそうです。ならば今しかない。しかも今は答案化のまとめもやらねば、しかも引っ越し準備も控えている。きびしー。
2枚目は九大ロー。