2008年2月25日月曜日

入試


姪が九大受験のため我が家に来ています。そのために段ボールでぎっしり埋まった部屋を二晩半徹夜の突貫工事で空っぽに近くまで整理しました。正直、引っ越し前の荷造りよりもきつかったです。


姪は女の子にもかかわらず工学部志望なので、受験会場は伊都校舎、えらい辺鄙なところまでくるまで送っていかねばなりません。


建物は巨大でイタリアのシュールレアリズム絵画のようです。

まるでキリコの絵のように空虚で寂しく恐ろしさを抱きます。みなさんもきっと非現実的な感覚におそわれますよ。

高台の上を切り開いて建てたので風がすごいです。冷たい強風がますますキリコ調です。


それにしても巨額の国家予算をつぎ込んでいます。道路も拡張し、一大研究学園都市が形成されようとしています。

こんなところで学生生活を送るのは辛いかも。箱崎の持つ雑然とした人間臭さが全くありません。

とはいえ、それだけの予算を投入した設備ですから、研究には最適な環境であることは間違いありません。日本有数の設備なんじゃないでしょうか。

今日と明日は姪っ子のアッシー君です。バスで行くのはちょっと辛いでしょう。ほとんどが男子なんです。女子の割合は、見たところ1割未満でした。


それでも今日は朝7時に伊都校舎に送っていったあと、旧宅で燃えないゴミを始末し、女房のお袋さんの病院検査に付き合い、辰巳に行って講座を聞き、あわてて伊都校舎に4時半に舞い戻って姪っ子を連れ帰るという離れ業をやってのけました。

それも明日で終わり。

その後やっと日常生活にもどることができます。




2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

引越し大変でしたね。
でも、突貫工事でやっつけてしまうところは、まだまだ若い。
九大の伊都校舎、はじめて見ました。
あまりにすばらしい建物で、大学の校舎として
違和感を感じてしまうのは年のせいでしょうか。私の知っている大学校舎はせいぜい箱崎キヤンパスのレベルで、伊都キャンパスのようなところに迷い込んだら、海外旅行で面食らった田舎者みたいにどうしていいのか途方にくれそうです。

あんみつ さんのコメント...

ソランさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよ、えらいところです、あそこは。
今日は伊都校舎の生協食堂で4時間ほど勉強とうたたねをしました。
姪の受験が12時半に終わるのを待っていたのです。
ガラス張りで見晴らしも良い、居心地の良い食堂でした。
スタッフもモダンな服装で、箱崎の暗い食堂とは天と地と、という感じです。
名前だけ同じであとは別物なんです。
 食堂では辰巳の択一問題の復習をしていましたが、もう眠くて眠くて。
けれど実のところ、こんな場所で勉強したらすごく集中できるのではないか、勉強環境としては素晴らしい気がしました。