あと3ヶ月で次の年が来ます。みんな長袖を着てます。今朝なんか、厚手のコートをきたサラリーマンを見ました。
さきほどまで、違うことを書いていたのですが、どんどん話が後ろ向きになったので、書きかけで止めました。
昨日、同じクラスの学生と廊下ですれ違った際、彼のおじいさんがその前日に亡くなられたので、急遽関東の地元に帰ってきた、と言うことでした。それを聞いたせいか、昨夜は日田に済んでいた当時を思い出してしまいました。わたしだけ祖父母の元に引き取られていたのです。
それで、寂しくて、特に秋の夕暮れはしみじみと寂寥感に襲われてました。そんな昔のことがよみがえってきたのです。
なんてことをつらつら書いていたので、自分でも嫌になって消去しました。
また、わたしの隣の机に座っている女子学生のお父さんはわたしよりも若いのです。ローの先生方の半分くらいもそうです。
そんなことを考えてて、いささかブルーになりかけてしまいました。
明日から授業が開始するのに、なにやってんの、と自分を叱りつけております。
多分理由は別のところにあるのではないかと思っています。わたしの正直な気持ちは、来年5月に新司を受験したいなあ、と言うことにあります。再来年まで待てない気持ちなんです。
というのも、この前今年の新司をやってみて、また、合格者の話を聞いてみて、この試験の合格者が500人だったら無理でしょうが、2200人くらいが合格するのであれば、今から根性で勉強したら来年受かるな、と思ったからです。
つまり、別の言い方をすると、ローの居心地がメチャクチャ良いんです。楽ちんなんですよ。毎朝自習室に通って、好きなだけ勉強できる、こんな夢みたいなことは去年までの数十年間のわたしにとってはまさしく夢そのものでした。
おまけに奨学金までもらって、好きなだけ勉強できて、勉強仲間もいて、自分専用の机もあって、、、、、。
これは贅沢すぎます。こんな贅沢な環境にいると怠惰な自分はそこに浸ってしまう、その結果今の勉強がそれ自体を目的化してしまっていることに気付いたのです。
家族を養っていくために弁護士になる、その弁護士になるために試験に受かる、実力をつけ、飯の種を身につける、そんなせっぱ詰まった意識が緩んでいる。これが来年受験ならばまったく違っているだろう。
ということで我に返ったのであります。
やはり10月になったせいでしょうかねえ。
我に艱難辛苦を与えよ、と山中鹿之助が言ったように、イチローのように孤独に耐えて茨の道を突き進む、そんなガッツで真剣に頑張らねば、と思いました。
きょうはほとんど日記のような中身になってしまいました。やっぱ明日から後期授業が始まるのでちと精神状態がおかしくなっているのでしょうね。
写真は愛妻弁当と、ローちかくの3号線とローの近所のお宅の番犬?
鴫立沢の秋の夕暮れ、、、、三夕はやはり滲みるなあ。
3 件のコメント:
素晴らしい文章です。感銘を受けました。
我に艱難辛苦を与えよ、と山中鹿之助が言ったように、イチローのように孤独に耐えて茨の道を突き進む、そんなガッツで真剣に頑張らねば、と思いました。
いい文です。私も力をもらいました。
大脱走さん、初めまして。いきなりお褒めのお言葉を頂戴し、恐縮至極です。
これからもどんどんコメントしてください。よろしく。
はまやんさん、いつもコメントありがとうございます。
来週から自転車で通おうかな、と計画しております。汗をかいて風邪を引かないような準備をどうやってするか、リュックの中に本をどっさり入れて背中に背負うのも難儀なので、ローと自宅の勉強の区別をどうするか、などを思案中です。
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