2009年8月9日日曜日

お宅訪問











中山先生のお宅にお邪魔してきました。男2,女4,計6人です。福岡出身はわたしと女の子1人、あとは名古屋、和歌山、松山、徳山出身です。バラバラというのも話のネタとして格好の材料となりました。といっても女性4人はわたしが手当たり次第に声かけして大概断られた後、運良く『行ってもいいわ』と言ってくれた人たちでして、ほとんど偶然そういうメンバー構成になったんです。






先生のお宅は立派でした。和風で木造二階建て、庭も池も揃っていて、大正時代の雰囲気が残っていました。






先生のご家族がまた素晴らしくて、誠実、気取らず、優しく、真っ直ぐ、思い遣りいっぱい、と、世界遺産に登録して欲しいくらい古き良き日本精神が家中に充ちていました。






9時半にはお暇しようと予めみんなで決めていたのに、結局10時半でした。ロー生はそれぞれ個性が違っていて、みんなその個性を十分発揮していたので先生も奥様も喜んでいただけたかなあ、と思います。






われわれもご一家での心からのおもてなしにとても感動しました。






ただ、先生の酒豪ぶりには参りました。おいしい純米吟醸(旭川で造られた)一升瓶を飲み干さないと帰さん、と言われ、わたしともう一人の男性とで必死であおりました。彼は今日ダウンしているそうです。






わたしも家に帰り着いた頃にふらふらになってしまいました。さすがのウコンの力も効き目なしでした。






 今朝は起きようとしても体が動かず、起きた後も飲み過ぎで胃がやられたみたいで水ばっかり飲んでました。






 それでもレポートを書き終えないと、と思って昼過ぎにローに行くと、ちらほらと人がいました。






 インターネットと法という科目のレポートに参っています。何を書こうか、題材選びで迷ってしまいました。一番楽な題材は何か、探していたんですが、最終的にはネットオークションと詐欺とサイト提供者の責任、にしようかと思っています。






 それで、近頃出た判例をいくつか読んだんですが、段々腹が立ってきました。オークションで落札し、代金を振り込んだけど商品が届かなかった落札者が、自分が詐欺にあったのはヤフオクがちゃんと出展者を調べなかったせいだ、としてヤフーを訴えたのです。訴訟では全ての裁判でヤフーが勝訴、詐欺の被害者は全敗。





判例の理屈は、ヤフーらは場を提供しているだけだ、商品を渡さないのは売り主の問題であってヤフーの責任ではない、と言うのです。






 おかしいぞ、という気持ちが湧いてきました。ネット売買では相手の顔が見えません。ですから相手を信頼することはバクチみたいになります。






 判例の論理だと、それで良いのだ、ということになります。妖しげな売り主かどうか、場の提供者に過ぎないヤフーとしては調査する義務はない、だって売買契約そのものは落札後の出品者と落札者との話し合い(メールでの)で成立するのだから、そこにヤフーは関わっていないのだ、というのです。






 まるで結婚相談所みたいです。ウチは引き合わせはするが、結婚するかしないかは二人の意思次第だ、相手の男が結婚詐欺の常習犯であってもワタシャ関係ないです、だってアンタが『この人が良い』って思って選んだんだもん、というわけです。





 もちろん、詐欺に遭わないための方法はちゃんとあります。エスクローサービスというのです。





 どういう事かというと、落札者、つまり買い主になりたい人は、代金をエスクローサービスという業者に預けるのです、するとその業者から出品者つまり売り主になりたい人へ、代金を預かってますよ、と通知が行きます。その後に出品者が商品を落札者に送ります。落札者は届いた商品を見て、欠陥がないかチェックします。OKと思ったら落札者はエスクローサービスにその旨を伝えます。その結果、エスクローサービスは出品者に預かった代金を送金します。





 早い話が、民法でいうところの同時履行関係を造り出す、ということです。





もちろんエスクローサービスは手数料を貰います。





 こういうやり方をすれば詐欺に遭わずに済みます。詐欺の手段は、先に代金を送らせて、商品は送らずにトンズラする、ということです。





で、ヤフー達は今になってどんどんこういうサービスを充実させつつあります。それはとても良いことです。





ですが、判例がそうさせたのではありません。判例はむしろサービス向上を怠っていたヤフーを擁護したのと同然です。





 わたしとしては判例が率先してヤフー達の尻を叩いて欲しかったです。





というのも、ネット詐欺の被害件数は増加の一途を辿っていて、このままではネットオークションに対する信頼は地に落ちてしまいかねず、それでヤフー達もやおらサービス改善に走り出したんですが、あくまで自分たちの商売を守るのが目的なんです。詐欺被害が増えたら自分たちの商売に必要な出品者、落札者が寄ってこなくなるからです。





 それから、話が変わりますが、みなさんにお尋ねしますけど、例えばウィルスソフト会社に言いたいことがあって話がしたいと思ったとき、その会社に直接電話して話そうとしたことはありませんか。





 ヤフーでもどこでもいいんですが。そのときふと気づくんです。この会社に電話しようとしても、どこにも電話番号が載っていない、と。文句があったりクレームを言いたいとき、疑問点があるときは電話ではなくその会社のホームページ上の問い合わせ欄に書き込むしかないというのがほとんどです。





彼らの都合の良いようになっているんです。





それから、サービスを解約しようとするときも、解約するフォームを記載した場所が分かりづらくなっています。これも汚いです。










だんだん話が逸れてしまいました。まあ、ヤフーには余り良い思い出がないので、つい興奮してしまいました。と言いつつ今でもヤフープレミアム会員になってますが。










こういう話題で書こうと思います。目標3000字以上、です。

2 件のコメント:

はまやん さんのコメント...

私もヤフーオクをやっています。詐欺まがいのものに何度か引っかかりそうになったこともありました。あんみつさんの意見に賛成します。

あんみつ さんのコメント...

はまやんさん、コメントありがとうございます。
レポート1通書き終えました。
あと2つ。
レポートを先生がちゃんと見るかはかなり疑問です。適当に書きたいのですが、なんかできないんですよ。判例丸写しだったらすぐ終わるのですが、いろいろ整理したり主張反論を対応させようとしたり、果てはオリジナリティを出そう、なんてアホなことまで考えてしまいます。
さっさとお終いにしないと。
ステートメントは大丈夫ですか。