例えば東北地方なら山形県だけを取り上げて不必要に詳しく記述しているのですが、それ以外の県には一行も割かれていません。
世界地理も同じで、ヨーロッパ全体の説明がないまま、突然、フランスについてだけ異常に詳しく説明します。
これでは地理の全体像がまったく見えません。
また、そういう状況の下で統計資料がわんさか載っていて、それを憶えろと指示されます。
これではどんな人間でも地理が嫌いになります。全体像、基礎知識習得が出来ないまま抽象的な数字だけを並べている、欠陥教科書の見本です。
そのためか、21世紀の情報社会下であるにもかかわらず、いまの中学生たちには世界、いや、日本についての基礎知識がほとんどありません。中3の一番上のクラスの生徒でさえ、オランダやベルギーがどこにあるのか、きちんと言えません。
また、習うべき知識の量が極端に減っています。ライン川もドナウ川も習いません。地中海性気候なんていう世界の気候も出てきません。
わたしの時の三分の一くらいしか習いません。このままでは日本はダメになります。
☆3日前の月曜、可也山という糸島の山に夕日が落ちようとしていたとき、まるで北斎の凱風快晴の版画のような見事な色合いを目撃して感動しました。ただ、残念なことに、クルマを運転していてシャッターが切れなかったんです。ほんとうに悔しいです。
☆わんこのファン太、先週田舎に連れ帰ったら、大勢の初めて見る人間に抱かれたためか、かなり人間慣れしたようです。顔つきが少しマイルドになった感じがします。
☆毎朝塾に行く前、筑前前原駅前のマックでアイスコーヒーのLサイズを買っていきます。なかなかおいしいです。9コマ連続授業というハードな時間割をこなしていくのには、自分をマシーン化しなければなりません。生徒に向かって教えている自分自身を、そばで別の自分が眺めている、そんな感覚です。
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