2010年11月16日火曜日

イヤ驚いた!




①岐阜県の16歳の通信制高校生がなんと、公認会計士試験に合格したんだそうです。


 すごいです。毎日12時間勉強し続けたんだそうです。・・・・・・・・・です。




②白鳳が負けました。これは、驚きというよりもホッとした、というところです。というのもわたしの田舎がある大分県宇佐市は、あの双葉山のふるさとなんです。双葉山の69連勝は破られたくないなあ、と内心ハラハラしてました。白鳳さん、ゴメン。




③昨日日曜日、筥崎宮横のローソンで小倉風焼きうどんとパック牛乳を買いました。日曜日の学内では生協が休みで、近くに食堂もコンビニもありません。それでローへ行くすがら立ち寄ったのです。焼きうどんはチンしてもらいました。


 すると、案の定、女性店員がこう言いました、『袋、一緒に入れても良いですか?』って。


 これまでも何度も何度も同じセリフを(違う店ですが)聞きました。


 そのたびに怒りの炎がメラメラと。


 熱々の焼きうどんパックと冷たい牛乳を一緒の袋に入れることで一体どうなるか、想像が


 つきそうな はずですがねえ。どっちもぬるくなるじゃないの、ってことがなんで分からない


 んでしょうか。


 で、こちらもちょっと声を荒げて『べつべつっ!』とひと言。


 本当はガンガン言いたかったです。彼女たちはマニュアル通りに行動してるだけでちっと


 も客のことを考えてないんでしょうか。


 ただ、一度だけ、同じ状況で『袋を別々にしましょうね』と言ってくれた店員さんもいまし


 た。前原の店です。


 その人は50代くらいでした。


 思わず、ありがとうございます、と言ってしまいました。




④新しい福岡市長になったのは36歳の地元アナウンサーです。ほんの2ヶ月前までは普


 通のアナウンサーだったのに。




⑤気になる海上保安庁保安官ですが、やっぱり逮捕せず、でした。これは驚きませんでしたが、わたしが一番驚いたのが、テレビに出ているコメンテイターというか、その類の人たちの意見です。


まず、鳥越俊太郎と上杉隆、彼らは、ビデオ流出行為を肯定的に評価していました。国民の知る権利を実現することがマスコミの使命である、マスコミが出来なかったことを保安官はやった、というのです。


方や、大谷昭宏とかは、けしからん論です。国家の秘密を公務員が自分の勝手な判断で流すなんて、というのです。


驚きました。大谷氏の考えを貫くと国家が、これは秘密だ、と決めてしまえば公務員は一切国民に知らせてはならないということになります。信じがたい発言だと思いました。


西山記者事件の反省を全く欠くとしかいいようがありません。




つまり、国民にとって国家という権力はアブナイ暴力装置であり、いつ自分たちに襲ってくるかわからない極めて危険で凶暴で怖ろしい力だという前提に立っていないんです。


マスコミは何のためにあるか、それは国民に国家の秘密を伝えることにある、と、鳥越俊太郎は言ってます。たまには良いこと言うじゃないか、と感心しました。




要するに、今回の尖閣ビデオ事件の核心部分は国家が情報を秘密にしたことが全く持って国家権力の横暴であること、中国漁船衝突問題、ひいては領土問題について国民の知る権利を奪った許すまじき悪行であること、これに尽きる、と思います。


わたしはこの保安官を100%支持します。


みなさんはどう思います?

2 件のコメント:

おばちゃん さんのコメント...

憲法上の国民の知る権利、刑事実体法上の守秘義務違反、刑事手続法上の逮捕の必要性の問題(条文省略)は別個に検討すべき問題だと思う。

今回のビデオを公開しないのは国民の知る権利を侵害している。だからといって国家公務員が守秘義務を独断で違反してはいけない。前者は情報公開を国民が求めていくが、後者は刑法上の構成要件の秘密に該当するか否かの話であり、守秘義務は公務員の身分上守らないといけない。

例えば、弁護士も国民の利益に関わる重大な秘密に触れる機会があるかもしれない。でも、その秘密は墓場までもっていかないといけない。秘密漏洩罪参照。検察官も国家公務員だけど、国民の知る権利に資するから秘密ではないといって、立場上知り得た事を独断で発表する事は、反って国民の信頼を失わせると思う。

深夜で論文調で書く気力がないから変な文章でごめんなさい。

あんみつ さんのコメント...

おばちゃんさん、熱いコメントありがとうございます。
わたしがブログ更新をサボっているせいでコメントしてくれる方も無く、寂しい気がしていました。


それではおばちゃんさんにお尋ねしたいと思います。
もしも、国が住宅密集地帯の地下に猛毒の化学物質を秘密裏に埋めていたことを弁護士が職務上知ったら、どうすればいいですか?
もしも、陸上自衛隊員が、自衛隊が秘密裏に核爆弾を製造していたことを職務上知ったらどうすればいいですか?
もしも新聞記者が彼らの内部告発からそういう情報を手に入れて報道したら、内部告発した弁護士や自衛隊員は守秘義務違反で処罰されるべきでしょうか?
守秘義務を課せられるような秘密に当たるんでしょうか?
墓場まで持って行ってしまったら、有害物質を浴び続けて病死する住民や核爆弾の保持を知らされずに居る国民の安全は守られなくても良いんでしょうか?
そういう勇気ある告発をした人たちを罪に陥れていいんでしょうか。
国民の知る権利と守秘義務とは切っても切れない関係にあるんじゃないんでしょうか?
 と、わたしからケンカをふっかけてしまいました。こういう議論も楽しいですよね。