2011年6月7日火曜日

問題文にミス?

刑訴法の論文問題について法務省が実質的なミスがあったことを表明し、訂正陳謝しました。


実は試験中、オヤッ?と思った箇所でした。問題文を読み返したときに発見したんです。なんで違う人物がここで出てくるのか、と訝しみました。
そこでわたしは『あ~っ、あの論点か!シメシメ』と、思いっきり食いついたのです。

ところが、今日、法務省が、あれはこちらの勘違いでした、なんて訂正を出しちゃいました。

そりゃないよー。ちゃんと問題文を読んだ受験生の方がハンディを負ってしまうなんて。

人の人生を決める試験に大チョンボをするなんて!それが法律の文言を一言一句大切にする法務省のすることですか?

この、刑訴法の問題は、問題文そのものが長大な上、事実関係が複雑で登場人物も多く、論点もやたら多いのでとても2時間で書ききることは無理です。

ただでさえそういう状態なのに、問題文の中で登場人物を間違えて出題したのですから、これはもう重大犯罪です。
謝って済む領域を超えていると思います。だってその後には勾留やら取り調べやら証拠能力やら伝聞やらの論点がウジャウジャと待ちかまえているので本当はさっさとクリアしなければ間に合わない場所だったんです。
法務省は一体どうやって採点をするのでしょうか。
またしても気が重く胃が痛くなりました。

こうなったら受験直前期の気力でもって行政法と倒産法をマジマスターしないと。

☆ペルーのフジモリケイコ候補の敗戦の弁は立派でした。彼女の堂々とした振る舞いに武士道精神を見ました。
☆昨晩のTVタックルで、原発被災地の被災者のみなさんが国会議員をけっ飛ばしたのが痛快でした。
国会議員は何もやっていない、と痛烈に批判したのです。スタジオに居た原口議員は青菜に塩でした。
また、武田教授が唱えている、汚染地の表土を削り取って福島原発に持って行って(東電と国の費用負担で)除染するべし、という計画を国会議員たちがさも当然かの如くパクったのが良かったです。
誰が言い出したかは問題ではありません。汚染土壌を除染するのは当たり前だ、という意識を政治家が持つことが出来れば行動に出るのも早くなるからです。
管内閣の無能振りもヒドイですが、国会は輪を掛けてヒドイです。
何千億かけてでも除染を完遂させるべきです。

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