茫然。わたしの番号がありませんでした。
発表前、主観的ではありますが、自己採点をやってみました。短答のハンディを補って少し合格点より余るのではないか、と予測を建てていたのですが。
今の心境は、どうして?というのと、さてはあの問題がまずかったのか?というのが半々です。
反省すべきところも山ほどあります。努力不足も失敗も。それでもギリギリ受かっているのではないかと思っていました。
☆来年がわたしのラストチャンス。正真正銘人生最後の受験です。あと8ヶ月しかありません。
これから来る秋と冬と春、この三つの季節をどう過ごすかでわたしの残りの人生も決まります。
☆わたしと同じような境遇の受験生はみな同じ気持ちでしょう。新司法試験の競争は旧試験よりも緩いなんてのはウソだと愚かにも今頃になってやっと分かりました。
☆来年もまた4日間の地獄を味わうのかと思うとへたり込みそうになります。ですがそういう気持ち自体が間違っていると思い直しました。4日間の受験を感謝して受ける気持ちでないといけない、と。ワールドカップもオリンピックも4年に一度。たった数時間のために日々鍛錬する、一流の人間なら誰でもやっていることをやってこなかった自分は三流人間だと心の底から反省しました。と同時にオリンピックもワールドカップも晴れの舞台だから選手はウキウキワクワクしながらプレイしてる、逆に言うとウキウキワクワクしながらプレイしているチームほど勝利を獲得しやすい。ならば司法試験だって同じじゃないか、4日間の試合が辛いなんて思うこと自体、すでにダメなんだ、と。
☆ あれから少し経って法務省の詳細な結果を見てみると、去年のわたしの論文点数と今年合格に必要な論文点数との差が余りなかったのに気がつきました。それを知ってさらにもの凄く落ち込みました。あれだけやっても論文の成績が上がらなかったということなんです。魂が抜けそうです。
一体なんで論文点数が上がっていないのか、どうしても訳が知りたいです。
☆ということで翌日受験新報を買ってきて詳しく点検しているところです。同時に、受験前後の自分の心理状態、準備状況をも精査しています。福島原発爆発事故による怯えもあったでしょう。でもそれはそういう外部状況を遮断することが出来なかった自分の集中力の欠如でもあります。
今のところ、出来たと思っていた憲法で重要論点を一つ落としていること、民訴で発想がおかしかったかもしれないこと、行政法で書き負けしたこと、刑訴で答案がばらけたこと、、、、、。
でも、何が出ても他の受験生には負けない、といえるだけの準備をしていたのかというと、恥ずかしながらNOです。
☆☆昼過ぎに女房とわんこをつれてダイエーまで買い物につきあいましたが、疲れ果ててしまいました。ダイエーの売り場の中で急に脂汗が出てきました。不意に、来年絶対に落ちることが許されない、本物の土壇場に今の自分が直面してしまったことの恐ろしさに立ちすくんでしまったからです。生きるか死ぬか、絶体絶命です。目の前に敵の大群が現れたのを見たときの雑兵のような心地でした。
女房が卵焼き用のフライパンを選んでいるとき、わたしの体中、べっとりとしたイヤな汗がまとわりついてきて息苦しさまで覚えてきました。
5 件のコメント:
そうでしたか。。。無念ですね。
実に残念でした。
七転び八起き。
来年こそ、あんみつさんの底力、期待しています。御疲れ様でした。
そして、GO!!!
今年こそ合格だと信じてました。
本当に残念です。
そして、この試験の難しさを痛感してます。
でも、へこんでる時間はないのです。
早く立ち直って、前進してください。
あんみつさんなら、大丈夫、きっとやれます!
芙蓉さん、ソランさん、ご返事が遅れてしまい、大変失礼しました。お詫び申し上げます。
あれからイロイロ悩みまして、やっと踏ん切りがつきました。
自分の至らなさ、致命的欠点を直視しました。
結論として、ゼミにいくつか参加してぼろくそに批判されながら頑張ることにしました。
今日その一つ、M弁護士の卒業生ゼミに行ってきました。今週末にはN先生の答案ゼミに参加します。
恐怖心と闘いながら毎日をリアルに生きていく所存です。
またブログ再開します。ただ、勉強中心の中身になるでしょうけど。今後ともよろしくお願いします。
踏ん切りつけて、毎日をリアルに!...
嗚呼、良かった。あんみつさん。さすが。
次回は、絶対大丈夫!!
健康に気を付けて、乗り越えてくださいませ。
今日は秋晴れ、空が美しいです。
芙蓉さん、ありがとうございます。
万理一空、琴奨菊の口上のように、生き方すべてを一つの目的に収斂させます。
すべては心の持ち様だと思いました。
踏ん切りつけました。リアル毎日でいきます。
これからもどうかよろしくお願いします。
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