2008年4月6日日曜日

胃が痛い


明日明後日の授業予定をぱら~っと見てました。そしたら急に腹痛が始まり、おまけに頭痛までしてきました。



とんでもない量の宿題と予習が出てました。やばいどころではありません。



商法はなななんと計算の所の教科書を全部読んどけ、答案を書いとけ、刑訴は聞いたことない事例から条文を発掘せよ、民訴は宗教法人の内部紛争。


もうイヤ!無理無理。

と書いてから、3時間、悶々として答案を書いてました。

が、

もうイヤ、から、もういいや、に方針変更だ~い!もうどうにでもなれ、ってなもんだ。

あーせいせいした。

呪縛から解き放たれました。あすは気楽に行ってきます。

宿題だった問題の答案も適当に書いちゃいましたよ~んだ。へっへっへ~っと!

あとは知らん。

どーせ落ちこぼれだもんね。今更この歳で優等生ぶっても気持ち悪いだけでしょ。


やっぱり自分にはローカル線が似合うなあ。トロトロと景色でも眺めながらマイペースでがたごと進みますよ。


自虐の詩みたいになってすみません。


今日は本当に春でした。雨も降らずに済み、善男善女たちも最後の花見ができ、満足してそぞろ歩きしながら帰路につけたことでしょう。

それにしても今年の桜は例年になく満開成就でした。

いつもは咲ききらないまま雨や風で散っていってしまうのに。

おかげでわたしも桜の醸し出す風情がなんとなく分かるようになりました。

桜と言えばワシントンのポトマック河畔の桜もスゴイらしく、日本関係の行事が盛大に催されたそうで、大変結構なことだと思います。
ワシントンといえば、今ロンドンは大変なことになっているみたいです。聖火ランナーを妨害する人達がひっきりなしに登場して火を消そうとするので、まるで障害物競走みたいになっているそうです。
中国の人権弾圧のひどさには絶句します。ソ連のように中国も崩壊するかも。
 このまえNHK教育テレビの外国語会話に出演していた各国のネイティブの女性達が座談会をしてて、その中で、彼女たちは日本語を話すようになってからなんとなく心が優しくなった、と異口同音に話していました。なるほどねえ。面白いです。
ヘブライ語(ユダヤ人の言語)の文字にはAIUEOという母音字がないって知ってました?文字は全て子音語しかないらしいです。シュッとかクッとか、舌や喉から音を出すわけです。
それと比べると、ほとんど必ず母音語で終わる日本語の響きはとても優しく響くのかもしれません。それが精神にまで作用するのでしょうか。とにかく興味深かったです。




2008年4月5日土曜日

混合授業




昨日の憲法の授業は、未習2年の人達との混合授業でした。


先生によると、既修と未修の混合授業は、未修の人達がいやがるそうです。


確かに未修の人達と既修の人達とは少し雰囲気が違っています。未修は一般的な学生らしい雰囲気があります。これに対して既修組はどちらかというと受験生といったぎすぎすした雰囲気があります。旧試験から流れてきたからでしょうか。


 既修組はこれまで一匹狼で受験勉強をしてきたので、集団で何かをするという行動パターンに慣れていないともいえそうです。




狭い教室に60人近くがギュウ詰めになり、暑かったです。


いきなり10問の小テストが。予習範囲からでるものとばかり思っていたところ、憲法全体からの出題。レベルは昔の択一レベルでした。結構引っかけが多かったです。


先生は温厚そうな方で、ケースブック憲法という、判旨と設問だけ載っている本で行います。


答えは各自が事前に勉強した上で作成しておかなければなりません。したがって予習は大変です。


もっとも先生の質問にスパスパっと応答できた人はそんなにいませんでした。


また、先生のつっこみも、刑法の先生ほど舌鋒鋭く切り込むというわけではなく、冷や汗、脂汗が出るという恐怖までには至りません。


むしろ、予習段階で自分で判例や教科書を読むことが勉強になりました。


刑法もそうでしたが、判旨を知識として仕入れるのではなく、なぜそのような判旨になったのか、とか、他の判例との比較の視点からみてどう位置づけるか、という、理解することが求められていると感じました。




 今日、女房から借金してFMVの高価なノートパソコン(キムタクのやつ)を買ってしまいました(女房のカードで)。ただ、在庫切れで1週間以上先にしか届きません。


本当にネット関係には頭はもちろん財布まで悩まされっぱなしです。


逆に、今日は団地にやっとフレッツ光が引かれることになり、毎月の料金が大分安くなるようで、有り難い話でした。だいたい月3000円近く出費が減ることになります。


団地には高齢者が多く、パソコンを持っていない人にはフレッツ光は無価値なので、これまでなかなかNTTが来てくれなかったのです。というのも一つの集合住宅に最低8軒以上の申し込みがないと光回線工事をしてくれないからなのです。




今朝、K女史と情報交換のため、桧原のパン屋さんに向かう途中、堤団地の小川のほとりにある桜並木がまさに咲き誇っていました。


圧倒的なボリュームでした。こんなに素晴らしい桜並木があったなんて!室見川の桜並木も大迫力です。が、こちらのは小川が小さく幅も狭いため両岸に植わっている桜の木が密集状態となっており、まさに桜色が眼前を覆い尽くす、といった壮観な絵姿を顕しています。 いや感動!




 

2008年4月4日金曜日

初授業




いきなり当てられました。刑法で。


全く予習してきてなかったので胃が痛くなりました。


それにしても他の学生はまともな返答をしていました。さすが既修クラスです。


自分の机にすわっても落ち着けません。というのも大いなる悩みが頭を覆っているからです。それはパソコンとネットの接続です。学内用に特別のフラッシュメモリーがもらえてそれをパソコンに接続しネットを開けば自分専用の受け入れ口が作れるというのですが、そもそもノートパソコンを持っていないので全くお手上げの状態です。


 しかもパソコンから授業の宿題やテーマが知らされるので、勉強のしようがありません。


結局、事務局から4月いっぱいパソコンを借りることになりました。やれやれ、でも接続の仕方がまた問題。


 ローの授業はたしかに面白いです、というか緊張で時間の過ぎるのが速いです。


行政法の先生は強烈でした。圧倒的な研究の質と量で、今まで知っていた学者を遙かに超えています。しかも正義感が強くてかなり惹かれました。


本当に大した人だと思います。


行政法が面白くなりそうで有り難いです。




 昨晩は兄貴親子と夕飯というか飲みました。日本酒のせいでその後猛烈な二日酔い、頭が割れるように痛くなり、そのうえ初授業前の緊張も重なって3時間くらいしか眠れず、朝、ソルマックをコンビニで飲んで出陣という、最悪の船出となりました。


2008年4月2日水曜日

九大病院







健康診断に行ってきました。



初めて九大病院の中に入りましたが、相当広大です。単一大学といっても良いくらいです。しかもなんか金がふんだんにかかっている感じ。すこーしエリート臭がしました。



結局2時間半もかかってしまいました。べらぼうな数の新入生が行列を作って待っていました。



暇なので、今時の若者の顔、表情、髪型、ファッション、振る舞いなどを観察しました。



どうも、全体的にしまりがないなあ、また、学問に対する情熱みたいな者もなさそうだなあ、特に男はひどい。



もやしっ子と言う言葉がありますが、今日見た奴らは頭の中には水しか入っていないような、意思、人格といった、体から外に発散するエネルギーを感じませんでした。しかも皆同じようにしか見えない。



もちろん外見だけしか見ていないのでそのような判断は超主観的です。けど、話してみても面白い返答は帰ってこないのではないかなあ。



 それに比べて昨日のローで出会った未修の人達はみなさんすごく個性があってとっても愉快でした。特に未修の場合、夢を持って来たという感じで、前向きかつ明るい。



それに比べると、既修はやや屈折感がします。中身を知っているせいからでしょう。






明日から講義、いや、昨晩のパーティーで教授が言われた言葉では授業、が始まります。全く予習しておりません。特に行政法なんか、真っ白です。



さてさてどうなることやら。

2008年4月1日火曜日

社会復帰




アメリカで昨年17年セミが大量発生しましたが、わたしも同じように地下から久しぶりに地上に出てきた気がしました。



そこには学校、先生、生徒がいて、社会を営んでいました。儀式が執り行われていました。集団の一員に属するための儀式です。



けれどもわたしにとってはそれ以上に、再び社会の一員として認知されるための儀式と言った感覚でした。



 それは、自習室を見学したときでした。102人の新入生全てに専用の机が割り当てられていて、しかも出席簿順に座る場所が決まっているのです。各机の上に、その机を使用する学生のナンバープレートが置いてありました。
自分の名前のプレートを見た瞬間、心底自分がこのローの一員となったのだと実感しました。


自分の居場所が世の中にある、ということを実感したのはひょっとしたら生まれて初めてかもしれません。というのもこれまで働いてきた講師稼業では全て仮の机しか与えられず、浮き草のような扱われ方ばかりだったからです。



始まりはかなりいい加減な気持ちで、ローにでも行くしかないかなあ、などと不承不承、渋々という気持ちで願書を提出し、しかるに受験料さえ振り込むお金がなく、女房に頭を下げて出して貰う有様でした。



自分専用の自習机を見たとき、もう一度夢中になって勉強できそうだ、と思いました。



あとは自分の集中力がどれだけ残っているか次第です。






夕方からのパーティーは結構面白かったです。さすが大学院、未成年の新入生がいないので、ビールで乾杯でした。おお、大人の宴会ではないか、と感心。



観察していて分かったのは、教授達の方が気持ちが若々しい、ということでした。
もっとサラリーマン的でビジネスライクな人達ばかりかと思いきや、かつての大学時代のゼミコンパと同じふんいきを先生達は抱いていました。逆に学生達はそんな経験がないのかちと気後れ気味でした。

医者やSE、高校の先生など、いろんな人がいて面白いです。特に未修は多様性があって好ましく思います。既修はその点狭くて面白みがないみたいです。



2008年3月31日月曜日

花冷え






いや~寒いです。



辰巳に行くとき、真冬用のコートにしようか迷うほどでした。



とうとう明日は入学式。しょーじき恥ずかしいです。できればパスしたいところです。



でも再出発と思い、攻めの心で行ってきます。






ローに必要な本代として計2万円かかりました。高杉晋作です。



明日は11時から入学式、記念講演、オリエンテーション、パーティーと続きます。



結局、ロー学生は全学年合計して250人くらいですかねえ。



そのうち新1年(未修)50,新2年(わたしの所属する新入生の既修50と去年未修で入った50)の100,新3年(一昨年未修で入った50)のはずです。



まあ、どんなのがいるか観察してきます。また、教授の顔ぶれも見てきます。






辰巳からの帰り、桜の花野の下で結婚記念写真を撮っていました。春に式を挙げるのもいいですね。



絶えて桜のなかりせば、春の心はのどけからまし、であります。


2008年3月30日日曜日

雨の花見




昨夜からあいにくの雨。気温も下がり、夜に花見を予定していた人達には無情の雨になりました。


今日も一日中降り続きました。


勉強部屋ではまだオイルヒーターをつけています。窓を少し開けると、外から冷たい空気が小雨とともにひゅーっと入ってきて、良い気分になります。


ローからメイルがきて、シラバスという表題がついていました。何それ?


ウィキペディアによれば講義計画とか講義の要旨ということらしいです。


かっこつけてからに。日本語で言えっちゅうてんねん。


それでしぶしぶ中身を見ると、どうも新学期の講義数は90分講義が週8コマみたいです。


なんだか少ないなあ。コレで良いんでしょうか。とはいえ、内心ではもうちょっと少なくてもいいかも、できれば1日1コマくらいだったらもっと良いのに、と怠け癖がもうすでに出始めております。


それでも土日は全く講義がありません。


思えば学生時代は1コマが110分もの長い時間で、長すぎて死にそうでした。


それを思えば、そして奨学金をもらえることを思えば、楽ちんすぎますよねえ。




けれども、そのシラバスを読んでみると、なななんと予習していなければならないものが!やはりそう甘くはないですねえ。