2008年4月17日木曜日

眠い




もうこうなったら朝一からローに行ってやろう、と7時前に家を出ることにしました。



というのも、授業開始が日によって違うため、それに合わせて出立すると毎日の生活が不規則になりそうだからです。



また、7時半から9時まではラッシュアワーで時間がかかりすぎるのです。



というわけで昨日今日と二日続けて7時半にローに到着。



しかれども、夕方襲ってくる睡魔の強烈なこと!



たまりません。



そのうえ周りの連中がえげつないくらい自修机に座りっぱなしで勉強するんです。



この圧力はすごいです。



若さなんでしょうか。とにかくパワフルです。



こっちはもうヘロヘロであります。




と、昨日ここまで書いて寝てしまいました。


今日は恐怖の憲法、渡辺先生はかなりの実力者。つっこみが怖いです。なが~い判例を深く深く問いただしてくるのです。


で、とうとう恐れていたことが現実に!


予想外の問題で当てられてしまったのです。じぶんがしっかり読んできた箇所よりもかなり前の部分を聞かれてしまったのです。


だもんであわててしまい、テキストに先週自分で書き込んでいた答えを見ないまま、つい頭にあったことを口から出してしまい、端から見てかなり恥ずかしい答えになってしまいました。


わたしの答えに満足しない先生はちょっととまどっていました。


そこで水曜日にわたしを救ったA君に同じ質問が向けられ、A君は先生の望む答えを言いました。この授業では出席簿のおしまいから逆に当てていくのです。


水曜日の民訴と真逆になってしまいました。


けれども、言い訳に聞こえますが、わたしが当たった問題は、前から疑問に感じていたところだったので、自分の思った通りに答えたのでかえってすっきりしました。


恥なんていくらでもかきますよ~っだ。




言い忘れていましたが、昨日、隣の机の女子学生から手作りのチーズケーキを一切れもらいました。彼女は逆サイドにいるもう一人のお隣さんにも同じようにあげてました。


でもなんかうれしかったです。その子は毎日北九州からバス通学しているらしいです。












2008年4月16日水曜日

霧雨




わたしの好きな雨です。落ち着きますよねえ。支持しない友人も居ますが。


今日は辰巳の模試を受けに朝1授業(8時40分から10時10分)のあとダッシュで


自宅に戻り、自転車に乗って西南まで。K女史と会って昼食を西南の食堂で食べながら(西南のカレーは本当にうまくて安い)情報交換、その後ゼミ室へ問題をもらいに行くと、西南の講義がたくさん始まっているので問題解きの場所を確保できない恐れ有りとのこと。しめたとばかり『じゃあ自宅で解きますわ』と退散。


ローの学生も3人ほどいて、旧試験を受ける人もいるのだなあ、と襟を正す。


その後、雨も小やみ状態になったので、天神の早稲田セミナーまで自転車で。


久しぶりのロードで、帰ってから疲れ果てて机で爆睡しました。


目的は新司法試験の問題解説漁り。というのも来週月曜に過去問の答案を書いて提出しろというので、安直にカンニングするべえと手抜き心が命じたため。


 帰りに久しぶりに雨模様の大濠公園に寄り道。


ツツジの赤が雨に濡れて鮮やかできれいでした。なんでもクルメツツジという名前らしいです。可愛らしいちいさな花花です。


チューリップはもう終わりかけでした。


でも花の色ってなんであんなに鮮やかなんでしょう?




思い出しました、今日の民訴の授業を。教授が学生を当てる速さが想像以上だったので、今日はオレまで廻ってこんやろ、とろくに予習してなかったわたしはかなりビビリました。


で、授業終了まであと10分というところでとうとう順番が学生名簿を一巡し、再びア行に突入してしまったのです。


ヤッバッイ~ッ!


しかも、教授の質問が民訴で一番厄介な複雑訴訟の類型で、原告になるためにはどのような種類の訴訟をすることができるか、というものでした。


おまけにそんな質問事項はテキストの質問欄にはありません。


だもので、わたしは出席簿で3番目なのですが、最初の学生は先生の質問にあえなく撃沈、授業は未だ5分以上残っている、自信ない、もうアカン。


 ところがなんと二人目の学生の誤回答がスゴイヒント!になってくれたので、彼の犠牲の下どうにか正解を探し当てて答えることができました。A君ありがとう。申し訳ない。


というわけで、正解を答えられ、しかも来週はもう当てられないというダブル安心感から、今日見た花々はとりわけ一段とわたしの心に美しく映ったのであります。ナサケネー。




2008年4月15日火曜日

個性

今日は新入生だけのコンパ。100人の新入生のうち70人ほども参加。大盛況でした。
幹事さんたちは大奮闘。いずれも気持ちの良い若者たちで、息子や娘にしたいくらいでした。
参加メンバーは皆ローに対して大いに不安と不満を持っているようでした。予習や情報収集を一人ぽっちでやるにはシビア過ぎるのです。
現に今日の授業でも宿題が出されていたことをしらない学生がちらほらいました。というのも宿題はネットで出されていて、それがネットのどのサイト、ページに載っているのか、ロー全体で統一していないので見つけられないためです。
その上パソコン操作に慣れていないのにわかりやすいレクチャーがないためますます頭が混乱してしまうのです。先週わたしの下に来たユーザーID、パスワードの種類はなんと6種類ですよ。6種類!どんなんやって整理理解するん?いい加減にしてくれ!
 またローの授業の進め方にもかなり問題があります。既修は基礎ができているのだという建前を固守して授業は判例ばかり。あまり勉強が進んでいない人にとっては授業は地獄です。その上半分くらいの学者は突然アトランダムに学生に質問をぶつけるのです。ほんとにたまらんです。
 もっときちんと講義をするべきです。百歩譲って判例研究をするにしても、授業中に判旨の要点、問題点、他の判例との整合性、をきちんとまとめて講義すべきです。今やっている授業は学者の自己満足やその場しのぎにしか見えません。
そういう不安をたくさん抱えているからこそ、今日のコンパ参加者が多かったのだと思います。
 学生は、個別に話をすると、みな何か一つ飛び抜けた長所があるように感じました。
女性の幹事さんは未だ若いのに気配りがすごく、去年の適性試験はなんと93点だったそうです。それを聞いた周りの学生達は全員息を呑みました。余りに高得点だったのです。
なるほどなあ、ローに入るには何か人にないものが必要なんだなあ。
また、ここ5年連続旧司択一に受かった男性もいました。
 というわけで、本日のコンパは大成功で終わりました。
写真も140枚ほど撮りました。その中からアップしたいのですが、個人情報保護のため、よくよく吟味して載せることにします。申し訳ありません。
ではまた

2008年4月12日土曜日

新入生歓迎コンパ


行ってきました。面白かったです。ロー生の知的水準の高さを改めて認識しました。


上級生のアドバイスは大変役に立ちました。


また逆に、新入生のだれが実力者かについて彼らが関心を持っていてしかもかなり正確な情報を持っていることが分かりました。


 わたしと同席した先輩たちは、なんというか、むかしの京都にたくさんいたいかにも学生らしい雰囲気をもっていて、好ましく思いました。誠実で、親切で、楽しいメンバーでした。


コンパは大いに楽しむ、けれども勉強は他人に負けない、という、健康な野心がいい感じでした。


そして、コンパを早く始めて早く終わるというのも好感が持てました。


 彼らが異口同音に話すことは、仲間を募って共同作業で予習をこなすことが必要だということでした。


 それから同期の学生とも話ができ、驚きがたくさんありました。


一つは、入学式前に行われたパソコン研修で知り合った元SEだった人と田舎が同じで、しかも親父と出身高校が同じだったのです。


そのひとは宇佐高校、北大、コンピュータ会社のSE出身です。


もう一人、今日知り合った同期生は小倉高校出身、生まれはわたしと同じ佐賀、これまた話が弾みました。


 また明日報告しますなぜかパソコンがかなり重いので。
久しぶりに夜の天神を酔っ払って歩きました。大丸エルガーラのキャフェの灯りがパリチックできれいでした。


 

2008年4月10日木曜日

一息




少しずつ慣れてきました。教授によって、予習すべきレベルが大体分かってきました。



絶対的に知識が足りないため知識習得のための大量の予習が不可欠な科目(会社法の会計と刑訴の細かい条文)、



パソコンノウハウがないため周りの学生に聞きまくる科目(法情報論)、



とにかく判例をひたすら読んで内容構造論点をあぶり出す科目(憲、刑、民訴)、



あんまり予習しなくてすみそうな科目(行政法、民法)。



このうち、刑法と民訴は出席簿順に当てていくのでかなり楽。






今の段階ではこんな感じです。



今日の昼休み、掲示板を見ていると(隅から隅まで丁寧に見ておかないと後で取り返しがつかないくらいヤバイ!)、既修の学生が、午後からの行政法の予習を食事しながらやらないか、と持ちかけてきました。す・ご・い!



このやる気!あおられて、つい『うん』と言ってしまいました。



結局4人で昼ご飯を生協食堂(昭和のニオイぷんぷん)で。中の一人は、毎日下関から通学しているそうです。えええ~っと思わず聞き返しました。小倉から新幹線に乗ってくるそうです。



かれらは、今受けている必修科目8科目以外に選択科目を更に履修するそうです。民事執行法とか労働法なんからしいです。



わたし?当然なんにもとりません。最低限でもあっぷあっぷしているのに。



結局、行政法はわたしの読み通り、教授ががんがんしゃべりまくり、学生に質問することはほとんどしませんでした。わたしはこの授業が一番ローらしくて好きです。学問的な授業は、行政法では無益です。現実の行政がどのように行われているのか、生の事実をわかりやすく面白く話してくれ、かつわかりやすくするための膨大な資料をくれるからです。こんな面白い授業、学生に質問して時間を浪費するのは実にもったいないです。ちなみに、他の科目もそうあってほしいです。



そうそう、刑法で分かったのですが、いまの学生は基礎理論が弱いです。しゃべりは上手で思ったことをどんどん言う点はすごいのですが、刑法の大元に遡ることをしません。昔と正反対の現象です。












話題転換。



この前読んだ本は本当に面白かったです。日本人のDNAを調べたところ、実に興味深い事実がわかったそうなのです。



人類はアフリカから3回の異なる時期に出発し、全世界へと広がっていったそうです。



その3回の出発時期、そして各各がそれぞれいろんなルートをたどって広がっていくうちに、少しずつ変異が生じていったそうです。



そのうちで、強者と弱者のグループ(数の多少による)ができ、弱者グループは消滅したり辺境へ逃げていったりして、そういう特別のグループがすでに存在しなくなった地域、国家が多い中、日本だけはそのような世界中の残り少ない弱者グループがいくつもいくつも残存し、各地方ごとに分かれて居住しているらしいのです。



 で、ここから次のことが分かるのです。



①今もテレビでやっている、県民性を比べてその大きな違いに驚く、という企画、あれはまさに日本人が世界中のわずかに残った少数弱者グループ達による地域別の棲み分けで構成されているということの証明であるという、まことに科学的根拠に基づく立派な番組であると言うこと。



②中国大陸や朝鮮半島から移住してきた渡来人たちは、先端技術を持ってやってきたにもかかわらず、日本の支配的グループになっていない。それは、やってきた渡来人の数が意外に少数で、かつ一時にではなく長い期間にわたって少しずつ渡ってきたため、列島に前からいたグループの数の方が多くて、彼らの中にとけ込んでいったり同じように棲み分けたりしたこと。



そのため、言語についてもかれらは現地語を用いるようになり、大陸の言語は日本に広まらなかった。



③結局、著者の言いたいことは、日本人こそが世界でもっとも多様な種のヒトが棲む地域であること、チンギスハンのような民族浄化といったことが起きず、比較的平和に共存してきたこと、そういう多様性が日本人の特色であること、したがって、日本人の性格(争いを好まない、好奇心が強い)もここから説明できるし、人類の将来像が日本にある、ということ。






実に面白かったです。納得納得。



その本には、沖縄、アイヌ、チベット、九州人、関東人、東北人、、、、と、いろんな比較がしてあり、興味が尽きません。



かねてより、わたしが想像していたことが科学的に説明されたので読みながら膝を何度も打ってしまいました。




布団







この二日間、机で寝てしまいました。



予習に追われてさあ大変。



おまけに今日は朝8時40分から1コマ民訴、その後夕方6時半に刑法刑訴のテスト、その間は空き。



で、その空いた時間、西南大学にてK女史と情報交換、択一模試は時間が無くて受けず、代わりに昨日我が家にやってきてくれた新しいノートパソコンFMV(きむたく)のスタートアップをおそるおそる始めました。



昔と違ってかなり親切でわかりやすかったです。






でも新しいワードの背景は変です。なんか液晶が壊れて破れているように見えます。



それとメールがわかりにくい。






猛烈に眠気が差してきました。また明日。


西南大学の食堂。女子学生のファッションは華美でかえって中身の薄さをさらけ出しているようです(辛口ですみません)。しかも品がない(もっとひどい悪口になってしまいました)。もっと中身を充実させて欲しいです。
ローの玄関に大きなネコがどてんと座ってにゃ~にゃ~言ってました。ネコを見るとなぜか真剣なにらみ合いになってしまいます。
雨がじゃーじゃー降ってました。

2008年4月8日火曜日

パソコン授業

法情報論という、パソコンを使って鹿児島大のローとリアルタイムで同時授業を経験しました。
ところが、初っぱなのパソコンから特定のサイトに入るのに四苦八苦、かなりの学生が悶絶していました。
もちろんわたしもです。
とにかく先生の指示が速すぎてついて行けないのです。途方に暮れるとはこのこと。
なんとか隣の学生と協力し合って目的のサイトにたどり着くと、あらら不思議、画面上に自分の顔、同じグループの学生の顔が映し出され、相手の表情を見ながらチャットで会話するわけです。そのグループには鹿児島大の学生も居て、同じ部屋にいるかのような身近な感覚を持ちました。
たしかに素晴らしい技術です。でもそこまでたどり着く知識と経験、ノウハウがありません。
きっと来週また途方に暮れるでしょう。とほほ、、
ローの中での手続も徹頭徹尾、パソコンを介して処理されます。学生課からのお知らせから、先生の出す宿題、その答案もパソコンのワープロで打った文書でしか提出できません。手書きは禁止。
さっきの法情報論は、授業中ノートを取るのもパソコンでしか許可されません。紙に書くのは禁止。
どう思います?少々やり過ぎでは?
ローがこんなに現代的だとは。予想外でした。
 逆に商法は、授業に入る前の一般的な新司法試験、就職などの話で終始しました。企業会計の本論に入らないまま終了。良かった。助かりました。
ただ、学生は全員宿題をきちんとやってきてました。すごい。
もっともこの商法のクラスは1年の既修と2年の既修しかおらず、全員が既修なので、雰囲気もまた締まっていました。
今日は写真が無くサビシイです。