2009年8月30日日曜日

世の中は変わるか

政権交代、凄まじいですね。小泉郵政改革選挙の真逆が起きました。

どの小選挙区も民主民主です。小選挙区制度の効果でしょうか。

これから日本の政治はどうなるのか分かりませんが、もしも今回の選挙で依然として自民優勢だったとしたら、と思うと空恐ろしいです。

あれほどの失政をしておきながら依然として政権政党として居座ることが出来れば、もはや世の中を選挙で変えることはこの国では無理だ、とみんな思ってしまい益々政治離れと政治不信が増大して民意と政治の乖離が回復しがたいほどになっていたことでしょう。

それを思うと今回の民主圧勝は大変喜ばしいことだと思います。

 自分たちの投票行動で政権が変わることを日本人もやっと学習しました。

 誰がやっても同じだから、とか、どうせ政治は変わらないから、とか、興味ないから、と言って投票しないバカはこの国から放逐すべきです。北朝鮮とか中国に送り込んだら選挙の偉大さが分かるかもしれません。

 何のための選挙か、一体誰のお陰で自由に平等に平和に暮らしていけているのか、全然分かっていないんです、アホどもは。きちんと投票をしている国民のお陰なんですよ、みんな。政治家とか役人のお陰なんかじゃありませんから。

 それから、国会議員を半分に減らせ、という怖ろしいアホどもがいます。

信じられないくらい、度し難いアホです。

 国会議員が減ったらどういう事になるのかよく考えないで他人の口車に乗っているんですから。

 以前憲法の優秀な学者の講義テープを聴いていて(当時神戸大学にいた棟居先生)、その先生が言うには、何事も極端に発想してみたら事の本質が分かるんだと。

それを聞いたとき、素晴らしいアイデアだなあ、と大変感心しました。

 その発想を国会議員の定員削減に当てはめてみると、例えば衆議院議員をわずか10人にしたとしましょう。どうなりますか。

国政の全ての領域について目を配り、何がマズイか、どう対応すればよいか、どのような法律を作るか、国民の意見をきちんとくみ取っているか、役所の官僚のやっている仕事をきちんと見張っていけるか、、、、を10人で出来ますか?日本は広いんですよ、大きな国なんですよ、1億3千万人も人間がいるんですよ。このような国の活動をわずか10人で決めたり監督したりできるんですか?

わたしに言わせれば今の480人でさえも少なすぎます。

最低千人は必要です。前にも言いましたが、夜に国会を開くのです。昼間は国政の調査、立法作業の準備、そして自分の食い扶持を確保するために職業を持つ、ですから給料は月20万円。もちろん政策秘書の給料は別に国からだします。

国会中継、委員会審議は常にテレビ中継します。デジタル化するのでチャンネルは無数確保できます。



第一、政権交代が出来た原因の一つには政治に関するテレビ番組が増えたこともあると思います。世間への政治の露出が増えたので政治が身近になったんです。もちろん、一番大きかったのは年金問題です。役人のでたらめを自民党はコントロール出来なかったのです。

 今回の政権交代は大変重要な政治の転換点だとおもいます。

まさに歴史に残る一日だと思います。

たしかに民主党に政権担当能力があるか、不安です。ですが、あの自民党でさえ何十年も居座ることが出来たのだから民主党に出来ないことはない、と思います。

それより、今回の選挙でわたしが一番不愉快なのは、小泉元首相の次男が世襲選挙で当選したことです。腹立たしくて仕方がないです。

横浜の有権者達は一体何をしているのか、と問うてみたいです。親子三代の縁と政治と何か関係あるんですか?情実選挙は正しい選挙ですか、本人も本人です。なんでオレは別の選挙区で立候補するぞ、裸一貫で闘うんだ、と、民主党の新人が実際やってることをやらないんですか、ずるくて甘えているとしか思えません、ちっとも男らしくないです。そう言う人物に投票する人たちの心理が分からないです。

一方、民主党の新人候補だった横粂氏は立派だったなあ、いや立派すぎたなあ、と口惜しく思います。トラック運転手の父のもと、苦労してバイトと奨学金で東大を出、司法試験にも受かり、と大変男らしい男です。しかも選挙運動では世襲制を批判しなかったんです。わたしに言わせればそれが敗因です。
 なんでも、世襲批判を口にすると横浜では敬遠される、とかいうのが言わなかった理由らしいです。けど、変でしょ?だって世襲批判をしたら敬遠する人たちって元々小泉派じゃないんですか?むしろ無党派層や無関心層、の人々からすれば、よくぞ言ってくれた、と投票行動に出てくれたのではないでしょうか。
今回の選挙で一番口惜しかったのはここでした。

 ともあれ、たとえ民主党の中身が自民党とそんなに変わらないとしても、澱んで沈殿した政治を攪拌して少しでも浄化できるような気がします。
 いや、あっぱれあっぱれ、でした。
テレビ画面に映し出される自民党惨敗状況、民主党圧倒的勝利の図、本音を言えば、まだ信じられない気持ちなんです。
その意味ではわたしもまた自民党長期政権に毒されていたんですねー。



地獄と極楽



































































来月、刑務所見学に行くのでそのルートを下見してきました。わたしの車とレンタカーの計2台、11人くらいで行きます。




地図であらかた場所は分かっていたつもりでしたが、やはり下見に行って良かったです。合計4人の人たちに道を尋ね、やっとのことで目的地にたどり着けました。今日はバイクで出かけたんです。




4人の方々の中で、犬を連れて散歩中の人が2人、どっちも犬に吠えられました。ヘルメットを被ってたからかなあ。





みんな親切に教えてくれましたが、ヤマザキストアのレジのバイトをしてた女の子はわざわざ外に出て道路を指さして、こっちの道を、、、、と親切に教えてくれました。とっても気だての良い子でした。





ただ、彼女の言うとおりにバイクを走らせていくと、いくら走っても目的地に着きません。仕方なく引き返して犬を連れたおじさんに聞くと、『ああ、刑務所はあの山の向こうですばい』と、はるか向こうの山をさすではありませんか!




でもまあいいか、とそちらに向かって引き返し、さらに農作業中のおばあさん、コーギーを連れたおじさんに尋ね尋ねして、ようやく福岡刑務所のでっかい鉄扉の前にたどり着きました。もの凄いところにありました。





高校時代、近くに福岡拘置所があり、街中にあったので、似たような物かなあ、と想像していましたが、とんでもない!





一言で言うと、拒絶、排除、秘密、無人、魔城、魔界、です。外側はピンク色に塗られていましたが、かえって不気味です。そして 人間がいる気配が全くないんです。外国映画だと監視塔に鉄砲を持った監視が見張っている、なんてシーンがありますが、そんな物はなく、なんとなく押し殺したような感覚なんです。余計にコワイです。



体が震えました、1分ほど門の前にたたずんでいただけでしたが、怖ろしくなって一刻も早くここから立ち去らねば、という、胸騒ぎというか、ザワザワ感に襲われました。





来月中旬、この中にはいるのか、と思うと、『見学』なんて生やさしいもんじゃないぞ、本物の恐怖に遭遇するぞ、と怖くなりました。





この刑務所は糟屋郡宇美町の東の端の山中に、文字通りひっそりと隠れて存在を押し殺しています。けれどこのおっそろしい鉄扉からは恐怖が放射能のように漏れ出してます。





しかも、どこかからじ~っと監視されているような気がします。





この扉にたどり着くためには幾重にも曲がりくねった暗い山道を登っていかねばなりません。その山道を登る最中、何者かがこんなとこに来るんじゃねーっ!!と脅迫しているようなオーラを感じます。





帰りはなんとなく脱力しました。人間が人間を檻に閉じこめるって、よくよく考えるとおぞましいです。自由を奪われることがどういう事なのか、来月じっくり見てきます。





ところで、宇美町(うみまち)は、JR香椎線の南の終点です。行き止まりです。



北の終点は志賀島の手前にある西戸崎(さいとざき)です。ここには雁ノ巣球場というのがありました。今はホークスの2軍合宿所があります。その前には雁ノ巣飛行場がありました。特攻に飛び立っていったのです。





話を戻すと、終着駅の風情って良いですねえ。駅前の繁華街もどっか昭和の雰囲気が残っていました。




宇美町が何故、うみまち、なのか、というと、神功皇后がここで応神天皇を産んだからです。




応神天皇が生まれた場所が今の宇美八幡宮です。スゴイと思いませんか?




応神天皇って神話世代のスーパーヒーローですよ。八幡様のことです(と言われています)。神功皇后は、朝鮮半島に出兵した帰り、ここで応神天皇をお産みになったというのです。





それが本当かどうか分かりませんが、ローからわずか13キロしか離れていないのに雰囲気が全然違う街がひっそり存在していることに感動してしまいました。





じつは、今日のバイクツーリング、先月から夢にまで見るほど、行きたかったんです。期末テストと民事法の恐怖、倒産法の予習とで、行きたくて仕方なかったのを堪えていたんです。




ほんとのことを言うと、行こうと思えば行けたんですが、ジンクスを担いだんです。むかし、旧司法試験の択一や論文の発表の日、いてもたってもいられないのでバイクやクルマに乗ってドライブ、ツーリングして時間を潰していました。でも、結局、発表はアウト、でした。




だもので、結果待ちの期間にツーリングなんかすると悪い結果が出てしまう、というジンクスに縛られていたんです。




まあ、今日は大満足でした。宇美町に行けたし、刑務所のルートも分かったし、あと、久しぶりにプールで泳ぎ(左足太ももが痙攣してしまいましたが)、マッサージチェアでモミモミされて良い気持ちになれたし。




そのうえラッキーだったのは、本屋で良い本を見つけたんです。早稲田セミナーの倒産法の本です。ジュンク堂で見つけ、ならばこれを早稲田セミナーまで行って買うと10パーセント引きになるから500メーター先のセミナーまで行って買おう、と行ってみると、その種類の本が一冊もないではありませんか。あ、ひょっとしてセミナーがTACという同業者に買収されたせいかな、と思いました。





とすると!さっきジュンク堂で見たあの本は市場にある最後の一冊ではないか、とまたジュンク堂に引き返して、買ってきたわけです。





今日はマジで一日が充実していました。




※ヤマザキストアのレジの女の子には、帰りに立ち寄って、ちゃんとたどり着けたよ、とお礼の報告をしました。喜んだ表情が初々しかったです。教えた中身はかなりアヤシかったですが、親切心、優しい心根には感動しました。








☆刑務所に向かう山道をバスが走ってました。その行き先はなんと、極楽寺、です。地獄と極楽は近いのか、と思いました。

















2009年8月28日金曜日

ブレインストーミング


この3日間の倒産法集中講義は合宿感覚でした。
ショックを受け、このままではダメだ、と再認識しました。
もの凄く勉強している学生が多いんです。
この夏で克服しないと。

来週木曜日からバーチャル試験を受けます。今年の本試験を何から何まで本番そっくりに再現して受けるんです。9時から5時までぶっ続けの試験を4日間うけます。
こうなったらアニマル濱口さんで行くしかない、気合いだ~~~。

後期授業は必修が3科目だけ。楽です。ですが、他に家族法と公法訴訟実務も取ろうかと思っています。これもまた、気合いだ~。

倒産法の授業が終わった後自習室の自分の机に戻ると、あっと言う間に爆睡してました。昨夜は3時間睡眠だったんです。でも今日のうたた寝はもの凄く気持ち良かったです。安○椅子の背もたれ具合がバッチシで、飛行機のファーストクラスの感じでした。もちろん、ファーストクラスなんか行ったことも見たこともありませんけど。

2009年8月27日木曜日

3回も

倒産法の集中講義の二日目、3コマ連続でありました。
今日は履修登録している学生名簿にしたがって当てていきました、が、その名簿がメチャクチャな並びで、なのに違うクラスから当てているのだろうと勝手に考えてたので油断してた所に突如わたしの名前が出たもんで、一瞬のうちにアタマが真っ白になり、しどろもどろになってしまいました。
 しかも当たった箇所の問題でわたしが予習してたときに書き込んだ図が間違っていたので余計に混乱してしまいました。
後で考えたらなんてことない簡単な問題だったのに~。
 クラスには聴講、いわゆるモグリの学生も多く、彼らは名簿に載っていませんから気楽く~に授業を聞けます。ですがわたしたち登録者は30人くらいで、どんどん当てられていくので、結局わたしは3回も当たりました。
 1回目は先ほど述べた、ボロボロ状態。くやしくて、次は何としても、といきり立ってたところ、2回目、3回目はえらく簡単な問題で肩透かし。
 驚いたのは未修のクラスの学生達が良くできることです。彼らとは去年同時に入学し、彼らはローで3年間学び、私たち既修は2年で卒業します。
ですから、私たち既修組は来年卒業して司法試験を受けます、未修のクラスの学生達は再来年卒業です。
 なのに彼らの倒産法の実力はスゴイです。わたしよりも分かっています。
負けてるなあ、と猛烈に反省しました。
 
この倒産法の先生は水元さんといって熊大から集中講義に来られています。
とても優秀です。極めて頭が良いです。分かりやすいし論理的です。
 ただ、テキストが難しいので大変苦労します。
夏休みに集中して一つの科目にヒーヒー言いながらまさしく集中するのって、実力アップには最適です。
むかし、我妻栄という民法の大家と岸信介元首相が、東大学生時代、熱海かどっかの旅館で夏の勉強合宿をしたというのを聞いたことがあります。
二人とも高等文官試験(いまの国家公務員上級試験)を受けて岸が1番、我妻さんが2番だったんじゃないでしょうか、記憶が薄れてますので間違ってるかも。
 とにかく、今猛烈にしんどいですが、これくらいやらないと物にならない、と思います、いや、まだまだ足りないです。なにせ司法試験科目7科目の中の1つなんですから、得意科目にするなんておいそれとはできません。
 あと、行政法と民事執行法も。
でも、翻ってよく考えてみると勉強できるって幸せなことだなあ、と我が身の境遇に感謝感謝です。
この歳になっても勉強できるんですからわたしはある意味、幸せですね。
とりあえず明日まで半徹夜で頑張ります。

明日から天気が崩れ、4~5日雨模様らしいです。蒸し暑さが戻ってきました。倒産法の教室はクーラーが半分故障していて汗びっしょりでした。

2009年8月26日水曜日

猛烈に大変




水元先生の倒産法集中講義、厳しいです。


理由1  内容が高度で基礎的な事は全部パスして応用ばかり


理由2  どんどん当てていくのと、テキスト順ではないので予測が付かない


理由3  他の学生はほとんど全員すごく予習してきているのでちゃんとやらな 


      いと恥をかく   


理由4  進み方が早いので予習が追いつかない




というわけで、今日明日はちょっとヤバイです。寝る時間がないかもしれません。 
素晴らしい天気です。空が真っ青。夕暮れも美しい、月も日に日に太ってきます。
※情報通の学生によると民事法で追試決定者が出たそうです。やっぱ、怖ろしい科目だったんですよ。
追試の事を思うと、倒産法の予習でヒーヒー言ってるのもカワイイもんだなー、と思いました。                     

2009年8月25日火曜日

空気が澄んで気持ちが良い昼と肌寒い夜




朝4時過ぎに寝て9時に目覚め、10時半にローに。



バイクで街を走るとすがすがしい空気が体をかすめ、空も雲もくっきり鮮やかに光り輝いていました。



清浄と表現しても良いほど澄んでいました。都会の真ん中ではほとんど感じることが出来ない爽やかさでした。阿蘇久住の高原にいるようでした。



もちろん、民事法がセーフだったこともあります。ほんとに辛かったですから、この2週間は。



 そうそう、ローに着くとみんな民事法のことで持ちきり。みんな口を揃えて、良かった~っ!と言ってました。まじめな話、クラス全員と言っていいほど追試対策をしていたようです。それくらいクラス中が震え上がっていたんです。



 夕方ローを出たとき、段々日の入りが早くなってくるのを感じました。秋は直ぐそこに来ているようです。



 気温もグングン下がって、半袖でバイクに乗ると肌寒さを憶えます。



夜も窓を閉めて寝ています。逆に、お風呂が気持ち良くなってきましたねえ。






明日から水元先生の倒産法集中講義が3日間。こっちは前編で、9月中旬にまた3日間、後編があります。



はやいとこ倒産法をマスターしないと、本番に間に合わなくなってしまいそうです。



この前手に入れた倒産法のレジメPDF、なんとかしてワードに変換できないかと思ってた所、そうやん!去年買った『読み取り革命』というソフトで出来るじゃないか、とやってみたところ、99パーセントの読み取り率で、メチャクチャ助かりました。


OCRという、画像データを文字データに変換できると、自分がワープロ文書を作成したのと同じになり、好き勝手に編集できるようになるのです。


 そうなると、ノートのレイアウトが自由に出来るようになり、ノートが格段に見やすくなります。


 一見して直ぐ分かるノート、これが重要なんです。どこに何が書いてあるかが直ぐ分かるか否かは勉強の死命を決します。


本番用に自分ノートを作っておかないと直前で失速してしまいます。


それをするのは今しかありません。


せめて倒産法と行政法だけは作っておかないと、とかなり真剣にやっとります。


ただ、視力減退のため、活字を大きくせざるを得ません。若者達は小さい活字でも平然と読んでいます。もの凄くうらやましいです。
※ユーチューブに動画投稿をやってみたところ、成功しました。
一度覗いてみてください。このブログの動画を大画面でみることができるというわけです。題名は『トトロが降りてきてたんぼ道』です。

ありがとうございました!!!

ただいま明け方4時です。倒産法の予習に追われ、気が付いたらこんな時間に。
で、寝酒の発泡酒を呷りつつスルメを噛んで、さあ、いつもの儀式をやってから寝るか、と、成績照会欄を開けてみました。
さっき、と言っても夜中の1時に一度開いて見たのですが、相も変わらず民事法の欄は空欄でした。
で、まさか夜中に成績がアップされるはずはないけど、一応いつもの儀式だから、と全く無防備に開いたところ、なんとまぁ!民事法総合の成績欄に
『可』とあるじゃあないですか!全身脱力しました。フェ~って。安堵というのはこういう物だったんだなあ、と、あったかいマユに包まれたような気がしました。
こんなに嬉しい可はかつてないです。
もうほんとに危機一髪でした。民訴も会社も出来が悪すぎてとても点をもらえそうになかったんです。かすかな望みは民法のみでした。
 心の底から留年の二文字が我が身に降りかかってくるのを実感しました。
皆さんはなんでこんなにわたしが怯えているのかご存じないことと思います。
去年、民事法総合では20人近く追試になり、5人か6人かは留年させられたのです。民事系の教官は、噂によると予め留年させる人数を決めているそうで、落とし方は完全に機械的に決めるのだそうです。
 だもんで昨日ローで出会った学生達のほとんどが暗い顔つきだったんです。 女性の実力者ですらため息をついてうなだれていたほどです。
大虐殺の犠牲者に誰がなってもおかしくなかったんです。
しかも、これが重要なんですが、ローの学者教官の採点についてわたしは全く信用していません。主観的な採点としか思えない点数の付け方で、本番の司法試験のような客観的な採点ではないんです。
へたくそなアンパイアのようなもんです。ボールだと確信してたのにストライクと言われて三振アウト、と宣告される恐怖、しかもそのバッターボックスが9回裏ツーアウト満塁、1点差で負けている試合なんです。
 そういう怖ろしさもあって、今回の民事法総合はマジにマジに怖ろしくて仕方がありませんでした。
 いや~~、本当に良かったです。朝4時まで起きてた甲斐がありました。
感謝!これで思いっきり倒産法が出来ます。うれしーですっ!