2009年10月9日金曜日

えっ?もう冬なの?











こりゃまた急に寒くなってきましたね。





自習室のわたしの机なんか、つい2週間前まで暑い暑いとわめいていたのに、今日はほんとーに寒かったです。





と、なにやらローでは新型インフルエンザに罹った学生がとうとう出たそうです。今日、ロト6売り場でも、係の女性と買い主の女性がどうも子供同士が同じ小学校みたいで、8組は今日学級閉鎖になったとよ~、とかしゃべってました。そうかあ、大流行なのか、これは気をつけてうがいと手洗いをマメにやらんと、と思いました。





ロト6を400円分買っていたのですが、見事にハズレました。びびっときたんですがねえ。





代わって、月曜日、体育の日の夕方7時からローで択一ゼミが始まることに。で、いきなり行政法の択一問題を解け、ということに。





またまた焦ってきました。時間が足りません。民事法の課題が超難問で、手こずっているうえ、民事裁判実務も課題が出ており、それに備えて本を50頁以上読まなければならず、かつ民法百選の通読、倒産法の予習、民事執行法のテープ聴きも、と、えらいこってす。
☆寒かったので、西新に寄ったついでにいつもの八0八うどんで、シイタケとなすびの天ぷらうどん、400円を。
その後ローにバイクで向かう途中、移動パスタ店を見かけました。美味しそうでした。天神では今や全国区となったピエトロ本店も。昔は本当に安くて美味しかったんです。シイタケとベーコンの和風ソースパスタ、海苔のてんこ盛り、は最高でした。ピエトロも初心に帰ってほしいものです。
代わって今一番美味しいのは西通り一風堂右横にあるスウィートバジルというパスタ店です。ほんとうにウマイ!
やっぱ、秋になったんですよ。食べ物が美味しくなってきましたもの。
といっても、ほとんど毎日愛妻弁当ですが。









2009年10月7日水曜日

家が揺れています






















台風18号の強風でなんだか揺らいでいますよ。気のせいでしょうか。でもびゅ~びゅ~と風の音がスゴイです。






今日一日の温度変化はメチャクチャでした。昼前はめっちゃくちゃ寒かったのに、夕方はじめじめと蒸し暑くなりました。






そして夜はまた風が冷たくなってきています。






それにしても台風がこっちに来なくて助かりました。逆に紀伊半島、東海地方は大変です。伊勢湾台風並みの脅威だとか。






わたし個人は雨も風もすきなので、台風と聞いたら血が騒ぐのですが、3年くらい前ですか、猛烈なヤツが博多を直撃してベランダに備え付けていたハトよけの自作ネットが破壊されもうちょっとで5階のベランダから外に吹き飛ばされるところでした。下は駐車場で、もしも他の人の車に落ちたらエライコトになってました。その日は必死でびしょ濡れになりながら針金とロープでネットを縛り付けてました。それ以来、台風はもうご免被りたいと思うようになりました。












☆今日、夕方から合格者4人による合格体験談会が開かれました。ロー生の参加は少なかったです。いつも思うのですよ。うちのロー生は情報収集意欲に欠けてるなあ、って。






合格者から話を聞くのって来年合格するための格好の情報源だと思うのですがねえ。






合格者の共通意見は、情報の一元化、でした。それと、判例の勉強。






4人の中で一人だけ完全未修の若者が居ました。彼の話も役に立ちました。






この完全未修の合格者以外の3人は、猛烈に勉強していたようです。それも楽しげに。






わたし個人としては、彼ら4人が一体どういう答案を書いたのか、そしてそれに何点付けられたのか、を知りたいです。












☆1限めの民裁実務が終わって夕方6時半の合格体験談まで、民事執行法の和田テープをもう一度聴いていました。やはり良いですねえ。






最近、要件事実について、再度やることで理解できるようになったことに味を占め、またさらに中山先生の格言もあって、繰り返すことの重要性を実感するようになってきたんです。民事執行法は、民法の担保物権とか債権の取り立てを理解するために必須ですし、民訴、倒産の間を架橋するものでもあり、実務的にも大変重要なので、今のうちにレベルアップしておきたかったんです。












☆☆後期になって授業が前期の三分の一以下に減って、週4コマになり、物凄く嬉しいです。








※リンゴの季節が到来。毎朝このコーヒーミルで豆を挽いています。一日当たりの豆代は100円もしないと思います。魔法瓶に淹れたてのコーヒーを詰めてローに持って行きます。缶コーヒーが1本110円もするのと比べて、とても経済的だし、美味しいです。もちろん、ブラックで飲みます。このコーヒーミルは30年前に近鉄百貨店京都駅前店で買いました。新しいヤツを買おうかなあ、と思いつつ、使い続けて30年経ってしまいました。




右にあるのは愛妻弁当、左のコーヒーカップは小石原焼きで、とても気に入っています。年齢と共に磁器よりも陶器の方を好むようになってくるんでしょうか。暖かみ、肌触り、自然さ、が嬉しいです。

2009年10月6日火曜日

繰り返し




いや~、遅まきながら、要件事実にかかっていたモヤがほぼ吹き払われました。



毎週水曜朝一にある民事裁判実務という、現役裁判官(ちょー優秀な方、優秀すぎて困るところ多し)が教官になっている授業があります。中身は半分が要件事実の話、もう半分は民事訴訟の実際の流れ、です。



で、いきなり要件事実の難しい課題を出して、その解説をし始めるのです。



要件事実とはなんぞや、とか、請求原因とは、抗弁とは、なーんて説明は、一切やりません。自分で本(問研とか類型とか呼ばれている本たち)を読んで答を書いて出せ、ですから。



去年はそれにやられてしまいました。さっぱり分かりませんでした。



ところがなんと、今年再度受講してるんですが(受講させられているというのが正しい表現)、課題の答えがすらすら(これは過剰表現)書けるんです。



 実は課題の中身がほとんど去年のと同じで、答えは手に入れているのです。ですから、それを見れば一丁終わり、です。ですけどそんなことをしてたらまた落とされます。



それで、自分の実力チェック用にまず自分で書いてみて、答合わせをしてみたんです。そしたら9割方合ってたんです。



やはり、今年の前期、中山先生の要件事実の授業を受けて良かったです。やっとコツを掴むことが出来ました。






☆と言うことは、倒産法と行政法もそうなってくれるためには、来年の本番までに一山二山こえないと。そう思うと、余りの時間不足に血が引いていきました。






☆今日夕方の授業は、精神医療と法という、初めての授業でした。川副先生という弁護士さん、日弁連の元副会長さんでした。



はじめに、先週やるはずだった授業が休講になったお詫びをされました。



教壇から学生に向かって深々と体を90度曲げてお辞儀をし、どうも申し訳ありませんでした、と謝罪されました。こっちがビックリ仰天あわてふためきました。



 およそ5センチほどの厚さのレジメ類をゴっソーっと渡されました。胸焼けしそうな厚みでした。



そんなに気合いを入れて欲しくないのにな~っと思いました。



 ローに1年半いて分かりました。実務家のほうが圧倒的に熱心です。というか、情熱的です。学者さんはまぁ、なんというか、相変わらず、みたいなところが多いです。



そうそう、レジメ準備と配布の有無と量だけ見ても圧倒的に実務家の勝ちです。しかも、実務家レジメは判例ベースですから分かりやすい、いえ、分かりやすくしてやろうとの意識が高いです。



それに対し、学者さんの中でまあまあ頑張ってくれているかなあ、といえそうなのは行政法の先生達くらいかなあ。



わたしが感じるのは、実務家教官達に共通するのは、わたしたちをなんとかして一人前の実務家にしてやりたい、という、自分たちの業界に善玉菌を増殖させたいとの願望があること、それと、自分たちがこれまで現実社会で経験してきたことを後輩達に伝えたい、という思いだと感じました。



とにかく実務家たちは気合いを入れてローに来ます。自分の仕事の片手間にちょろっとやって来て適当に授業をして、、、、なんて人は一人も居ません。これは断言できます。みなさん手弁当です。たぶんローに行くのが好きなんでしょう。わかるよーな気がします。



本当に立派なことだと思います。ただねえ、如何せん、そう言う実務家教官が教えるのは司法試験科目以外がほとんどなんです。そこが辛いんです。



 クラスの学生がよくわたしを冷やかします、あんみつさんは、司法試験科目でない科目に限って前の方に座るんですねえ、と。



 わたし個人の規範があるんです。それは、わざわざ遠くからいっぱい準備してローに来てくれたのに、学生が教室の後ろの方に固まっているなんて、先生に失礼ではないか、先生に敬意を表わすには一人でも前の方に座らないと、と思うんです。でもときどき、失敗したかな~、オレも後ろに座れば良かった、と後悔しますが。




 昨夜の気温は23度、窓を開けて寝るとまず間違いなく風邪を引くでしょう。


季節が完全に代わったんですねえ。秋の虫の音さえ聞かなくなってしまいました。



 



2009年10月5日月曜日

家無き子に

前期、火曜日の夕方6時半から会社法のゼミに参加していました。卒業生がチューターになってくれていました。こういうゼミをやれ、と中山先生からの命令で黒子になって立ち上げました。
昨日、あることに気が付きました。火曜6時半といえば、後期から授業が入るではないか、つまりダブルじゃないか、と。
それで、他の曜日に行われているゼミ(同様のゼミを月、火、金の3組でやっているのです)に移らないと、でも金曜は民事執行があるから、後は月曜のゼミしかない、と思ってそこの学生代表の女性に、月曜班に入れてくれるよう仲介を頼みました。ところがもう満杯でこれ以上入れられない、と断られてしまいました。
 というわけで、会社法ゼミに参加することが全く不可能になりました。一体全体なんでなの?このゼミを立ち上げるのに苦労したのはオレなのに、、、、、
とやるせない気持ちで帰ってきました。
 まあ、仕方ないです。これもまた因果応報です。というのも、そもそも本来なら火曜日夕方の授業を履修しなくてもよかったんです。なんでかというと、夏期集中講義の倒産法の先生が、家族のインフルエンザの為に休講となったため、この講義の単位がまだ降りていないのです。この倒産法の2単位が取れていたら後は必修科目2科目(と、去年落とされた民裁実務)の3コマだけ取ればよかったんです。火曜の授業を取らなくて済んだんです。
 ところがわたしは倒産法の授業が休講になったのを物凄くありがたく思っていたのです。
人生とは、モグラたたきのような物だなあ、と思いました。

2009年10月4日日曜日

寒くなってきました
















秋、肌で感じました。ほんとうに寒いくらいです。風が冷たくなってきました。





夜も気温が24度を切るようになってきました。





そのせいか、ちょっとグスグス言ってます。





お風呂とか布団とか、暖かいなあ、という気持ちよさの季節が到来したんですね。





昨夜から要件事実の復習をしています。もう一度テキストを読むと、なるほどねー、という感動を覚えます。





ただまあ、不親切この上ない本でもあるとは思いました。





夕方、女房の誕生日お祝いに、中州の吉塚うなぎ、という名店に三人で行ってきました。女房のお袋さんがこの吉塚うなぎの店の横で昔小料理屋をやっていたんです。





うなぎやさんは改装しててとてもきれいになってました。でもうなぎの大きさがちょっと小さく縮んでしまったようでした。





それでも久しぶりの本格うなぎはおいしかったです。










オリンピック、リオの街は大騒ぎ、喜び爆発、でも、東京は、極一握りの人たちだけがこじんまりと、しめやかに悲しんでいました。





一般市民の盛り上がりは全く欠けていましたね。





やはり都知事の性格のせいだとおもいます。エリート主義です。石原さんは。国民に訴えようという努力が全く欠けていました。トップダウン方式です、敢えて言えば非民主的でした。





やはりこの人の限界だと思いました。それに対して鳩山さんの思想は、現実的かどうかは別として極めて普遍的です。わたしは大好きになりました。戦後の総理の中で一番良いかもしれません。





そのことについて、今朝のサンデーモーニングに出ていた中曽根元総理の発言には物凄くびっくりしました。





言っていることがハイレベルなんですよ。この人、凄いなあ~、と見直しました。自民党サイドから鳩山さんを批判するのかとばかり思っていましたが、いやはや、国連でのスピーチを高く評価していました。他のぼんくら政治家よりも一段高いところから物を見ている、そんな感じを受けました。





それは、政党の目線ではなく、日本という国のあり方はどうあるべきか、という高所からの目線でした。国家にとってより良い政治をするのであればどういう政党でも構わない、そんな感じでした。





☆石川遼くん、本物の次のタイガーウッズになりそうです。3年前、ハンカチ王子とはにかみ王子が出現したとき、女房はもうハンカチ王子派でした。でもそのときわたしは、逆の意見でした。はにかみ王子は必ずスーパーヒーローになる、と断言しておりました。人を見る目にかけては余人に引けを取りませんよ。





ただ、欠点は、自分のことに関しては見る目がないんです。





2009年10月2日金曜日

クラスコンパ







50人居るうちのクラスで33人が参加しました。盛況でしたが部屋が細長くて席の移動がちょっとやりにくくてシャッフルできなかったのが残念でした。




わたしの趣味で、ビデオとカメラの記録係をやってたんですが、女子学生二人にカメラを奪われ、自分たちが写っている写真を消去しまくってました。




ちょっとやるせなかったです。プライバシーは分かるんですが、自分が信用されていないみたいな感じで、なんだかな~っと思いました。




 まあ、いいですけど。




公法訴訟実務の授業、止めることにしました。家族法も聴講にしました。




昨夜、小雨の中を夜中11時半過ぎ、地下鉄で帰って来ながら考えていました。来年の受験は物凄く近い、だから時間のパフォーマンスをよくよく考えなければ、と。家に帰り着き、風呂上がりにまたまた考えてみました。その結果、民主党の予算削減と同じように無駄はとことん省かねば、と決断しました。かなり真剣に悩んだので朝4時まで眠れませんでした。




 今朝、かなり激しい雨の中、地下鉄でローに向かいました。足下が水浸しになりながら到着。先生にお断りのメールを打ちました。




 もう迷いません。この1週間の迷いが吹っ切れました。




そのお陰で午後は集中して本を読むことが出来ました。




 最近本代が物凄いです。この1週間で、会社法の本7500円、刑訴の本が2冊、計7000円。判例百選2冊、計6000円、行政法の問題集3500円、合計2万4000円!オーマイガーッ。




 息が止まりそうです。でも仕方ありません、その中で、会社法の本は、盛況の本屋で手にとってパラパラめくったとき、久しぶりに体中に電流が走りました。やっと出会えたね、これぞ探し求めていた本だーって感じました。




 どこが良いのか、っていうと、もし自分が教科書を書くならこういう本にしたい、という本だからなんです。この本と出会えてものすごくラッキーでした。




 ☆ローの自習室もようやく涼しくなりました。アタマも回るようになってきました。




 ☆西新で食べたうどん、美味しかったです。トッピングにシイタケの天ぷらを頼みました。4枚で100円。かけうどんが250円、しめて350円。雨に濡れた体に熱々のうどんが滲みて美味しかったです。でも写真がピンぼけで失敗しました。











2009年9月29日火曜日

中途半端な日

公法訴訟実務、サボりました。課題の提出日を勘違いしてしまったからです。
授業当日に提出しろ、とばかり思っていたらそれは民事法総合という科目の話で、公法の課題提出は実は昨日の夕方5時までだったんです。それを知ったのが昨夜12時、さあ課題をちょちょっと書くか、と課題プリントを見ると、既に閉め切り後でした。
心が折れました。
どうしようかなあ、課題やってません、と謝って出席するかなあ、なんて考えてましたが、所詮必須科目ではないし、中身だけ吸収出来ればよいのだ、と自己を合理化して、出席する学生に録音を頼みました。
あとで聞きましたが、これで十分じゃないの、と思いました。予習の負担が無く、自分の空いた時間に速聞きで聞いた方が時間短縮効果が出ます。
ただ、ほんの少し、罪悪感はあります。
しかしまあ、残り少ない時間を生かすにはこれしかないのでは、と言う気もします。
明日は民裁実務の第1回目です。捲土重来です。朝8時40分からの授業です。こういう朝一授業って、良いですね。授業ってかなりうっとうしいのでさっさと終わらせるに限ります。

☆都市伝説という番組で、鳩山首相がフリーメーソンではないか、と言ってました。そうかもしれないなあ、と納得しました。
☆☆ 昨夜放送された、西村京太郎の十津川警部シリーズ、渡瀬恒彦さんの3時間スペシャルドラマ、みなさん御覧になりましたか?
なんとなんと、わたしのふるさと、大分県日田市が舞台だったんです。
生まれてから小学校に上がるまで、母方の祖父母が住んでいた日田にいました。
昨夜出てきた日田市内のロケ場所、特に日田祇園会館はわたしの生活空間のど真ん中だったんです。もう、懐かしくて懐かしくて。
その会館は昔、公民館だったんです。大きな藤棚が名物でした。公民館横に結婚式場がありました。といってもタダの畳敷きの長ひょろい部屋でしたが。
 そこで新郎新婦や列席者の杯に御神酒を注いで回る幼い少年少女、これを雄蝶雌蝶(おちょうめちょう)と言うのですが、その雄蝶役をさせられていたんです。少女の方は、春香園という旅館の娘さんでした。
七五三みたいな格好で、おしろいを塗って祖母におんぶされて公民館まで行ってました。祖父母は酒屋をやってました。
いやはやもう、何とも言えない気持ちです。わたしの原風景が日本中に流れたかと思うとうれしいです。
ふるさと、って、なんで忘れないんでしょうか。また、過去に戻ることが出来ない、ということがいかに切ないことか。
ロバート・A・ハインラインというSF作家の小説に同じように切なくなる話がありました。不老長寿を授かった男が遙か昔にタイムマシンで戻ろうとする、という哀切きわまりない物語です。
こういう本、今の人たちは忘れてしまっていますが、名著がいっぱい埋まっています。試験が終わったら読みたいものです。