2012年8月3日金曜日

ピロリ菌検査


世界最大の客船、タイタニックの4倍、クイーンエリザベス2世号の2倍あるそうです。

香港から博多港に来たそうです。警備のおっちゃんに聞きました。

こんな巨大船、見たことがありません。


 今日、ピロリ菌検査結果を聞きに病院に行きました。
結果は、なんと!わたしの胃の中にはピロリ菌が居ないとのことでした。
医者はモノスゴク戸惑っていました。そんな馬鹿な、という感じで結果報告に首をひねっていました。
てっきり居るものだと思っていたそうです。胃カメラから見た限り、ピロリ菌が繁殖している兆候が見えたからだというのです。
ただ、医者本人曰く『後出しじゃんけんになりますが、・・・・・・・だったと言うことでしょう。』と、胃の粘膜の様子は年齢からくるものだろう、らしき弁解をしてました。
とにもかくにも、有り難い限りでした。
わたしは血糖値も高いため、そのこと+ピロリ菌存在が合体すると胃ガンの発症率がいきなり高くなるのです。
医者が言うには、ピロリ菌こそ諸悪の根源、百害あって一利なし、の菌だそうです。
そういう極悪菌が住み着いていなくてメチャクチャ助かりました。
もしも居たら、費用があと1万5千円かかる(最低でも)のと、ピロリ菌退治は確実に成功するわけではなく、にしきのあきら(スターにしきの)も、ピロリ菌退治に二度失敗したそうで、失敗するたびにピロリ菌のヤツは強くなっていくそうなので、どんどん強い薬に変えなければならないことになり、胃への負担は厳しいことになり、大いに痛めることになります。
ネットで調べたところ、明治が販売しているLG21ヨーグルトだけが、ピロリ菌をやっつける効果があるそうです。なので、もしもピロリ菌検査が陽性だったときに備え、1週間毎日3個ずつLG21を食べ続けました。そうやってピロリ菌を弱らせておけば、医者からもらうピロリ菌退治用の薬が良く効くだろうと思ったのです。
結局は無駄に終わりましたが、価値ある無駄でした。
ただ、このLG21を食べ続けていた間中、逆にお通じが悪くなっていったのです。
なんかこのヨーグルト、自分に合わないなあ、と思いながら食べ続けました。
ピロリ菌が居ない胃には向かない、ということなんでしょうか。
医者から結果を聞いたとき、ついでに『以後、胃ガン予防のためにLG21を食べ続けた方が良いか?』と尋ねました。すると、何もしなくて良い、と言われました。
そんなものか、と変に落胆しました。
思えば6月30日、結核予防センターで受けた人間ドックの検査結果がわたしの元に届いた日から丸々1ヶ月以上、胃ガンの恐怖に取り憑かれました。
 死が我が身に近づいてきた、しかも突然襲ってきて、モノスゴクショックを受けました。
今日の福岡は観測史上2位の異常な暑さ、37,6度の猛暑でした。熱風に包まれてバイクを走らせ、ローに向かっているあいだじゅう、この巨大な熱エネルギーに猛烈な生命力を感じました。この熱風が、地球の生命力をわたしに注入してくれているように感じたのです。
本当に、生きてて良かった、と実感しました。

2012年7月19日木曜日

フーッ!

今朝、2週間前に受けた胃カメラ検査の際にポリープの組織検査のため一部切り取った部分の検査結果を聞きに、再びクリニックに行きました。前回は医師が画像を目視して、これは大丈夫だ、良性だ、と言っただけでしたので、本当にこのポリープが良性なのか、組織検査しないと確定的な結果にはならないので、昨夜から緊張して眠れませんでした。ようやく床についたのが3時。で、朝6時過ぎには目が覚めてしまいました。
結果は、セーフ、でした。これで本当に安心しました。胃カメラを飲んだ日から2週間の間、もしやひょっとして悪性だった、なんてことがあったりして、と怯えていました。人間ドックのときに、当日の医師の見立てでは胃はきれいなものだ、だなんて安心させて、その後の結果報告書に不意打ち
を喰らったからです。また同じことが起きるのでは、と心配でなりませんでした。これでようやく本当に安心できるぞ、と恐怖で停まっていた息を吐きました。
と、と、ところが、、、、、。
話はこれで終わった訳ではありませんでした。医師が言うには、わたしの胃にはどうもピロリ菌がいるみたいだ、ピロリ菌がいると、胃ガン発生率は3倍以上に増える、だからピロリ菌検査をして、もし居たら殺菌薬を飲むことを勧める、と。しかも、胃潰瘍とか十二指腸潰瘍とかの病気を持っていない人間は、このピロリ菌退治に保険適用されず、全部で2万円くらい掛かる、と。
え~っ?一難去ってまた一難。
う~む。どうすべきか?
お金がかかるのは痛いけど、胃ガンのリスクを減らすためにはピロリ菌を退治しないと。
医師が言うには、検査は試験薬を飲んで息を器械で測るだけ、そして治療も薬を飲むだけ、と簡単らしいです。なのに、製薬会社が強欲で、もの凄くふっかけている、と。
1これから食道に入る
2 食道の出口、胃の入り口
3 胃の中に入ったカメラが振り返って自分の後ろを見る
4 大きく見えるが5ミリほど 血管の網目模様が良性を示す
5 特殊のカメラ機能で見るとガン細胞はくっきり見えるそうだ
考えた末、やはり近いうちにピロリ菌除去をすることにしました。
いま、わたしの胃の中にある5ミリの良性ポリープは、今後悪性に変容することがありうるのか、尋ねました。すると、医師は、あり得ないことではない、と言う言い方をしました。
ならば、ポリープをガン化させないためにも、自分に出来ることならどんなことでもしよう、と思ったのです。
☆医師から胃カメラで写した写真のデータをもらってきました。きれいな4枚目をパソコンの壁紙にしようと思っています。毎日これを見て、生きていること、生かされていることを日々感謝しようと思います。
※上から
1 胃カメラが食道を写しています
2食道から胃の入り口が見えます
3直径1センチの胃カメラが胃に入って、傘の柄みたいにくるっと真後ろを振り返り、食道から胃に入ったカメラのコードを写しています。
4オリンパスの最新型のカメラで捉えた、5ミリの大きさのポリープです。少し盛り上がっている部分です。血管の広がり方の模様が、良性特有の模様なんだそうです。
4枚目の写真の左側に黒い棒のような物が肌色の大地からにょきっと立っているように見えます。
この黒い木が胃カメラのコードで、にょきっと立っている根っこの部分が食道から胃に入った入り口です。この入り口の場所を噴門というそうです。ポリープは噴門の上の方に出来ているということになります。
5ポリープがより鮮明に見えるようにするための写し方だそうです。

2012年7月9日月曜日

復活×3

長らくお休みして大変申し訳ありませんでした。
詳しいことは追々お話ししますが、タイトル通り、今年は3度絶望の淵に落ち、
這い上がってきました。
どれもシンドイ経験でした。
ですが、今現在、①わたしも、②女房も、ともに健康で、③来年最後の受験をめざしている、ということだけとりあえずお知らせします。
①②③すべて怖ろしい経験でした。

なぜブログを再開しようと思ったのか、その最大の要因は①です。
ですので今回は①についてお話しします。②③は追って、ということで。

6月初旬、人間ドックに行きました。毎年行ってます。バリウム検査の結果、レントゲン写真を見た医者はこう言いました。『Aさん、胃はとってもきれいですよ~。』と。
わたしは血糖値の方が心配でしたので、そちらの方ばかり気にしていました(予想通り高かったです)。
その2週間後、ドックから正式の結果報告が郵便で届きました。
開けてみたところ、驚愕の記載が。『上部消化器官隆起性病変 要精密検査』と。
A4版の封筒の中には診断結果通知書の他に『主治医様』宛ての小封筒が。
勝手に開けて中を見ました。すると、中に、『胃部検診結果記入表』というのが入っていて、その文中に直接所見欄が。判定C-3,噴門後壁に透亮像あり、と。
どういうことなのか、ネットで調べました。
すると、不吉な説明が出るわ出るわ。
胃の一番上、食道から胃に入るところが噴門、というところです。その一番上のところに隆起物がある、それはポリープであり、悪性のおそれが高い、つまり胃ガンの恐れが大、ということです。
ギョエ~ッ!となりました。しかも、胃ガンが胃の上部に出来ると、全摘しなければならない、とも。そしてまた、平均余命も書いてありました。
生まれて初めて、死というものを身近に感じました。でもまさか自分が・・・・。
それこそ、いろいろいろいろ、本当にいろいろ考えました。というか、頭に去来しました。自分の人生、これで終わりか、と思うと、情けない気持ちと、あっけない気持ちの両方におそわれました。
しかしまた、手術をしたらどれくらい費用がかかるのだろう、とか、王監督だって胃を全部摘出しても生きてるじゃないか、とか。
真実の瞬間に立ち会うために、最高に精度の高い胃カメラ検査ができる病院をネットで探しました。
オリンパスの最新鋭のカメラを置いているクリニックのHPを見つけ、そこに付随していたメールに書き込みをして予約しました。
で、7月5日木曜日朝8時半、そのクリニックに行き、胃カメラを飲みました。
奥の診療室で3種類の麻酔を受けました。飲み薬、喉スプレー、そして点滴、です。点滴の中に睡眠剤が入っているということでした。
喉の麻酔のため多少窒息しそうな気になり、また、咳も止まりませんでした。
ですが、ある瞬間、全く意識がなくなりました。実は生まれて初めて睡眠剤を体験したのです。
意識が戻ったとき、わたしの体は横向きにさせられていました。目の前にはモニターが。おそらく胃の中だろうとおぼしき映像が映し出されていました。
なぜ意識が戻ったのか、分かりました。医者がなにか話していたのです。耳を澄ませて聞くと、『無いなあ、無いねえ』らしきセリフでした。
そうかあ、無いのか、それってイイコトじゃないか~、なんて思っていたら、また急に意識が途切れました。
気がつくと、麻酔前の状態で寝ていました。口には何も入っていません。周囲には誰もいません。あれ?終わったのかなあ?なんて思っていたら、看護婦さんがやってきて、『終わりましたから別の部屋まで歩けますか?そこのベッドで麻酔が消えるまであと2時間ほど休んでいてください』と。
吐き気も不快感も全くないまま、タオルケットをかぶせられて、また寝入ってしまいました。次に気がついたとき、1時間ほど寝ていたようでした。でもそれからは目が覚めてしまい、あと数10分後に言い渡される検査結果のことを想像して過ごしました。
人間ドックでの医者の言い方からすると、もしも胃ガンだったとしても早期だろう、また、今日の医者も『無いなあ』って言ってた(と思う)から、最悪胃の摘出だけで、転移はしてないだろう。これからは胃のない生活かあ。きっと痩せるだろうなあ、など、悪い方ばかり考えていました。
この1週間、恐怖におびえ、ついにmoment of truthの時がやってくるのか。
一旦待合室に戻り、診察室から看護婦がわたしの名前を呼ぶのをジッと耐えて待ってました。
ようやくわたしの名前が呼ばれ、診察室に入っていきました。
『あんみつさん、どうぞお掛けください。これが胃の中の様子です。』と、先ほど胃カメラで撮影した画像をわたしに見せながら、説明は続きました。
『実は、人間ドックからの報告にあった、噴門部後壁のあたりをいくら探してもポリープが見つからなかったんですよ。何度も何度もカメラを往復させて調べました。報告のC-3というのは、胃の中を開けてみないと胃ガンがあるか無いか分からない、という意味ですが、噴門部にある、ということでしたので、胃ガンがしっかり出来ているだろう、と思ったのですが(!!!エ~~ッ!マジで~っ?)、ようやく小さな隆起物を見つけましたよ。これです。』と画像を数枚見せてくれました。
『これは3ミリから5ミリくらいの小さなポリープです。組織検査のため少し採取しましたが、出血はしていません。この血管が網目状になっているのが見えますよね。この模様はガン特有の模様ではありません。良性のポリープの模様です。組織検査の結果待ちですが、まず間違いありません。』
風船の空気が抜けるように、体がふにゃ~っとなってしまいました。
それでも、まだ信じられずに確認のため、『本当に本当に良性なんですね?』と。
すると医者は『わたしのこれまでの経験ではまず間違いありません。』と。

生き返った~っ、って感じました。
もう、すべてのことに感謝感謝です。生きる、って素晴らしい、と実感しました。
病院から出て真っ先に感じたのは、空気がウマイ!ということでした。
それから、目に映るものがすべて鮮やかに見える、ということでした。

あれから3日後、今日は日曜。赤坂で女房が何かのセミナーを受けるというのでクルマで送った後、クルマをその会場の駐車場に置いて、わたしは赤坂から鳥飼まで、福岡城跡、大濠公園を通って歩いて帰りました。
昨日から福岡は涼しくて、少し肌寒いくらいでした。日中も24,5度しかなく、強い日差しと絶妙なバランスでした。
日差しはギラギラとまるで真夏のようなのに、風は9月末の秋風のようで、素晴らしい散歩日和でした。
歩きながら思いました。『生きてて良かったー、ほんとに。』

続きは近日中に。では皆さん、とくに芙蓉さんにはご返事すら差し上げないままで、誠に申し訳なく思っております。
試験に関しては後日、ということで。

2012年2月8日水曜日

最近心に残った言葉



あっと言う間に時が過ぎていきます。最近何か、時を物質のように感じています。
チーズやケーキの固まりを少しずつそぎ落としている感じです。
で、ラジオや新聞などから、おやっ?良いなあ!、と思った言葉があります。
①普通に良いなあと思った言葉。
 外国人のブログで、アメリカ人と日本人の食に関する関心事が違っている、としてこう書いていました。
 曰く、『アメリカ人は食べることに関心があるが、日本人は食べ物に関心を持つ。』
 なるほどなるほど。
②スゴク良いなあっと思った言葉。坂東玉三郎さんの言葉。
曰く『型破りは良いが形無しはいけない。』
深いなあ!
何事においても型は絶対に必要だ。型というのはおそらく基本とか原則とかフレームのことでしょう。その型がきちんとできあがった上で、さらにその応用発展として、型を破るということが出来る。
ところが型が出来ていないものが型を破ろうとしても上手くいくはずがない、それが型無しだ、と言うことだと思います。
いや~、蘊蓄の極み。脱帽。身にしみます。司法試験の問題が浮かんできました。

③涙が出るほど感動した言葉。誰の言葉だったか忘れました。
曰く『命を終えるということは、この地球から旅立つことなんだよ。』
おおお~っ!!!なんと、なんと素晴らしい!!!
今まで見聞きした中で一番感動しました。
死を迎えるということは決して無の世界に消えていったり、うさんくさいにおいのする天国とやらに行ったり、あの世という不気味な別世界に行くこと、などと言われてきましたが、どれも心に響くものではありませんでした。
ところがこの、地球を旅立つ、という発想。なんと壮大な、なんと広がりのある、ときめきすら覚えてしまう、絶対的肯定的な発想でしょうか!
体中が震えてしまいました。

2012年1月12日木曜日

警察ネタ続き

☆①バイクのシートがめちゃめちゃにほじくられた件で、近所の交番へ被害届を出そうとしたところ、被害額算定のためシート交換にかかる費用をバイク屋で見積書を書いてもらってくれ、と言われ、知り合いのバイク屋さん(腕は確かなんですが、話し好きで毎度30分とっつかまってしまいます)に無理をお願いして書いてもらい、今朝届けてきました。
交番では係の警官が丁寧に丁寧に被害届け書を手書きして、漏れと矛盾がないか何度も何度も確認し、先輩警官にチェックしてもらってました。40分かかりました。
なんともまあ、形式に厳しい役所ですわ、警察って。
先輩警官がわたしの持って行った見積書を見て、『この額は消費税込みですか?』なんて、細かくわたしに尋ねるので参りました。ほんの何百円しか違わないじゃないの。第一、わたしのバイクを無惨に壊したガキが捕まる可能性は低いし、そいつに損害賠償請求しても、親が払わなかったら訴訟なんて苦労をしてまで取り立てる気もありませんし。刑事手続でも家裁審判でわたしのシート代に何百円かズレてたなんて、どーでもよい細かすぎる事実です。
それなのに、『あとで訂正してもらうかも知れませんよ。』だと。
彼らの仕事への忠実さは大いに褒められるべきです。でもねー。今度から被害届を出すのを止めようかな~、なんてうんざりさせられる気持ちを抑えることが出来ませんでした。
ただまあ、おっかなそうな先輩警官も担当警官も、わたしが交番を出ようとしたとき、ねぎらいの言葉をかけてくれたので、うん、まあこれで良しとしよーか、とソフトランディングすることが出来ました。
☆②じつは警察ネタがもう一つあるんです。こっちの方がもうちょっと気分が悪かったです。
昨夜10時頃自宅に戻り、駐輪場にバイクを駐めてレッドバロンのがっちりした車輪ロックを駐輪場の柱に取り付けてました。蛍光灯が切れていて道路にある外灯の灯りしかなく、薄暗いなかを手探りでロックしていたところ、足下になにやら財布のような物を見つけました。
拾い上げると、たしかに財布でした。薄暗い中、目をこらして中の身分証をみると、中村大学の学生証が。・・・・・・・あ~あ、また警察に関わらにゃならんのか、とうんざりしました。
こんなもの拾わなければ良かったのに、と自分を恨みました。ですが、元の状態に戻すとほぼ確実にガキどもが拾って自分の物にするだろう琴は目に見えています。なにせここら辺はバイク窃盗の常習地帯でワルガキどもがウジャウジャいるのです。
仕方なく、今朝交番に届けました。本当はすぐ近くにある中村大学の守衛室か事務室に持って行きたかったのです。ところがところが、朝8時半ころ中村大学の門までバイクを走らせたところ、すぐさまこのアイディアは没になりました。
中村大学というのはつい最近まで女子大だったので、もの凄い数の女の子たちがドゥワーッと門に押し寄せていたのです。こりゃあかん。すっかり気後れしてしまい、スゴスゴと交番に向かった次第です。
で、別府交番がまた、堅い、堅すぎ、超堅堅なんです。極端に言うとわたしを犯人であるかのごとく扱うのです。人が善意を行使しにきたのに、彼らがわたしに言った第一声は『財布の中身見ましたか?中に現金は入っていましたか?』だと。中身を見るに決まっとるやないか!見ないと誰の落とし物か分からんやろが。見たら必然的に中に現金が入っているかどうかも分かるやんか。
くだらないこと訊くなあ、と思いました。
ところが、実のところは、今朝警察に届ける前にもう一度中をみたのです。昨夜は暗くてよく見えないままバイクのメットインスペースに放り込んで保管して自宅に上がったのです。今朝明るい中よく見ると現金は入っていない様子でした。そこで、とんまなわたしは『今時の学生は貧乏だなあ』なんてトンチンカンなことを思ってしまったのです。
しかーし!よくよく考えると、財布の中に現金が入っていないということは、わたしが拾う前に他の誰かが拾って中にあった(かも知れない)現金だけを抜き取って捨てた可能性もあるんです。というかむしろそっちの方が可能性が高いのです。
とすると、わたし自身が現金を抜き取った上で、善人の振りをして交番に届けた、という筋書きもアリ、ということになるんです。
そう考えると、交番に届けたのはまずかったかなあ、と言う気もしてきました。
しかしわたしとしては交番に届ける他どうしようもありませんでした。
それで、別府交番ではわたしの住所氏名生年月日!(なんで生年月日まで言わなきゃならんのかも不可解です)、拾った場所と時刻を克明に聞かれました。
だんだん不愉快になっていきました。そしてそして、彼らは手袋をはめだして、証拠物を取り扱うように財布の中身を慎重に取り出し始めました。
もういい加減にしてくれ、と思いました。わたしはこの財布の中身を他の誰かが抜き取ったという可能性が全く頭になかったのです。今にして思えば確かに犯罪の証拠物になりえます。ですんで警官たちの行為もやむを得ないものと思います。
ですが、根っから正直者で!かつ、文句の付けようのない正真正銘の貧乏人!であるわたしにとっては、財布の中にお札が一枚も入っていないという状況は日常的なものなので、他の誰かが抜き取ったかも知れない、だなんてこれっぽっちも思い至りませんでした。


☆別府交番では結局『お疲れ様でした』とかの挨拶は全くありませんでした。こんな応対だと、もう二度と届けてやるもんか、とすら思う有様でした。もうちょっと警察も行政サービスであることを教育してもらいたいものだと思いました。そして、犯罪抑止の特効薬は防犯にあり、防犯を達成するには市民の協力が必要だ、という当たり前の発想を別府交番の人々がしてくれていたら、きっと違う応対をしてくれたはずだと思いました。
心の中で『ドアホ』と叫びました。
☆交番では、拾得物についての権利放棄書にサインしました。ただし、落とし主がわたしにお礼の電話をかけることには同意してわたしの電話番号を教えました。
でもまだ掛かってきません。これが何を意味するか。二つありうると思いました。
ひとつは、落とし主がまともなヤツではないこと。
二つめは、財布の中に現金が入っていた。そして現金が抜かれたことに対する怒りをわたしに向けた。ひょっとするとわたしが現金を抜いたと思いこんでいるのかもしれませんね。


※今週はなぜか警察に関わることが多いです。なので、くれぐれも交通違反でやられないように慎重に慎重にバイクを走らせるようになりました。

2012年1月11日水曜日

怒り心頭+ラッキー+イヤな気分にさせられるセブンイレブン

①白昼堂々、ローの駐輪場に駐めていたバイクにイタズラされました。というか、窃盗未遂、(器物損壊が吸収された)の被害に遭いました。
シートの後部をドライバーみたいなものでえぐられてしまったのです。3カ所も。
一番深くえぐられた部分は、ヘルメットを収納するボックスをこじ開けるために空けようとした箇所です。
シートの内側に充填されていたスポンジがほじくり出されて無惨にも駐輪場の地面に散らばっていました。
あんまりです。怒りがこみ上げてきて、近所の交番に行って被害届を出してきました。交番にいた若い警官は白い粉をかけて指紋を採ろうとしましたが、ダメでした。担当した警官は人柄は良さそうでした。ただ、被害届を出すに当たり、付属書類としてシートの被害額を決定するために、わざわざ私が!、バイク屋まで出向いていって、バイク屋からシート交換費用の見積書の原本をもらってこい、というのです。
え~っ?なして被害者がそこまでしなきゃならんとですか?
まったく、踏んだり蹴ったりです。
警察のやることって、紋切り型で形式だけ整えるばかり。うがった見方をすると、わざと被害届を出しにくくさせて検挙率を上げようとしているのではないか、との疑いが生じてしまいます。
まさに第二次被害です。
その警官自身はとても良い人なんですが、制度がヒドイ。想像ですが、きっと東京電力も被災者たちにおんなじようなことをしているんでしょうね。
☆そんなことだから台湾人被疑者を任意同行して警察署玄関までクルマで連行しておきながらろくに身体検査もしなかったせいで被疑者が隠し持っていたナイフで自殺するのを防止できなかったんです。警察はいったい何をやっているのか、バカ者、と言いたいです。
 しかも、一昨日、福岡地裁小倉支部では別件逮捕を理由に被告人を無罪にしました。被疑者が怪しいという理由だけで、リュックの中にあったカッターナイフを凶器と見なして無理矢理違法逮捕したのです。被告人には無罪判決が下りました。
 オウムの平田容疑者が出頭してきたのを追い返した仕業に至っては、どこかのコメディドラマです。
 ②そうそう、思い出しました。わたしの通学路は大濠公園の周りに沿って走っている道路を通るので。その道にはアメリカ領事館が道路脇にあり、道向かいの大濠公園内に警邏の警官の詰め所が設置されています。そして大体朝9時前後に当直の交代をしているようで、警察の例の窓を鉄条網で防御した大型バスで人員輸送をしています。
わたしがそこを通りがかったとき、ちょうどその警察バスが大濠公園から一般道に出ようとしていました。道路の真ん中に警官が立ってバスを一般道に送り出すために道路を走っていた一般車両を止めていました。わたしも当然停まりました。すると、バスを出し終えた警官は、停まっていた一般車両のドライバーたちに何の会釈も挨拶もなく、詰め所へと戻っていきました。
なんたることか。ふざけるな、無礼者、です。警察車両が一般車両に優先して当然みたいな態度に見えてちょっとカッとしました。詰め所に向かう警官に向かって頭の中で『バカ者!』と言ってやりました。
③そして今朝。わたしはその大濠公園、アメリカ領事館を通って明治通り、昭和通りと走るのです。
この昭和通りというのは片側3車線の広い道路でして、朝7時から9時までは左側の車線がバス専用レーンになっています。
朝の通勤ラッシュ大渋滞の最中、ガラガラのバス専用レーンをマイカーでびゅんびゅん飛ばす図々しい不届き者が結構居るのです。
わたしみたいなバイク通学者から見て、こいつらは単に図々しいヤツ、交通ルールを破るヤツだけでなく、 バイクに幅寄せしてぶっ飛ばしたり後ろから煽ったりと、もう、何から何までフザケた奴らなんです。これに対して福岡県警は放置状態です。
ところが、なんと、今朝、その取り締まりをやっていたのです。そして、5分ほど前からわたしの後ろを大濠公園よりももっと前の鳥飼からずっと走っていた白いミニバンがいて、そいつはちょっとわたしのバイクに近づきすぎるくらい車間距離を縮めて走っており、なんかイヤなヤツだなあ、と思っていたのですが、そいつは昭和通りでもわたしの走るバス専用レーンを後ろから付いてきたのです。
こいつ、どこまでイヤなヤツなんや!と思いながらわたしはバス専用レーンを走っていきました。
後ろからそいつがくっついてくるので自然、わたしもバイクのスピードを上げて走りました。
ちょっとスピードオーバーかなあ、と危惧しながら走らせていると、前方舗道上になんか警察の捜査服らしき物を着て帽子をかぶった二人組がなんか相談しながらこちらを見ていました。ムムムッ?
ひょっとしたら?と一瞬冷や汗が吹き出しました。するとその10メートル先の細い横道に今度は完璧に警官の姿をしたのが右手に白くて細い棒を持って道路に走り出てきたのです。えっえっえっ?オレ、捕まるの?そんなぁ、ヒドイよ~っ。と思った瞬間、その警官はわたしの後ろからくっついてきてた白いミニバンに向かって行き、白い棒でこの脇道に入れ、と指示したのです。
その瞬間、歓喜が大爆発!!自分ではなくイヤなヤツの方が捕まったんです。
溜飲が下がる、とはまさにこのことでした。
わたしは心にゆとりがでてきて、その場の状況をじっくり見物してやろう、と、スピードを落として後ろを振り返ると、なんと!その白いミニバン野郎はバス専用レーンから右側の一般車両通行レーンに紛れ込もうとしていました。コイツ、どこまで姑息なヤツなんだ、とその限界のない図々しさに思わずあっぱれマークを貼るところでした。
そいつは、オレ関係ねーよ、みたいに一般車両通行レーンに潜り込んですまし顔でくぐり抜けようとしており、警官が再三にわたって脇道に誘導したのを無視して走り去ろうとしていました。
しかーし、警官も、そうはさせじとばかりそのミニバンの前に仁王立ちになって(ちょっと危なかったです)遮ったため、ミニバンもとうとう観念して脇道に誘導されていきました。
本当にスカッとしました。そしてホッとしました。もしもレーダーを設置していたらどうなっていたか分かりませんでした。ただ、後から考えると、通勤通学時間帯にスピード違反ネズミ取りをすることってあり得ないことに気がつきました。杞憂でした。
思えば、去年でしたか、このバス専用レーンでF交通というタクシー会社のタクシーとバトルを繰り広げたのを思い出しました。バス専用レーンの真ん中を走っていたわたしのバイクを後ろからそのタクシーが煽ってきたのです。朝7時50分頃、専用レーン適用時間帯に、です。
それ以来わたしは決してF交通のタクシーには乗らないことにしました。
④もうちょっとおつきあい下さい。
今朝の続きです。ローのちかくにセブンイレブンが出来たのです。廃業したガソリンスタンドの跡地にできたので、便利な場所にあります。
ただし、中の店員たちの接客態度は最悪といって良いと思います。なにせ、客の方を見て仕事してないからです。数人いる女性店員たちはみな自分の仕事を速く終わらせることだけに夢中。レジカウンターには誰もいません。客が商品を買ってレジに向かっても誰もレジに行きません。レジに来たら来たで、猛烈な早口で応対してさっさと金払って出て行け、みたいな気にさせられます。
それでも便利なので仕方なく利用しています。
今朝もその店に行き、毎朝買うサンドイッチの棚を見るとほとんど売り切れ。代わりに130円のホッとドックが。そのホッとドックと明治ブルガリアヨーグルトブルーベリー味、菓子パン、の3点を持ってレジに行くと、ホットドック温めますか、と訊かれたので、イエスと。すると、今度は、一緒のレジ袋にお入れして良いですか?と。言われる前から薄々予感がしていました。
どうせこの店ならそう言うだろうな、と。
わたしはもうちょっとでこう言ってやろうかと思いました。『お宅ではヨーグルトは冷蔵して売ってますよね、冷たいヨーグルトと一緒に温かいホットドックを入れたらどうなるかわかるでしょ?客の立場に立って考えたら答えを言うまでもないでしょうが!大体あんたらは客を大事にする気持ちが全然無い!箱崎にもう1軒あるセブンイレブンの接客態度を見習え!』と。
実際にわたしが発したのは『そりゃいかんやろ!』だけでした。


※なんか、パンクぶーぶーの漫才みたいになりました。


お粗末様でした。

2012年1月9日月曜日

平成24年

とうとう年が明けました。やるべきことが山積みで恐ろしいです。
しかも何度も繰り返すのになかなか頭に残らない、この悔しさ、もどかしさ。
5日、毎週月曜に参加している卒業生答案ゼミの個人面談というか指導してくれる弁護士さんからマンツーマンで自分の答案の良くないところを指摘してもらいました。
手厳しいことを言われましたが、逆にすっきりしました。正しい、というか、点数をもらえる答案のイメージがだいぶ分かりました。
自分で得意だと思いこんでいる民法で特に弊害が多いです。問題文を細かく読み込みすぎるのです。そのせいで時間不足とまとまりのない論述、そして点数にならない部分に力を入れすぎる、という最悪パターンに陥るのです。
もっとざっくり読む、宝探しと思って論点探しを積極的にしていく、論点と無関係なところは浅く読む、、、、、。

☆ところで今日、久しぶりにイイ話に出会いました。母校の高校が、今、修学旅行で東北の被災地に居る、というのです。
世界を知る、という修学旅行にまさにふさわしい場所ではありませんか。なんか、誇らしい気持ちになりました。
しかも、イヤなら長野のスキー旅行も選べる、という、生徒の自由を尊重する態度もまた、大人っぽくてイイです。
 ☆☆鳥飼八幡宮に美人過ぎる巫女さんがいると、Kくんがわざわざ見物に行ってきたそうです。
わたしもローに行く途中覗いてみました。たぶんこの人かも。