2008年1月31日木曜日

論文3位




の合格者の講義を聞いてきました。


その憲法判例の知識のすごさ。きちっと要所を押さえており、さすが、と感心しました。


いまどきの合格者の特徴は判例をよく勉強していることです。そして要領の良い勉強をしている。すなわち、点数をもらえないところはやらない、配点を多くしているところはびしっとやる、ということです。


対して、民法についてはやや薄いかも。でも、足りないところはそれくらいで、とにかく判例のまとめがスゴイ。参った。


それと、答案作成術が完成されている。ほかの合格者のいいところをどんどんパクッて自分のものにしているのがまたスゴイと思いました。


 むかしの一桁合格者とはイメージが大きく違います。それこそ、俺はどっかのヘボ学者よりできるんだ、とでもいわんばかりの学問的深さを持っている奴が多かったです。ところが今では司法試験とは実務家登用試験であるという認識が一般化したので、とにかく実務感覚すなわち判例の知識が何よりも重要視されます。


もちろん、当時も判例だけ勉強してたやつは上位合格でなくてもとっとと受かっていました。わたしは愚かにもそういう人たちを馬鹿にして、学者面して間違った方向に驀進してました。あーあ。


 


今晩、新居の鍵渡しの集会が開かれました。これで福岡市の役人さんたちともお別れ。新しい鍵は自動車のキーみたいに大きくて、うんざりです。


今度新しくお隣さんになる方が分かり、人柄が良さそうなので大安心です。


しかし、明日から少しずつ引越しを始めなければと思うと、かなりブルーです。せっかくやる気が沸いてきたのに。


福岡市役所横は駐車違反取締りのメッカ。どんどんつかまります。
上の写真右手の銀色の日産マーチのおじさんも実は直前に、写真の二人組の取り締まり員から駐車違反切符を張られてしまったのでした。

2008年1月29日火曜日

テレビのない生活


何年ぶりでしょうか、この感覚。物足りなさと開放感とが交互に襲ってきて、ちょっと禁煙直後に似ている気がしました。禁断症状も少し出てきたかな。自分のためには良いことなんだが、なんかモノサビシイ。

自然と机にへばりつくようになりました。ほかにすること無いもんで。

でもでも、ちらりと電気屋に行って薄型テレビの値段なんかを偵察したりして、未練がましい奴です。

さっき、辰巳の帰り、MrMaxに寄ってテレビとウォシュレットを見てきました。ウォシュレットの安いこと。17000円で売ってました。

液晶テレビは、みんなが良いというシャープよりも、松下やソニーの方がきれいに感じました。20型で6万円台くらいか。

わたしが昨日処分した、なつかしのブラウン管14インチも売ってました。9900円!

世の中の変わり方の早いこと!いつの間にかテレビと言えば薄型が常識になってます。その上さっきのウォシュレットのように値段がどんどん下がって、だれでも買える時代になりつつあります。

厚さ数センチのテレビなんて、空想の世界でしかありえなかったのに。
そしてまたこうしてインターネットで世界中に自分の文章を発信できるなんて。

よくよく考えるとものすごいことですよこれは。

2008年1月28日月曜日

一段落




今日は箱崎に3回行きました。


①正午、学務部カウンターで入学金、授業料免除申請書を出しました。すると、この前とは違う女性職員が、わたしが一緒に出した所得証明書を見つめ、『あなたは独立生計になるんじゃないでしょうか』と、今までと全く違うことを言い始めたのです。


またかぁ、わたしはうんざりして、『えっ、どういうことですか』と聞くと、『お父さんからの仕送りだけで生計を立てているのがこの所得証明書でわかるので、お父さん関係の所得証明書や確定申告書の写しなどは不要になります』だって。


こちらがどれだけの苦労をして親父、お袋の書類を集めたと思ってるんだ!こんちくしょうめ、と思ったのですが、今後の後期の授業料免除のこととか、親父と同一生計のままだと、2月後半に、新しい確定申告の写しを提出するなどの面倒が増えるので、結果的には独立生計の方が有利となり、ありがたい話なんではあります。


けれども、そうであるなら最初からそう言って欲しかった。無駄な苦労が多すぎました。


このことを聞いたとき、この前対応した女の子が幸運にも横にいて、今日の女性がその子にこれでいいよね、と告げると、その子は、『う~ん、そ~ですね~』と、曖昧な返事。


わたしは、しめた、ラッキーと思いました。だって、対応した職員がてんでんばらばらなことを言うのですから、言った職員同士でコンセンサスを取って貰わないとわたしが後で困ることになりかねないからです。公務員は責任回避が上手なので、お互いに回避し合うと、結果的にこちらにババくじが廻ることになるからです。わたしに対して違うことを言った当事者がわたしの目の前で意見統一してくれたので、すごく安心しました。


その結果、わたしが清書してきた願書は書き直すことになりました。あ~あ、またか、とは思いましたが、後で苦労しなくて済むなら、と快く書き直しに応じました。


②そこで、真新しい願書を貰い、一旦我が家に戻って書き直すことにしました。


 で、帰ってみると、なんと今日の夕方に予定していた燃えないゴミの無料引き取りトラックが今にも出発しそうになっていました。やばい!そこでそのおじさん達にお願いして、昨夜遅く玄関外に置いてた灯油ストーブや古いスキャナー、プリンタ、壊れたステレオ、そして2日前に壊れた14型テレビを、一階から五階まで5往復して運び出しました。体がへなへなになり、汗でびしょびしょに。体力低下著しき限り。


十数年間我が家に居たテレビでした。長い間ご苦労さん、と声をかけて運び出しました。


上半身裸になり、熱いタオルで汗を拭き、餅を4個焼いて食べながら、願書を書き直しました。300字以内で免除申請理由を書かなければならないのが大変なんです。


③書き直した書類を持って再び箱崎へ。着いたのが4じ30分。わたしが学務部に入っていくとカウンター内の近くにいた人がわたしの顔を見て最前の女性に声をかけてくれました。そうか、何遍も来るんでオレの顔は知られてるんだな、と分かりました。


で、その女性はわたしの顔を見て、えっ!今日来たの?はや~、と言う表情でした。


それで、点検の結果、これで良し、と言うことになり、やれやれ、と思う間もなく、文系校舎のロー事務室へ、時刻は4時45分。そこでは写真を貼った紙切れとちいさな写真1枚だけしか提出しなくてよく、あまりのあっけなさと先ほどまでの苦労苦労の免除申請との落差の大きさに驚くばかりでした。


④以上でロー関係の面倒で心労の多い書類提出行為は一応終了し、大いに安堵しました。


⑤夜8時、女房が羽田から帰着、空港まで迎えに。遅い晩ご飯にと三度目の箱崎へ。


めちゃめちゃおいしい天天ですぶたとマーボー丼を分け合って戴きました。


やっぱり美味い。


今日はいろいろ大変でしたが、一気に用事が捌けたので気分が軽くなりました。


また、氷雨の中を運転したので冬の雨も満喫できました。車中で昭和のフォークを聞きました。はしだのりひことシューベルツの、風が聞こえてきたとき、涙が出そうになりました。

歌川広重


今日テレビで、広重の東海道五十三次の版画の再現成功と、浮世絵がフランス印象派にどんだけすごい影響を与えたかを探る特集がありました。

たしか2年前、福岡に浮世絵展が来て百道の美術館に見に行ったことを思い出しました。

北斎は天才、広重は秀才、というのが見たときの感想でした。でもわたし自身は広重の東海道ものが好きです。みんなが取り上げる構図のすごさよりも、色の素晴らしさ、特に青のバリュエーションに引き込まれました。夕暮れの青の澄んでいてなつかしげでさびしげな色合いがとりわけ気に入りました。それと、雨の激しさ。雨好きなもので。

で、フランスの印象派の画家たちは浮世絵に熱狂したそうです。その代表格が、あの睡蓮で有名なクロードモネです。日本の太鼓橋や柳の木、睡蓮まで日本から運ばせたそうです。セザンヌ、ゴッホ、マネらも忠実に浮世絵を油絵で模写しています。

モネは、風景が見せる一瞬の表情を捉えてキャンバスに写そうとして同じ構図で異なる時刻の絵を何枚も描きました。セザンヌもです。

わたしには絵の才能が全くありません。ただ、小さいころから音感だけは良く、父の親戚の子分(当時その親戚は若松でヤクザをやってました)から古い流しのギターをもらったとき、独力で6弦のチューニングに成功しました。今思えば絶対音感を持っていたのではと思います。

でも、わたしはやはり絵の才能のほうがいいなあと思います。だって絵は残りますもん。音楽は一瞬のもので、終わったら余韻しか残りません。潔すぎます。

 なんでだらだらと印象派のことを書いたかといいますと、そのテレビを見終わろうとしたときに、テレビ画面が揺れだし、上下から黒いチョコレートのようなものが広がってきて、とうとう画面が真っ黒けになってしまったのです。

15年くらい使っていたちっちゃなテレビでしたが、引越し前に昇天してしまいました。まるで引越しを予期していたかのようで、なんかかわいそうになりました。


2008年1月26日土曜日

シニア


授業料免除申請手続には二つあります。半額免除と、全額免除です。そのうち全額免除は社会人、女性、シニアのみ申請できます。ではシニアって何歳からか知ってますか?


50歳ですよ。わたしはれっきとしたシニアなんですよ。ウソ~ッ!


オレはシニアかぁ。がっくりきました。若いと思っているのは自分だけなんか。


それでも、ちりとてちんで良いこといってました。人生どまんなかって。


つまり、自分の人生は他人の影になってしぼむことなどない、自分の人生はあくまで自分のものなんだから、胸張ってど真ん中を生きろ、という意味なんです。


良いこと言うなあ、と感激しました。


シニアだかなんだか知らんけど、ど真ん中を進んでやる、と思うと、なんだか気分が活き活きしてきました。


なんでもかんでもやりたいことをやってやろうと言う気になりました。言葉って凄い。人を変える力がありますねえ。


昨夜、とうとう免除申請関係書類を全て書き終え揃い終え、胸のつかえが下りました。


夜中の2時半でした。


今朝からついに引っ越し行動の記念すべきスタートを切りました。巨大で場所ばかり取り、そのくせ座り心地の悪い座椅子を福岡市西リサイクルセンターまで車で運び、引き取って貰ってきたのです。


すこし風邪気味でしたが、何かアクション開始したかったのです。


その前にローに提出する写真を、証明写真自動撮影機で700円入れて撮ったのですが、出てきた写真を見ると顔が真っ赤になってました。それを見た途端、熱っぽくなってきて頭痛も始まりました。バカな話です。自分の熱っぽい顔を見た途端に熱が出て頭も痛くなるなんて。

2008年1月24日木曜日

電気毛布


必需品です。

ここんとこ本格的な冬に立ち返ったため、家の中にいても下半身が冷たくて、電気毛布を腰に巻いたり頭からかぶったりして暖を取っています。

というのも、灯油ストーブが大の苦手で、燃えたときに出る細かい粒子のせいで咳がでてしまうからです。

また、エアコンも、妙に空気が乾燥してしまい喉に良くないのです。しかも、電気コタツのコードがどっかに行ってしまったため、残る手段はホットカーペットと電気毛布だけという有様なのであります。

 この電気毛布の暖かいこと!魔法の毛布です。薄っぺらいくせに熱がどんどん出てくるのです。まあ、当たり前といえばそうなんですが。

 そういえばスヌーピーに、赤い毛布を片時も離さず持ち歩く少年がいました。ブランケット症候群という医学用語まで出来ましたが、なにかにすがっていないと落ち着かない心の状態を言うそうです。今のわたしがそうです。暖気に包まれ、いい気持ちです。

 今日は、物事がうまく運んだ一日でした。

気温3度の曇り空の中、手袋を二重にはめ、首周りにネックウォーマーを被り、スクーターにまたがって区役所に行って所得証明書を取り、セブンイレブンでバイクの自賠責保険の更新をコピー機付属のネット処理で完了し、九大で授業料免除の申請に必要な書類の確認をしてほとんど手続の目処が立ったのでした。

 今日、学生課で教えて貰った斉藤さんという女性職員はてきぱきとしていて知識もあり、おかげでわたしの不安が消えました。この手続は信じられないほどうんざりする作業なんですよ。

 九大では、知り合いの後輩とばったり出会い、話をしてみると、今度ローの3年生になるとのこと。時の経つのの速さに驚きました。なんとこれからわたしの方が逆に後輩になるわけです。

 帰りに、女房から得た情報に基づき、博多駅の近くの代ゼミの裏手にふくちゃんラーメンの支店が出来たというので、見つけ出して食べてきました。

客はほとんど居ませんでした。味は田隈の本店よりも美味しく感じました。多分、博多で3本指にはいると思います。ただ、本店よりも100円高かったです。

今日の結果に満足した今の気持ちを写真で表してみました。


2008年1月23日水曜日

引越し手続き





電気ガス水道電話ネット、といろいろ面倒です。



頭にきたのは、ネットの移設工事で6000円も取られることです。なんで?ただ自分の会社内の設定変更しかしないのに。



とはいえ、おしなべて相手の電話の応対は優秀でした。



特に良かったのはNTTでした。思えば昭和の終わりころ、電電公社の時代、窓口ではおっさんが横柄な口調で、なんか用か、みたいな言い方をしてました。ところが今日の電話は実に親切丁寧でした。民営化してよかったかも。もっとも電話加入権を紙くずにしたのだけは未だに許せねえ。詐欺でしょ。電話加入権は資産ですと言ってたのは誰や?



詐欺といえば、朝青龍を精神疾患と診断したボケ精神科医をなぜ誰も弾劾しないのか?あの時、ただひとり、白髪のジー様(名前忘れた)だけが、『あれは仮病、ただのフテクサレじゃ』とおっしゃいました。偉い!



話を応対に戻すと、いまでも似たようなひどい応対をしているのが大きな警察署です。場所にもよりますが、大体、おまえ何しにきた、と言う感じです。一番ひどいのは百道にある早良署の一階交通課です。あそこのフザケタおやじどもには本当に頭にきました。



警察官でいい感じだったのは博多署の2階の交通課の警部さんくらいか。






ところで、女房が今週末から湯河原で会社の研修に出かけることになり、デジカメを渡したので、激写ができず、今まで撮ったものの中から選んで載せます。季節感がありませんが我慢して見てやってください。