2008年4月26日土曜日

朦朧


帰ってきてお風呂に入り、近所のスーパーで買った半額シールの貼られた総菜を食べ、明日の予習を始め、30分もするとカクン、と首が傾き始める。


この一週間、この繰り返し。


しかも今日から新しく民事執行法保全法の授業が始まり、隔週二コマ、今日がその日、4時40分から8時まで授業。


終わったら法情報論の宿題をパソコンで打つ。


ローを出たのは夜9時。きたのは7時半だから13時間もいました。


もう、どんだけ~ですよ。


明日明後日は授業はありませんがローに行ってもの凄い量の行政法の本を読破しなければなりません。授業はほとんど教科書、レジメとは独自の内容、しかしレポート宿題は教科書から。なして?それも100ページ以上あるんです。


前にも言いましたが、今年の既修1年生はみんな狂ったように勉強します。おそろしいです。


きょう、ローのホームページに今年入学者の構成が載ってました。40歳以上は3人でした。30歳以上を含めると(かなり強引)13人?15人かも。


平均年齢が上がっていました。わたしのせいですけど。


 ただ、今日の民事執行法の授業が一番楽しかったです。やっぱり川嶋先生はフィットします。昔ながらの良い先生、そのもの。


ああああ、来週はシケたゴールデンウィークです。火曜日しか休みがないんです。


おまけに来週ある授業はほとんど当てられる確率90パーセントです。




と、ここまでグチをこぼした自分の文章を見直してたら、そうかあ、大方のサラリーマンもこういう生活をしてるんだなあ、と思い至り、大変恥ずかしい気持ちになりました。


大反省!恵まれていることに気がつかないなんて。本当ならわたしくらいの歳だと入れてくれないところです。


感謝しながら喜んで通わねば。


今日は自習室内に設置してあるプリンター(5台)と自分のノートパソコンを繋いで印刷することにやっと成功。これで悩みのタネだったパソコン関係の四苦八苦がほとんど終わりました。

2008年4月23日水曜日

奨学金


振り込まれていました。いつか返すお金とはいえ、有り難い限り。キャッシュカードコーナーに入る直前の有り金は全部で1500円!

お金って、ほんとーに大事ですよねえ。

お金がないときのつらさ、惨めです。まあ、かなり慣れっこにはなりましたが。

もともと、奨学金目当てでローに行ったようなものでした。奨学金で旧司の勉強を続けよう、と。

ところがどっこい、甘くなかったです。
ただ、今週あたりからなんとなく要領が分かって来、また、毎日学校に通うという数十年ぶりの習慣に少しずつ慣れ、年寄りという恥ずかしさも薄らぎ、周囲の学生もまたわたしに慣れたので、ローでの生活にちょっとずつなじんできたかなあ、といったところです。

今日も6時起き、ロー到着は7時20分。すでに5人ほど勉強していました。

今日の授業は朝一の民訴だけ。相変わらず先生の話が聞き取りにくくて、終了後、大勢の学生が質問のため教壇に群がっていました。

授業後、机に戻ると、隣の女子学生からさっきの民訴について質問あり。何とか答えて面目を保つ。

どの授業も体系的授業は一切しません。判例ばかり。半分以上の学生は基本ができていない感じがします。それでも判例を必死で読んできます。

 こんなやりかたは効率的ではないと思います。今日の授業にしても、確認の訴えの基本から話してくれたらよかったのに、いきなり遺言者の生存中の遺言無効確認の訴えという判例からやり出すのです。

確認の訴えの利益のはなしはもっぱら過去の話なので、いきなり未来の話から始まったため頭がごっちゃになった学生が多かったと思います。

 ところで、ノートパソコンの性能は、スゴイです。ストレスが全くありません。

ビスタの売りである、3Dの表示機能、今日初めて操作できるようになりました。

全ての机にネットの線が来ているので、どの学生も自分の机でネットに接続できます。わたしはヘッドホンを持って行って、ネットから聞くことができる音楽(クラシックとかジャズとか)をたまに聞きます。たいてい、夕方の睡魔が襲ってくるころです。

また、今日はかなりカシコイアイディアを思いつきました。ヤフーとかグーグルでは無料でメールができます。

それらを使って、ローで作った文書を自宅に転送することができるんです。つまり、ローのノートパソコンの中にグーグルメールのアドレスを入れておき、自宅パソコンの中にヤフーメールのアドレスを入れるのです。ローで作った文書はグーグルメールで自宅のヤフーに送る、またその逆をする。

そうすると、昔はフロッピーに入れて持ち運んでいた情報をメールの添付というやりかたで瞬時に送れるというわけです。

これには少なからず感動しました。速くて便利でタダですから。
旧司受験はかなり難しいなあ、という気になってきました。
写真アップ、最近良いのがなくて昔のを使い回します。
今日は雨だったので濡れて鮮やかなツツジを撮りたかったのですが、チャンスがありませんでした。
残念。

2008年4月22日火曜日

葛藤

今年の択一、受けるべきか否か。

いまローの中でもみんな考え込んでいろいろと相談し合ったりしています。

そんな中、3月までローで教えていたM弁護士がロー内の掲示板で、絶対受けるな、と書き込んでいました。

なんでも、去年の旧司択一会場にロー生が何人もいたというのを東京出身の弁護士が聞いて、あきれたとのことです。皮肉混じりに、九大ローは本当に立派な態度である、といったそうです。

その意味は、ローが受験生の受験行為にたいして超然として関与しようとしていない、というか無関心だということらしいです。

東京の感覚では、3回しかない受験回数をどぶに捨てるようなもので、東京ではもってのほかなんだそうです。

 で、今のわたしの状態では受験はちと無理っぽいかなあ、という気がしてきました。

万全の準備をして初めてやっと太刀打ちできるというのが択一なのに、準備が全く足りません。一昨日の模試も合格推定点より1点少なかったのです。

 だもので、友人のプランである、来年択一を受けるというアイデアの方がより現実的なのでは、と思っています。

 今朝も、相当優秀なロー生と話しましたが、彼も今年はローの勉強が食い込んできてしまって受験は控えることにした、と言ってました。

 今年入学した学生はもの凄い、今までと違う、と事務室の方が言ってました。わたしもそうだと思います。今日だって、わたしが7時半にローに着くとすでに数人が勉強していました。また、夕方7時半に帰ろうとしたとき、まだ半数以上が勉強していました。

もう、どんだけ~っ?!としか言いようがありません。

写真をアップしようと思ったのですが、うまくいきません。

2008年4月19日土曜日

潮干狩り







今日は自宅で宿題と予習。久しぶりに布団で7時間睡眠。ゼイタク。




今日はコーヒーの特売日。毎日コーヒーミルで豆を挽き、ポットに入れてローに持って行きます。




その豆が3割引の日なので西区小戸まで買い物に。時刻は午後3時。強くて冷たい風に凍えながら帰りによかとぴあ通りをバイクで走っていると、室見川の河口で潮干狩りをやっていました。




もの凄い人出。パトカーまで出動。今日は風が強く、しかも肌寒いのにみんな冷たそうな水に入ってせっせとアサリ取り。




川岸には摂り終えた人達が収穫をどっさりかかえてクルマやバイク、自転車にのせています。また多くのカメラマンがナイスショットをねらっていました。




海の方を眺めると、干潮がおわり、波がざぶざぶと押し寄せて来ています。その波が風とぶつかって白く泡立ちながら上流を目指していて、川の真ん中で貝摂りに熱中している人達を呑み込まんばかりでした。




 街中、道路脇のツツジの花が満開で、福岡はフラワーシティになっていました。




明後日の商法の宿題答案、なかなかまとまりません。論述能力の欠如に悩まされています。




そしてその次の日、火曜日は、憲法と並んで手強い科目、刑事訴訟実務が待っています。とにかく条文を徹底的に頭に入れておかなければならない、辛い科目です。




 と言う具合にローのことで手一杯なのに、択一模試が明日あります。




こんなことで今年の択一は大丈夫なのか、はなはだ心配です。




そんなとき、友人から電話。今年は引っ越しやローの入試、入学等で準備不足だから、大切な3回の受験制限の一回目を使うのは控えて、来年使えばどうか、とのアドバイス。それを聞いたとき、ぐらぐらぐら~っと心が揺れました。




うううう、、。どうしよう。




今年1年でローに慣れ、その後自習室でローの勉強とともに旧試験の準備をする、来年の合格者数はまたまた減ることになるがそれでも来年の方が確率的に良いかも、、、、、、、、。




そんなふうに悩んでいると、なんと今日択一試験の受験票が到着。なんたる偶然。




開いてみると、わたしの番号は1100番台。え~?去年からあんまり減っていない!




去年も締め切り日に投函しました。今年は随分減っているだろうと思っていたのに。




ますます悩ましい状況に。




そこで、これから2回、予備校の模試を受けるので、その結果で様子を見ることにしました。

2008年4月17日木曜日

眠い




もうこうなったら朝一からローに行ってやろう、と7時前に家を出ることにしました。



というのも、授業開始が日によって違うため、それに合わせて出立すると毎日の生活が不規則になりそうだからです。



また、7時半から9時まではラッシュアワーで時間がかかりすぎるのです。



というわけで昨日今日と二日続けて7時半にローに到着。



しかれども、夕方襲ってくる睡魔の強烈なこと!



たまりません。



そのうえ周りの連中がえげつないくらい自修机に座りっぱなしで勉強するんです。



この圧力はすごいです。



若さなんでしょうか。とにかくパワフルです。



こっちはもうヘロヘロであります。




と、昨日ここまで書いて寝てしまいました。


今日は恐怖の憲法、渡辺先生はかなりの実力者。つっこみが怖いです。なが~い判例を深く深く問いただしてくるのです。


で、とうとう恐れていたことが現実に!


予想外の問題で当てられてしまったのです。じぶんがしっかり読んできた箇所よりもかなり前の部分を聞かれてしまったのです。


だもんであわててしまい、テキストに先週自分で書き込んでいた答えを見ないまま、つい頭にあったことを口から出してしまい、端から見てかなり恥ずかしい答えになってしまいました。


わたしの答えに満足しない先生はちょっととまどっていました。


そこで水曜日にわたしを救ったA君に同じ質問が向けられ、A君は先生の望む答えを言いました。この授業では出席簿のおしまいから逆に当てていくのです。


水曜日の民訴と真逆になってしまいました。


けれども、言い訳に聞こえますが、わたしが当たった問題は、前から疑問に感じていたところだったので、自分の思った通りに答えたのでかえってすっきりしました。


恥なんていくらでもかきますよ~っだ。




言い忘れていましたが、昨日、隣の机の女子学生から手作りのチーズケーキを一切れもらいました。彼女は逆サイドにいるもう一人のお隣さんにも同じようにあげてました。


でもなんかうれしかったです。その子は毎日北九州からバス通学しているらしいです。












2008年4月16日水曜日

霧雨




わたしの好きな雨です。落ち着きますよねえ。支持しない友人も居ますが。


今日は辰巳の模試を受けに朝1授業(8時40分から10時10分)のあとダッシュで


自宅に戻り、自転車に乗って西南まで。K女史と会って昼食を西南の食堂で食べながら(西南のカレーは本当にうまくて安い)情報交換、その後ゼミ室へ問題をもらいに行くと、西南の講義がたくさん始まっているので問題解きの場所を確保できない恐れ有りとのこと。しめたとばかり『じゃあ自宅で解きますわ』と退散。


ローの学生も3人ほどいて、旧試験を受ける人もいるのだなあ、と襟を正す。


その後、雨も小やみ状態になったので、天神の早稲田セミナーまで自転車で。


久しぶりのロードで、帰ってから疲れ果てて机で爆睡しました。


目的は新司法試験の問題解説漁り。というのも来週月曜に過去問の答案を書いて提出しろというので、安直にカンニングするべえと手抜き心が命じたため。


 帰りに久しぶりに雨模様の大濠公園に寄り道。


ツツジの赤が雨に濡れて鮮やかできれいでした。なんでもクルメツツジという名前らしいです。可愛らしいちいさな花花です。


チューリップはもう終わりかけでした。


でも花の色ってなんであんなに鮮やかなんでしょう?




思い出しました、今日の民訴の授業を。教授が学生を当てる速さが想像以上だったので、今日はオレまで廻ってこんやろ、とろくに予習してなかったわたしはかなりビビリました。


で、授業終了まであと10分というところでとうとう順番が学生名簿を一巡し、再びア行に突入してしまったのです。


ヤッバッイ~ッ!


しかも、教授の質問が民訴で一番厄介な複雑訴訟の類型で、原告になるためにはどのような種類の訴訟をすることができるか、というものでした。


おまけにそんな質問事項はテキストの質問欄にはありません。


だもので、わたしは出席簿で3番目なのですが、最初の学生は先生の質問にあえなく撃沈、授業は未だ5分以上残っている、自信ない、もうアカン。


 ところがなんと二人目の学生の誤回答がスゴイヒント!になってくれたので、彼の犠牲の下どうにか正解を探し当てて答えることができました。A君ありがとう。申し訳ない。


というわけで、正解を答えられ、しかも来週はもう当てられないというダブル安心感から、今日見た花々はとりわけ一段とわたしの心に美しく映ったのであります。ナサケネー。




2008年4月15日火曜日

個性

今日は新入生だけのコンパ。100人の新入生のうち70人ほども参加。大盛況でした。
幹事さんたちは大奮闘。いずれも気持ちの良い若者たちで、息子や娘にしたいくらいでした。
参加メンバーは皆ローに対して大いに不安と不満を持っているようでした。予習や情報収集を一人ぽっちでやるにはシビア過ぎるのです。
現に今日の授業でも宿題が出されていたことをしらない学生がちらほらいました。というのも宿題はネットで出されていて、それがネットのどのサイト、ページに載っているのか、ロー全体で統一していないので見つけられないためです。
その上パソコン操作に慣れていないのにわかりやすいレクチャーがないためますます頭が混乱してしまうのです。先週わたしの下に来たユーザーID、パスワードの種類はなんと6種類ですよ。6種類!どんなんやって整理理解するん?いい加減にしてくれ!
 またローの授業の進め方にもかなり問題があります。既修は基礎ができているのだという建前を固守して授業は判例ばかり。あまり勉強が進んでいない人にとっては授業は地獄です。その上半分くらいの学者は突然アトランダムに学生に質問をぶつけるのです。ほんとにたまらんです。
 もっときちんと講義をするべきです。百歩譲って判例研究をするにしても、授業中に判旨の要点、問題点、他の判例との整合性、をきちんとまとめて講義すべきです。今やっている授業は学者の自己満足やその場しのぎにしか見えません。
そういう不安をたくさん抱えているからこそ、今日のコンパ参加者が多かったのだと思います。
 学生は、個別に話をすると、みな何か一つ飛び抜けた長所があるように感じました。
女性の幹事さんは未だ若いのに気配りがすごく、去年の適性試験はなんと93点だったそうです。それを聞いた周りの学生達は全員息を呑みました。余りに高得点だったのです。
なるほどなあ、ローに入るには何か人にないものが必要なんだなあ。
また、ここ5年連続旧司択一に受かった男性もいました。
 というわけで、本日のコンパは大成功で終わりました。
写真も140枚ほど撮りました。その中からアップしたいのですが、個人情報保護のため、よくよく吟味して載せることにします。申し訳ありません。
ではまた