九大新卒学生から聞いたのですが、彼らの適性試験結果のスゴイ こと!
95点、94点、93点、、、、、。だって。
ただ、中には50点台の合格者もいたそうです。
なんであんな難しい問題で満点近くとれるの?95点取った学生に聞くと、適性の勉強をしたのは1ヶ月くらいなんだそうです。
またまた驚愕。
で、わたしが80点ちょいだったと言うと、『え~っ、すごいですねぇ』だって。
年寄りのくせに、なかなかやるじゃん、とでも言いたそうな表情でした。
やっぱ、適性の点数は大きいと思います。
ただ、同志社からやってきた学生は、同志社は適性重視なので、適性のできが良くなかった自分は受からず、それで九大に来たのだ、と言ってました。
どう考えればいいのでしょうかねえ。
行政法の勉強はイマイチ進みません。明日しかないのに。弛んでいます。
今日も宇賀先生のぎゅう詰め教科書を読んでたら、案の定睡魔が襲ってきました。今ローはかなり寒いくらい冷房が効いてます。
それで、カーディガンと夏用ジャンパーを着込んでうたた寝してます。それでも寒いんです。
行政法の勉強をしていると、民訴とかなりオーバーラップしてて、比較しながら勉強をすると分かりやすそうです。
で、一昨日、民訴と行政法の大きな違いにハッと気付きました。
それは、行政救済法というのは常に必ず行政主体(国や地方公共団体)からのアクションが先にあるのです(作為の場合)、もしくは先にあるべきもの(不作為の場合)なんです。
ですから、たとえば、市民が公衆浴場設置許可願いを申し立てたとしますと、
その設置許可願い自体は市民から先に行っています、が、救済の場面、たとえば、行政が不許可にした、とか無視して握りつぶしたとかした場合、そのような不許可、不作為という行政のアクションに対してけしからん、とか、許可をよこせ、とかの救済(攻撃)の問題が生じるのです。
で、救済方法(攻撃方法)としては、行政機関(当の許可行政をした機関とかその上級機関)に対して、もう一度考え直してくれ、許可をくれ、と言うのが行政不服審査。
それに対し、行政機関でなく裁判所に訴えて、行政機関に向かって何とか命じてくれ、というのが行政訴訟。
この、行政訴訟の中でもさらに大きく二つの方法があるんです。
その一つは(ほとんどがこれにあたるのですが)行政機関が不許可にした行為、つまり行政機関の行った判断という行為が間違っとる、この行政機関の判断という行為を無かったことにしてほしい、というもので、これを抗告訴訟と言います。
つまり、一般の民事訴訟の目的は、自分に権利をよこせ、という、権利(最終結果)の取得が目的です。
これに対し、行政訴訟の目的は行政機関の行為を正すものであり、権利をよこせというものではありません。
抗告訴訟の『抗告』という意味は、相手の行為に対して文句を言うことなのです。だから行政訴訟は原則として抗告訴訟なんです。
これをあえて刑法的に表現すると、民事訴訟は結果無価値(有価値)、行政訴訟は行為無価値、という感じです。
ではなんでそうなのか、ということですが、行政機関の許可は、市民にとっては権利ではないからです。すなわち、行政機関の持っている裁量権の範囲内で行政機関はある申請者に許可を与えるかどうかを決定する権限を持っています。そのような裁量権を持つと言うことの意味は、市民には許可をもらう権利はない、もらえないこともある、ということです。
ですから、市民は行政機関にたいして、自分の権利として許可を寄越せとは言えないのです。権利を寄越せという訴訟が民事訴訟ですから、行政訴訟は民事訴訟とは違うんです。
行政訴訟は、行政機関が裁量権の範囲内で行使した不許可という行為の判断が間違っている、と、行為の間違いを正すのを目的としているのです。だから抗告の訴訟なのです。
ただ、行政訴訟でも例外的に権利をよこせという当事者訴訟というものがあります。権利を寄越せ、と行政機関にいえるものがあるのです。たとえば、俺を首にしたのは間違っている、だから首にされた時から今日までの給料を払え、と国や市に請求するものです。
以上より、行政訴訟の90パーセント以上は抗告訴訟、残りが当事者訴訟、そしてさらに特別に民衆訴訟(市民が市の財政支出がおかしいとして訴えること)、機関訴訟(国と市の争い)というものの総計が10パーセント、と言う構成になっています。
2008年7月27日日曜日
2008年7月25日金曜日
第一弾民事執行法
まあまあ、というところでしょうか。いくつか頭から出てきそうで出てくれなかった知識があり、若干悔しさが残るものの、顔を洗って出直してこい、と言われるほどまではいかずに済んだ感じです。
川嶋先生は少々お冠でした。というのは、10人近くの学生たちが試験間近ぎりぎりになって教室に入って来たからです。
試験の時は10分前には教室に来ておいてね、と相変わらず柔らかな言い方ではありましたがそのお顔は真剣でした。
当然です。周囲のことをちゃんと考えてないから先生はお怒りになったのです。
予備校の模試なんかだったらスタッフが事前に座席に問題用紙、答案用紙を配布しておいてくれます。でも、ローはそんなところではありません。スタッフは先生だけです。そんな状態で、ギリギリになって滑り込みセーフみたいに教室に入ってこられたらどうなるでしょう。先生ばかりかみんなに迷惑をかけてしまうじゃありませんか。だから配慮が足りない、と先生は怒ったのです。
わたしのほうはどうかというと、20分前には来て、じ~っとプリントを見て必死に暗記してました。まぁ、早く言うと悪あがきをしてたのですが。
とにかく、はるばる京都からわざわざ試験のために福岡まで来られた先生に対して、試験開始2,3分前になって入室するなんて、どうかと思います。
試験には関係ありませんでしたが、民事執行法で、初歩的ながらなるほどねー、と納得したことがあります。
それは、民事執行法によれば、強制執行と担保権の実行とは違う制度だ、と規定されているのですが、なぜなのか、その理由についてなんです。
なぜ抵当権などの担保権の実行についても『強制執行』と呼ばないのか、担保権を実行すれば競売によって自分の土地を持って行かれるわけだから、通常の強制執行と変わりはないじゃないか、なのになんで民事執行法は担保権の実行を強制執行とは別々に、独立して『担保権の実行』と規定しているのか、これが疑問でした。
それは、担保の付いていない一般債権の場合、債務者はもちろん債務を弁済しなければならない義務を負っています。けれどもあらかじめ自分の持っている一般財産を他人に差し押さえられて強制的に奪われるということまで承認しているわけではありません。
ですから、債務者が任意に債務を弁済しなかった場合、債務者の意思に反してでも無理矢理債務者の持っている財産を差し押さえて換価するので、強制執行という名前が付いているのです。
ところが、担保権の実行というのは、たとえば金銭債権に抵当権を設定している場合、債務者は予め、もしも自分が債務を弁済しなかった場合、自分の土地に設定した抵当権を実行してその土地を持って行ってもいいよ、と承諾しているわけです。つまり、担保権を設定したということは、債務者の意思で債務者の担保物を換価のために処分することを認めたことになるのです。ですからこれを『強制』と言うわけにはいかない、というわけです。
くどくどしくてすみませんでした。やはり試験の所為でアタマが試験モードになったままみたいです。
川嶋先生は少々お冠でした。というのは、10人近くの学生たちが試験間近ぎりぎりになって教室に入って来たからです。
試験の時は10分前には教室に来ておいてね、と相変わらず柔らかな言い方ではありましたがそのお顔は真剣でした。
当然です。周囲のことをちゃんと考えてないから先生はお怒りになったのです。
予備校の模試なんかだったらスタッフが事前に座席に問題用紙、答案用紙を配布しておいてくれます。でも、ローはそんなところではありません。スタッフは先生だけです。そんな状態で、ギリギリになって滑り込みセーフみたいに教室に入ってこられたらどうなるでしょう。先生ばかりかみんなに迷惑をかけてしまうじゃありませんか。だから配慮が足りない、と先生は怒ったのです。
わたしのほうはどうかというと、20分前には来て、じ~っとプリントを見て必死に暗記してました。まぁ、早く言うと悪あがきをしてたのですが。
とにかく、はるばる京都からわざわざ試験のために福岡まで来られた先生に対して、試験開始2,3分前になって入室するなんて、どうかと思います。
試験には関係ありませんでしたが、民事執行法で、初歩的ながらなるほどねー、と納得したことがあります。
それは、民事執行法によれば、強制執行と担保権の実行とは違う制度だ、と規定されているのですが、なぜなのか、その理由についてなんです。
なぜ抵当権などの担保権の実行についても『強制執行』と呼ばないのか、担保権を実行すれば競売によって自分の土地を持って行かれるわけだから、通常の強制執行と変わりはないじゃないか、なのになんで民事執行法は担保権の実行を強制執行とは別々に、独立して『担保権の実行』と規定しているのか、これが疑問でした。
それは、担保の付いていない一般債権の場合、債務者はもちろん債務を弁済しなければならない義務を負っています。けれどもあらかじめ自分の持っている一般財産を他人に差し押さえられて強制的に奪われるということまで承認しているわけではありません。
ですから、債務者が任意に債務を弁済しなかった場合、債務者の意思に反してでも無理矢理債務者の持っている財産を差し押さえて換価するので、強制執行という名前が付いているのです。
ところが、担保権の実行というのは、たとえば金銭債権に抵当権を設定している場合、債務者は予め、もしも自分が債務を弁済しなかった場合、自分の土地に設定した抵当権を実行してその土地を持って行ってもいいよ、と承諾しているわけです。つまり、担保権を設定したということは、債務者の意思で債務者の担保物を換価のために処分することを認めたことになるのです。ですからこれを『強制』と言うわけにはいかない、というわけです。
くどくどしくてすみませんでした。やはり試験の所為でアタマが試験モードになったままみたいです。
2008年7月24日木曜日
静かな学修室
授業も終わり、早いところでは今日から期末テストが始まりました。知財法です。
わたしの受ける民事執行法は明日、少しだけ分かり始めてきました。
チャート図のように図解してくれる本が良いですねえ。
ところが教科書に指定されている本にはそれがなく(行政法の宇賀先生の本なんか文字でびっしり)、とても分かりづらいです。
その点、刑訴実務の本は実務の本で、とりわけ法務省は図解が得意というか大好きなので、図解と図表だらけです。そのため、いちどコツがわかると刑訴の本の機能性に痺れます。さくさく頭に入ってきます。
さらに本のどのあたりに載っているかが数字で指示されているので探すのに便利です。裁判というものが徹底的に良い意味でマニュアル化されていることがよく分かります。
膨大な裁判資料をさささっと調べていくためには必須なのです。
こういう実務に比べ、学者さんたちの書いた本の分かり難いこと、全く読み手を無視しています。
ただ、民訴の和田さんのように裁判官経験者の書いた本はものすごく分かりやすいです。
で、今日、学内生協の本屋で買った倒産法の本3冊はすべて図解無し。文字だらけ。びっしり、隙間なく書かれているのが伊藤眞先生の本。わたしは伊藤説(民訴)は一番好きなんですが、本のレイアウトのひどさには難渋します。
前途多難です。おまけに合計で12000円!
うち、教科書に指定された2冊の合計だけで9000円。
もーたまらん。
学修室は人が少なくて、そのため冷房がよく効いてて寒いくらいでした。カーディガンと夏用ジャンパーを着込んでもなお寒かったです。眠かったせいもありますが。
夕方学食に肉ソバ(280円)を食べに行くと、関西から来た学生二人が居たので彼らに混じって食べました。
同志社と大阪市大出身。こっちがいろいろ質問しようとしたら逆にわたしのことを聞かれました。
わたしが、『うちのクラスってめちゃくちゃ勉強するねー。本当にすごいと思う』と言うと、彼らの反応はイマイチ。どうも、彼らにとってはこれくらいフツーみたいです。
しかも、わたしが大阪の共同事務所を見学した際、毎朝弁護士全員で勉強会をやってたのにびっくりして、とてもこんなハードな事務所なんかで働けんと思ったと言うと、彼らは『ボクはそんな事務所が良いです』だって。
参りました。
朝行く途中、交通事故目撃。
帰る途中、昭和の飲み屋目撃。
前期授業終了
なんとなく尻切れトンボのように終わりました。あとは試験。
昨夜のパソコン疲れで、5時起きならず、7時まで寝てました。シャワーだけ浴びてローへ。
刑訴と民法の授業、それが終わって前期終了。
やはり民事執行法と行政法が強烈なストレスをかけてきます。
早速金曜日に民事執行法から。
今日の夜はパソコンの細かい仕上げ。いろんなソフトを入れたりコピーしたり、またまた12時までかかりました。
ほんとにバッドたいみんぐ~です。
わたしが好んで使う『 ~ 』という波形記号が昨夜の段階では全然使えず、表現手段がなくて困りました。
じゃあなんで今日は使えるのか?たぶん、一太郎を入れたからではないでしょうか。
これから、大学でダウンロードしてきた2007をこのパソコンにインストールしようと思います。果たしてうまくいくか。
かなりどきどきしてます。
さすがに新品のパソコン、写真のアップ速度がめちゃ速いです。前のおんぼろパソコンの5分の一の時間で済みます。
2008年7月23日水曜日
やっと繋がった
今夜、注文してたデスクトップパソコンをヤマダ電機までとりに行きました。
我が家に到着したのが夜10時、で、今は夜中の2時です。
設定接続に往生しました。特にメールの設定には困り果てました。
でもどうにかこうにか動くようになり、ほっとしました。
まだお風呂にも入っていません。
明日は行政法の自主ゼミで択一数十問を事前に解いておかねばならず、朝5時起きです。
今日のイベントは、民法。
手を上げて発言したらその回数分平常点が付くというシステム。私は今期まだ一度しか発言していなかったので、やばいなあ、今日中に発言しておかねば、でもどこで発言しようか、そうだ、一番簡単な設問にしよう。
というわけで、消滅時効と除斥期間との異同という基本問題について手を上げて答えようとしました。
ところが、10人以上もの学生が手を上げたのです。みんな必死なんですよ。
それでわたしはパスされちゃいました。だめだこりゃ、今日のわたしのチャンスは終了。
今日はその問題しかちゃんと本を見てなかったのです。
こうなったらあきらめて後はもう傍観者になってみんなのがんばる姿を眺めとこう、とリタイア気味になってました。
100点満点のうち前期試験が50点、残り50点のうち15点が発言点らしいのです。
わたしは1回しか発言していないので発言点は限りなく少ないことになるなあ、まあ仕方がないか、なんて半分あきらめてました。
ところがその直後、先生が、民法で、消滅時効と除斥期間の両方を規定している条文はどんなものがあるか、と聞いたので、これだったらかすかに頭に残ってる知識で答えられそうだ、と、またまた無謀にも手を上げてしまいました。
だって、覚えてたのは意思表示の取り消しと詐害行為取消権の二つだけ、という恐ろしくお粗末なレベルだったのです。こんなものなら誰だって直ぐに答えられます。ほかにいくつも条文があったのです。たった2個しか言えないくせに、よくもまあ手を上げたものです、愚かでした。
しかもしかも、条文の正確な数字すら言えませんでした。
先生は、わたしがてきとーに、取り消しと詐害行為ですー、とだけ答えると、
それは何条ですか、と聞くので、エー120うう-5条です、と答えると、先生がなんですってー?
本当にあほです。わたしは。条文確認もしないで手を上げるなんて。
それであせって、いったい何条だったっけぇ?とあわてて六法を見ようとしたら、わたしの前に座っていた女子学生が、先生から見えないようにして、左手を広げてパーの形にし、その真ん中に右手の人差し指を当てて、わたしに知らせてくれたのでした。
おかげでわたしは『126条でーす。』と言えました。
と、今度は、『じゃあ詐害行為取消権は何条ですか?』
わたし『425じょうでーす』
先生『えー?』
またしても間違った条文を言ってしまった!
そしたらなんと今度はわたしの左に座ってた男子学生が小声で『ろくですよ』と教えてくれたのであります。
もう、あほあほあほでした。自分にあきれました。
ただ、なぜか不思議にわたしの心はあったかいもので満たされていました。
まわりの人がわたしを助けようとしてくれたその心がうれしかったのです。
しくじってかえってよかったなあ、などと思ってしまったのです。
とはいえ、先生からは、『最低限二つくらいは言えないと、、、、、』とややきつめの嫌味をいわれました。
それでわたしは『えー、最低限で失礼しました』と言って、開放してもらおうとしました。
ところが『Aさん、ほかにありませんか、たとえば親族相続なんかで』
あわてたわたし『えーっと嫡出否認?』。どあほうです。あほかわしゃ。
とうとう先生が『1044じょうあたりになんかありませんか』と助け舟をだしてくれたので、やっと『大変申し訳ありませんでした、遺留分減殺請求権でした』とやっとのことで。
けれどもそれだけではまだ開放されませんでした。
先生『Aさん、126条は形成権ですが、そのことが何か問題を生じさせませんか』と聞いてきました。とっさには答えが頭に浮かばず、ううううん、仕方ない、白旗をあげて『わかりません』と言いおうとしたそのとき。
なんでかわかりませんが、形成権という言葉の意味がハッと浮かんだのです。
そうそう、取り消すぞ、という形成権の行使って、一回行使したらそれで効果が発生してしまい、何度もできる権利なんかじゃないんだ、使い切りの権利なのだ、ということは、一回行使するか全く行使しないかのどちらかしかありえず、金払えという請求権みたいに何度も何度も「払え」といい続けられるようなものではない、ということは、中断ということがない、ということがピカッと浮かんでくれたのです。
てなわけでわたしがそのようなことをたらーっと言うとやっと開放してくれました。
授業が終わった後、なぜか良い気持ちになってました。周りに助けられたことが心底うれしかったからです。
これからは彼らを女神さまと守り神さまとしておがむことにしました。
ちなみに女神様はかなりの美人であります。守り神様のほうは若干変人ですがハードボイルドな奴で好男子です。
我が家に到着したのが夜10時、で、今は夜中の2時です。
設定接続に往生しました。特にメールの設定には困り果てました。
でもどうにかこうにか動くようになり、ほっとしました。
まだお風呂にも入っていません。
明日は行政法の自主ゼミで択一数十問を事前に解いておかねばならず、朝5時起きです。
今日のイベントは、民法。
手を上げて発言したらその回数分平常点が付くというシステム。私は今期まだ一度しか発言していなかったので、やばいなあ、今日中に発言しておかねば、でもどこで発言しようか、そうだ、一番簡単な設問にしよう。
というわけで、消滅時効と除斥期間との異同という基本問題について手を上げて答えようとしました。
ところが、10人以上もの学生が手を上げたのです。みんな必死なんですよ。
それでわたしはパスされちゃいました。だめだこりゃ、今日のわたしのチャンスは終了。
今日はその問題しかちゃんと本を見てなかったのです。
こうなったらあきらめて後はもう傍観者になってみんなのがんばる姿を眺めとこう、とリタイア気味になってました。
100点満点のうち前期試験が50点、残り50点のうち15点が発言点らしいのです。
わたしは1回しか発言していないので発言点は限りなく少ないことになるなあ、まあ仕方がないか、なんて半分あきらめてました。
ところがその直後、先生が、民法で、消滅時効と除斥期間の両方を規定している条文はどんなものがあるか、と聞いたので、これだったらかすかに頭に残ってる知識で答えられそうだ、と、またまた無謀にも手を上げてしまいました。
だって、覚えてたのは意思表示の取り消しと詐害行為取消権の二つだけ、という恐ろしくお粗末なレベルだったのです。こんなものなら誰だって直ぐに答えられます。ほかにいくつも条文があったのです。たった2個しか言えないくせに、よくもまあ手を上げたものです、愚かでした。
しかもしかも、条文の正確な数字すら言えませんでした。
先生は、わたしがてきとーに、取り消しと詐害行為ですー、とだけ答えると、
それは何条ですか、と聞くので、エー120うう-5条です、と答えると、先生がなんですってー?
本当にあほです。わたしは。条文確認もしないで手を上げるなんて。
それであせって、いったい何条だったっけぇ?とあわてて六法を見ようとしたら、わたしの前に座っていた女子学生が、先生から見えないようにして、左手を広げてパーの形にし、その真ん中に右手の人差し指を当てて、わたしに知らせてくれたのでした。
おかげでわたしは『126条でーす。』と言えました。
と、今度は、『じゃあ詐害行為取消権は何条ですか?』
わたし『425じょうでーす』
先生『えー?』
またしても間違った条文を言ってしまった!
そしたらなんと今度はわたしの左に座ってた男子学生が小声で『ろくですよ』と教えてくれたのであります。
もう、あほあほあほでした。自分にあきれました。
ただ、なぜか不思議にわたしの心はあったかいもので満たされていました。
まわりの人がわたしを助けようとしてくれたその心がうれしかったのです。
しくじってかえってよかったなあ、などと思ってしまったのです。
とはいえ、先生からは、『最低限二つくらいは言えないと、、、、、』とややきつめの嫌味をいわれました。
それでわたしは『えー、最低限で失礼しました』と言って、開放してもらおうとしました。
ところが『Aさん、ほかにありませんか、たとえば親族相続なんかで』
あわてたわたし『えーっと嫡出否認?』。どあほうです。あほかわしゃ。
とうとう先生が『1044じょうあたりになんかありませんか』と助け舟をだしてくれたので、やっと『大変申し訳ありませんでした、遺留分減殺請求権でした』とやっとのことで。
けれどもそれだけではまだ開放されませんでした。
先生『Aさん、126条は形成権ですが、そのことが何か問題を生じさせませんか』と聞いてきました。とっさには答えが頭に浮かばず、ううううん、仕方ない、白旗をあげて『わかりません』と言いおうとしたそのとき。
なんでかわかりませんが、形成権という言葉の意味がハッと浮かんだのです。
そうそう、取り消すぞ、という形成権の行使って、一回行使したらそれで効果が発生してしまい、何度もできる権利なんかじゃないんだ、使い切りの権利なのだ、ということは、一回行使するか全く行使しないかのどちらかしかありえず、金払えという請求権みたいに何度も何度も「払え」といい続けられるようなものではない、ということは、中断ということがない、ということがピカッと浮かんでくれたのです。
てなわけでわたしがそのようなことをたらーっと言うとやっと開放してくれました。
授業が終わった後、なぜか良い気持ちになってました。周りに助けられたことが心底うれしかったからです。
これからは彼らを女神さまと守り神さまとしておがむことにしました。
ちなみに女神様はかなりの美人であります。守り神様のほうは若干変人ですがハードボイルドな奴で好男子です。
2008年7月20日日曜日
パソコン破損
金曜夜、自宅のデスクトップパソコンが動かなくなってしまいました。
再起動を何遍もしましたが、だめでした。
disk not ditectedという表示が出ました。
直前に、ハードディスクのギギギィという音が止まったのです。
あちゃ~っ、でした。
翌朝もう一度二度三度やってみたのですがだめでした。
4日前に外付けハードディスクを買ってきてお釈迦になる前にバックアップとっとこと思っていたのに、、、、
へたり込みました。今まで5年以上にわたって作ってきたノート類がすべて消えてしまったのですから。
もっとがっくり来たのはデジカメで撮りためておいた写真です。
このままでは気持ちが落ち込んで期末試験に影響する、と思い、出直し、気分一新のために、新しいデスクトップパソコンを(特別に安いやつ)買いに行こう、と女房と一緒に(彼女のカードが必要なんで)ヤマダ電機加茂店へ。
加茂というところは早良区にあり、福岡の西南部です。地下鉄七隈線の終点からたしか二つ前くらいです。
そこに行くと、NTTの光フレッツ担当員が勧誘してました。私のねらいはそこにありました。フレッツ光に同時加入するとパソコン代金が3万円引きになるのです。
で、店員に詳しく説明を求めると、3万円引きになるためには光電話以外に光テレビというサービスも申し込まねばならないというのです。
でも、そんなオプションは不必要なので、それは要らないというと、それなら2万円引きにしかならないとの返事。
そんな馬鹿な。2ヶ月前、友人がパソコンを買うのについて行ってやった、ヤマダ電機香椎店ではそんな条件はなかったぞ、というと、光回線が普及してきたのでサービスも少なくなって来たのだと言われました。
それで、納得いかなかったので二人ではるか香椎店まで向かいました。香椎は福岡の東の端。遠いです。
それで、香椎店に入ると、NTTから派遣のお兄さんがいたので、彼と話をしました。彼から以前話を聞いたことがあったので。
すると、なんと、香椎では光テレビに加入しなくとも3万円引きになる、とのことでした。
やった!わざわざ香椎まで来た甲斐がありました。
それで、フロンティアという山口のメーカー製の98000円のパソコン、20,1インチディスプレー、VISTA、コア2デュオ2ギガ、HDメモリー250ギガ、という内容のやつを買いました。ただし、オフィス2007は入っていません。けど、ジャジャーン、大学からタダで降ろせるのですよ。大学生ってお得なんですよ。
そして、フレッツ光に同時加入すると3万円引き、プラスポイント分が6000円つきます。
実質6万円の買い物でした。
そこまでは良かったのです。
ところが、光の契約の際、自宅まで光回線を引く必要があるので、電話でNTTの営業所にいる女性スタッフが、ヤマダ電機の現場が契約(これがクセモノ)を作成したとき契約内容をネットに書き上げて営業所に送り、本人の確認を得るため電話で右契約内容を読み上げするという作業をわたしとすることになっているそうでした。向こうからもヤマダ電機内で作成した契約内容がみれるんですよ、遠隔操作で。
で、電話先のNTT女性職員が、遠隔操作で、先ほど現場でおにさんがパソコン上に作成した契約の内容を一つ一つ読み上げながら確認して行こうとしたとき、その女性が、『OCNサービスの解約はお客様ご自身でしてください』と言うのです。
えっ?なんで?
わたしは今まで同じOCNのADSLというサービスを受け、OCNからの請求書に支払い続けてきました。
そして今回、同じOCNのフレッツ光というサービスに変更しようとしています。
なのに、解約?しかも自分が? しかもしかもNTTのスタッフがOCNのことを?
意味が全くわかりませんでした。それで『それ、どーゆーこと?』と電話先の女性に尋ねました。そしたら、『こちらにはお客様がOCNと契約をしたという事実がないので他の業者とした契約を解除する必要があり、NTTではなく、お客様ご自身で解約してください。』だって。
どういうことかというと、OCNは顧客を開拓するために、別のいろんな勧誘業者を利用してそいつらにOCNへの勧誘をさせるのです。そして、インターネット関係では、その勧誘業者がわたしの契約相手になっているのだそうです。ただ、料金請求はその業者ではなくOCNがやっているのです。
それで、わたしはその勧誘業者のひとつと契約をしているから、その勧誘業者との契約を解除せよ、というのです。
そんな馬鹿な話がどこにあるか、とわたしは例によって大声でおらびました。
それはおまえらの都合の話だろが。自分の利益のために業者を雇って顧客を取ってこさせておいたのはお前だろ。
『わたしはずーっとOCNからの請求に対してOCNの使用代金として払ってきたのだ。だからわたしの契約相手はOCNだろが。』と。要するに間に入った業者は実質的にはただの契約仲介者にすぎず、契約の本当の当事者は当のOCN本人だ、だからこそ代金請求書の宛先はOCNになっているのだ、ということです。
そうだとすると、同じOCN相手にサービス内容の変更をしているだけですから、契約を解約するとかいう問題が出てくるはずがありません。 しかもNTTの職員がそんなOCNのことをいうのも腑に落ちませんでした。
そのうえ、その女の言い方は役人顔負けの建前(ユーザー不在)一点張りだったので、こっちの怒りに油を大量に注いでくれたのです。
そもそも、NTTもOCNも元は同じ会社で、自分らの便宜と利益のために別会社にしたり、勧誘業者を雇っているのです。でもユーザーとしてはそんなのかんけーない、です。
彼らの内部事情に客がつきあわされる必要はどこにもありません。わたしは頑として、そんな訳のわからん解約かなんか知らんもんをこっちがしなくちゃならん義務なんか絶対にない、だからお前たちの方がちゃんとやれ、と突っ張りました。突っ張って突っ張って突っ張り通しました。
すると、現場にいたNTTのお兄ちゃんが申し訳なさそうに、今度はOCNに電話して尋ねたところ、びっくりするほどすんなりと、『わかりました、こちらで(つまりOCNで)業者に話をつけと来ます』となって、あっけなく落着。
当然です。当たり前のことでしょう。当たり前のことだからこそあっけなく落着したんです。
そしてまた再度NTTの事業所と電話で契約内容確認作業再開。今度は別のスタッフが出て、反対にとても応対が良かった。
分かりにくかったですね。
要するに、最初に電話で横着な口を叩いたのはNTTの女、この女は、マニュアル通りにしかことを運ばない、客のことを考えないやつ、しかも系列会社であるOCNのことについて何にも知らんし、知ろうともしない、まして客のことなんか全くお構いなし。始末に負えない人間でした。
OCNでは私のように別の契約受注業者が取ってきた契約はOCN内部で簡単に移行処理しているのです。どーってことないルーティンな日常的内部作業に過ぎないのです。だ・か・ら!!それくらいのことは系列会社の社員も知っとけ、ちゅうことです。
それにですよそ、そもそもフレッツ光(長澤まさみのCM)って、どこの会社がやってるか知ってますか?NTTですか?それともOCNですか?
答えられますか、みなさん?
正解は、両方の共同です。
なぜなら、フレッツ光を利用するためには、まず自宅に光回線を引かなければなりません。それはNTTの契約。そしてそのあと、光回線を伝わってくる情報を利用するために、OCNと契約しなければなりません。二つ契約しなければならないわけです。 両者の共同事業なんです。でもそんなことお客には関係ありません。客はたんにフレッツ光を利用したいだけなんです。
だったら、だったらですよ。お客に不便をかけないようにするためには両者が共同して一つの事業体としてお客に接する必要があるんじゃないでしょうか。
それを、『別会社だから知りません』なんて、当たり前みたいな口ぶりで横柄に言わせておいていいんでしょうか。
わたしはこういうのが大大大嫌いなんです。我慢ができないんです。
そういえば、百道の警察署1階交通課でも同じ目に遭いました。そんときも
『公務員がなんで市民に向かってそんな横柄な口をきくのか』と抗議したことがあります。無視されましたが。また、別府交番でもやっちゃいました。 こちらは向こうのベテラン警官が間を取り持って最後は平穏無事的?に終わりました。
ふ~む。これってわたしの持病なのかもしれませんねえ。
というわけで、相当疲れましたが、やはり納得いかないことには下手に中途半端に引き下がらない方がよい、と改めて感じました。
で、この話にはオチがあるのです。
自宅にへとへとになって帰り着き(帰りの車の中で、カードでこのパソコンが買えたのは誰のおかげ?と女房に嫌みを言われ、感謝の言葉を強制されました)、勉強机から、お釈迦になったパソコンを撤去して奥の部屋に置いておこうとしました。コード類を外し、本体、ディスプレーなどを次々に運びました。
そして奥の部屋に本体を置いたとき、側面のカバーが外れたのです。
そうだ、ラストチャンスに、本体内部のハードディスクをちょっとだけ叩いてみようか、昔のテレビのように、叩いたら動くかもしれん、なんて文化系特有の恐ろしい考えが浮かんだのです。
そして、再びコードをつなぎ直して、ハードディスクを指ぱっちんみたいにかるく叩いてみたんですよ。
そしたら、なんと!!!死んだはずのパソコンが生き返ったのですよー。
全身の肌が泡立ちました。(鳥肌が立つという表現は恐ろしいことを体験したときに使う物だと思うんです、うれしいときには使わないというのが慣用的では、それはともかく)
もおう二度とこんなチャンスはない、と、あわてて外付けハードディスクをつないで、バックアップを始めることができました。
そういうわけで、コップの中の嵐に過ぎませんが、コップの中にはいるくらい小さい人間であるわたしにとっては翻弄されまくった一日でした。
6万円の出費は痛いですが、踏ん切りがつきました。
肝心の新品は3日後に来ます。
再起動を何遍もしましたが、だめでした。
disk not ditectedという表示が出ました。
直前に、ハードディスクのギギギィという音が止まったのです。
あちゃ~っ、でした。
翌朝もう一度二度三度やってみたのですがだめでした。
4日前に外付けハードディスクを買ってきてお釈迦になる前にバックアップとっとこと思っていたのに、、、、
へたり込みました。今まで5年以上にわたって作ってきたノート類がすべて消えてしまったのですから。
もっとがっくり来たのはデジカメで撮りためておいた写真です。
このままでは気持ちが落ち込んで期末試験に影響する、と思い、出直し、気分一新のために、新しいデスクトップパソコンを(特別に安いやつ)買いに行こう、と女房と一緒に(彼女のカードが必要なんで)ヤマダ電機加茂店へ。
加茂というところは早良区にあり、福岡の西南部です。地下鉄七隈線の終点からたしか二つ前くらいです。
そこに行くと、NTTの光フレッツ担当員が勧誘してました。私のねらいはそこにありました。フレッツ光に同時加入するとパソコン代金が3万円引きになるのです。
で、店員に詳しく説明を求めると、3万円引きになるためには光電話以外に光テレビというサービスも申し込まねばならないというのです。
でも、そんなオプションは不必要なので、それは要らないというと、それなら2万円引きにしかならないとの返事。
そんな馬鹿な。2ヶ月前、友人がパソコンを買うのについて行ってやった、ヤマダ電機香椎店ではそんな条件はなかったぞ、というと、光回線が普及してきたのでサービスも少なくなって来たのだと言われました。
それで、納得いかなかったので二人ではるか香椎店まで向かいました。香椎は福岡の東の端。遠いです。
それで、香椎店に入ると、NTTから派遣のお兄さんがいたので、彼と話をしました。彼から以前話を聞いたことがあったので。
すると、なんと、香椎では光テレビに加入しなくとも3万円引きになる、とのことでした。
やった!わざわざ香椎まで来た甲斐がありました。
それで、フロンティアという山口のメーカー製の98000円のパソコン、20,1インチディスプレー、VISTA、コア2デュオ2ギガ、HDメモリー250ギガ、という内容のやつを買いました。ただし、オフィス2007は入っていません。けど、ジャジャーン、大学からタダで降ろせるのですよ。大学生ってお得なんですよ。
そして、フレッツ光に同時加入すると3万円引き、プラスポイント分が6000円つきます。
実質6万円の買い物でした。
そこまでは良かったのです。
ところが、光の契約の際、自宅まで光回線を引く必要があるので、電話でNTTの営業所にいる女性スタッフが、ヤマダ電機の現場が契約(これがクセモノ)を作成したとき契約内容をネットに書き上げて営業所に送り、本人の確認を得るため電話で右契約内容を読み上げするという作業をわたしとすることになっているそうでした。向こうからもヤマダ電機内で作成した契約内容がみれるんですよ、遠隔操作で。
で、電話先のNTT女性職員が、遠隔操作で、先ほど現場でおにさんがパソコン上に作成した契約の内容を一つ一つ読み上げながら確認して行こうとしたとき、その女性が、『OCNサービスの解約はお客様ご自身でしてください』と言うのです。
えっ?なんで?
わたしは今まで同じOCNのADSLというサービスを受け、OCNからの請求書に支払い続けてきました。
そして今回、同じOCNのフレッツ光というサービスに変更しようとしています。
なのに、解約?しかも自分が? しかもしかもNTTのスタッフがOCNのことを?
意味が全くわかりませんでした。それで『それ、どーゆーこと?』と電話先の女性に尋ねました。そしたら、『こちらにはお客様がOCNと契約をしたという事実がないので他の業者とした契約を解除する必要があり、NTTではなく、お客様ご自身で解約してください。』だって。
どういうことかというと、OCNは顧客を開拓するために、別のいろんな勧誘業者を利用してそいつらにOCNへの勧誘をさせるのです。そして、インターネット関係では、その勧誘業者がわたしの契約相手になっているのだそうです。ただ、料金請求はその業者ではなくOCNがやっているのです。
それで、わたしはその勧誘業者のひとつと契約をしているから、その勧誘業者との契約を解除せよ、というのです。
そんな馬鹿な話がどこにあるか、とわたしは例によって大声でおらびました。
それはおまえらの都合の話だろが。自分の利益のために業者を雇って顧客を取ってこさせておいたのはお前だろ。
『わたしはずーっとOCNからの請求に対してOCNの使用代金として払ってきたのだ。だからわたしの契約相手はOCNだろが。』と。要するに間に入った業者は実質的にはただの契約仲介者にすぎず、契約の本当の当事者は当のOCN本人だ、だからこそ代金請求書の宛先はOCNになっているのだ、ということです。
そうだとすると、同じOCN相手にサービス内容の変更をしているだけですから、契約を解約するとかいう問題が出てくるはずがありません。 しかもNTTの職員がそんなOCNのことをいうのも腑に落ちませんでした。
そのうえ、その女の言い方は役人顔負けの建前(ユーザー不在)一点張りだったので、こっちの怒りに油を大量に注いでくれたのです。
そもそも、NTTもOCNも元は同じ会社で、自分らの便宜と利益のために別会社にしたり、勧誘業者を雇っているのです。でもユーザーとしてはそんなのかんけーない、です。
彼らの内部事情に客がつきあわされる必要はどこにもありません。わたしは頑として、そんな訳のわからん解約かなんか知らんもんをこっちがしなくちゃならん義務なんか絶対にない、だからお前たちの方がちゃんとやれ、と突っ張りました。突っ張って突っ張って突っ張り通しました。
すると、現場にいたNTTのお兄ちゃんが申し訳なさそうに、今度はOCNに電話して尋ねたところ、びっくりするほどすんなりと、『わかりました、こちらで(つまりOCNで)業者に話をつけと来ます』となって、あっけなく落着。
当然です。当たり前のことでしょう。当たり前のことだからこそあっけなく落着したんです。
そしてまた再度NTTの事業所と電話で契約内容確認作業再開。今度は別のスタッフが出て、反対にとても応対が良かった。
分かりにくかったですね。
要するに、最初に電話で横着な口を叩いたのはNTTの女、この女は、マニュアル通りにしかことを運ばない、客のことを考えないやつ、しかも系列会社であるOCNのことについて何にも知らんし、知ろうともしない、まして客のことなんか全くお構いなし。始末に負えない人間でした。
OCNでは私のように別の契約受注業者が取ってきた契約はOCN内部で簡単に移行処理しているのです。どーってことないルーティンな日常的内部作業に過ぎないのです。だ・か・ら!!それくらいのことは系列会社の社員も知っとけ、ちゅうことです。
それにですよそ、そもそもフレッツ光(長澤まさみのCM)って、どこの会社がやってるか知ってますか?NTTですか?それともOCNですか?
答えられますか、みなさん?
正解は、両方の共同です。
なぜなら、フレッツ光を利用するためには、まず自宅に光回線を引かなければなりません。それはNTTの契約。そしてそのあと、光回線を伝わってくる情報を利用するために、OCNと契約しなければなりません。二つ契約しなければならないわけです。 両者の共同事業なんです。でもそんなことお客には関係ありません。客はたんにフレッツ光を利用したいだけなんです。
だったら、だったらですよ。お客に不便をかけないようにするためには両者が共同して一つの事業体としてお客に接する必要があるんじゃないでしょうか。
それを、『別会社だから知りません』なんて、当たり前みたいな口ぶりで横柄に言わせておいていいんでしょうか。
わたしはこういうのが大大大嫌いなんです。我慢ができないんです。
そういえば、百道の警察署1階交通課でも同じ目に遭いました。そんときも
『公務員がなんで市民に向かってそんな横柄な口をきくのか』と抗議したことがあります。無視されましたが。また、別府交番でもやっちゃいました。 こちらは向こうのベテラン警官が間を取り持って最後は平穏無事的?に終わりました。
ふ~む。これってわたしの持病なのかもしれませんねえ。
というわけで、相当疲れましたが、やはり納得いかないことには下手に中途半端に引き下がらない方がよい、と改めて感じました。
で、この話にはオチがあるのです。
自宅にへとへとになって帰り着き(帰りの車の中で、カードでこのパソコンが買えたのは誰のおかげ?と女房に嫌みを言われ、感謝の言葉を強制されました)、勉強机から、お釈迦になったパソコンを撤去して奥の部屋に置いておこうとしました。コード類を外し、本体、ディスプレーなどを次々に運びました。
そして奥の部屋に本体を置いたとき、側面のカバーが外れたのです。
そうだ、ラストチャンスに、本体内部のハードディスクをちょっとだけ叩いてみようか、昔のテレビのように、叩いたら動くかもしれん、なんて文化系特有の恐ろしい考えが浮かんだのです。
そして、再びコードをつなぎ直して、ハードディスクを指ぱっちんみたいにかるく叩いてみたんですよ。
そしたら、なんと!!!死んだはずのパソコンが生き返ったのですよー。
全身の肌が泡立ちました。(鳥肌が立つという表現は恐ろしいことを体験したときに使う物だと思うんです、うれしいときには使わないというのが慣用的では、それはともかく)
もおう二度とこんなチャンスはない、と、あわてて外付けハードディスクをつないで、バックアップを始めることができました。
そういうわけで、コップの中の嵐に過ぎませんが、コップの中にはいるくらい小さい人間であるわたしにとっては翻弄されまくった一日でした。
6万円の出費は痛いですが、踏ん切りがつきました。
肝心の新品は3日後に来ます。
2008年7月18日金曜日
今日も刑訴で立ち往生
今日の刑訴は裁判官教官。超がつく優秀な人です。
性格はまじめで、本当に優秀な人間がそうであるように、けっして偉ぶりません。
むしろ相手を尊重する気持ちの強い人です。学生に当てて答えさせた後、必ず、『ありがとうございます。』と仰います。偉いです。ただ、他人も自分と同じレベルであるという誤解をなさってらっしゃるみたいで、授業が早すぎて追いつけません。
そんな裁判官教官から3番バッターで当たり、前回同様レジメを見つけられず、わたしは先生の問いに答える以前の問題探し状態でした。
あちらが聞きたかったのは被告人のアリバイのことであるのは承知していたのですが、事案の細かい様子、自宅にいたのは何時何分だったか、について書いた問題文が見つからないのです。めちゃくちゃ焦りました。
先生も困った様子でした。わたしは窮余の一策、後ろの席にいた女子学生に、いったい今問題になっているレジメはどれですか、と尋ねました。
すると、ホッチキスで留めたレジメを回してくれて、それを読み上げて問題提起し、アリバイが重要な争点になることを指摘してまあまあ何とかしのぐことが出来ました。
授業後、後ろの女子学生にお礼を言うと、なんと彼女のさらに後ろに座っていた女子学生がレジメを回してくれたのだそうです。
その人にもお礼を述べました。そのTさんはこの前法廷傍聴に一緒に参加したメンバーの一人でした。有り難いことです。
その後の授業は民法。眠くて仕方ありませんでした。昨夜の民訴答案作りでばてたのと刑訴の授業の精神的疲労、そして突然降り出したすごい夕立の音が子守歌になってたからです。
梅雨明け10日、ということわざがあります。梅雨明けしたら10日間雨は降らず、10日後にどかんと降るのだそうです。
きょうのは夕立でしたが、それはもの凄い雨音でした。ローはプレハブ校舎なので、雨音がすごいんです。
大方の課題提出も終わり、後は本格的な期末対策時期に突入です。
性格はまじめで、本当に優秀な人間がそうであるように、けっして偉ぶりません。
むしろ相手を尊重する気持ちの強い人です。学生に当てて答えさせた後、必ず、『ありがとうございます。』と仰います。偉いです。ただ、他人も自分と同じレベルであるという誤解をなさってらっしゃるみたいで、授業が早すぎて追いつけません。
そんな裁判官教官から3番バッターで当たり、前回同様レジメを見つけられず、わたしは先生の問いに答える以前の問題探し状態でした。
あちらが聞きたかったのは被告人のアリバイのことであるのは承知していたのですが、事案の細かい様子、自宅にいたのは何時何分だったか、について書いた問題文が見つからないのです。めちゃくちゃ焦りました。
先生も困った様子でした。わたしは窮余の一策、後ろの席にいた女子学生に、いったい今問題になっているレジメはどれですか、と尋ねました。
すると、ホッチキスで留めたレジメを回してくれて、それを読み上げて問題提起し、アリバイが重要な争点になることを指摘してまあまあ何とかしのぐことが出来ました。
授業後、後ろの女子学生にお礼を言うと、なんと彼女のさらに後ろに座っていた女子学生がレジメを回してくれたのだそうです。
その人にもお礼を述べました。そのTさんはこの前法廷傍聴に一緒に参加したメンバーの一人でした。有り難いことです。
その後の授業は民法。眠くて仕方ありませんでした。昨夜の民訴答案作りでばてたのと刑訴の授業の精神的疲労、そして突然降り出したすごい夕立の音が子守歌になってたからです。
梅雨明け10日、ということわざがあります。梅雨明けしたら10日間雨は降らず、10日後にどかんと降るのだそうです。
きょうのは夕立でしたが、それはもの凄い雨音でした。ローはプレハブ校舎なので、雨音がすごいんです。
大方の課題提出も終わり、後は本格的な期末対策時期に突入です。
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