2011年1月25日火曜日

近頃とて藻!おどろいたこと

毎日毎日あっと言う間に過ぎていきます。気が付いたらもう1月も最終週。
このところ食事制限をやっておりまして、晩ご飯の後は一切(原則として)口にしないことにしております。
例外は二つ。たまーにカロリーゼロの寒天とオールフリーというカロリーもアルコールも糖質も全てゼロというビール風味飲料。
そういうわけで、毎晩ラマダン状態で寝ています。胃がくっつきそう、というたとえを毎晩実感しております。
ただまあ、おかげさまで血糖値は随分改善してきました。 昨日はついに空腹時血糖値が97!
ウレシイです。

☆勉強の方は歩みがのろくてマズイです。何度やってもなかなか頭に定着してくれなくて、、、、

☆☆で、タイトルについてのお話ですが、驚くべき事実を知ったのでこれは是非お知らせせねば、と思いまして。
二つあります。

①オーランチオキトリウムという沖縄で取れる藻は石油を作り出す能力があるんだそうです。1リットル作るのに50円しか費用がかからず、生産力ももの凄くて、我が国の休耕田の20分の一に水を張ってこの藻を栽培するだけで何と!1年間の原油総輸入量をまかなうことができるというのです。メチャクチャスゴイです。
これで農業従事者も増えるでしょうし、日本経済も再浮上するし、余ったタンカーは逆に日本からアラブに水を輸出るのに使えばもっと儲かります。人口増加に転じる可能性も。良いことずくめです。

②筑後地方や熊本地方でしか生息していない、川藻の一種、スイゼンジノリに含まれるサクランという成分が、猛烈な水分吸収力を持っているというんです。そのどこがスゴイかというと、一度使用した製品からレアメタルを回収する方法としてとても優秀なんだそうです。
水前寺海苔といえば、筑後川下流域支流の秋月の清流などでしか採れない貴重な川海苔で、珍味です。
これらの藻が日本を救うなんて、なんと素晴らしいことか、と嬉しくなりました。

☆☆☆ウレシイと言えば、サッカーアジアカップの日韓戦。
商法総則をチンタラやりながら横目で音量をオフにして眺めてました。前半早々失点したので、嗚呼こりゃアカン、とテレビを消してしまいました。30分後、テレビを付けてみるとなんと同点に。これは多分延長戦PK戦だな、と思い定めてお風呂に。
風呂上がりに付けてみるとちょうど本多のPK。韓国のキーパーが本多のキックをブロックした瞬間、あんぽんたんっ!と叫びました。するとその瞬間細貝くんが、はじかれたボールに突進してゴール!
これで勝ち越しだ~。終わりよければ全て良し、と、ホッとしてテレビをまた消して、商行為とは~なんてだらだらやって、もう終わったかな、と再びテレビを付けると延長戦後半13分。これでもう大丈夫だろう、気持ち良く勝利の余韻を味わおう、なーんて思いながら終了のホイッスルを待ってたところ、なんとまあ試合終了1分前に韓国にゴールを入れられ、、、、、、、、、と声も出ず、またテレビを消してしまいました。
日本はPK戦に弱いからなあ、それに比べて韓国は土壇場で同点に持ち込んだので意気が上がって強さ増大。
これはまず間違いなく負けだ、と観念してまたテレビを消しました。
無駄に2時間潰してしまった後悔と負けた(と思った)後味の悪さで勉強に集中できず、イライラし出しました。
商法総則で具体例を知りたい用語が出てきたのでパソコンで調べようとしたところ、ネットニュース速報に、日本勝利!とあるじゃあないですか。うっそ~???信じられませんでした。あんなにPK合戦に弱かったのに。一体どんな化学変化が日本代表に起こったのか?
今回の日本チームはなんか神懸かり的な感じがしてきました。
やはりザック監督の才能と人柄のお陰でしょう。日本は良い監督を手に入れたなあと嬉しくなりました。

☆☆☆喉が腫れて風邪の初期症状だったのですが、ザックjapanの勝利で吹っ飛びました。感謝。

2011年1月3日月曜日

2011年 平成23年



























ジワジワと忍び寄ってきます、受験が。


とても正月気分ではありませんでしたが、年老いた両親の顔を見に帰省してきました。



大晦日は猛吹雪との予想でしたが、福岡大分では外れてくれて大助かりでした。長崎や鹿児島では都会でも雪が積もったそうで、ラッキーでした。帰りも天気に恵まれました。ですが猛烈な渋滞に巻き込まれてしまいました。



田舎は尋常でない寒さでした。体の芯まで冷えてしまい、風邪を引きそうになりました。一日中ティッシュを鼻の穴に突っ込んでました。



結局、年内に倒産法と行政法を終わらせることが出来ませんでした。今年は去年ほどではありませんが、かなり追い詰められています。



これから先の土日は毎週7時間半から9時間、答練で潰れそうです。オーマイガー!




★今日、久しぶりに舌打ちというものをされました。コンビニでおにぎりを買って、本のコーナーに向かい、パソコン雑誌の特集を見てみようかなあ、と近づくと、若い男が本の棚に超接近して雑誌を立ち読みしてました。わたしがその男の横に立って、その男が塞いでいるパソコン雑誌に顔を近づけてもその男は微動だにしません。ここはちょびっと後ろに下がる、とかして本から離れるのがマナーだと思いました。にもかかわらずその男は立ちふさがりつづけました。




それで、わたしがその男の目の前、というか、胸の前15センチのところに置いてあるパソコン雑誌を取り出そうとしたとき、チッ!と、見事な音でそのバカ者は舌打ちをしたのです。



信じられませんでした。一体どーゆーこと?どういう神経しとんのじゃ、おんどりゃ~!!とこちらも頭に来てそいつを睨みつけてやりました。



そしたらそいつはようやく30センチほど後ろに下がりました。




ずっとずっと昔、父親の親戚が若松でヤクザをしてました。その叔父さんのところに何度か遊びに行ったことがあります。そのときにしっかりドスをきかすコツを習っておけば良かった、と後悔しました。





☆☆とうとう股引を履くようになりました。ユニクロ製です。たしかに暖かいです。でも、自分もヤワになったなあ、と少し負け犬的意識も。







☆☆☆その上、寝るときには湯たんぽまで。夕食後、0カロリーの寒天以外口にしないので、布団に入っても体の中からエネルギーが湧いてこないのです。ですんで、手足の先の冷たさがいつまでも続くいてしまいます。







☆☆☆☆ 寛平ちゃんがとうとう帰国。福岡上陸しました。アヘアヘ言ってパチンコの歌を歌っていたあおの寛平ちゃんが。わたし、もの凄く大好きなんです、彼の生き方や性格が。







ほんとうは今朝の大雨の中、小戸のヨットハーバーまで寛平ちゃんを出迎えに行きたかったくらいです。世界一周を毎日毎日走って達成するなんて。侠です。























2010年12月28日火曜日

8000万円







長らくサボってしまい、申し訳ありませんでした。下書きはいくつも書いてたのですが、いつも気に入らなくて途中で止めてました。








足利事件で再審無罪を勝ち取った菅谷さんが受け取る刑事補償費用です。




拘束期間が6395日(!)、一日あたり1万2500円の費用、で合計約8千万円です。




安か~、って思いました。




6395日というと、約18年間です。その18年間、菅谷さんは檻の中に閉じこめられ続けてきたのです。




ただでさえ気が狂いそうな長さなのに、それ以上に、やってもいない犯罪の犯人にさせられて閉じこめられたのです。いや、想像するのもコワイです。




その代償がたった8千万円。なんで?と思いました。




しかも、自腹で頑張った弁護人への支払ももの凄い額になりそうです。








本当にこれで良いんでしょうか。








☆このところ、いろいろと雑事が多くてイライラが募っていました。でももうすぐ大晦日、正月。おしりに火が付いて真っ赤っかであっちっちです。、




今もローに居ますが、このままずっとローの自習室に居て寝泊まりしたいくらいです。田舎に帰る時間がもったいなくてまたイライラしそうです。ですが年老いた両親を安心させるためには一泊はしないと。




☆☆ところが大晦日はどうも九州でも猛吹雪らしく、はたして無事にたどり着けるか、ちょっと、いえ、だいぶ心配です。




福岡から宇佐に行くには3ルートあります。一番長くて一番景色が良いのが日田ー湯布院経由、次いで、海岸線に沿って、福岡ー北九州経由ルート、これは、高速に乗れば早いですが、値段が高いです。




一番近くて安いのが福岡県のど真ん中を突っ切ってほぼまっすぐ宇佐に行くルートです。




ところがこのルートには難所があります。焼山峠です。福岡と筑豊の飯塚を隔てる焼山峠は、大雪地帯なのです。




数年前も大雪で、北九州経由で帰りましたが、そのときはもう、大渋滞もいいとこでした。



明日の大晦日は多分北九州経由で帰ることになりそうです。平地でも雪が積もる、なんて言ってますから相当な難行苦行になると覚悟してます。






☆ことしもあっと言う間に過ぎていきました。来年の受験まで、もっと早く過ぎていくのでしょうねえ。恐いです。



☆☆ネットニュースを見ていたら、ロシアのプラウダという新聞がもの凄いことを書いてました。長さが240キロメートルもある巨大宇宙船が3隻、地球めがけてやって来つつあり、2012年には木星に到着する、って。それを見た瞬間、だったら今オレがやってる勉強はどうなるんだ?地球が滅ぶというのにこんなことやったって意味ないじゃん、とマジで怖ろしくなりました。



だって、プラウダと言えば、ソ連時代の国営新聞ですよ。その新聞が嘘っぱちを書くはず無いじゃん、と信じるのも無理はないでしょう。



後で知ったのですが、プラウダという新聞は今では東スポのようなものになっちゃったそうです。



一瞬でも信じてしまった自分が恥ずかしいです。ですが、ひょっとしたら本当かも、という気がして、実を言うと今でも少し動悸が止まりません。



大晦日になってこんな下らないことで皆さんの目を穢してしまい、反省しております。






☆☆空腹でヘロヘロです。夕食後は何も食べないことを誓ったので。もちろん、お酒もスウィーツも、あめ玉も。例外が一つだけあります。カロリー糖質0の寒天ゼリーです。



これは本当に美味しくて、ありがたいです。






☆☆☆皆様の来年が良いお歳であることを願っております。

2010年12月14日火曜日

来年にちなんでこんなんなってます




最近いろいろと体に変調が生じておりまして、悩みが尽きません。


微熱が出たり引っ込んだり、血糖値が上がったり、果てはひどい結膜出血が生じたりと、勉強の足を引っ張ること甚だし、です。


おまけに実家では両親ともインフルエンザと肺炎もどきで入院、一緒に暮らしている兄夫婦もそろって風邪でぐったり、それでも入院中の父母の面倒を見るためゲホゲホ言いながら看病をしてくれています。


わたしも田舎に帰って手伝いたい気持ちは山ほどなんですが、この体力ではいっぺんで自分が風邪かインフルエンザを貰ってしまうこと間違いなし、なので苦しいです。




で、今日は、えいやっ!と言う気持ちで病院を二つ掛け持ちしてきました。一つは眼球の検査、というか、血糖値と結膜出血との因果関係を聞きに。もう一つはインフルエンザの予防注射に。


結膜出血の方は、血糖値とは関係ないから大丈夫、そのうち直るよ、と医者からほとんど一笑に付されてしまいました。


インフルエンザのほうもクリニックに入ってからたった10分でサヨナラしました。あっと言う間に問診と注射が終わり、拍子抜けしました。


結局掛け持ちで半日使ってしまいましたが、終わってローに戻ると幾分か晴れ晴れとしました。


行政不服審査法の復習をしていたところ、心地よい睡魔が襲ってきて安堵感にくるまれながら夢の中をたゆたっていました。


 


ただ、インフルエンザの予防接種の効果が現れるのは2週間後だと言われました。なんだ、それじゃあ年末にならないと実家にもどれないじゃないか、と甘い予測をしてた自分にがっかり。




お見苦しいですが、みなさんに現在のわたしの目の様子をお示しいたします。
前向きに考えるなら、うさぎのような目になったということは来年が当たり年だとこじつけること、も、できるかも、かも。

2010年12月6日月曜日

炎の中で




































昨日の日曜、年末行事になっている来年の干支の置物を買いに愛宕神社に女房と昼前に出かけました。




愛宕山の頂上に神社があるのですが、その下の方にある駐車場一帯が普段と違い何故だか大渋滞。




そう広くもない駐車場の真ん中の通路をタクシーが2台占領して動かないうえ、後ろからも前からも続々とクルマが押し寄せてきたのです。




わたしたちのクルマはその真ん中に巻き込まれてしまい身動きが取れない状態が数分続きました。神社の鳥居の前の広場みたいなところにはクルマが10台くらいしか駐車できないのです。




仕方なく、駐車しているクルマが出て行くのをじっと待つしかありませんでした。それでも後ろから後続車がじわりじわりとわたしの車に近づいてきて早く行けと言わんばかりに接近。



そればかりか前方からもクルマがこれまたじわじわっとこっちに向かってきて、もう、雪隠詰めもいいとこでした。車体同士、ほんの数センチしか隙間がない状態でした。



こりゃ失敗したかなあ、と後悔しはじめたそのとき、有り難いことにわたしのクルマの直ぐ左後ろに駐車してたクルマがなんとか頑張って脱出路を確保して出て行ってくれました。おかげでスポッとバックでその位置に駐車することができました。やれやれ。


その駐車場所の真裏にある茶店がお目当ての店。そこでうさぎの置物を売っているのです。この店で干支の置物を買うという行事は今年で多分6年目でしょうか。気に入った置物を選ぶために去年よりもずっと早めに買いに来たわけです。


で、店の人に今日の猛烈な人出は一体どうしたことか、と尋ねると、境内で火渡りの神事が行われているかららだということでした。でももうすぐ終わりますよ、と言われたので、日本人の特筆すべき性癖である好奇心をたっぷり持ち合わせているわたしら夫婦は、ならば直ぐに見に行こう、と鳥居の向こうにある何十段もある石の階段を急ぎ足で上って境内に。


境内に入ると大勢の人だかり。太鼓と法螺貝の勇壮な囃子の中、修験者の方々が薪を炊いてました。


ナイスタイミングでした。火渡り神事というのは燃やした薪を左右に分け、道を造り、その道を裸足で向こうまで渡るというものでした。


わたしよりも好奇心の強い女房が、せっかくだから渡ろうよ、と言い始めました。それで婦唱夫随がモットーの我が家の習わしに従い、わたしも渡る羽目に。


実際に渡ってみると、足の裏は全く熱くありませんでした。逆に道の左右に寄せられて燃えてる薪のバチバチとはぜる爆発、熱、煙で、渡っている最中これはヤバイと怖ろしくなりました。渡り終えると修験者の方がお祓いをしてくれ、記念品を渡してくれるのですが、その場所で何人かが列を作って待っているためわたしは熱と煙に取り巻かれたままで立ちすくむしかありませんでした。



もうちょっとでスモークハムになるところでした(言い過ぎました)。



でも、終わるとすがすがしい気持ちに。そのあと神社にお参りすると、テレビ東京のクルーがやって来てインタビューを受けました。答え方が向こうの要求するのと違っていたので多分ボツになったでしょう。


何を願って渡ったんですか、と聞かれたので、え~、受験関係で~、と返事したのをいぶかしく思ったみたいでした。このおっさんがなんで受験なの?という感じでした。


外国人も多く見かけました。彼らは奥ゆかしく振る舞っていました。日本人の風習をリスペクトしている様子が見え、好感を持ちました。中の一人の女性は自ら靴を脱いで火渡りに挑戦していました。


この山伏、修験者たちの姿格好はどうも古代イスラエルのユダヤ教の神官の衣装とそっくりだそうです。また、愛宕神社に置かれている牛の置物についても、ユダヤ教神殿には牛の像が置かれていたということで、不思議な感じを受けます。


午後、なんだか悪寒を感じつつバイクでローに行くと、今度は福岡国際マラソンのゴール直前の渋滞に巻き込まれました。ランナー達が平和台競技場に戻る最中に出くわしたのです。


福岡人はお祭りが好きなので、国際マラソンも沿道に本当にたくさんの応援の人垣が出来ます。


みんなは山の神、と言われた今井選手を応援していました。残念ながら最後で失速、5位でした。



ローではなんか朦朧としてきて、これはひょっとしたらインフルエンザかもしれない、ともの凄くおそろしくなりました。辰巳の講義DVDを観ていたのですが、我慢できず、途中から爆睡してしまいました。


本当に怖ろしかったです。喉の痛みがないのに突然気分が悪くなってきたので、てっきりインフルエンザだと。


それで、今日はローに行かず自宅にてやり残したものをジトジトやってます。

2010年12月5日日曜日

願書







































さっき書き込みました。締め切りは来週火曜日。ぎりぎりに出そうと思います。今年受験した経験から、番号が遅いほど端っこの席になりそうなので。

なにせ本番の会場はかなりの広さの部屋でして、スミの方が断然居心地が良く、空気もきれいっぽいんです。

ボールペンで丁寧に、ミスをしないように書いているとだんだんお腹がキリキリと痛み始めてきました。

緊張で手が震えそうになりました。

追い打ちを掛けるように、記入要領どおりに書き込んでいると、記載例に載っている欄が願書の記入欄に見あたらないんです。なんじゃこりゃ?と不安がモクモクと。


そんなバカなと思い、法務省のHPを開けてみるとそこに記載例の訂正が載ってました。


正確無比を誇るはずの法務省でもポカをするんですねー。


面白いことに、いや、悲惨なことに、今年の願書から、ローを1回卒業したのかそれとも2回卒業したのか、を記載させる欄が登場しました。オーマイガーっ。



行政法と倒産法はまずまず身についてきました。去年さっぱり分からなかったところがわかるようになってきて、どちらも面白いなあと思い始めてきました。


それは良いことなんですが、だんだんと本番が近づいてきてかなり焦り始めてきました。


TACの論文と短答の答練が毎週あるのがキツイです。この2週間、74問すべて商法だけの短答、74問すべて民訴だけの短答、会社法2問の論文、と、拷問のような答練を受けて、イヤになりました。

さっぱり分からない問題が何問も何問も続くのでへたばりました。復習が大変です。



※着物の寸法が小さくなって体に合わなくなることをなんと言います?

 ①ちんちくりん

 ②つんつるてん

わたしは①のちんちくりんだとばっかり思っていました。でもどうやら②のほうがメジャーらしいです。


ホンマカイナ。みなさんはどっち?


大相撲九州場所、女房が観てきました。前から5列目の特等席。1万4千5百円!ただし、頂き物のチケットで。
京都出身のクラスの仲間が地元に戻るというので送別会を。久しぶりの飲み会でした。酒もビールも魚もみな抜群でした。
ファン太は最近発情してまして、女房のお袋さんの腕を恋人にして腰をしきりに動かしています。
可哀相ですが、本人の健康のために近々去勢手術を受けさせようとみんなで相談しています。
犬は去勢しないと中年以降病気になりやすいのだそうです。


















2010年11月25日木曜日

あの町この町日が暮れる







野口雨情作詞。むかしばあちゃんがよく歌っていました。



今日、TACの論文問題をローの自習室で書き終え、遅い昼ご飯と気分転換を兼ねてバイクでちょっと遠出してきました。天晴れ!と言いたくなるような雲一つ無い秋の青空。



空も空気も風も素晴らしい、宝物のような一日でした。



うどんを食べに行ったのですが、店が閉まっていてがっかり。近くに有名な建物を発見したので見に行きました。



圧倒されてしまいました。



そこは宇美町にある炭坑跡地にそびえ立つ、縦坑櫓跡です。



行政法で有名な判例があります。宇美町給水拒否事件というやつです。



宇美町と言うところは昔大きな炭坑があったので、地下は坑道が縦横無尽に走っていて、井戸を掘っても飲めない水しか出ません。それで、水道に頼るしかないのですが、近くには水源がないのです。それで宇美町は飲料水需要が増加しないよう、新たなマンション建設を制限しようとしたという事件です。






近くに行ってみると、完璧に圧倒されてしまいました。これはアートだ!シュールなアートだっ!と心がブルブル震えました。



地下で掘った石炭を地上に引き上げるための唯のコンクリートで組み立てられた構造物に過ぎないんですが、巨人のような圧倒的な存在感と同時に、孤独感、いや、虚無感を漂わせていました。



なにかが心に突き刺さりました。






虚無感と言えば、CGですけど、小惑星探査機はやぶさの再現で出てくるイトカワという小惑星をみたとき、嗚呼、これぞ宇宙の孤独だあ、と底知れぬ孤独感を感じてしまいました。
あの漆黒の、寒冷な小惑星の表面に自分が取り残されたとしたら、、、、、、なんて思うと心底孤独を感じてしまいました。
ハインラインというアメリカのSF作家の小説を思い出しました。いまではほとんど見向きもされていませんが、アメリカ人の孤独を表現することが出来た大作家です。
なーんて、毎日充実して勉強しているのに、ふと我に返ると、鴫立つ沢の秋の夕暮れ、的叙情に耽ってしまいました。


ちょっとヤバイですか、こういう心の持ちよう、って。
※ちなみに、宇美町の宇美、とは産み、という意味です。神功皇后がこの場所で応神天皇をお産みになったことが町名の由来です。スゴイ由緒ある地名ですなあ。