2007年10月6日土曜日

帰ってきました











田舎の夜は寒かったです。




日中はまだツクツクホウシが遠くの森から弱々しげに鳴いていました。




日が暮れると、殊のほかしみじみ感に襲われました。




田舎の夕焼けは景色をあっという間に一変させて、寂寥感あふれるほおずき色の世界にしてしまいました。やはり魔のトワイライトゾーンですねえ。




そのあとは、涼しい風が台所まで虫の音を運んでくれました。




その風の乾き具合と涼しさ、虫の音がかえって夜の静けさを強調してくれて、そんなところに本当に秋を感じました。両親と三人で、ビールを飲みつつ、ゆったりして晩御飯をとりました。








 行政法の本を持って帰り、200ページ読みました。学生時代にチャレンジして以来。そのときは全然面白くなかったのですが、今はかなり興味を持って読めました。鳥取の友人から勧められた原田尚彦の本ですが、なかなか良いです。




時代がどんどん良くなってきてるなあ、と思いました。








最近は両親ともよたよたしてます。悲しくなります。でも、生きてくれているだけでもありがたいと思いました。








愛犬チャコを愛撫してきました。生後1年くらいで体はもう大人ですが、振る舞いは全く子供です。顔だけ見ると金色の目をして狼か狐みたいになりましたが。








宇佐から博多への帰り道、耶馬溪、日田を通りました。彼岸花が真っ赤に咲いてました。コスモスもキバナコスモスも咲いてました。ぜひ写真に撮ろうと思ったのですが、道が狭く、通行が頻繁なため車を止められなくて撮れませんでした。




残念。








日田で、夏にテレビ東京で全国放映されて有名になった、焼きそばやに行きました。かなりおいしかったです。太麺がかりっとしてて、歯ごたえが良かったです。630円。やや高い。








写真は、上から三隈飯店のやきそば。
鼻の頭が真っ黒なチャコ。
朝の裏の畑、二番目の兄が耕して種まきをしてくれたので、ここまで立派になりました。
そして、一番下は、宇佐八幡宮のお神輿の通り道に作られた鳥居と注連縄の結界。
10月6日に、宇佐神宮からちの近くの和間の浜にある浮殿まで宇佐の神様がお神輿にのってお渡りになり、そこで、宮司がにな貝を海に放つのです。
これが放生会(ほうじょうえ)の起源です。神様のおとおりになる道筋にはこのような竹で作った鳥居や注連縄を道筋に渡して連ねて清めるのです。
田舎そのものの土地ですが、やってることは正真正銘の日本全国の八幡宮の行事のオリジン(起源)です。




















2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はまやん
 元気で帰ってきましたね。また、ブログ楽しみにしています。

匿名 さんのコメント...

ご両親がご健在でよかったですね。元気でいてもらえることがなによりです。
行政法はひととおりやっていたわけですね。それならあっという間に回復できます。私自身、一からのやり直しかなと不安でしたが、読み進んでいくうちに、記憶がよみがえりましたから。