知床五湖のうち1湖が見える木道を歩きました。広大な湿原地帯の中に熊対策も兼ねて背の高い木道を設置し、電流を通してました。
ところどころエゾシカたちがのんびりと寝そべっていました。
知床、オホーツク海、イメージしてたのと違い穏やかでした。ですが、知床世界自然遺産センターで大きな地図写真を見たとき、ガーンともの凄い衝撃を受けました。
樺太、カムチャツカ半島、シベリアが写っている巨大衛星写真のパネルが展示されていたんです。それを見ると、このでっかい北海道が豆粒みたいに小さいんです。
きっとこれらの地帯はヤマト文化とは独立した独自の文化圏を形成していたんだなあ、と実感しました。それというのも北海道は植生が全く異なっているからです。これは気候風土が異なること、すなわち人間の生活、考え方、宗教、思想も違って来るということを意味します。
要するに本州や九州とは全く異なる世界がここにあるんです。
知床を後にしてバスは屈斜路湖、摩周湖へと走り続けました。
摩周湖は霧で全く見えませんでした。ですが、意外にこれで良かったと言う気になりました。霧の摩周湖が見えたからです。
そしてこの日の最終目的地、阿寒湖温泉へ。
結構大きな湖でした。ですがそれ以外にはあまりビビッと来る物はありませんでした。
ところが、夕食後、町が主催してやっている千本たいまつというイベントに参加したんですが、これがこの旅で一番感動した体験でした。
以下続く
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