2011年7月4日月曜日

「節電」は本当に必要なの?(3) 電力消費の基礎知識を2,3 - 武田邦彦 (中部大学) - BLOGOS(ブロゴス)

「節電」は本当に必要なの?(3) 電力消費の基礎知識を2,3 - 武田邦彦 (中部大学) - BLOGOS(ブロゴス)

節電令、変だと思いませんか? 上のサイトをクリックして読んでみてください。
普通に考えたら東電の債務不履行(不完全履行)ですよね。ちゃんと契約通り電気を寄越せ、と請求できて当たり前じゃないでしょうか。みなさん余りにも従順すぎやしませんか?
この点、橋本大阪府知事が言ってることの方が筋が通っています。彼が言うには、関電が節電願いをする前提としてなんで節電する必要があるのか、きちんと根拠を示せ、それをしないで節電願いばかり言うのはオカシイ、と。また、本当に原発が安全なのなら大阪のど真ん中に作れ、というのももっともな話です。
☆わたしは以前から言い続けていますが、かつて九大の原子力研究所にアメリカ軍のジェット戦闘機が墜落してあわや、という大事故が起きました。
同じように、原発に飛行機が故意か過失かで突っ込んだり墜落したりする危険性は全くないとは言い切れません。現にアメリカではつい最近原発周辺が大洪水になって発電機が水没しかけたこととか、逆に山火事が原発に迫ってきた、なんて言う事件も起きました。
ですから、飛行機が墜落することも想定の内に入れて厳重な防備を敷く位のことをやってから、大丈夫発言をしろ、と海江田大臣に言いたいです。
また、玄海原発それ自体もの凄くヤバイです。設計者自身が、一刻も早く廃炉にしろ、と言っています。というのは原子炉、格納容器の劣化がひどくて爆発する危険性が高い、というのです。もしも爆発したら福島どころではない、九州全体が死の島になる、というのです。
それをたかだか玄海町長と佐賀県知事だけで再稼働を認めてしまう、という決定プロセスで良いわけがありません。少なくとも北部九州全体で住民投票するべきです。原発関連産業で暮らしている玄海町の町長が、原発にNOと言うはずないじゃないですか。


以下朝日新聞から


九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)から10キロ圏内に県域の一部が入る長崎県の中村法道知事は4日、「九電に対し原子力安全協定の締結を働きかける」との考えを示した。県議会の一般質問で答弁した。中村知事は玄海原発2、3号機の運転再開にあたっては長崎県民にも安全性について説明するよう国に求める考えも示した。

同県松浦市の離島、鷹島は玄海原発から8キロに位置し、県と同市は2009年9月にも九電に安全協定の締結を求めたが「立地自治体以外に例はない」という理由で断られた。中村知事は「地域住民の安全を確保するためにはさらなる情報提供が不可欠だ」とし、改めて県と市で九電に協定締結を求める、と述べた。

玄海原発の安全協定を巡っては福岡県の小川洋知事も九電に対し、締結を申し入れる考えを示している。


☆宮崎鹿児島紀行は近いうちに再開します。

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