2008年2月6日水曜日

引っ越しの始まり











西部ガスの担当者が来て、ガスのチェックをしました。ものすごい贅沢な装置です。





ボタン一つで勝手にお風呂のお湯が適量まで張られるのです。唖然としました。わたしにはもったいない装置です。





そのあと、区役所に行き、住民票の移転、早良警察署で免許証の住所変更を終え、Oクンが箱崎からやってきたので彼を新居に案内しました。





高得点をいただきました。『うらやましいなあ』と言うセリフも。最高の褒め言葉でした。





 その後一緒に富士丸というくるくる寿司で昼ご飯、赤だしがとても美味しく、冷えた体に沁みました。





 食後、糸島まで。姪の受験当日、九大学研都市駅から増便するのかを聞きに行きました。どうやらしないみたいです。とんでもないことが起きそうで怖いです。筑肥線はぱんぱんに超混雑し、ぎゅーづめ状態で20分以上閉じこめられ、駅を出てみたら今度は九大まで行く昭和バスが1時間に3本しかない。





これでは何千人の受験生に地獄を見ろといわんばかりの修羅場となりそうです。





しょーがない。くるまで送る?それもまた渋滞に巻き込まれたら一巻の終わりだし、、、、





どうすべきか悩んでしまいました。





 ところで、まえまえからなんか変だなあ、オレの土地勘がおかしいのかなあ、と疑問を抱いていたのがこの、九大学研都市駅の位置です。この駅は今宿と周船寺の中間に出来た新駅なんです。田んぼを整地して広大な空き地を作り、そこにまず超巨大なイオンをドカンと作っておいて、そこにすり寄るようにして新駅をひっつけました。





 で、どこが変かというと、九大伊都校舎に一番近い駅は実はこの新駅ではなく、周船寺駅なんです。





学研都市駅という名前は看板に偽りありなんです。九大生が福岡都心部から伊都校舎に通うなら、周船寺駅が一番便利なんです。





じゃあなんでこんな名前をつけたんだろう。中間に新しい駅が必要なら作れば良いんで、別に新駅を造ること自体は悪くはないんです。が、なんでふさわしくない名前をつけたのでしょう、それが分からない。





 土地勘の無い人にとっては詐欺のようなものではないでしょうか。





しんじられな~い。





夕方、再び新居へ。灯りのついた玄関や風呂場、洗面所が暖かな雰囲気を出してくれていて、新居なのになんだか懐かしい気持ちになりました。居心地良い場所になりました。

2008年2月5日火曜日

足の感覚が麻痺







寒気、冷気がシワシワと足元に忍び寄ってきて、とうとう足の先が釧路湿原に一本足でたたずむ丹頂のような感覚になってしまいました。



やはり2月なんですね。とりわけ夜の寒さは厳しいです。



辰巳に自転車で出かけました。いつものようにスタバでお湯割り5センチを頼もうとすると、女性スタッフ(はじめて見た)が機先を制して『お湯を5センチですね』と問いかけてきました。オオ、とうとうおれは認知されたぞ、と内心ウキウキ。



と、奥を見るとあのミススタバのゆきちゃんが。そーか、彼女の教育のおかげなんだ。ありがとうゆきちゃん。



 帰りに仲むつまじい老夫婦を発見。いい感じでした。



甥っ子はとうとう寮を追放されることになった模様です。いい事です。一人暮らしの大変さも気楽さもさびしさも大いに味わうことです。



それにしてもSW大学のなんとくだらないことか。身内の肩を持つわけではありませんが、甥っ子はほとんどの単位が優で、しかも夕方からO簿記学校に通っていました。それでももっぱら寮の行事に参加しないとの理由で退寮命令。



 一般の大学生と比べたら成績優秀をほめられこそすれ、退寮処分まで喰らうのはあまりにも反逆者排除の論理むき出し。ちっとも教育機関らしくありません。



もっとも、くだらない大学から優をいくらもらってもなんの価値もありませんが。



そもそもあの新しい豪華絢爛寮を見学したときに、これはおかしなことをするなあ、貧乏学生用の寮が金持ちのガキ集め用に変質しとる、と臭いました。



この大学はlawもおかしいです。建物、敷地は天下一。なのに聞くところによると教授や学生のやる気はlowらしいです。この大学はスペルを間違えたのではないかと思います。

2008年2月4日月曜日

犯行目撃
















女房がO簿記学院で借りた講義DVDを返しに行く途中(なんて優しいこと)、アヒルを看板鳥にしている八百屋さんの前を通りました。





今日も歩道をひょこひょこ歩いてるかな、と覗いてみると、アヒルちゃん、なんと売り物のキャベツ?をつついて食べてました。あらら、と観察していたら、奥からお姐さんが出てきてアヒルの頭を軽くぽんっ、と叩きました。そしたら、アヒルは犬がご主人からしかられたときと同じ表情を浮かべたのです。あの長い首をヒョッと縮めて眼をつぶったのです。





えらく可愛かったです。『アフラック!』とそのアヒルはしゃべるんじゃないか、と一瞬想像しました。





アヒルちゃんは店の奥に追いやられると、ばつが悪そうにくちばしで大きなたたらいの水をつつき始めていました。










節分
















午前中は冷たい雨、午後から晴れ間も。久しぶりの青い空が気持ちよいです。





憲法の人権判例のまとめをやり始めました。判例のプロにならないと得点できないからです。





 憲法といえば、橋下大阪新知事が岩国市長に、憲法の勉強をしろ、と馬鹿にした発言をしました。岩国市長が米軍岩国基地に沖縄から基地移転することの是非を住民投票にかけようとしたのを、橋下君が、直接民主制をとる憲法に反する、と因縁をつけたのです。





 これに対して憲法学者たちは、『お前のほうが勉強不足じゃ』とたしなめました。どっかの受験予備校の論証を覚えてただけなのがばれてしまったようです。










鳩とひまわりがなんか言ってます。合格者を減らすのだと。ではロー関係者はなんか言ってるんでしょうか。彼らにとっては飯の種が減ることになると思うんですが。とんと聞こえてきません。寝てるんでしょうか。





 あと15日で我が家ともおさらばかと思うと、急に勉強部屋が居心地良くなってしまい、困っています。





テレビがないので夫婦でNHKラジオを聞いています。結構面白いです。ああ、昭和30年代、家中みんなでラジオドラマや演芸会を、それこそ耳をそばだてて集中して聞いてましたねえ。いまでも覚えているのは夕方、赤胴鈴の介を聞いてると、庭の赤い柿の実に夕日が差して輝いているのが目に入ってきて、赤い胴の色ってあんな色なのかなあ、と想像していました。





 今日夕方、女房を迎えに行く途中、ラジオからむかしの落語が流れてきました。話芸というか話術というものの奥深さに驚嘆しました。名人っているもんだなあ、と感心しながら笑いながら運転してました。終わって、司会の玉置ひろし(これまたなつかしい)が、『お話は志ん生さんでした』と言ったので、オオ、これがあの神様志ん生なのか、さすが、たいしたもんだなあ、とうなってしまいました。





学生時代、落語オタクの同級生がいましたが、やっと彼が理解できました。





 帰る途中で櫛田神社の前を通ると、人だかり。門前に有名な巨大おたふく門が見えました。節分といえば、なんといっても京都の吉田神社ですよ。それはそれは大規模なお祭りで、あの大きな吉田山全体に夜まで人の流れが途絶えず、京都の芯から冷える底冷えの中を白い息を吐き吐き山を上っていくのです。















2008年2月2日土曜日

冷たい雨

昨日とうって変わり、昼前から降り出しました。もう引っ越しを始めた方がいらっしゃって、アート引っ越しセンターの運搬車が雨中で荷物の運び出し作業をやってました。


2008年2月1日金曜日

2月1日、春の海











昨夜は興奮して眠れませんでした。新居の鍵を受け取ったため、いよいよ引越が始まった、こうしちゃおれん、ということからでしょうか。




早速今朝7時に見に行きました。感じの良い家です。ただ少々狭いかなあ。特に収納がダメ。




ベランダから下を見ると、中村女子高の入学試験日。門前にだんだん受験生たちが集合しつつあり、もう受験シーズンか、早いなあ。




K女史と情報交換した後、甥の相談にのるため、二人で糸島までドライブ。その甥の妹が今回九大工学部を受験するので、JR九大学研都市駅を探しに行きました。すごいです。数年前、大規模土地整理事業の後、イオンが馬鹿でかい店を建てました。そのイオンの真横に新駅が誕生したのです。まるで両者融合したかのごとき見事な合体です。




その後、工学部まで行き、二見が浦の海岸線に沿って帰ってきました。




ああ、春の海のすがすがしいこと。




打ち寄せる波の真白き泡が海の蒼空の青を際立たせていました。








途中、偶然にも修猷館の十里行軍に出会いました。なんとまあ、数十年前のわたしがそこにいる思いでした。当時とはルートがちがっていますが、とてもきつかった思い出があります。あのころのわたしはあんなに子供だったのか、、、、、、、




その後、今年最初の菜の花を目撃。黄色が鮮やかで、やっぱり春は近いと確信。

2008年1月31日木曜日

論文3位




の合格者の講義を聞いてきました。


その憲法判例の知識のすごさ。きちっと要所を押さえており、さすが、と感心しました。


いまどきの合格者の特徴は判例をよく勉強していることです。そして要領の良い勉強をしている。すなわち、点数をもらえないところはやらない、配点を多くしているところはびしっとやる、ということです。


対して、民法についてはやや薄いかも。でも、足りないところはそれくらいで、とにかく判例のまとめがスゴイ。参った。


それと、答案作成術が完成されている。ほかの合格者のいいところをどんどんパクッて自分のものにしているのがまたスゴイと思いました。


 むかしの一桁合格者とはイメージが大きく違います。それこそ、俺はどっかのヘボ学者よりできるんだ、とでもいわんばかりの学問的深さを持っている奴が多かったです。ところが今では司法試験とは実務家登用試験であるという認識が一般化したので、とにかく実務感覚すなわち判例の知識が何よりも重要視されます。


もちろん、当時も判例だけ勉強してたやつは上位合格でなくてもとっとと受かっていました。わたしは愚かにもそういう人たちを馬鹿にして、学者面して間違った方向に驀進してました。あーあ。


 


今晩、新居の鍵渡しの集会が開かれました。これで福岡市の役人さんたちともお別れ。新しい鍵は自動車のキーみたいに大きくて、うんざりです。


今度新しくお隣さんになる方が分かり、人柄が良さそうなので大安心です。


しかし、明日から少しずつ引越しを始めなければと思うと、かなりブルーです。せっかくやる気が沸いてきたのに。


福岡市役所横は駐車違反取締りのメッカ。どんどんつかまります。
上の写真右手の銀色の日産マーチのおじさんも実は直前に、写真の二人組の取り締まり員から駐車違反切符を張られてしまったのでした。