うれしーですっ!
心と時間の余裕が出来たせいか、倒産法の教科書が大分深く読めました。
否認の構造が見えてきた感じです。
倒産法概説という本はなかなかの物だと驚いています。
今夜はこの勢いでガンガン読み込みます。
そして明日は昼から刑務所見学。
思わぬ休講で、刑務所見学とのバッティングが解消され、心の底からラッキーだと感謝しました。
なにせ、ロー入学以来、どんなつまらない、くだらない、出席を取らない授業も一度も休まずに出席してきたのです。その記録が途絶えるかと思うと、残念なことでもあるし、水元先生の倒産法は凄く良いのでもったいないなあ、とも思っていたんです。
刑務所見学を辞退すべきではなかったか、と後悔していたところでした。倒産法が休講になるなんてありえない話だったんです。
ですんで、今日はマジに感謝しながら勉強させていただきました。
明日、見学結果をご報告します。
2009年9月14日月曜日
倒産法休講のウワサ
明日から倒産法集中講義後半戦3日間が始まります。必死で予習してました。
あ~なんで日にちが経つのは早いんだ、やはりバーチャルのせいだ、頭も体もへたばってしまったんで、あっと言う間に2週間が終わっちまった。
と、しょーがねーなー、夜もがんばんべー、なんてブー垂れてたところ、夜10時前に、知り合いの女性から、倒産法が休講になったという事務室からの連絡メールが届いたけど、本当なの?というメールが来ました。
うっそ~っ!小躍りしそうになりました。
でも私の所には来ていないんです。他の学生の所にも聞きました。なんでだろう?
彼女の方は段々疑心暗鬼に陥ってしまい、誰かが自分を罠にはめようとしているんだ、と言い始めました。
それはないだろう、となだめ、実際どういうメールが来たのか転送してくれ、と言って、こちらに届いたメールをよくよく眺めても、本物の事務室メールにしか見えません。
その間、他の学生からも、そんなん知らん、こっちには来てない、という知らせが。
まあ、どっちにせよ明日ローに行けば分かることです。ただ、その女性は、休講メールが先週金曜に来たので休講を前提としてお出かけ予定を立ててたそうで、そうなると困ってしまいますねえ。
逆に、わたしと致しましては、本音を申せば、休講通知が本物であって欲しいんです。
なぜなら、休講は月火水3日間全部だそうで(もし本当なら)、そうなると、火曜日の刑務所見学と重ならなくて済み、大ラッキーなことになるからです。
明日ローに行くのが楽しみです。
※増永弁護士の分析会での中身が分かりました。大体予想してたとおりでした。
☆帰りに筥崎宮の放生会を覗いてみると、うっひゃ~っ、人人人です。
たまげた!
2009年9月13日日曜日
一雨毎に秋が
今日は久しぶりにまとまって降りました。雨の日は集中力が増し、暗記力も増大するとの研究結果がテレビで発表されていました。さもありなん。雨好き人間としてはナイスアシスト!
半袖シャツで外に出ると、なんと寒いじゃないですか。車のエアコン、ちょっぴり暖房にしてしまいました。
ローでは増永弁護士が今年の合格者の分析会を開いていました。教室は満員だったそうです。わたしは倒産法の勉強に追われて出ませんでした。あとで出席した学生から内容を聞こうと思います。
とにかく明後日からまた倒産法の講義が。余裕がたっぷりあると思っていたのに。バーチャル試験のせいです。昨日も、24歳の若者から言われました。自分はバーチャル試験試験がこんなにキツイものとは思わなかった。自分でさえそうなのだから、あんみつさんはもっときつかったでしょう、なんてバカにした言い様。
でもわたしは、へ~っ、若いヤツでもやっぱりきつかったんだなあ、と言うのが分かってかえって安心しました。
※それにしても、合格者数は年々増やしていくというのが政府の計画だったはずです。なのに逆に去年よりも減りました。
これって嘘つきではないでしょうか。それから、ローのほうもふがいないです。
責任を持って政府に抗議すべきです。
他の人生経験社会経験を積んできた人たちを大勢迎入れる、法科大学院で学んで卒業すれば大体弁護士になれる、そう言って学生を勧誘してきたのではないでしょうか。
そもそも、弁護士の数が多すぎて『就職』できない新人弁護士が多いから、合格者を減らせ?アホか、と言いたいです。
余計なお世話です。食べていけなければ他の仕事をするか、のたれ死にするか、さもなければ新たな顧客を開拓して行くか、それは弁護士個人の努力の問題です。政府にそんな心配なんかしてもらわなくて結構です。
生存競争はどの業界でもあることです。いや、生存競争のない業界は廃れ、乱れ、ユーザーに迷惑を及ぼすだけです。
日弁連は自分たちの既得権益を守るためだけに汲汲としていますが、弁護士を必要とする隠れユーザーは全国津々浦々にいっぱいいます。
こういうニーズを開拓していくのが国民に奉仕する日弁連の使命なんじゃないでしょうか。
一言で言わせてもらうなら、放っとけ!です。
2009年9月11日金曜日
阿修羅
九州国立博物館に夫婦で行ってきましたよ~。
この、~、は喜びの表現なのではありません。疲れ果て口からひょ~っ、と出たため息のことです。
待ち時間3時間!朝9時50分に九国に到着するとすでに大行列。
国会の牛歩戦術そのまんまを3時間続けさせられました。
老人と女性が多かったです。
途中で帰りとーなった、わしはこんなところに来たくはなかった、と兼続なら言ったでしょう。
こんなことなら倒産法の本を持ってくれば良かった、と心から後悔しました。
館外の大行列からやっと館内に入れた、と思ったのが甘かった。中もスゴイ行列でした。
こうなったら後に引けず、我慢して並び、ようやく阿修羅様とご対面がかないました。
華奢で、小柄、まさしく少年そのものでした。他の像も見ましたが、その美しさは群を抜いていました。
照明が良かったせいか、中空に浮かんでいるようでした。像の周りはぎっしりと観客が取り囲み、食い入るように見ていました。1センチでも近づこうとみんな必死。
3時間並んでまでして見る価値があったのか、と問われたら、一呼吸置いて、イエス、と言います。見て良かったです。
他にも感動した作品がありました。鎌倉時代の阿吽の像、木像で巨大な二体の仁王像が物凄く迫力がありました。体のパーツや立ち位置が不自然なんですが、押し寄せてくるパワーに圧倒されました。800年も前の木造が未だにオーラを出しているなんて!
それから、妖刀村正も見ました。凄く現代的な外見でした。まるでステンレスで出来ているんじゃないか、と言う具合にてかてかと銀色に光っていました。
村正の刃を上にして台上に置き、その上から紙をひらひら落とすと、村正の刃は勝手に紙を裁断してしまいます。
ところが名刀正宗の方は、紙を落としても切れません。刃の上に紙が乗っています。そこで、人間が刀の柄をトンと叩くと、その振動でハラリと紙が切れるのです。
正宗は人間の意思に忠実に従います、これに対し、村正は勝手に物を切ります。それが妖刀たる所以です。
生まれて初めて村正を見て、なるほどなあ、なんていう気がしてきました。
帰りに太宰府名物になった唐揚げを食べましたが、微妙でした。唐揚げバーガーはまずまずでしたが、中に梅干しのペーストを塗っていて、それが多すぎて塩辛かったです。太宰府=飛び梅=梅干し、という連想は面白みが欠けるのでは。
口直しに参道入り口近くの松屋さんという梅が枝餅屋さんにて1個ずつ焼きたての餅を注文、中のテーブル席で戴きました。105円。
その店はもったいないことこの上ない店です。外から見たら何の変哲もない土産物屋兼梅が枝餅屋にすぎないんですが、中にはいると、あらびっくり!ずーっと奥まで日本庭園が続いているんです。苔むした庭に鹿威しが、きれいな水を湛えています。
梅が枝餅もおいしかったです。
帰りに女房を家に降ろしてローに。3時間の立ちっぱなしで足が痛くて我慢できないほどでした。ローに着いたら自慢の安○椅子で爆睡するぞ、と思いきや、暑くて痛くて喉が渇いて、の三重苦で眠ることすら出来ませんでした。
ロー内の暑さと唐揚げと立ちっぱなしのせいでいくら水分を取っても乾きが納まらないんで大変でした。
それでも月曜からの倒産法に間に合わない、と我慢して勉強。
否認がようやく分かってきました。
昨日の発表で、サプライズが。一つは、憲法の問題の大部分を白紙で出した後輩が受かっていたこと、逆に、合格間違いなし、と誰もが太鼓判を押していた知り合いがダメだったこと。
本番の採点の仕方を研究しないとヤバイ、と思いました。
2009年9月10日木曜日
低調な数字
今日、新司法試験の合格発表がありました。
愕然としたのが2個の数字
一つは全体の合格者数が去年よりも減って2000人ちょいだったこと。これは詐欺です。政府は年々合格者数を増やしていく、今年辺りは最低2500人以上になってなければならず、来年は3000人にすると言っていたのです。
もう一つは九大の合格者数、わたしの予想では60人は受かると思っていたのに、ふたを開けてみたら46人でした。残念です。
来年の今日はわたしの番です。
おもえばロー生活もあっと言う間でした。まだあと7ヶ月残っていますが、後期の必修授業は週3コマだけです。ほとんど自学自習状態です。
ですからこれからは自分で受験勉強に没頭する期間となり、ローはそのためだけの場所になります。嬉しい事です。
ローのロビーではみんな集まって感想を述べあっていました。今までもみんな凄く勉強していましたが、明日からはもっともっと凄いことになるでしょう。
1日14時間勉強を試験まで続けるのではないでしょうか。
※カレーのドリアンと、合格発表が掲げられる検察庁の掲示板です。今朝通学途中撮りました。夕方4時、職員が合格者の番号が書かれた紙をガラス戸を開けて中に張るのです。その瞬間、阿鼻叫喚の世界が展開されたことでしょう。
2009年9月9日水曜日
090909
リズミカルに数字が並んだ日です。重陽の節句。
明日から筥崎宮の放生会が始まります。もう秋がそこにいるんですねえ。
ただ、ロー内の私の席付近は暑いです。
一方外に出ると風の涼しいこと!風フェチの私と致しましてはたまらんたまらん、です。気持ちがよい理由のひとつには乾燥しているからでもあります。
そう!高原の風です。
来週月曜からまた倒産法の集中講義後半戦が。ところが未だ否認のところをおたおたしております。
今年のわがクラスはベビーラッシュです。男子学生二人に赤ちゃんが誕生しました。今日、その内の一人に、クラス全員からの誕生プレゼントが贈られ、その贈呈式をロビーで執り行いました。
わたしは写真係を仰せつかりました。
※皆さんに質問があります。最近、わたしは学内の学生宛に用件メールを書く際、文末に自分の名字○○拝、と書くようになりました。
たとえば自分が吉田なら、吉田拝、というように。
そこで質問は、こういう書き方は間違っていないか、あるいは相手が誰かによって不躾になるのか、です。どうでしょう?
明日から筥崎宮の放生会が始まります。もう秋がそこにいるんですねえ。
ただ、ロー内の私の席付近は暑いです。
一方外に出ると風の涼しいこと!風フェチの私と致しましてはたまらんたまらん、です。気持ちがよい理由のひとつには乾燥しているからでもあります。
そう!高原の風です。
来週月曜からまた倒産法の集中講義後半戦が。ところが未だ否認のところをおたおたしております。
今年のわがクラスはベビーラッシュです。男子学生二人に赤ちゃんが誕生しました。今日、その内の一人に、クラス全員からの誕生プレゼントが贈られ、その贈呈式をロビーで執り行いました。
わたしは写真係を仰せつかりました。
※皆さんに質問があります。最近、わたしは学内の学生宛に用件メールを書く際、文末に自分の名字○○拝、と書くようになりました。
たとえば自分が吉田なら、吉田拝、というように。
そこで質問は、こういう書き方は間違っていないか、あるいは相手が誰かによって不躾になるのか、です。どうでしょう?
2009年9月7日月曜日
初日から公約違反
昨夜、妙に興奮してしまい、夜中の3時過ぎまで起きてました。試験が頭も体もボロボロにしてしまったんでしょうか。
仕方がないので、机周りの片付けをし始めてしまい、やり出したらきりがなくなって、とうとう大改装に発展してしまいました。
で、起きたのが8時半。ちょっと頭痛がしました。
ローに行き、バーチャル試験の択一問題の答合わせをしました。ドキドキものでした。今年の本試験の択一足きり点にあとちょっと足りませんでした。わずか数点でしたが、口惜しいです。でも、あと8ヶ月あればもう数十点上げられる、なんて油断しそうになっている自分がいることに気が付きました。ヤバイです、そんな甘い発想は。
特に悪かったのはやはり行政、商の全体と民訴刑訴の端っこ部分、です。
コツコツと何度もやる、ローラー作戦を地道にやっていかないと点数に結びつきません。そう思うとやるべき事が多すぎることにぞーっとします。
※今日は実は嬉しいことがありました。帰り道、いつもと違う箱崎の細い路地をスクーターで走っていると、前あった洋食屋さんが店代わりしてて、看板に『ドリアン』って書いてあるんです。ふ~ん?昔、15年くらい前まで箱崎に住んでいた頃、ちょくちょく通っていたカウンターだけの小さなカレー屋さんがあり、そこの名前もドリアンだったんです。踏切近くのわずか3坪ほどの小さな店でした。JR鹿児島線の高架事業のために、沿線の家はどんどん立ち退きにあってました。わたしが下宿していたランチョスという所も立ち退きに合いました。わたしが鳥飼と言うところに引っ越した後にカレーのドリアンも消えました。
その店のカツカレーは、スゴク美味しかったです。真冬の夜10時過ぎ、塾のバイトから寒さと空腹で震えながら帰ってくるとき、ドリアンから漏れてくる美味しそうなカレーの匂いに、いつもガッツーンとなってました。
カツはサクサク、カレーは濃厚、細長い皿の左端には千切りのキャベツが添えられていて、そのキャベツをカレーとご飯と一緒に混ぜて食べるとしゃきしゃきっとした歯ごたえ、キャベツを噛んだときに滲み出る甘い汁が濃厚なカレーにマッチして旨さ倍増するのです。
もう一度食べたかったなあ、と思っていたその店が不意に目の前に現れたんです。わたしにとっては劇的再会でした。めちゃくちゃ嬉しかったです。
わたしはその店の前を何度も何度も行ったり来たりしました。窓ガラスから中を覗いてみて、ドリアンのおばちゃんがいるかな~、と探しました。
どうも娘さんみたいな女性がカウンターにいました。そうそう、店は数倍に広くなって、カウンターだけでなくテーブル席も4つほどありました。
近いうちに必ず来るからね、と独り言を言って帰りました。
※昼間はクラクラするほど日差しが強く、喉の渇きが強いです。ロー内も相変わらずわたしの座っている場所だけが蒸し暑いです。
ところが夕方以降、グググッと気温が下がり初め、とうとう夜バイクで走るときはジャンパーを着ていないと肌寒く感じるようになってしまいました。
昼間はツクツクホウシが鳴き、夜はジャンパーを着る、妙な季節です。
日本は世界的に見て珍しいほど四季がはっきりしているそうです。東南アジアからの留学生なんかは特にそう感じるようです。わたしが今日、ハタッと分かったのは、四季があるというのは、猛烈に暑い季節とメチャクチャ寒い季節という両極端の季節が存在するからである、もしも夏も冬も大したことないんだったら四つ季節がある、なんてことはないんじゃないか、ということです。
わたしにとって今年の夏は変な季節でした。試験試験試験、にまとわりつかれてしまって夏を感じる余裕がなかったんです。ですから、朝夕涼しくなってきて、そんなバカな、まだオレにとって夏は来てないぞ、なのになんで涼しくなってしまったの?と不意打ちを食った感じです。
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