2013年8月19日月曜日

久住阿蘇の未掲載動画写真

 
 
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2013年8月17日土曜日

はだしのゲンと松江市教育委員会と司法試験




決まりです!これが来年の司法試験の憲法または行政法の問題のネタになります。
間違いありません。
これはもう、論点の宝庫です。ありとあらゆる憲法問題、行政法上の問題が充満しています。ここには大きく分けて3者が絡んでいます。規制する側である市の教育委員会と各学校、規制される側として①この漫画が読めなくなる小学生③この漫画を書いた漫画家(お亡くなりになってらっしゃるのでその相続人が著作権者となるでしょう)、という各人の利害が衝突しているのをどう調整するか、が第1の問題です。完全に漫画の発行を禁止したという明らかに過度の制約をしたわけではありませんが、きわどい性的な部分とか残虐な描写だけを削除して開架図書とするという最小限度の制限でもありません。第2の問題は、読めなくなったのが小学校の図書室だけで、町の本屋さんに行けば小学生でも買って読むことができるのですから、はたして読む権利を制約したことになるのか、です。第3の問題は、そもそも小学校の図書室に置いている本を読む権利というのが憲法上の人権なのか、学校から与えられたものだけしか読む自由はない、与えられていない本を読ませろ、と要求する自由まであるのか、です。それとも、一旦図書室に置かれた以上、その本を読む自由は保障されるのだ、だから開架図書とされたものを閉架とすることは読む自由の侵害なのだ、と考えるか、です。あと、教育委員会と各小学校との関係は上下関係なのか、つまり教育委員会は命令権限があるのかないのか、規制する側の真の当事者は委員会なのか小学校の校長なのか、という行政法の問題も。
 
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住基カード

今日、城南区役所に行って作ってきました。500円。近々、ある企業の覆面調査のバイトをすることになり(一件につき3500円)、身分証明書を予め作っておいた方がよいと思ったので。パスポートが今月初めに10年間の有効期限が来てしまい、失効してしまったのも理由の一つです。結局、1回も海外に出ないまま失効してしまいました。
昨日まで大分の宇佐の実家に帰省してました。父も母も随分老いてきて、哀しいです。まあ、両方とも存命なだけまだ恵まれているとは思いますが。
実家にはチャコというわんこが居て、このブログの一番下の写真に載っているのですが、もう7歳。太ったおばちゃんになってしまいました。チャコをブラッシングしてやろうとすると、いやがって遁走してしまいます。母はチャコを甘やかしてしまっていて、チャコが台所に入りたがると、すぐに入れてやります。おかげで台所はチャコの抜け毛だらけ。とにかく、ブラッシングもお風呂も大嫌いなおばはん犬です。ところが、不思議なことにこのチャコからは犬の体臭がまったくしないのです。そしてまた、チャコからペロペロと舐められてもニオイがしないのです。ホント、不思議です。
女房の実家が飼っているチワワのファンタくんは体臭も口臭もスゴイので、一体なぜ違うのか、謎です。
発表が近づいてきてだんだん発狂し始めてきたので、過酷な肉体労働をやって暫し忘れようと、派遣会社に申し込みました。ホテルの家具の搬入とかパソコンの梱包とか事務所移転とか、、、、。
そのため、来週は肉体が悲鳴を上げるんじゃないでしょうか。そのかわり、自宅に戻ったら冷えたビールをカーッ!と一気にやってバタンキュー。

☆このところの猛暑の猛々しさには驚きます。容赦がない熱波、夜になっても熱さが衰えないのです。田舎での盆踊りでも、今まで体験したことのない暑い夜での踊りになりました。その上全く風が吹かないのです。まさしくサウナルーム内で踊っている感覚でした。
☆今一番美味しい、と思うソフトドリンクは、ただの炭酸水です。炭酸以外なにも入っていないヤツです。一度これを飲み出したら他のは甘ったるくてとても飲めません。カロリーゼロのコーラでも甘すぎて、飲んでも飲んでも喉の渇きは収まりません。ところがこの炭酸水は、強炭酸なので飲むと喉が痛くなりますが、飲み下すと喉の渇きが収まります。とても気に入っているのですが、何故か値段が高いです。ホームセンターでも500ミリで88円します。1,5リットル入りの炭酸という大型容器入りが無いのです。
☆それから、酒類では、1,5リットル入りで900円ほどしかしない安い赤ワイン。酸化防止剤が入っていないヤツ。メルシャンのもサッポロのもどちらも美味しいです。田舎で兄が持ってきた高級ワインを飲みましたが、それよりも美味しいです。そしてそのおいしさを倍増してくれるのが、フランス産のクリームチーズ『kiri』です。これも安いのですが、赤ワインととっても合います。この組み合わせがあんまりピッタリなので油断するとあっという間に2合くらい飲んでしまいます。そして酸化防止剤が入っていないためか、二日酔い、悪酔いしません。
近頃の猛暑に対抗するためにはビールだけだと喉の渇きは収まりません。却って気分が悪くなるばかり。赤ワインはなぜか喉の渇きが収まります。

☆韓流スターのイビョンホンはパニック障害を患っているのだそうです。かつてその経験をしたわたしとしては、痛く同情します。わたしの場合は、呼吸が出来ない感覚に襲われたのです。肉体的には空気中の酸素をちゃんと呼吸によって取り込んでいるのですが、脳がその事実を受け入れてくれず、100%窒素だけの空気しか呼吸していないと思いこむのです。ですので、空気中で溺れてしまうのです。いくら必死に肺が空気を取り込んでもその中に酸素が全く入っていない、そういう感覚に襲われるのです。もう、パニック以外の何者でもありません。恐ろしいですよ、窒息するのですから。とくに密閉された場所でよく発症してました。それなので、真冬でも窓を開けて寝ていました。なんとかして治さねば、といろいろやってみました。治ったのは、気功でです。気功のおかげですっかり自己コントロールできるようになりました。




2013年8月10日土曜日

「death fluorescence(死の蛍光)」

生物って、死ぬときに青い蛍光を発するのだそうです。昨日ネットに載っていました。
この新情報を知って、いろんなことが頭に浮かんできました。
昔の怪談話に出てくる火の玉も青白い光だったんで、昔の人はこの新事実をとっくの昔に知っていたということなのか?とか、日本人が他のアジア人と違い、赤よりもむしろ青を好むのは日本人が死を身近に感じているからなのか?とか。
中国人は自分の日常生活に死が関わることを忌み嫌うそうです。逆に日本人は毎朝仏壇にお参りします。亡くなった身内のことをまるで今も生きているかのように現在形で話します。墓地と生活空間の間に境界はありません。自宅の隣に墓地がある、なんて当たり前の光景です。日本以外ではそういうことはないそうです。
ただ、米国にはブルースという黒人音楽があります。黒人も日本人のように青を好むのでしょうか。たぶんそうではないと思います。差別を受けていた当時の人生の惨さ、悲しさ、絶望を青にたとえているのだと思います。ですから、むしろ黒人は青に対して否定的イメージを抱いているのではないでしょうか。
生と死とは不可分一体、連続した関係にある、ということを無意識的に持ちながら日本人は生活しているのでしょうかねえ。
青い蛍光の話題から話がズレズレになって、ズレズレ草になってしまいました。

最近、冷蔵倉庫での弁当おにぎりの仕分けバイトが急にイヤになってきました。なんでだろう?と考えていたところ、昨日、別の倉庫のバイトに行って原因が少し分かりました。
一つは、発表が迫ってきて、発表までにやり遂げようと計画していたことができないことへの苛立ち、合格発表への恐怖、です。
もう一つは、現場の作業自体に対する嫌気、正社員の若者たちの一部の態度が良くないこと、です。弁当おにぎりの仕分けはもの凄く忙しいです。次から次へと仕分けしなければならない弁当類、おにぎり類がどんどんカートに乗せられてきます。それを、数を間違えないように各店の棚にきちんと置いていかなければなりません。7時から11時までの4時間は戦場です。若い正社員たちからどんどん指示が出て休む間もありません。そのくせ、社員の指示は不十分なので、わたしがやっていた仕事に文句を言うことがあります。
もちろん、まっとうな人の方が多いです。ですが、わたしが居る場所は若い社員たちが仕切っているので、大人の振るまいを学んでいないような気がしました。

それに比べ、昨日働いた倉庫は、デスクトップパソコンのOSのインストール→完成品の部品全部を一つの箱に集め→顧客が受け取る段ボール箱にきちんと梱包、を流れ作業でやる倉庫でした。朝8時半から夕方5時半まで。長いです。派遣の人の数も多くて、全部で25人くらいは居ました。
派遣会社の社員は電話でわたしにその仕事を勧めたとき、『涼しいですよ~』なーんて適当なことを言ってました。わたしはそれを真に受けて引き受けました。パソコンを置いている場所はさぞかし冷房が効いているだろう、と思いこんでました。
ところが、そこはサウナ状態でした。締め切った倉庫内での作業。冷房ナシ。扇風機がわずかに空気をかき混ぜているだけ。そこで貸し出された作業服はみるみるうちに噴き出した汗でベチョベチョ。
休憩時間や昼食のとき、魔法瓶に入れてきた氷入りのお茶を何杯飲んでも喉の渇きは収まりませんでした。
このような劣悪な環境で、9時間もの長期拘束でしたが、何故か、その倉庫でのバイトが気に入ってしまいました。
一つは、パソコンの梱包は6個以上の部品をそれぞれの梱包方法にしたがってきちんと順番通り丁寧に梱包するというかなり複雑で神経を使う作業でして、梱包材もいろいろあり、どの部品にどの梱包材を使うか、すべて完璧なマニュアルに従って行わなければなりません。また、各作業工程を完全に実行したか、細かなチェック表に基づいてチェックしていかなければなりません。それなので、1台を梱包し終わるのに最低12分かかります。作業はすべて立ち作業。一日中立ちっぱなし。ときどき正社員が不意にチェックしに来ます。一度完全に梱包し終わった箱を再度開けてすべてをチェックするのです。
そういう具合に、かなり神経を使うのですが、一台梱包し終わると、満足感を感じます。そしてまた、コンビニ仕分けのように急かされることが全くないのです。自分のペースでやれるので、大変楽です。おかげで、ミスが少なく、ミスがあっても最後にもう一度チェックするときに発見修復できます。
結局、9時間拘束も苦にならないで終わることが出来ました。
もう一つの気に入った点は、正社員のおにいさんたちが大変紳士的なことです。コンビニ仕分けとまるで違います。こちらは社会人としてわたしたちを処遇してくれます。
わたしが指示された仕事をすると、『ありがとうございます。』と言ってくれるのです。
派遣に向かってそんな感謝の言葉を言った正社員はここだけです。
そういう素晴らしい接し方をしてくれるので、くそ暑い倉庫ですが、また行っても良いかな、と思ってしまいました。
この経験から分かったのは、コンビニ仕分けの倉庫の正社員のお兄ちゃんお姉ちゃんの社会経験の足りなさ、です。でも、若いからという理由だけで大人をアゴで使うことがあってはならないと思います。

一昨年は、学習塾のバイトをやっていました。それがどんだけ楽なバイトだったか、今にしてようやく分かりました。まして20年前には、大手学習塾でわずか45分の授業に3000円以上もらっていたことを思い出すと、肉体労働のバイトがいかに割りが合わない仕事か、余計にグッタリします。汗水垂らして4時間も働いて稼ぐお金をわずか1コマ教えるだけで貰えたのですから。

久住にある筌ノ口温泉(うけのくち)鉄さび味
川端康成が湯治に来たこともあります。



久住あざみ台展望台
遙かむこうに見えるのが阿蘇五岳
本当にこの説明書きの通りです。日本一です。

説明を追加


阿蘇神社

阿蘇神社門前町にある水基(みずき)と呼ばれるわき水がたくさん出る地区にある、元女学校校舎を利用した喫茶店、その横にあるそうめん流しと白玉団子(かんざらし)の店。店内にはこれまたわき水がこんこんと湧いていました。



かんざらし






















2013年7月29日月曜日

載せたい写真が溜まりにたまって・・・・

先週は初めてのバイトが二つ、お世話になっているN先生のお宅の庭の草むしり、と体力的にキツイ1週間でした。そのかわり、N先生の庭の草むしりには物凄いおまけが。望外のバイト代を頂いた上、物凄くおいしい中華をごちそうになりました。草むしりが終わってからシャワーを浴びさせていただき、心地よい疲労感に包まれながら冷え冷えの生ビールをグイグイ何杯も頂きました。甘くて苦くてキリッと冷たい味わいに体も心も沁みました。アワビの炒め物、貝柱のクリーム煮・・・・・・最後には大学イモならぬ、大学モチ。その甘くてもっちりした味わいが口の中に広がると、本当に『ウマいな~っ!』と痺れました。
翌日の日曜、草むしりのときの姿勢が、ずーっとしゃがみっぱなしだったので、ふくらはぎがパンパンに張って、ヒクヒク痙攣しはじめました。
そして今日、月曜、今日から3日間、冷蔵倉庫のバイト。朝7時から昼1時までの6時間。間に30分の休憩。先週のバイト先があけっぱなしの倉庫とか戸外とかのクソ暑いところだったため、汗のせいで体力が猛烈に消耗し、コーラやお茶の飲みすぎで胃腸が疲れてしまい、胃もたれとか、吐き気とか、下痢症状が出始めてきたんです。これではイカン、やはり涼しいところでないと、とバイト先を冷蔵倉庫に限定することにしました。
コーラの仕分けとかお菓子の仕分けをやった先週の常温倉庫と違い、疲れ方は段違いに少なかったです。もちろんバイトに慣れたのもあるでしょう。ですが、他のキツイバイトと比べることができるようになったお陰だと思います。
とにかく、作業場が涼しい、というのは物凄くありがたいです。

☆博多祇園山笠、久住阿蘇の絶景写真、動画、宇佐の長洲という漁港で行われた花火大会の風情を撮った写真、など、いっぱいあるのですが、夜は疲れがたまってなかなかできません。
なにせ、バイトのときは夜1時に寝て朝5時過ぎに起きているので、睡眠不足も手伝って、バイトが終わった夜はグッタリなんで。
明日も明後日もバイト。特に明日朝は雨みたいなので、合羽を着てバイクで行かねば。
それではみなさん、おやすみなさい。

2013年7月26日金曜日

憲法改正によって世の中はどうなるか、これを読め!

この前、慶応大学の小林節さんという、右翼で片腕の憲法学者が憲法改正反対を唱えていた、と書きましたが、彼の詳しい主張内容がダイアモンドオンラインに載っています。みなさん、是非読んでください。
http://diamond.jp/articles/-/39334
ほかの憲法学者も、どんな形でも国民にアベ総理の狙いがいかに恐ろしいものなのかを発信しなければならないと思います。それで飯を食っているのですから。
以下、自民党の憲法改正草案の一部のみを抜粋させていただきます。改正草案自体は公知の事実なので著作権侵害のおそれは無いといえますので。


――自民党の改正案では、具体的に国民にどんな義務を課そうとしているのですか。




 今回の改正案に出て来た代表的な義務が、第1章第3条2の「日本国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない」(新設)、第3章第24条の「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない」(新設)、そして第11章第102条の「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」(改正)といった文言です。要は、国家や家族を尊重し、その大切さを謳った憲法を尊重しなさい、という内容です。

どうですか?こんなヒドイ中身なんですよ!かつて、小泉さんは『郵政民営化』だけを連呼して自民党圧勝をもたらしました。ところが国民は、郵政民営化の中身、影響をろくに考えもせず小泉のキレの良い物言いにすっかりたぶらかされてしまいました。
今回も、なにか、憲法のどこがどう良くないのかという具体的議論をまったくしないで、ただ単に憲法改正を連呼しています。日本人よ、考えること、疑うことを覚えなさい、と言いたいです。
それから、『衆参のねじれ解消』なんてこともアベさんは言ってますが、みなさん、ねじれは悪いことだと刷り込みがなされているのに気がつきませんか?
衆参のねじれという現象は、むしろ日本国憲法がもともと予定していることなんです。ねじれが予定されたものであるからこそ、衆議院の再可決とか衆議院の優越とかがちゃんと憲法に規定されているのです。そもそも、参議院は衆議院とは違った視点からもう一度問題を見つめなおす、慎重に精査する、というのが参議院の存在意義なんです。ですから、ねじれは所与の前提なんです。
むしろ、ねじれが解消されると、参議院は衆議院のカーボンコピーになり下がってしまうのです。
法律のスムーズな成立も大切です。ですが、みなさんご存知のように、法律というのは物凄い力をもっているのです。日本の行政は100%、法律によらなければ執行できません。法律が無い場合や法律が許した範囲を超えて行政を執行する行為は、違法行為として絶対に許されないのです。それが法治主義というものなんです。主権者である国民が自ら制定した法律でこの国の行政は動いているのです。ただ、法律というものは両刃の刃でして、少数派の国民(その法律制定に反対した人たち)の権利を制約、侵害してしまうのです。
ですから、法律の制定には是非とも慎重な審理がなされなければなりません。憲法が衆議院以外にも参議院を設けたのはそのように少数派の権利を守るために慎重な審議をせよ、と国会に命令したのです。
ですから、ねじれ解消、という言葉は、もっての外のキャッチフレーズなんです。
そういう少数派の権利を侵害してもかまわない、ということを恐れもなく言ってのける自民党は、まことに恐ろしい政党であると言わざるをえません。
みなさん、もうちょっと考えてみましょうよ。ねじれ解消もそうですが、国会議員も痛みを共有すべきだ、とか言って国会議員の定数を削減しよう、なんてマスコミでも言ってますが、これもまた、嘘っぱち以外の何物でもありません。国交省とか財務省とか文科省とかの中央省庁の偉いお役人の間違った行政を監視することができるのは、まっとうなマスコミ(多分、いないでしょうが)か国会議員しかないんですよ!東北の津波の復興予算がまったく関係ないところに使われていたことが発覚した時、みなさんは激怒したでしょ?じゃあ、その事実はどこのだれが見つけることが出来たのでしょうか。そういう行政の不正を糺すことが国会議員の使命なんです。憲法ではそれを『国政調査権』と言ってます。ところが国会議員の数が削減されるならば、国政調査権による監視は全国の隅々にまで目を配ることはできなくなってしまいます。
最後に一言。権力者の言っていることは必ず疑え!です。

☆肉体労働によって体中が悲鳴を上げています。来週まではバイトを休まざるを得ない状況です。その間にアップしようと思っている写真、動画をどんどん載せます。今週初めに仲良し4人で久住阿蘇にドライブしたときの圧倒的な風景も載せます。




2013年7月25日木曜日

派遣派遣派遣

今日で3種類目の派遣労働を体験。内、二つは昨日と今日の連チャンでした。とにかく、バテバテです。死にそうです。
①最初に派遣された先は冷蔵倉庫。倉庫内が冷や冷やなので、必死で働いても汗をかかずに済みました。でも、百数十のコンビニに弁当やバナナやおにぎりを配送する倉庫なので、時間に追われてまったく休む暇がありません。仕事の密度は3つの中で一番濃いです。
②2番目はコーラ会社の配送倉庫。開け放たれた倉庫で、配送車に渡すために各コンビニごとにコーラやコーヒーやジュースやお茶をピッキングするのです。
倉庫内に特定の商品が固まって置いてあって、そこから配送先が欲しい分だけ取ってくるのがピッキング。逆に手元にある特定の商品を配送先が記されている棚に配るのが仕分け。
広々とした倉庫で、一方が完全に解放されているため、風は入ってくるのですが、温度計をみると35度!そのうえ、2リットルのお茶が6本入った段ボール箱とか缶コーヒー24本入りの段ボール箱みたいな重い重い荷物を積み込むのです。そりゃもう、きついのなんのって、言葉で言えないほどです。その日はゼロカロリーのコーラ500ミリ缶を2本、500ミリのペットボトルのお茶を2本、計2リットル、それ以外にも持参した魔法瓶のお茶をグビグビ。いくら飲んでものどの渇きが治まらず、激しく消耗しました。正午から食事休憩有り、と派遣会社からのメールに書いてあったのですが、実際に食事が取れたのは3時半。すっかりバテてしまっておにぎりが全然のどを通りませんでした。派遣会社の説明では朝9時から夕方4時まで、という労働時間のはずだったのですが、終わったのは6時!2時間も残業させられました。わたしが怒り心頭で我慢できないのは、派遣先の会社がわたしら派遣労働者に対して、残業してもらっても良いか、と尋ねることをしなかったことです。初めから暗黙のうちに残業が組み込まれていたみたいで、派遣会社もグルになってわたしら派遣労働者を騙した感じがします。
③3つ目の派遣先は、今日出かけてきた倉庫で、巨大ショッピングモールへのお菓子の配送のためにお菓子を仕分けして配送車に渡すという、2番目の派遣と似たような会社です。こちらは、荷物そのものはお菓子が入っているためとても軽く、前日の飲料関係の段ボールの持ち運びに比べると天国でした。ここなら定期的に来ても良いかな、なんて思いながらお昼ご飯のサンドイッチを食べました。
ところが、お昼休み後、再び倉庫に戻ると、従業員の人が、『外に行ってください』というではありませんか。外?外!炎天下での仕分け作業だったんです。午前中倉庫内で同じ作業をしていたのが、今度は太陽がギラギラ照り付ける屋外でやれ、というのです。そこからの3時間は、まさに地獄でした。5時までが仕事だったのですが、4時過ぎには頭がくらくらしてきて、足が急に重くなり、歩くのがしんどくなりました。動きも鈍ってきて、こりゃやばい、と、熱中症の危険が出てきました。そこには正社員の人たちは2人、ほかに、派遣のおじさんも一人いましたが、彼らは太陽熱に耐えながら黙々と荷物の仕分けをしていました。わたしも、契約時間の5時までは、ふらふらになりながら頑張りました。でも、終了時のはずの5時になっても誰もわたしに終了と言ってくれません。前日、何も言わないまま2時間も残業させられたので、今日はどうしても時間きっかりに止めるぞ、と決意してました。何より、それ以上屋外で荷物の仕分けをする体力がわたしには残っていなかったのです。
それで、5時2分に、現場の責任者に、引き上げて良いか、と訊きました。彼は、残念そうでしたが、わたしがこれ以上やると体がやばいと言うと、仕事明けを了承してくれました。もう一人の派遣のおじさんは、わたしが引き上げるときに挨拶すると、えっ?という表情を浮かべてわたしを見ました。そのおじさんとは午前中話を聞いたりして知り合いになったのですが、彼は会社が、仕事終わり、と言うまでは黙って残業をしてきたそうです。今日もそのつもりだったようです。
わたしも、残業については、事前に派遣会社から説明があり、なおかつ、仕事環境が苛烈でないならば受ける用意もあります。ですが、派遣会社は騙し打ちのように、残業可能性については仕事をわたしが受けた後にしか言い出しません。一番問題のある当事者はやはり派遣会社です。キチンと説明する必要があるのに、仕事紹介の段階では残業について何も言わず、その仕事をこちらが受けた後になってようやく残業のことを言うのですから。

とはいえ、これだけはどうしても言っておかねばなりません。それは、派遣先の倉庫で正社員として働いている人たちが、若者も中年も壮年もみな、例外なく礼儀正しい、ということです。きちんと丁寧語で話しかけてきますし、頭ごなしに命令口調で指示する人は皆無でした。これには本当に感心しました。派遣を虫けらのように扱うんだろう、と覚悟していたのですが、杞憂に終わりました。おそらく、これはわたしの想像ですが、ああゆう配送倉庫というのは、いろんな会社の混合チームみたいになっていて、各社からそれぞれの社員がやってきますので(倉庫会社と運送会社と配送人員調達会社とは別みたいです)、一般の会社のように人の出入りのない、人間関係が固定されるところで生まれる絶対的上命下服からくるパワハラが生じにくいのではないか、と思いました。それから、現場労働力の多くは派遣やバイトに頼っているのが実情だから人材確保の必要上丁寧に扱えと言われているのかもしれません。今日の倉庫も、女性のバイトの人がたくさんいて、段ボール箱単位でない、商品1個2個という少量の発注に対応するための箱詰め作業をしていました。
☆☆また、わたしにとってはたった1日だけの仕事で、辛かったら二度と来なければ済むのですが、正社員の人たちは毎日つらい作業をこなしているのですから、頭が下がるとしか言いようがありません。あんなしんどい作業を毎日毎日やっているなんて、マジでスゴイです。
☆☆☆結局、最初にやった冷蔵倉庫内のコンビニ弁当の仕分けの仕事が真夏の作業の中では一番楽だと思いました。ほんと、汗をかく、かきすぎる、ということがどれほど体力を消耗させるか、30年ぶりの肉体労働でようやく思い出しました。昨日などは、わたしの腕の表面から塩の結晶が白く浮き出してました。試しに舐めてみると、めちゃくちゃ塩辛かったです。汗をかきすぎたため、おしっこもほとんど行きませんでした。
来週は、また冷蔵倉庫のバイトに復帰したいと思います。でも、最近その仕事紹介メールが無いんです。みんな、涼しいバイトに目を付け始めたのかも。
それでは、今からバタンキューします。みなさん、おやすみなさい。