2008年5月1日木曜日

急に暑くなって




あっという間に夏めいてきました。昨日までフリースを着ていたのに。



今日ローに行くと半袖Tシャツを着ているのがいました。



今日は気温以外にも、刑法で当たる予定の日だったので、緊張して汗が出ました。


ところが先生が急に当てる判例の順番を変えたり一人に二つの判例を聞いたりしたので、途中あわてたものの結局当たらずに終わりました。来週確実に当たることが確定。


なのに、次の授業の行政法で、全く予習していなかったのに急に当てられました。


先生はわたしの誤答を期待していたようですが、わたしが当てずっぽうに答えたのが正解だったのでちと悔しそうにしてました。


実を言うと先生の質問の意味がよく分からなかったのです。行政法の授業は遊園地に行ったような感じで、話の中身はとても面白いのですが、アトランダムに当てるのでどぎまぎしながら聞いてます。


本当は予習したいのですが、ほんとーにあまりにも予習する範囲が広すぎて、手に負えないのです。しかも授業の95パーセントは配布レジメと関係のない話(それが面白いのですけど)なので、予習する気力が萎えてしまうというわけです。




今度の連休で行政法、刑訴実務の本を読み込んで、それぞれの課題を書き上げる、商法の課題を書き上げる、法情報論の課題を書き上げる、民訴と憲法と刑法の予習をする、と盛りだくさんです。


連休で一番うれしいのは授業がないことです。本当に自転車操業なのです。守りの態勢なので心理的にきついっす。


 自転車操業と言えば、今日、行政法の授業後、休学していた既修3年の女性と話をしてたら、わたしに、『社会人の方ですか?』と聞いてきたので、『だらだらと過ごしてきたらリップバンウィンクルみたいになってました』とこたえると、『リップ、、、、、って何ですか?』と聞き返すので、『えっ?聞いたことないですか?』と答え、わたしの横にいた30代の学生に『リップバンウィンクルって知ってますよね?』と振ると、彼も『知らないっす』と!


びっくり仰天。世代間ギャップを実感。


 


 また、授業の合間にT君(優秀)に今年択一受けるのかと聞くと、受ける、と答えました。『おそらくボクだけでしょう』と。


わたしは受けないことにしました。準備ができていません。


来年受けるつもりです。来年受験する確率は97パーセントです。
元祖長浜ラーメン、なんであんなにマズイのを並んでまでして食べるのか、わかりません。
城南高校角の大龍軒のほうがはるかにおいしいのに。


2008年4月29日火曜日

そよ風




爽やかな一日でした。今日はローに行かず、たまった用事を片付けました。でも、ローに行かないとなんか落ち着きません。


用事というのもたいした物ではなく、コーヒー豆を買ったり天神の本屋に行って授業の準備に楽できる本を探すためです。実際、お役に立ちそうな本がありました。


 バイクで出かけたので、途中、百地浜にあるRKBの広場で今日まで開催されているドイツビール祭り(毎朝通学途中のラジオで知りました)を覗いてきました。暖かくて爽やかなそよ風が広場を渡る中、みんなおいしそうにビールを飲みソーセージを頬張っていました。平和でした。


 昨日の夜のチューター会議というのは、先生一人、上級生数人ずつ、1年生4人、で顔をあわせてアドバイスだとか質問だとかを通して新入生の手助けをしようというものでした。


先生は外国法の先生、東京出身、東大で鳩山邦夫や枡添なんかと同期。


どうせ会うのはこれ1回限りだから、なんてクールなことをおっしゃってました。


鳩山法務大臣は高校時代代ゼミの全国模試で1番だったそうです。ダントツの秀才だったのに、、、、、と。枡添は今では逆転、、、、とも。


また、自分が一番勉強していると(今現在)思っていたけど、みんなやってんだなあ、とも。先日も民主党議員に頼まれて講義をしに議員会館に行ったとか。


 各自自己紹介したとき、わたしが先週布団で寝たのは1日だけで後は机で寝てたと言うと、上級生たちは驚いていました。でもわたしと同じクラスのA君は、当たり前みたいな顔をして聞いていました。


未修の人たちはちょっとビビッていました。


 明日の民訴は、相殺と既判力、高度な問題です。みんな分かってるのかしら。高橋の重点民訴をかなり読み込まないと理解できないのに。


また、あさっての刑法、これは最も難解な過失論。ほとんど確実にわたしまで回ってきます。正直いって刑法で一番苦手です。よく分からないんです。過失の中身をどう捉えるかは刑法の本質にまでさかのぼる問題です。自分の体系が確立してないので、突っ込まれたらおしまいです。


 また、金曜は憲法、これがまた強烈に難しい。


今日買った本に助けがあるかも、あって欲しいです。




写真の緑色のチップは先日ヨドバシカメラで買ったUSBフラッシュメモリー。2500円。


2ギガあり、これにファイルを保存して持ち運ぶことができます。フロッピーみないなものですが、フロッピーの数百倍保存でき、しかも開けるスピードがすごく早いので、とてもとても便利です。これさえあれば、自宅でもローでも文書を作って運べます。


この前メールを使ってファイルを送ろうとしましたが、残念ながら送れませんでした。


わたしの知識不足のせいでしょうが。


 その緑の隣にある黒いスティックは、ローから支給されたUSBで、これをパソコンに差し込んでネットにつなぎ、ロー内での先生の出す宿題とか事務室からの連絡など、ほとんど全てのロー内連絡をします。


もう、ネットネットネットです。すごいです。何でもかんでもネットネットネット。





2008年4月27日日曜日

肌寒い

昨日はことに寒かったですねえ。あやうく風邪を引くところでした。逆に自修室は暑いのでやや汗ばむくらいです。
土日と授業はないのですが(要件事実論というわたしはとってないんですが人気の授業はあります、ただ上級生優先)机についてる学生が結構います。
 今日も行きました。法情報論の課題をネットで提出する締め切り日なので。
今週は強烈にアブナイんです。刑法、憲法、民訴で当たりそうなんです。2年生の未修の学生は答えられないことが結構あるのですが、うちの1年既修ではほとんどありません。
なもので、今週は非常に厳しいです。でも、試験に役立つのかなあ。まあ、去年まではかなりひどくて、山のように課題が出てたそうです。少しはましになったほうかも。
 毎朝車で通っていると、KBCとかRKBとかのラジオの定期リスナーになってしまい、ラジオもなかなか面白いなあ、なんて感心します。本当は車の中でも講義テープなんかを聴いてるべきなんでしょう。ですが、静かなローで暮らしていると、たまには大音量で音楽を聴きたくなるのです。
 で、帰りの車の中ではジプシーキングズのフラメンコをがんがん聞いています。ときどき中孝介の奄美の島歌をきいてます。
 話は変わりますが、聖火マラソン、中国にはほんとうにあきれます。中国人『留学生』たちの赤い大きな国旗を振り回すのも顰蹙ものです。
五紅星旗というそうです。他人の国に来て大勢で終結し、大旗を振り回すなんて傍若無人ぶりをさらけ出していました。
そうかといえば、同じ中国人でも、理性をもってチベット民族と対話しようとする勇気ある人もいます。問題なのは民族同士の対立ではなく、自由と民主を抑圧する政治権力だ、と彼は言うのです。立派。
 みなさん、聖火リレーが地球のどこを選んで回っているのか、何故そこを選んでいるのか、なぜ五輪旗でなく中国国旗を振っているのか、なぜアテネから真っ直ぐに北京に聖火を運んで北京から全世界へ火を発信するという、前代未聞のルートを取るのか、ご存知ですか?
 わたしも全然気にしてなかったのですが、NHKラジオですごく面白い解説をしてました。なるほどねえ、そういうことか、と、今回の聖火リレーの異常さが分かり、大変面白かったです。
 つまり、この話題に関心を抱くようになったのもラジオのおかげ、といいたかったのです。
 
 

2008年4月26日土曜日

朦朧


帰ってきてお風呂に入り、近所のスーパーで買った半額シールの貼られた総菜を食べ、明日の予習を始め、30分もするとカクン、と首が傾き始める。


この一週間、この繰り返し。


しかも今日から新しく民事執行法保全法の授業が始まり、隔週二コマ、今日がその日、4時40分から8時まで授業。


終わったら法情報論の宿題をパソコンで打つ。


ローを出たのは夜9時。きたのは7時半だから13時間もいました。


もう、どんだけ~ですよ。


明日明後日は授業はありませんがローに行ってもの凄い量の行政法の本を読破しなければなりません。授業はほとんど教科書、レジメとは独自の内容、しかしレポート宿題は教科書から。なして?それも100ページ以上あるんです。


前にも言いましたが、今年の既修1年生はみんな狂ったように勉強します。おそろしいです。


きょう、ローのホームページに今年入学者の構成が載ってました。40歳以上は3人でした。30歳以上を含めると(かなり強引)13人?15人かも。


平均年齢が上がっていました。わたしのせいですけど。


 ただ、今日の民事執行法の授業が一番楽しかったです。やっぱり川嶋先生はフィットします。昔ながらの良い先生、そのもの。


ああああ、来週はシケたゴールデンウィークです。火曜日しか休みがないんです。


おまけに来週ある授業はほとんど当てられる確率90パーセントです。




と、ここまでグチをこぼした自分の文章を見直してたら、そうかあ、大方のサラリーマンもこういう生活をしてるんだなあ、と思い至り、大変恥ずかしい気持ちになりました。


大反省!恵まれていることに気がつかないなんて。本当ならわたしくらいの歳だと入れてくれないところです。


感謝しながら喜んで通わねば。


今日は自習室内に設置してあるプリンター(5台)と自分のノートパソコンを繋いで印刷することにやっと成功。これで悩みのタネだったパソコン関係の四苦八苦がほとんど終わりました。

2008年4月23日水曜日

奨学金


振り込まれていました。いつか返すお金とはいえ、有り難い限り。キャッシュカードコーナーに入る直前の有り金は全部で1500円!

お金って、ほんとーに大事ですよねえ。

お金がないときのつらさ、惨めです。まあ、かなり慣れっこにはなりましたが。

もともと、奨学金目当てでローに行ったようなものでした。奨学金で旧司の勉強を続けよう、と。

ところがどっこい、甘くなかったです。
ただ、今週あたりからなんとなく要領が分かって来、また、毎日学校に通うという数十年ぶりの習慣に少しずつ慣れ、年寄りという恥ずかしさも薄らぎ、周囲の学生もまたわたしに慣れたので、ローでの生活にちょっとずつなじんできたかなあ、といったところです。

今日も6時起き、ロー到着は7時20分。すでに5人ほど勉強していました。

今日の授業は朝一の民訴だけ。相変わらず先生の話が聞き取りにくくて、終了後、大勢の学生が質問のため教壇に群がっていました。

授業後、机に戻ると、隣の女子学生からさっきの民訴について質問あり。何とか答えて面目を保つ。

どの授業も体系的授業は一切しません。判例ばかり。半分以上の学生は基本ができていない感じがします。それでも判例を必死で読んできます。

 こんなやりかたは効率的ではないと思います。今日の授業にしても、確認の訴えの基本から話してくれたらよかったのに、いきなり遺言者の生存中の遺言無効確認の訴えという判例からやり出すのです。

確認の訴えの利益のはなしはもっぱら過去の話なので、いきなり未来の話から始まったため頭がごっちゃになった学生が多かったと思います。

 ところで、ノートパソコンの性能は、スゴイです。ストレスが全くありません。

ビスタの売りである、3Dの表示機能、今日初めて操作できるようになりました。

全ての机にネットの線が来ているので、どの学生も自分の机でネットに接続できます。わたしはヘッドホンを持って行って、ネットから聞くことができる音楽(クラシックとかジャズとか)をたまに聞きます。たいてい、夕方の睡魔が襲ってくるころです。

また、今日はかなりカシコイアイディアを思いつきました。ヤフーとかグーグルでは無料でメールができます。

それらを使って、ローで作った文書を自宅に転送することができるんです。つまり、ローのノートパソコンの中にグーグルメールのアドレスを入れておき、自宅パソコンの中にヤフーメールのアドレスを入れるのです。ローで作った文書はグーグルメールで自宅のヤフーに送る、またその逆をする。

そうすると、昔はフロッピーに入れて持ち運んでいた情報をメールの添付というやりかたで瞬時に送れるというわけです。

これには少なからず感動しました。速くて便利でタダですから。
旧司受験はかなり難しいなあ、という気になってきました。
写真アップ、最近良いのがなくて昔のを使い回します。
今日は雨だったので濡れて鮮やかなツツジを撮りたかったのですが、チャンスがありませんでした。
残念。

2008年4月22日火曜日

葛藤

今年の択一、受けるべきか否か。

いまローの中でもみんな考え込んでいろいろと相談し合ったりしています。

そんな中、3月までローで教えていたM弁護士がロー内の掲示板で、絶対受けるな、と書き込んでいました。

なんでも、去年の旧司択一会場にロー生が何人もいたというのを東京出身の弁護士が聞いて、あきれたとのことです。皮肉混じりに、九大ローは本当に立派な態度である、といったそうです。

その意味は、ローが受験生の受験行為にたいして超然として関与しようとしていない、というか無関心だということらしいです。

東京の感覚では、3回しかない受験回数をどぶに捨てるようなもので、東京ではもってのほかなんだそうです。

 で、今のわたしの状態では受験はちと無理っぽいかなあ、という気がしてきました。

万全の準備をして初めてやっと太刀打ちできるというのが択一なのに、準備が全く足りません。一昨日の模試も合格推定点より1点少なかったのです。

 だもので、友人のプランである、来年択一を受けるというアイデアの方がより現実的なのでは、と思っています。

 今朝も、相当優秀なロー生と話しましたが、彼も今年はローの勉強が食い込んできてしまって受験は控えることにした、と言ってました。

 今年入学した学生はもの凄い、今までと違う、と事務室の方が言ってました。わたしもそうだと思います。今日だって、わたしが7時半にローに着くとすでに数人が勉強していました。また、夕方7時半に帰ろうとしたとき、まだ半数以上が勉強していました。

もう、どんだけ~っ?!としか言いようがありません。

写真をアップしようと思ったのですが、うまくいきません。

2008年4月19日土曜日

潮干狩り







今日は自宅で宿題と予習。久しぶりに布団で7時間睡眠。ゼイタク。




今日はコーヒーの特売日。毎日コーヒーミルで豆を挽き、ポットに入れてローに持って行きます。




その豆が3割引の日なので西区小戸まで買い物に。時刻は午後3時。強くて冷たい風に凍えながら帰りによかとぴあ通りをバイクで走っていると、室見川の河口で潮干狩りをやっていました。




もの凄い人出。パトカーまで出動。今日は風が強く、しかも肌寒いのにみんな冷たそうな水に入ってせっせとアサリ取り。




川岸には摂り終えた人達が収穫をどっさりかかえてクルマやバイク、自転車にのせています。また多くのカメラマンがナイスショットをねらっていました。




海の方を眺めると、干潮がおわり、波がざぶざぶと押し寄せて来ています。その波が風とぶつかって白く泡立ちながら上流を目指していて、川の真ん中で貝摂りに熱中している人達を呑み込まんばかりでした。




 街中、道路脇のツツジの花が満開で、福岡はフラワーシティになっていました。




明後日の商法の宿題答案、なかなかまとまりません。論述能力の欠如に悩まされています。




そしてその次の日、火曜日は、憲法と並んで手強い科目、刑事訴訟実務が待っています。とにかく条文を徹底的に頭に入れておかなければならない、辛い科目です。




 と言う具合にローのことで手一杯なのに、択一模試が明日あります。




こんなことで今年の択一は大丈夫なのか、はなはだ心配です。




そんなとき、友人から電話。今年は引っ越しやローの入試、入学等で準備不足だから、大切な3回の受験制限の一回目を使うのは控えて、来年使えばどうか、とのアドバイス。それを聞いたとき、ぐらぐらぐら~っと心が揺れました。




うううう、、。どうしよう。




今年1年でローに慣れ、その後自習室でローの勉強とともに旧試験の準備をする、来年の合格者数はまたまた減ることになるがそれでも来年の方が確率的に良いかも、、、、、、、、。




そんなふうに悩んでいると、なんと今日択一試験の受験票が到着。なんたる偶然。




開いてみると、わたしの番号は1100番台。え~?去年からあんまり減っていない!




去年も締め切り日に投函しました。今年は随分減っているだろうと思っていたのに。




ますます悩ましい状況に。




そこで、これから2回、予備校の模試を受けるので、その結果で様子を見ることにしました。