残念!28万円払わなくちゃならなくなりました。免除申請が不許可に。
9月末までに払え、との通知が。仕方がないので、奨学金から毎月少しずつ貯めていきます。届いた封筒が微妙に厚かったので、イヤな感じがしたのが当たりました。
このあと7月に授業料の免除申請の決定通知が来ます。コワイ。
トトで6億円当たらないかなあ。
民事執行法の二コマ連続授業が今日明日と二日連続であります。明日土曜は本来休みなのですが、先生の都合で臨時に行われることに。全く初めての科目はきついです。事前に教科書を読んでおけ、ということなので、時間はないわ、中身はよーわからんわでプレッシャーが大きいです。おまけに授業中民訴の細かい条文を当てるので緊張します。今日も当たりました。ただ楽な質問で助かりました。
来週は民訴、憲法、ひょっとしたら刑法刑訴で当てられます。民法と行政法はテストがあります。
今日の憲法は、ノンフィクション逆転、石に泳ぐ魚、を題材にした、表現と名誉、プライバシーとの関係でした。
わたしの前の順番で授業終了。来週のトップバッターに決定。今日から別の先生が担当。昼ご飯をおごってくれたO先輩(先生)が言うには、『あー、あの先生かぁ。俺らよりも年下やじぇー』と。がくっ。
わたしは先週までの先生の方が怖かったです。聞いてくる事柄が、広いし底知れず深いし、一体何処まで予習すれば良いのか分かりませんでした。しかも切り口が主張反論型といういかにもロースクール的な流動的授業なので授業を受けた成果を後に残しにかったです。
ところが今日からの先生は、質問事項が全て文書化されていて、しかも質問内容も、テキストであるケースブック憲法に書いてある(といっても全部読んだら50ページくらいありますが)事柄を見つけ出せれば大体OKで助かります。おまけに質問のとき優しく誘導してくれるので負担感が10分の1に減りました。といっても合計して6時間くらいは予習に費やしましたが。
というわけで、憲法は大分楽になったのですが、告白すると、前の先生は切り口が斬新で、視点もユニークで、目から鱗が落ちる気持ちが強かったです。まあ、ロー初体験のショックで斬新に感じてしまったのかもしれません。けれどもあの先生には秘めたる情熱 を感じました。なよなよした外見の内側に確固たる自信がみなぎっていました。
対して今日の先生はどうも学生の実力(もちろん、無いと言う意味)に合わせてレベルをわざと下げているように見えました。
とはいえ、どっちも判例をたくさん読ませる点では変わりません。で、自分がいかに判例をきちんと読み込んでいなかったかを痛切に感じました。逆に言うと、判例というものは、慎重に言葉を選んで自分たちの論理を意図的にかどうか、分かり難く伝えている、だから長文の判旨を慎重に読み込む作業を、きついけれどもやれなければならないのだということを学びました。
ローに入ってつくずく感じたこと、法律家って本当に文章をいっぱい書くんだなあ、それ以上にいっぱい読むんだなあ、ということです。
そうそう、きのうの行政法の先生が言うには、余りに頭が切れる学者はかえって論文を書かないそうです。分かり切ったことなんか書く気が起きないんだそうです。でも、実務はそうは参りません。裁判官の書く判決文の量はすごいなあ、また、原告被告の答弁書反論書もすごい。よくもまあこんだけ大量に書けるもんだ。まあそれが仕事なんでしょうけど。しかしこれもまた慣れの問題なのかも。
結論、大量に読んで大量に書く、これが実務家である。
2008年5月23日金曜日
2008年5月22日木曜日
韓国テレビKBS
刑法の授業中取材クルーがやってきました。ひょっとしたらわたしの顔が韓国のテレビに映るかも。そして、『イルボンではこんなオッちゃんもローに通っている』なんてナレーションが流れてたりして。韓国ではもうじきロー制度が始まります。
昼休み、クラスの学生が、異口同音に、つかれた~っ、と言ってました。そりゃそうだろう、やり過ぎだと思います。
また、一年上の知り合いも、『今年の既修はスゴイといううわさですよ』と言ってました。
ほんと、他のクラスと雰囲気が違うんです。ま、合格のためには良いことではありますが。
昨日、福大が、定員を50人から30人に削減する申請をしたとの記事が載ってました。
そりゃそうでしょう、1年に6人しか合格しないのですから。平成20年度の入学者も35人ほどだったそうです。
どのローもこれからキビシイ時期にさしかかってきそうです。
昨日は、浪人中に一緒に遊んだ先輩がローの先生として来てて、本当に驚きました。
こんなに立派になっちゃって。
また、民訴の授業で、証拠提出義務の講義中、証拠書類の一部を黒塗りにして良いか、との問題で、じぶんのスケジュール帳にある時間帯だけ黒く塗られていたら、自分が不倫していなかったと証明できるだろうか、というタトエを先生が言い出し、言えませんよねえ、『ねえ、Aくん』と笑いながらあえてわたしに振るのです。やっぱねえ、この教室内で結婚してるように見えるのはわたしくらいしかいませんもんねえ。
もちろんわたしは『そうですねえ』と応えました。
今日は2時半に授業が終わった後、明日の憲法の予習プリントをやるのにクラス全員が机にしがみついて勉強してました。もの凄い量です。しかも明日から先生が替わります。二人で分担して受け持っているのです。今度の先生は質問事項を17個作ってそれらの答えを用意しておけ、というのです。げ~っというしかありません。
昼休み、クラスの学生が、異口同音に、つかれた~っ、と言ってました。そりゃそうだろう、やり過ぎだと思います。
また、一年上の知り合いも、『今年の既修はスゴイといううわさですよ』と言ってました。
ほんと、他のクラスと雰囲気が違うんです。ま、合格のためには良いことではありますが。
昨日、福大が、定員を50人から30人に削減する申請をしたとの記事が載ってました。
そりゃそうでしょう、1年に6人しか合格しないのですから。平成20年度の入学者も35人ほどだったそうです。
どのローもこれからキビシイ時期にさしかかってきそうです。
昨日は、浪人中に一緒に遊んだ先輩がローの先生として来てて、本当に驚きました。
こんなに立派になっちゃって。
また、民訴の授業で、証拠提出義務の講義中、証拠書類の一部を黒塗りにして良いか、との問題で、じぶんのスケジュール帳にある時間帯だけ黒く塗られていたら、自分が不倫していなかったと証明できるだろうか、というタトエを先生が言い出し、言えませんよねえ、『ねえ、Aくん』と笑いながらあえてわたしに振るのです。やっぱねえ、この教室内で結婚してるように見えるのはわたしくらいしかいませんもんねえ。
もちろんわたしは『そうですねえ』と応えました。
今日は2時半に授業が終わった後、明日の憲法の予習プリントをやるのにクラス全員が机にしがみついて勉強してました。もの凄い量です。しかも明日から先生が替わります。二人で分担して受け持っているのです。今度の先生は質問事項を17個作ってそれらの答えを用意しておけ、というのです。げ~っというしかありません。
2008年5月20日火曜日
刑訴
刑訴の先生は実務家です。
条文の細かいところまで突っ込みます。みんな授業中必死で六法をめくります。
これもまた慣れですね。
自分自身、指摘されるまでもの凄く雑にしか条文を見ていませんでした。
特に細かいのは時間的制約についてです。203条からずーっと、目を皿のようにして条文を綿密に読み込まないと、しどろもどろだったり違う条文を答えたりすると冷たい視線とあきれたような口ぶりでさらし者にされます。
しかもアトランダムに当てるので、教室は緊張感で包まれます。
捜査資料(フィクションですが外観は本物通り)を読まされて、何処が問題か、発見しろ、と言います。
それで答えを宿題にして提出させます。
わたしの考え方は筋が悪いと言われました(面と向かってではありませんが)。
納得できないので、いつか聞いてやろうと思います。
具体的な事例の中身はかなり量があります。
まあ、一番しっくりこないのはかなり簡単に逮捕の要件がかなり簡単に認められることです。わたしは、逮捕は慎重に為されるべきだと思うのですが、検察教官は違います。
たしかに物事には裏と表があり、プラス面があればマイナス面も当然存在します。
つまり、「たしかに~、しかし~」と言って逮捕肯定の方向に持って行きます。
たとえば、傷害被疑者が犯行後も現場である仕事場にいて仕事を続けていたとします。被害者は殴られた後警察署にやってきて被害を報告、警官が一緒に現場に行く、被疑者が現場に着いて、あいつが犯人だと指摘する、現場には被疑者以外にも作業員が仕事をしていた。
この場合、逮捕の理由として、証拠隠滅の恐れがあるか、検察官はある、といいます。
みなさん、この理屈がわかりますか?
2008年5月19日月曜日
商法
甲会社と乙会社が業務提携をすることになりました。
まずは人的交流からはじめることに。
甲社の代取Aが乙社の非常勤監査役を兼任、
同じく甲社の専務取締役Bが乙社の代取に就任
逆に
乙社の代取Cが甲社の社外取締役に就任
そこで問題です。
①乙が丙銀行から借金していたのを甲が債務保証することにしました。
②甲と乙は多額の契約を結ぶことにしました。
①②それぞれの場合、取締役会の決議が必要でしょうか。
たった今書き終わりました。やれやれです。夜中の12時半。
また始まるのですか、一週間が。あああぁぁぁぁぁぁ、、、、
まずは人的交流からはじめることに。
甲社の代取Aが乙社の非常勤監査役を兼任、
同じく甲社の専務取締役Bが乙社の代取に就任
逆に
乙社の代取Cが甲社の社外取締役に就任
そこで問題です。
①乙が丙銀行から借金していたのを甲が債務保証することにしました。
②甲と乙は多額の契約を結ぶことにしました。
①②それぞれの場合、取締役会の決議が必要でしょうか。
たった今書き終わりました。やれやれです。夜中の12時半。
また始まるのですか、一週間が。あああぁぁぁぁぁぁ、、、、
2008年5月17日土曜日
利益相反行為
月曜日の会社法の課題の中身です。簡単そうでかなりややこしいです。
恥ずかしながら、利益相反行為の構造をやっと理解できました。平成18年の
新司法試験の問題であり、しかも平成15年の旧司法試験の問題でもあります。
合格者の答案でも相当数が誤解していました。
で、散々悩んだ末の結論は、またしても条文中心主義を貫くこと、でした。
論点や教科書の記述をそのまま読んでもあたまはまとまりません。二日ほど悩んだ末に今一度条文を繰り返し読むと、そこに答えが書いてあるじゃあありませんか!
本当にアンポンタンです。
シンプルであることが命です、なんにしろ。またまた反省。
今日もローに。ただ、昼から。行ってみると1割ほどの学生が勉強しにきていました。
夕方箱崎宮内にドラリオンが公演のためのテントを張っているのを外から眺めてきました。なんでも入場料が1万1500円だそうで、エライ値段です。真っ白と青のきれいな巨大円形テントで、夕日と月がそらの両端に浮かんでいて、間の空は澄み切った群青色。きれいでした。空気もひんやりしてて、思いっきり空気を吸いたくなるような清浄さでした。
中国に派遣された緊急救助隊の振る舞いはまことに立派でした。昼夜を問わず懸命に生存者を探し続ける態度に中国の人々も感動しているそうです。
わたしがまたしても涙ウルウルになったシーンは若い母親とその幼な子の遺体を発見して運び出し、救助隊全員が整列してご遺体に向かって直立して黙祷をささげたところです。民族を問わず死者を畏敬、慰霊する心がそのままみんなの体全体からほとばしり出ていました。このシーンは日中交流60年の歴史上最高のものとして必ずや後世に語り継がれることとなるでしょう。
中国共産党はこれで人民統制の重要かつ有効な道具であった対日敵視政策の放棄転換を余儀なくされました。新たなる敵をこしらえないと自分たちの権力が奪われてしまいますから、今度はどこを敵にするつもりでしょうか。
それにしても中国の人民は政府批判をかなり自由にできるようになったみたいです。
そうそう、農学部食堂前で募金活動をしていた中国人留学生の姿が見えなくなりました。ひょっとして詐欺だったかな。
2008年5月15日木曜日
募金
農学部食堂前で中国人留学生達が四川省大地震被災者救援のための募金活動を始めました。わたしも300円募金箱に入れました。
かれらは、ありがとうございます、と言いました。けれど、ちょっと釈然としません。
というのは、わたしの目から見てどうも真剣さが足りないようにみえたからです。必死で訴えている感じがしませんでした。わたしは、たとえ真剣さが足りなくても四川省の人達がちょびっとでも救われればそれで良い、と思って募金しました。
いま、スマトラ沖の大津波の災害後、マレーシアやインドネシアの留学生達はそれこそ泣き叫びながら支援を訴えていたのを思い出しました。
昨夜、なんでブログに中国の大地震のことを書いたのかなあ、と思い返していたら、そうだ、自分も数年前に震度5弱の大地震に遭ったじゃないか、と迂闊にも忘れ果ててしまっていました。そうかあ、あの揺れよりもっと強烈なのが襲ってきたのか。
こりゃあ大変だ。愚か者は自分が被害に遭わないと本当の怖さがわかりません。
でも、自分の受けた被害を忘れてしまう奴はもっとアホです。
あさのラジオによると、なんでも九州の1,5倍の広さで被害が生じ、一千万人が被災したとのこと。桁がちがいます。
また、ラジオが言うには、中国政府は被害の大きさ、軍隊の救出は大きく報道するが、被災者の生の声は放送させないとか。政府に対する不満を封じるためでしょう。
天災のうえに人災、中国人民の被る災厄は終わりそうにありません。
今日は行政法の課題も出し終え、ちょっと一息つけます。もっとも明日は憲法で当たり、その後憲法小テスト。会社法の課題も残っています。こちらの小さな災厄もおわりそうにありません。
写真は、濡れ衣の語源となった記念碑。福岡のお話です。
2008年5月14日水曜日
中国大地震
大変な事態になってます。天変地異です。オリンピックの年にチベット問題、手足口病、鳥インフルエンザ、公害、とこれでもかと中国に襲ってきてます。
誰も予想だにしなかった大災厄ですねえ。写真をネットで見るたびに、涙が止まりません。学校が倒壊して子供達が生き埋めになり、親が泣き叫んでいるところなど、共産党幹部の腐敗のせいで手抜き工事が為されたためということで、ますます怒りが膨れあがります。
このまえ、九州地方だけのNHK番組で、別府にある立命館アジア太平洋大学の特集がありました。その中で、卒業生の中国人女性が一生懸命働いているのを見て、またまた不覚にも涙しました。ニュースに出てくる傍若無人に国旗を振り回すバカ者と違い、心がこまやかで日本人よりも日本人らしく仕事にも人間関係にも一生懸命に誠実に立ち向かう姿に、『中国人ってやつらは、ほんとにもう、、、』と思っていた自分が恥ずかしくなりました。
いま、自分がぶーたれてグチばっかし言ってるのが情けなくなりました。猛省!
写真は、農学部食堂横に駐車してエスニックな料理を販売しているバン。どの国の人かよく分かりませんが、女の人はヘジャーブを頭にかぶっています。ムスリムでしょう。
鶏肉と野菜の変わった味付けです。
追 行政法の課題、ついに書き終わりました。
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