2008年7月13日日曜日

団地掃除











今月から3ヶ月間、同じ階段に住む10軒の組長をさせられることになりました。といっても仕事は町内会費とか雑費の徴収くらいです。





3ヶ月で4500円です。年間合計18000円にもなります。かなりの負担額です。やはりエレベータ代が大きいせいでしょうか。





そして今日は全員参加の団地掃除だったのでちょうど掃除をしに外に集合したついでにみなさんにお金を持ってきてもらおうと、予めその旨の文面をワープロで打ち出して掲示板に貼ったりみなさんのポストに投函しておいたのです。





そしたら掃除に参加しなかった人(サボった人)以外みなさん持ってきてくれたので、わたしの仕事はほとんど終わりました。階段のみなさんからも、良いやり方だと評価してもらい、おまけに他の階段の方からも、『うちの階段でも同じようにやって欲しいなあ』と褒めていただきました。





 掃除に参加しなかった人は、引っ越し前に住んでた団地の同じ階段の人で、10年以上の間一度も掃除に参加しなかった人です。ですからあえてサボった人と書いたのです。
わたしが怒ってるのがおわかりでしょうか。不公平が一番嫌いなんです。その次は暴力、どちらも人を尊重しないことの最たるものです。他の人が汗水垂らして掃除しているのを何とも思わないのでしょうか。わたしは何度か手紙で掃除に出るように要求したことがあります。当時その階段の組長だったとき、責務として言わねばならぬと思い、争いは避けたかったのですが、不公平をほっとけなかったので。




結局、それでも一度も参加してくれませんでした。その人が奇しくもまた同じ階段の住人になってしまったのです。そして今日もまた参加せず、でした。





不公平といえば、大分県の教育委員会、合格点を取っていたのに落とされた受験生の人生をどう償うのでしょうか。不公平どころじゃありませんよねえ。





 来週提出の刑訴の課題で、住居侵入・現住建造物放火(一部焼いただけで消火)の被告人にお前ならどんな量刑をするかを書け、という欄があったので、無期懲役と書くつもりです。放火されたアパートには現に住人が何人も住んでいて、その人達の人生どころか命まで危うくしたのですから。





人の命、財産、生活をなんだと思っているのでしょうか。極刑に処するべきです。





それこそ平等なんじゃないでしょうか。カントもちゃんとそう言ってます。





 朝日新聞が、鳩山法務大臣を死に神と言いました。13人もの死刑囚の死刑執行にサインして執行したからとのことです。大臣として当然のことをしてどこが死に神なんでしょうか。





朝日新聞こそ狂っています。法というものを理解していないのは朝日のほうです。





彼らが何故死刑になったか、よく考えて欲しいです。あの犯人達は口にするのもはばかられる極悪非道なやり口で何人もの人間を殺したからこそ死刑になったのです。





被害者達のことをちゃんと考えなさい、と朝日には言いたいです。





 うっへ~、団地掃除をサボった人のことを考えてたら死刑にまで話がいっちゃいました。はなしが飛びすぎ。大変失礼しました。





 掃除でくたびれたのでローに行ったら爆睡爆睡で、一体何しに行ったのか。





2008年7月12日土曜日

小松政夫を見た











今日はバイクでローへ。土曜日に授業はないのですが、学修室は涼しくて集中できる上、土曜日はさすがに人も少ないので余計勉強しやすい、というわけです。




 ただ、大学の食堂は1箇所しか開けていなくて、それも2時くらいで閉まるのです。




ほんと、九大はゴーストタウンみたいになって来つつあります。




 というわけでちょっと脚を伸ばして香椎までひとっ走りしてラーメンを食べてきました。




味好らーめんといって、むかしむかし塾の香椎校で働いていたときよく食べたものです。時計屋さんが趣味で始めたので、店の看板も時計屋のままという、おもろい店でした。




香椎駅前の、昔松本清張が書いた『点と線』(素晴らしい題名ですねえ)に出ていた「宇宙軒」という名の中華料理店の横にあった狭い店でした。いまでは場所も変わり味もずいぶんと落ちましたが、少しだけ昔の味が残っていました。ついでに言うと、今でも長浜ラーメンの100倍美味しいです。




帰りにコンビニに寄ると、ローの知り合いとばったり。その人も塾教師経験者で3年生。来年受験です。




彼と石村萬世堂でお茶しました。店まで彼のオデュッセイに乗っけてもらいました。




いや~、良いクルマですねえ、オデュッセイは。わたしの好みがてんこ盛りでした。




中が広く、天井が高く、運転席からの見晴らしが良く、シートも堅めで、サイドの窓からの見晴らしも良いし、3列シートの真ん中は足下が超ゆったりで、言うこと無し。あとは燃費さえ改善できたら最高です。




夕方7時過ぎにローを出てバイクで中洲を通って帰りました。もの凄い人だかりでした。




祭りの前の夕刻って、なんかみんなの血が騒ぐのか、そぞろ歩いている人達はウキウキしたような顔をしてました。るるぶを見ながら歩いてる観光客のカップルもいました。大黒流れのテントで、外国人の女の子達が締め込み姿の男衆に質問をしてました。握手が出来ないので残念でした。山笠期間中は、女性にさわることは出来ないからです。




 トワイライトゾーン、っていうテレビがありましたが、夕方の時間帯って、本当に人を変な気分にしますねえ。中洲本通りを走ってると、中洲流れの飾り山一帯はこれまた大賑わい。浴衣姿のお姉ちゃんたちが堂々と自信たっぷりに、わたしを見て、とでもいわんばかりのあでやかさでからんころんと下駄を鳴らしながら歩いていました。と、どこかで見たおっさんが、山笠の格好で歩いてきました。あっ、あれは小松政夫じゃないか。




 バイクで走ってる最中だったので、写真を撮れませんでした。無念。小松さんは、かなりきこしめしているようで、ふらふらでした。近くのラーメン屋に入っていこうとして入り口のタタキにひっかかってこけそうになってました。




今日の博多はそんなふうで、風情がありました。わたしにとっての夏の思いでは日田の夕暮れです。ま、これについてはまたの機会に。




いつか、郡上八幡の郡上踊りに加わってみたいなあ、おわら風の盆を夜中に見たいなあ、なんて、わたしにも街の熱が染ったみたいです。




2008年7月11日金曜日

あ~あ







授業料免除についての決定通知が今日来ました。半額免除にしかなりませんでした。



20万1000円を今月末までに納めろ、という通知です。



がっかりです。全額免除を期待してたのに。



通知の内容はそれだけ。理由も何も書いてません。素っ気ない文面。



またまた力が抜けました。なんでやねん?!と叫びたいです。



 ローの学生達に、どうだったか聞いてみます。全額免除になったヤツがいたら、ぶっとばしてやりたいです。



 



今日はまた、ウィルスソフトのトラブルについて、週二日やってくるパソコン相談係のお姉さんに問題解決をしてもらおうと期待して行きました。



が、空振り。結構素っ気ない感じで、親身になってくれませんでした。



トラブルというのは、大学から無料でダウンロードできるトレンドマイクロ社の製品をネット上からダウンロードしようとすると、アップデートができない、という表示が出るのです。



アップデートができないと、新手のウィルスを防御できません。そこでわたしが、ならば週に一回、ソフトをアンインストールして、またインストールし直したらどうか、と尋ねると、う~ん、とだけ。



会社に電話して尋ねてみて、というのですが、電話するためにはユーザー登録をまずしておかなければ電話の際に必要なパスワードがもらえないのにそのユーザー登録ができないのです。だから結局電話することは不可能なんです。



ほんとにもう、イカリを通り越してがっかりです。






ところでローの学修室内のわたしの机には温度計を置いているのですが、ときどき26,2度を指します。ちょっと寒いくらいです。一番寒く感じるのは足下です。



ところが、学修室の冷房は朝8時にならないと付きません。先週までは朝7時ごろ着いて中に入ってもそんなに暑いとは感じなかったのですが、梅雨が明けた今週からは、もう我慢できないくらい蒸し暑いです。



ですから、朝早くローに行くというインセンティブは消滅してしまいました。残念です。



ローの予算不足のためらしいです。でも1時間早めに冷房が入ったらどんなに勉強がはかどることか。朝型勉強を妨害する方がローにとっては損ではないでしょうか。
別府のアフリカンサファリのクルマが。

2008年7月10日木曜日

セミの声







聞こえてきませんねえ、まだ。



真夏のようにぎらぎらと太陽が照りつけ、朝顔も咲いているのに。



今日は取り立てて何もない一日でした。ただ、民訴の授業の内容は相変わらずメチャハイレベルでしたが。



ノートパソコンのウィルスソフトが入っていない状態なので、怖くて触れません。



近所にあるドンキホーテで最近よく買い物をします。安いです。アジアからの留学生が多く、特に家族連れをよく見かけます。



 大学内でも留学生はすごく多く、中央大学出身の学生と話すと、こんなに留学生が多いのには驚いた、中央にはそんなにいなかった、と。



 きょうはこんなところです。

2008年7月8日火曜日

消えたブログ


昨夜書き終わって写真も載せ、あとは動画だ、と動画アップをやってたら、失敗しました、との表示、全部消えてしまいました。


くやしいのでもう一度挑戦、と行きたかったのですが、またも机寝。


このところ、刑事訴訟法実務の課題の量が異様に多いです。裁判官と検事とで交代で授業をしているのですが、二人は課題を出すのを競うようになったような気がします。


今日の授業はその刑訴と民法。


刑訴は授業のスピードが速すぎて付いていけません。実務そのものの処理を早口でしゃべるうえ、板書のかわりにパワポを使い、問いを表示するときは回答は空欄にしておいて、しゃべりながらそのパワポの空欄に文字表示の回答をアップするのですが、書き写そうとしたらもう消されています。


消化不良もはなはだしいです。


ただ、実務について感じたのは、実務は手際の良い料理のようなものだ、ということです。不合理、無駄、というものを排除しようとしています。したがって必然的にマニュアル化しています。


マニュアル化は決して悪いことではありません。それによってどうでも良いことだけど必要な手続の時間と労力を省くことが出来ます。


そしてその分、当事者の主戦場に精力を集中させようとするわけです。


証拠についても、カードを作り、一覧表にして見てすぐ分かるようにしています。システム化がすごく進んでいます。一目瞭然、無駄な重複もないし、間違いや見落としも無いようにしています。カシコイです。


そのうえ、もうすぐ始まる裁判員制度のための準備が法律や運用の至る所で整備されつつあります。


法務省や裁判所の人間はなかなかカシコイなあ、と思いました。ただ、本当にカシコイかどうかまではわかりませんよ。


とはいうものの、きょうの二つの授業は、教室の空調が悪くて暑かったせいか、教室の至る所で頭がコキッコキッと前や横に傾いていました。わたしも猛烈な睡魔が襲ってきて、おきているのが辛くて死にそうでした。



知り合いの学生にウィルスソフトをダウンロードしてもらったのですが、うまくいきませんでした。金曜日にローにパソコンの専門家がやってくるということで、それまではローのノートパソコンはネット禁止です。


大学生は大学から無料でウィルスソフトをダウンロードできるのですよ。それもう~んと長く(ここでは言えませんが)。


毎年6000円以上払わないといけないソフトなんですよ。


そういえば、映画も学割で入れるなあ、と女房に言ったら、それよりも、シニア割引のほうがずっと得よ、と言われ、微妙な気分に。

2008年7月6日日曜日

梅雨明け宣言で真夏に突入
















ローの学修室は涼しくていいですよ。朝来るとき、空は真っ青、白い雲。空気はぼかーっと膨張し、Tシャツがみるみる汗だらけ。頭の中はこれからの1週間でやらねばならぬ勉強の数と中身をしきりに数え上げてる。

おかげで途中コンビニで昼用のサンドイッチを買うのを忘れてしまいました。


今日は日曜ながら民事執行法の最終授業が午後1時からあったのです。

民事執行法というのがどういう法律なのか、おぼろげながらにしか把握できませんでした。ただ、平成15年の大改正で、随分とまともになってきたそうです。それまではヤクザまがいが闊歩してて一般人は近寄れなかったみたいです。

談合が横行していて、一般人が競売所に入っていくと、そーっと一人が近づいてきて、『ちょっとこっちにおいで』と外に連れ出し、封筒を渡して、ここから立ち去るように、と半ば脅しのような行為をしていたそうです。もちろん中身はお金。


なかにはそのお金をねらって生活してた人も居たそうです。


今はそんなことは不可能になったそうですよ。郵送とかネットで競落するようになったからだとか。


わたしが一番知りたかったのは、恥ずかしながら、取り立てと転付命令との違いでした。和田吉弘さんの本でばっちり分かりました。


実は去年、どっかのロー入試で、債権譲渡の問題で取り立て命令という言葉を書いた記憶があるのですが、取り立て命令という制度は既に廃止されておりました。歳がバレバレ。

担当の先生は川嶋先生といって、今は同志社におられます。今日も、2時半に授業が終わった後あわてて地下鉄箱崎駅へ、ボストンバッグをがらがら引きながら灼熱の日差しの中、汗を拭き拭き急いで帰っていかれました。


明日は法情報論、原告と被告に別れてネット上で争うという授業です。イマイチついていけません。パソコンの操作が分からず、そのうえ先生の指示がなんだかさっぱりで、

わたしのような置いてけぼりがクラスに3割ほどいます。

土曜日にローの入学説明会が開催され、知り合いのKさんが来ました。参加者は全部で50人くらいだったでしょうか。で、説明会の後、ロー内(牢内?)の見学ツアー(といってもわずか数分で終わる)を見学者10人単位くらいで、ローの先生達が案内係を買って出ていました。

わたしもKさんといっしょについて行こうと、玄関のところでたたずんでいると、事務室のおじさんが、あなたが案内してくださいな、とおっしゃるので、とんでもない、とあわてて隅の方に隠れました。そうこうしているうちに、院長が説明会場からやってきて(説明会場は学部の講義室でやりました)Kさん一行を案内し始めたのです。また院長から何か言われると困るので、一団の最後尾にこそこそついて行きました。わたしのねらいは、学修室の自分の机をKさんにみせたかったのです。

自分でも驚くほど機能的な机に仕上がっているのでKさんに見せて自慢したかったのです。でも、ご一行は学修室にはちょっと入っただけですぐに出てしまいました。残念。


結局、院長にみつかって、『あなた何やってんの』と言われ、『え~、知り合いが~』としどろもどろ。

見学者10人は一斉にこちらを見ました。さっきは事務室のおじさんから言われ、今度は院長から言われ、このおっさん、いったい何者?といぶかしく思ったことでしょう。

夕方女房の実家へ向かう途中、博多祇園山笠の子供山笠が通ったあとに出くわしました。観光客が大勢いました。台湾?のツアーも。アジアの人達はすぐ分かります。色遣いが違うからです。中国系の人達の好きな色ってあるんですよ。


そうそう、思い出しました。今朝女房を簿記学校まで送って行ったとき、呉服町の博多座の近くに飾り山が建てられていたので、ちょっとクルマを路上駐車して、デジカメで写真を撮ってクルマに戻ったとき、まさにその時、路上駐車取締り係の二人組が、自転車を降りてわたしのクルマに近づこうとしてました。やばかったです。





2008年7月4日金曜日

異端児じぃ

昨日のつづき

法科大学院長室に入って行き、結局1時間近く、話をした、というか、聞かされたというか、質問された、というか、、、、

早い話が、最年長のわたしが果たしてローでやっていけるかどうか、心配してくれてた、ということです。有り難いようなありがた迷惑のような、、、、

合格者選抜の時、特に目立ったのだそうです。年齢で。

も~、せっかく若者に混じって歳を忘れかけてたのに~、、、、

あとは、前に授業でみんなに話したことのリフレインで、、、、、

というわけで、気を持たせた割にはつまらないオチでした。

今月末の期末試験の日程表が張り出されました。今からもうしんどいです。

昨晩は、院長室から出て、夜10時までローにいました。刑法の課題答案を書き上げるためでした。80パーセント完成したときふと時計を見るともうこんな時間に。

わたしが答案書きに集中していたからだけではありません。自習室にはまだ大勢の学生が勉強してたんです。
ローの2階に自習室はあるのですが、その扉を出るとちょっとした広場みたいなのがあり、そこでミニ勉強会やだべりや食事をとったりしてます。
で、夜10時過ぎに帰ろうとしてドアを開けるとその広場にどひゃーっと学生がおるんです。たまげてしまいました。
かれらは、文字通りローで生活しているのでした。まいったまいった。

明日、ローの説明会と建物の見学会があり、K女史も参加されるとのことで、ランチを一緒にすることにしました。

やはり7月2日が夏になった日です。がらりと気候が変わりました。年を取るにつれ、段々夏が好きになってきました。というか、どの季節もそれぞれ好きになりました。
日本ってほんとーに良い国ですねえ。