2008年10月19日日曜日

日曜の授業











なかなか気持ちいいもんです。休日に授業を受けると、なんだか良いことをしたような気になるからです。そのせいか、ぶっ続けで3コマ授業を受けましたがちっとも眠くなりませんでした。




その上、今日の中身はまさにドンぴしゃ!明後日締め切りの民事弁護論の課題の解答を教えてくれたようなものでした。耳が巨大になって身を乗り出して聞き、板書をいそいそとノートに写しました。心の中でラッキーラッキーとこだまが反響していました。




それにしても今日の民事救済法の授業はとても面白く、実力アップに役立ちました。




わたしは計3回当たりましたが他の学生もどんどん当たりました。中に本当に良く勉強していて判例をバシバシ言えるのがちらほら。








昼休み、先生とちょっと雑談。わたしが、辰巳の日曜答練で毎年先生の解説を聴きました、というと、うれしそうにしてました。








夕方、姪っ子を女房の実家に連れて行って一緒に晩ご飯を食べました。女房のお袋さんは料理が本当に上手なんです。




以前は、あの博多中州で小料理屋を2軒経営していたのですから。




今日のおかずは、両親が先週リレーツバメで鹿児島へ旅行したときのおみやげだった薩摩揚げ。




焼き直してもらったのでふっくら香ばしく、おいしかったです。


おまけにわたしと姪っ子の分の弁当までこしらえてくれました。相当豪華なやつです。









夕方ローを出て我が家へ帰る途中、大濠公園に寄って暑くもなく寒くもない、ほんとにちょーどいい天気の下、みんな大挙して大濠公園に散歩やランニングしに来てるだろうなあ、そういうシーンを撮っておこう、というわけで現地に。




想像以上に大勢の人がリラックスして歩いてました。犬を連れた人が多かったです。犬たちもうれしそうにぴょこぴょこはしゃぎながら飼い主を引っ張ってました。



















萩焼




良い感じです。やっぱり土ものは良いですね。石ものと違い、あったかいです。大自然を想像します。友人から頂戴したのですが、とっても気に入りました。


民事弁護論の課題は、提訴の前後で訴訟当事者が利用できる証拠収集方法を挙げて長短、利用上の注意点を述べさせる、というもの。


手形の問題は、交付有因論と双方代理と善意取得と外観法理の複合問題。


簡単に書こうとすれば書けそうですが、一応ちゃんと勉強しておこう、とローで本を読み始めたところ、民訴のほうは、段々雲行きが怪しくなってきました。


しっかり理解していなかったのです。


訴訟法はやはり手続きを把握していなければ分かったことにはならないと反省。そのためには条文をおろそかにしないこと、それぞれの制度の具体的な理解、そして手続きの相互関係を考えること。


明日は10時半から90分授業が3コマ連続。昨日受けた集中講義の続きです。終わるのは夕方4時半。


ぶっ続けで同じ講座を3コマ受けるのも大分慣れました。しかしまあ、この授業ではひっきりなしに先生が質問をぶつけてくるので大変です。


そして、質問に対する回答が間違っていたとき、先生は必ず『なるほどなるほど』と言います。ハエたたきで潰すような否定の仕方は絶対にしないところがこの先生の人格者らしいところです。








2008年10月17日金曜日

勉強になりました

行政法で当たり、見事に撃沈しました。先生の質問の意味が分からなかったのです。理由は知識不足。後の祭り状態で行政手続法を見直してみて、何となく分かり、授業後に教科書を見直して、やっと本当に分かりました。

オレはだめだなあ、と実感しました。

夕方受けた民事救済法でも2回あたり、1勝1敗。このときはすでにランナーズハイならぬ授業ハイに陥り、頭がカーンとなっていました。

まずは民事執行法に関する質問にバカな答えをしてしまい、何とか名誉挽回を、と鼻の穴をふくらませていたところ、相続放棄は何年か、と先生が聞き、ある学生が不十分な答えをしたので、思わず首を横に振ったところ、先生に見つかり、あなたどう?ときたので(先生は授業中ほとんどの時間学生の机を縫って歩き回り、手当たり次第に質問しまくっていたのです)、被相続人が死んだことを知ったときから3ヶ月、と、バカなことを口走ってしまいました。先生が、え~?と言ったので、あ、しまった、と気づき、あわてて、早口で言い直しました。



そのとき自分でも本当にびっくりしたのは、じこのためにそうぞくがかいしされたことをしったときからさんかげつーっ、と一気に早口で言えたんです。

ひぇ~っ、オレってまだ若いやんか、と妙にうれしくなってしまいました。

そーだ!早口でしゃべる練習もしとかないとだめだなあ、これからは老化防止に早口練習をやるべし、と決心しました。

この、民事救済法という授業はまっこと、民事系の総合デパートです。民、民訴、民事執行法、仲裁法、民事調停法、家事審判法、と全部を混ぜた授業なんです。
知らないことばかりで緊張します。周りの学生も3年生ばかり、でも先生が良いので(川嶋先生)有り難く出席させてもらってます。

来週中に提出しなければならない課題が二つあり、週末はこれにかかりっきりになりそうです。

緊張とストレスでまたかゆみが出てきました。手と足がかゆくてかゆくて。
デジカメをローに忘れてきてしまいました。胸ポケットに入れておいたつもりだったのに、入っていたのはICレコーダでした。

2008年10月16日木曜日

抵当権




今日はとびっきりの好天でした。日差しの熱気と冷たい風が混じり合って本当に気持ちの良い日でした。


空気がおいしく感じました。


そうそう、この前本屋で立ち読みしたのですが、外国人がどうやって日本語を学んだか、と言う話、たしか文藝春秋でした。


ひとりの外国人が言うには、『わたしはあなたが好きです』という文は変だ、なんで『わたしはあなたを好きです』と言わないのか、けれどもそういう風に理屈で考えると語学は上達しない、したがって自分はとにかく『わたしはあなたが好きです』と憶えることにしている、と。


これをよんで、なるほどなあ、と思いました。『を』と『が』の使い分けって、たしかによくわかりませんねえ。




言語といえば、標準語と方言の決定的な違いはなんだと思います?


これは純粋に私論なんですが、標準語にはサ行が多くて響きがきついし、またしゃべりにくい、これに対して方言はサ行抜きの努力の結果みたいなところがあります。


例えば、そうですか、に対しては、ほんまだっか、と、標準語の方にはサ行が2個もあるのに大阪弁では全くありません。


ですから、NHKのアナウンサーが話すのを聞いているとサ行のスッという音が耳障りになってくるのです。




ところで今日の授業、手形法も民法もどちらも当たったのですが、いずれも簡単な質問で、先生にいじめられることなくあっという間にクリアしてしまいました。年寄りだから手加減してくれているのかも。


民法は後期授業で最難関、とにかく全員に(学問的には深いけれども)突拍子もない質問をアトランダムに当てるので、みんな緊張しています。


そのため、この授業の前の空き時間に5人で予習ゼミを組んで対策を練っています。みんな相当勉強してきています。


今日もこのゼミをやったのですが、5人のうち2人が、対策を練っていた箇所以外の質問を突きつけられてしまったのです。二人とも悶絶しました。だって誰も答えられないようなわけのわからない問題だったからです。不運でした。


これに対し、わたしに来たのはなーんてことない質問で、拍子抜けでした。


それはともかく、抵当権の物上代位について、去年までわたしが理解していたレベルを遙かに超える授業をやってました。


おかげで物上代位の構造がくっきりしました。


クラスの連中のうち、三分の一くらいは、なにがなんだか訳が分からなくなっているようでした。もっともなことだと思いました。


物上代位制度って実に難しい問題をいろいろ抱えているのです。


そもそも物上代位制度の趣旨は何か、から始まって、差押えの趣旨は?、誰がするのか、いつするのか、、、、、


みんな初めは分かったつもりでいたのです。が、一度にいろんなことを先生が言うのでパニック、コンヒューズしてしまうのです。おまけに民事執行法の条文までがんがん聞くので、ラビュリンスに迷いこんでしまうのです。


ただ、偉いなあ、と思ったのが、授業後の質問や自分たちで分からなかったところを復習しあっているのです。


これは立派です。


で、民法の授業が終わったのが夕方6時過ぎ。その後合格者の座談会が開かれ、そこに参加しました。


合格者と不合格者を分けたものは何か、と聞くと、毎朝ローに来て勉強している人で答案を書いて見せ合う人が合格している、とのことでした。
写真下は留学生会館、いろんな国から若者が来ています。

2008年10月15日水曜日

じんましん




今日皮膚科で診てもらいました。じんましんになる理由はいろいろあるのでこれが原因だ、というのは分からない、と。


内心、水疱瘡かもしれない、と心配していたので、少しほっとしました。


飲み薬をもらって終わり。


この皮膚科病院の受付には茶髪濃い系化粧の女の子が二人いました。どちらもヤンキー風で、なんで病院の受付係に採用されたのか、不思議でした。おつりを渡されるときも、小銭の置き皿におつりを叩きつけてました。お~こわ。


さっき薬を飲みましたが、まだ痒いです。手の甲と後ろ頭の生え際と内股が痒くて痒くて。医者(女医さんでした)が言うには、じんましんの場合、かゆみ止めの塗り薬をいくら塗っても効かない、と。




今日の授業は民事裁判実務だけ。裁判官教官(なんでも研修所を主席で卒業された方だとか)が要件事実を丁寧に教えてくれましたが、まだよく分かりません。効果と事実を分けろ、抗弁か否認かは事実だけ見ろ、、、、。授業中、?マークが何度も点灯しました。




昨夜は訴状を書いて提出しろ、という課題を書き上げるのに2時までかかりました。




夕方ローを出ると、大きな月が出てました。まん丸で凄く明るかったです。気温もほんの少し肌寒いくらいで、素晴らしい天気の一日でした。




2008年10月14日火曜日

ボイスレコーダー




買ってしまいました。倒産法の講義と憲法とが重なってしまったのです。


試しに今日の講義を録音してみました。


驚愕!信じられないほどクリアーに音が録れていました。これをパソコンに取り込んでから聞くと、3倍速で聞けるらしいです。それも高いキーキー音にならないですむそうです。


今までのテープレコーダーでの録音とは、なんというか、世界が違う感じです。


ヤマダ電機で19800円のものを、コジマ電器で交渉したら16500円に。いつもこんな感じで結局コジマで買ってます。


充電もパソコンからUSB接続で、レコーダー内の充電池に充電できます。


ほんとにびっくりするほどいい音です。




でもこれでまた今月はスッカラカンに。




今日の授業は未修の1年生(法学部以外出身という建前)が大半のクラスで聴きました。先生が、何か質問は?とか、これについてどう思いますか?と問いかけたのですが、結構積極的に発言していました。先生は分かりやすく教えようとしていました。


中に一人、法律の知識が相当ありそうな学生が混じっていて、どんどん発言していました。ただ、なんとなくずれているようでした。法律の勉強を始めたばかりの人たちから見ると、おお~っと思うような圧倒的な法律知識量なんですが、先生の問いかけは憲法的な骨太の答えを求めていたようなのに、末端の法律の話に終始していたので、先生もちょっと困り気味のご様子でした。




最終授業は民事弁護論。弁護士先生がビデオを見せて、学生達に質問をするのです。


そのビデオは法律事務所に離婚の相談に来た女性に対して弁護士がひどい対応をする、というもので、ひどさのタイプ別に3種類のビデオがそれぞれ5分位ずつ上映されました。


見終わって、先生がこの弁護士の応対のどういう点が良くないのか、どんどん当てて聞くのです。


まあまあ面白かったです。




久しぶりに3コマ連続授業、その前は予習ゼミ、と10時半から6時過ぎまでぶっ続けだったので、ちょっとくたびれました。


この予習ゼミではもの凄く予習をしてくる学生が居て、刺激になります。




昨夜は民事裁判実務の課題で、訴状を書け、というのと格闘して、夜中の2時までかかってしまいました。


要件事実のイメージがやっとつかめました。
今夜の月はとても大きいです。3枚撮りました、全て失敗。三脚がないと無理だった。
福岡外環状線、もうじき全線開通。そのうちここ橋本の空も狭くなりそうです。


2008年10月12日日曜日

要件事実




言葉の中身、言葉相互の関係に苦慮しています。前は分かったと思っていたのですが。


特定請求原因、理由付請求原因、攻撃防御方法、この三者の関係がイマイチ分からなくなってしまいました。


特に理由付請求原因と攻撃防御方法との関係がわかりません。


また、理由付請求原因と要件事実との関係も。






一晩じっくり考えてみます。民事訴訟実務の基礎、記録編も見てみます。




今朝は団地掃除が8時から。汗をかいたのでシャワーを浴び、ついでに女房に首筋に伸びた髪の毛をはさみとひげそりで切ってもらいました。


後ろ頭ががちゃがちゃになりました。明日から中尾彬みたいに首筋にマフラーを巻いて隠すことにします。


今日の風はとても冷たくて、体が冷えてしまいました。そのせいで午後からずっと鼻水出っぱなし。