2009年8月25日火曜日

空気が澄んで気持ちが良い昼と肌寒い夜




朝4時過ぎに寝て9時に目覚め、10時半にローに。



バイクで街を走るとすがすがしい空気が体をかすめ、空も雲もくっきり鮮やかに光り輝いていました。



清浄と表現しても良いほど澄んでいました。都会の真ん中ではほとんど感じることが出来ない爽やかさでした。阿蘇久住の高原にいるようでした。



もちろん、民事法がセーフだったこともあります。ほんとに辛かったですから、この2週間は。



 そうそう、ローに着くとみんな民事法のことで持ちきり。みんな口を揃えて、良かった~っ!と言ってました。まじめな話、クラス全員と言っていいほど追試対策をしていたようです。それくらいクラス中が震え上がっていたんです。



 夕方ローを出たとき、段々日の入りが早くなってくるのを感じました。秋は直ぐそこに来ているようです。



 気温もグングン下がって、半袖でバイクに乗ると肌寒さを憶えます。



夜も窓を閉めて寝ています。逆に、お風呂が気持ち良くなってきましたねえ。






明日から水元先生の倒産法集中講義が3日間。こっちは前編で、9月中旬にまた3日間、後編があります。



はやいとこ倒産法をマスターしないと、本番に間に合わなくなってしまいそうです。



この前手に入れた倒産法のレジメPDF、なんとかしてワードに変換できないかと思ってた所、そうやん!去年買った『読み取り革命』というソフトで出来るじゃないか、とやってみたところ、99パーセントの読み取り率で、メチャクチャ助かりました。


OCRという、画像データを文字データに変換できると、自分がワープロ文書を作成したのと同じになり、好き勝手に編集できるようになるのです。


 そうなると、ノートのレイアウトが自由に出来るようになり、ノートが格段に見やすくなります。


 一見して直ぐ分かるノート、これが重要なんです。どこに何が書いてあるかが直ぐ分かるか否かは勉強の死命を決します。


本番用に自分ノートを作っておかないと直前で失速してしまいます。


それをするのは今しかありません。


せめて倒産法と行政法だけは作っておかないと、とかなり真剣にやっとります。


ただ、視力減退のため、活字を大きくせざるを得ません。若者達は小さい活字でも平然と読んでいます。もの凄くうらやましいです。
※ユーチューブに動画投稿をやってみたところ、成功しました。
一度覗いてみてください。このブログの動画を大画面でみることができるというわけです。題名は『トトロが降りてきてたんぼ道』です。

ありがとうございました!!!

ただいま明け方4時です。倒産法の予習に追われ、気が付いたらこんな時間に。
で、寝酒の発泡酒を呷りつつスルメを噛んで、さあ、いつもの儀式をやってから寝るか、と、成績照会欄を開けてみました。
さっき、と言っても夜中の1時に一度開いて見たのですが、相も変わらず民事法の欄は空欄でした。
で、まさか夜中に成績がアップされるはずはないけど、一応いつもの儀式だから、と全く無防備に開いたところ、なんとまぁ!民事法総合の成績欄に
『可』とあるじゃあないですか!全身脱力しました。フェ~って。安堵というのはこういう物だったんだなあ、と、あったかいマユに包まれたような気がしました。
こんなに嬉しい可はかつてないです。
もうほんとに危機一髪でした。民訴も会社も出来が悪すぎてとても点をもらえそうになかったんです。かすかな望みは民法のみでした。
 心の底から留年の二文字が我が身に降りかかってくるのを実感しました。
皆さんはなんでこんなにわたしが怯えているのかご存じないことと思います。
去年、民事法総合では20人近く追試になり、5人か6人かは留年させられたのです。民事系の教官は、噂によると予め留年させる人数を決めているそうで、落とし方は完全に機械的に決めるのだそうです。
 だもんで昨日ローで出会った学生達のほとんどが暗い顔つきだったんです。 女性の実力者ですらため息をついてうなだれていたほどです。
大虐殺の犠牲者に誰がなってもおかしくなかったんです。
しかも、これが重要なんですが、ローの学者教官の採点についてわたしは全く信用していません。主観的な採点としか思えない点数の付け方で、本番の司法試験のような客観的な採点ではないんです。
へたくそなアンパイアのようなもんです。ボールだと確信してたのにストライクと言われて三振アウト、と宣告される恐怖、しかもそのバッターボックスが9回裏ツーアウト満塁、1点差で負けている試合なんです。
 そういう怖ろしさもあって、今回の民事法総合はマジにマジに怖ろしくて仕方がありませんでした。
 いや~~、本当に良かったです。朝4時まで起きてた甲斐がありました。
感謝!これで思いっきり倒産法が出来ます。うれしーですっ!

2009年8月24日月曜日

憲法9条を守る?
















共産党の宣伝カーから聞こえてきました。いつも思ってるんですが、このキャッチコピーは出来が悪いと思います。というより腹が立ちます。







昔、社民党のHPに投書したことがありました。







憲法は守るものではなく、実現させるものではないか、紙に書いてある文字はただの文字でしかなく、書いただけでは何もならない。人間がその中身を実現させて初めて価値があるのだ、なのに現在我が国は憲法の理念を実現したとは到底言い難い、だから、キャッチコピーとしては、憲法を実現させよう、と言うべきではないのか、と。







 返事が来ました。ご意見参考にさせていただきます、とだけ。







あ~あ、でした。












憲法9条は世界史的に見て大変重要な条文です。コスタリカと日本だけです、戦争を放棄している国は。コスタリカには軍隊もありません。






あの国はジュラシックパークで有名ですが戦争放棄国として紹介すべきです。










 今日、ローでクラスの学生数人と話をしたところ、みんな?民訴の判例百選を読んでいるんだそうです。つまり、民事法の試験結果で不可を点けられた時に備えているんです。かなりの人間がビクついています。もちろんわたしもその一人です。





 しかもいろんな噂が飛び交っています。何人落とすとか、民訴はみんな出来が悪くて点数が付けられなかったとか、民法の採点担当の教官がどこにいるか不明だとか、、、。





 わたしの推論はこうです。追試者はかなり出す、25人くらいかもっと。それで、最終的には白紙答案以外は単位をやる、つまり、びびらせるだけ。





なんでかというと、前期で既に留年決定を下すと、留年が決まった学生のモチベーションは最低に下がります。来年卒業できず、司法試験も受けられないことがはや9月の段階で決定されてしまうなんて、不利益具合が大きすぎます。





彼は(彼女は、もしくは、わたしは)あと1年半待たなければならないのです。





 逆に、追試で脅かしておいて結局単位をやる、ということにすれば、みんな恐怖と安堵、そして、8ヶ月後に迫った本試験を疑似体験して大いに勉強に励むことになる、と思います。





 わたしが院長だったらそのような対応をしますがねー。










倒産法の強力なノートが手に入り、有り難くて土下座して感謝したいくらいです。





骨組みは大分アタマに浮かんできました。ただ、細かい所はまだまだです。





明後日から始まる倒産法の集中講義について、今日卒業生から話を聞いたところ、先生は結構細かくかつ論理のスジを聞いてくるそうです。





 本来ならきっちり予習して受けていたはずなのに、民事法の結果待ちの恐怖でアタマが痺れて固まってしまい、予習が進みません。





恐怖の板挟みになろうとは予想だにしませんでした。お化け屋敷どころではありません、この見も凍る恐怖は。










凍ると言えば、昨夜は寒いと思ったほどです。風が冷たすぎて窓を閉めて寝ました。8月なのに、オカシイです。





きょうも、夕方はとっても涼しかったです。お月様がきれいでした。
一番上の写真は、西新の40年以上やってる店、昭和のフォーク世代にとっての青春がこびりついています。

2009年8月23日日曜日

民事法未だ出ず

待ちくたびれてしまいました。他の科目はほとんど発表されています。残るは民事法と、歴史と法、模擬裁判、の3つだけ。あと、刑事弁護論という通年の科目も出ていません。

 そうこうしているうちに来週水曜から倒産法の集中講義が始まります。予習しなければなりません。こりゃ大変だ。



今日は電気掃除機を買いに女房について行きました。ビックカメラに目当ての掃除機が他より安く売ってるというので昼前二人で行きました。

はじめは順調でした。予定通り、シャープのサイクロン掃除機(定価42000円!の20パーセントポイント還元)を買い、レジで精算していたら、トラブル発生。

女房が使うと決めて貯めておいたビックカメラのポイント、2万2千点分が期限切れで消えているというのです。

つまり2万2千円相当の値引きが受けられなくなったのです。

ポイントは最後に買い物をした日から2年間何も買わなかったら自動的に消えるのです、そういう約款があるんでしょう。

 怒った女房の言い分はこうです。自分は3年くらい前に時計をビックカメラで買い、ポイントが2万2千ポイントたまっている。その後、ビックカメラから、2年が経つ直前にはがきが来た、もうすぐ2年が来ますよ、ポイントが消えますよ、と。

 それでポイントが消えないようにビックカメラに出向いて安い商品を買い、ポイントを継続させた、その際ビックカメラの店員さんに、この次も2年が経つ前にお知らせの葉書がくるのか、と尋ねた。そしたらその店員さんは、ええ、送ります、と答えた、と。

 なのにその後ポイントが消える警告葉書が来なかったのでてっきり未だ2年経っていないものと思って今日やってきたのだ、と。

 そうしたら、応対した若い男性店員(新入社員みたいでした)は何度も店のコンピュータに照合したりして、結果的に消えたポイントは復元できないので仕方ない、という返答を繰り返すばかり。

 その若い男性店員は応対の仕方そのものはソフトで感じよかったのですが、返事の中身は、無理無理を繰り返すばかり。女房もしびれを切らして店長を呼べ、と主張。

 すると今度は頑固で強情で無慈悲な女性店員(彼女も結構若い)がやってきて、文字通りけんもほろろ。とにかく消えたポイントはどうしようもない、お客さんの要求は聞けない、と。

 そこで、わたしが、自分たちはビックカメラの店員さんの言うことを信じて行動してきた、ポイントの期限が切れる間際にはお知らせ葉書を出す、と言うから、葉書が来ないんでまだ大丈夫だろうと思っていた、そういう風に信じたことに何か手落ちはありますか?と。また、出すと行っておきながら出さなかった店員さんはビックカメラの店員さんであって、ビックカメラさんの手落ちではないんですか、と。
帰ってきた返事は、確かにその通りです、ですが仕方ない、と。

 で、わたしは次に、こちらは単純に、消えたポイントを元通りに戻してもらえばそれで済むのだ、だから電算センターに連絡してデータを復元してもらえさえすれば十分である、と言いました。

 すると女性店員は、それは出来ない、無理だ、と言うのです。で、わたしは、いいや、無理ではない、すぐ出来る、簡単な話だ、と言いかけると、こちらの言うことを遮って彼女は無表情に、無理です、と言い返すのです。

 だから、わたしも、あんたは勝手に無理だ無理だとばかり言っているが、無理なことは一つもないんだって!と言い返しました。

 女性店員は頑としてわたしの言うことを聞かずに、自分の主張を言い張るばかりでした。

 でも失態を演じたのはそちらでしょ?ビックカメラさんの言うことを信じたこちらにも何かまずいところがあったのですか?2年経ったかどうか自分で調べないといけないんですか?たしかに他の、例えばヨドバシカメラなんかはポイントが2年で消えるとき、なにも警告の葉書や連絡を寄越しません。でもこちらもまた、その店のやり方はそうなんだと分かっていますから、2年経ってヨドバシカメラのポイントが消えても、ああ仕方ないなあ、馬鹿なことをしたなあ、とあきらめることができます。

でも、ビックカメラは当時、お知らせ葉書制度を採用していたんです。その事実は店員も認めています。ビックカメラが後に一方的に何の連絡もなく廃止しただけです。

ですから、堅いことを言うなら、ビックカメラさんは信義則に則った行動を取るべきです。自らの行為で相手を信用させてしまった以上はその相手がそれに基づいた行動を取った場合、その行動に対して責任を負うのが信義にかなう、ということです。



で、はじめに応対した若い男性店員と、次にやってきた強情な女性店員だけでは埒があかないので、店長を呼んできてくれ、とこちらは要求しました。

すると、すぐに副店長という男性がやってきました。

 その副店長はこちらに来るなり、間髪を入れずに、まことに申し訳ありません、とお詫びの言葉を発しました。

ホォー!こいつは出来る!と感心しました。

わたしは頑固な女性店員の顔を睨みつけながらこう言いました『一等最初にその言葉を言ってくれたら良かったのに』と。
 その副店長は平謝りしてくれました。ただ、消えたポイントは復元できない、その代わりに2万2千点のポイント分はこちらの責任でなんとかします、と言いました。女房はまだ怒りが納まらず、口だけじゃ安心できないから一筆書いてくれ、と要求、副店長は、なんの躊躇もなく、はい分かりました、書きます、と。

 結局、女房の消えたポイントは、一つの商品について一気に用いることは出来ず、何遍かに分けて少しずつ使う事しかできないことになり、かなり不便になりましたが、最終的には全部利用し終える事は出来ることになり、負けはしなかったが勝ちもしなかった、ということになりました。
 副店長の誠意ある対応がなければ今頃はビックカメラ本店にクレームを言い続けてたところです。
 それにしても女性店員のふざけた態度には今も怒りが納まりません。怒りの原因は、彼女にわびる気持ちがこれっぽっちもないのが見え見えだったことです。しつこい客だ、と思っているのが透けて見えたんです。
 こんなイヤな気分にさせられた以上、以後ビックカメラの5階に行くことはないです。
 女房が後で言いました、自分一人で行ってたら確実に言い負けしてポイントを見殺しにするところだった、と。
 
お陰でその後ローに行っても疲れて爆睡してしまいました。

2009年8月21日金曜日

国旗騒動

麻生総理と産経新聞が民主党霧島支部の国旗裁断行為をねちっこく非難しております。

日の丸を2本使ってそれぞれ半分近くに切って縫い合わせると民主党の旗が出来るので、霧島支部がその通りに作って小沢一郎の講演会の壇上に飾ったという事件です。

みなさんはどう思いますか?

国旗を『切り刻んだ(麻生さんの表現です)』行為は国旗に対する不敬な行為であり許し難いことでしょうか。

それとも、それくらいどーってことないじゃん、でしょうか。



わたしが思うに、これは国旗とはなんぞや、という面白い問題であると考えます。

国旗ってなんですか?言い換えると、白地に赤い丸を描いたデザインは全て国旗になるんでしょうか。

たとえば商店のシャッターを真っ白に塗って真ん中に赤い丸を描いたら国旗になりますか。日の丸弁当は国旗ですか。幼稚園児が画用紙の真ん中に赤い丸を描いたら国旗になるんですか。 お祭りやパーティーで万国旗を天井なんかにずらずらーっと飾りますが、あの一つ一つはみんな国旗として使われているのでしょうか。それともただの飾りとして使っているのでしょうか。


 人がそのデザインを国旗として使うときに初めてそのデザインは国旗になるのだと思います。
ですから霧島市の民主党支援者は普段は国旗として使っていた布だけどもデザインが似ていて民主党旗を作るのに便利だからそのデザインの布を使ったのであって、国旗、を裁断しようというつもりは無かったと思います。
ただ、当の本人はそう言う思いしかなかったとしても、周りの人間の中には2枚の布がもともと国旗として使われていたものだからその布は裁断の時も依然国旗だった、だから国旗を切った、と見てしまったわけです。

このように、あるデザインが描かれた物体に国旗という意味を充填させるか否かはひとえにそれを使う人間の心理状態に掛かっていると言えると思います。
ですから、サッカーワールドカップで自分のほっぺたに日の丸をペイントするときは、自分のほっぺに描いたデザインは国旗である、との意味が本人によって、また周囲の人間によっても充填されたといえます。
 ですが、逆に、例えば国旗の白地が長い間盆正月祭日に外に立てられてきたせいでくすんできたとして、新しい国旗を購入し、くすんできた古いやつをリサイクルして裁断して服地にしたり風呂敷にしたり雑巾にしたとしたら、もはやその古い布地から国旗としての意味充填が外されて元の布きれに戻ったわけです。ですから切り刻んでもなにをしても構わないんです。 霧島の民主党員はそういう感覚で切ったのだと思います。

このように、国旗騒動の第一の問題は、それが国旗としての意味を充填されたまま裁断されたのかどうか、という事実判断の問題だと思います。

そして第二に、では仮に国旗として裁断したとした場合、はたしてそれはいけないことなのか、です。
自民党と産経新聞はこのレベルで民主党を攻撃しております。
国旗に対する不敬行為である、と。
 実を言うと、わたしはあっけにとられています。麻生さん達は本気で言ってるのかしら、と。気が狂ったのではないか、と心配になりました。
極端に言うと、国旗を焼こうが切ろうが本人の勝手なんです。自由なんです。
自由で良いんです。たしかに眉をひそめる行為です。国民の誇りを傷つける行為です。道義的には許せません。わたしだって怒ります。
でも、自由なんです。言い換えると麻生さん達は怒りのレベルがずれているのです。
例えばですよ、昔立ち小便をさせないように塀に小さな赤い鳥居が打ち付けてありましたでしょ。鳥居に小便をひっかけたら罰が当たる、という信心を利用して。
★厳密には鳥居に似てはいるが違うものらしいです。鳥居の二本の横棒の長さのうち下の方を長くしてたそうです。上が長いと鳥居ですが、下が長いと鳥居ではないんだそうです。★

あれと同じです、というかあれ以下の低レベルの問題なんです。
つまり、鳥居におしっこをかけるのと国旗を切ることとは両方とも言わば道徳的次元の問題にすぎません。オマケに霧島市の民主党員は自分の所有する国旗を切っただけです。公道でおしっこしたら軽犯罪法違反ですが、自分の国旗を切っても何の犯罪にもなりません。
 要するに下らないことで大騒ぎしているんです。麻生氏と産経新聞は。
鳥居におしっこをかけるヤツは許せん、とスピーカでわめいたり新聞でくどくど書いているのと変わりません。

それどころか、皆さん、実は麻生さんらは怖ろしいことを言っているのですよ。国旗をかつての天皇陛下の御真影みたいに扱おうとしているのです。
 人間よりも御真影の方が価値が高いのだ、という極めて危ない思想の匂いがするのです。
国旗というのはあくまでも象徴、シンボルにすぎません。ハトはハトなんです。ハトを食べたら平和に反対する悪者になりますか?
なるわけないじゃないですか。所詮シンボルというのはたとえにすぎないんですから。ハトが平和よりも大事になる世界っておかしいでしょ?
それと同じで日の丸は日本人が暮らす社会である日本国のシンボルにすぎず、大事なのは日本人と日本人が共同生活している日本という社会それ自身なんです。
麻生さん達はそれがひっくり返っているんです。

繰り返しますが、わたしも日の丸を汚したり踏んづけたり焼いたりするヤツは許せません。が、それは個人のレベルでの愛国心の問題であって、あくまで個人的問題にとどめるべきです。この問題に国家が介入して良かった試しは一度もありません。
アメリカでもベトナム反戦運動で兵役忌避者がアメリカ国旗を燃やして国旗侮辱罪を問われたとき、連邦最高裁判所は、かかる国旗焼却行為はアメリカ憲法で保障された表現の自由である、と宣言しました。
日本の刑法でも外国の国旗を、侮辱目的で毀損したら処罰されますが、日の丸を毀損しても処罰はされません。

ということで、最近の国旗騒動は我が国のファッショ度を計る良い機会だと思いながら眺めています。

2009年8月20日木曜日

ツクツクホウシ







鳴きはじめましたねえ。夏の終わりが近づいてきました。わたしらは9月28日が後期授業の始まりなんで、夏休みはこれから、みたいなものですが、でも来年の受験を思うと9月初めから授業してくれても良いのに、なんてかつて抱いたことのない心境です。小学校入学以来大学卒業までずーっと、なんで夏休みは直ぐ終わってしまうんだろう、もう少し休みがあればいいのに、と思い続けてきたのに。




 でもまあ自分のやるべき事が山ほどあるのでやっぱりずーっと休みでいてくれた方が良いかなあ。




 うがいを励行しているためか、風邪っぽさも消えつつあり、一安心です。大学ではどっかの体育会系なんとか部の学生が10数人も新型インフルエンザにかかってしまったそうです。




 昼に生協の本屋に行って昨夕ジュンク堂で見つけたけど買わなかった行政法の本を注文してきました。わたしの知りたかったことがスバリ書いてあるんです。




 そこで、知り合いの卒業生とばったり会って立ち話。彼は今年の新司法試験、択一はクリアしたのですが、論文は間違いなくアウトだ、と自分で断言してました。訳を聞くと、ある科目の答案が白紙だったというのです。時間不足が祟って書く時間がなかったんだそうです。分かります分かります。本当によく分かります。論文を書く試験というのはそう言う恐ろしさがあるんです。




 で、彼と話をしていたら、以前からわたしが探していた某関東の超有名ローの行政法の講義ノートを持っているというのです。大ラッキーでした。




 彼は来年5月の試験、つまりわたしが受ける(予定の)試験を一緒に受けるんです。うちのローでは卒業生にも勉強場所を提供しています。大学本部の理科系校舎はほとんど空っぽです。伊都校舎という30キロ西にある糸島半島に巨大キャンパスを作って移転したんです。ですんで本学はガラガラ状態。




その一つに卒業生用の部屋を設けたと言うわけです。




 彼と同じように、わたしも今回の民事法総合演習の試験でやっちゃいました。民法、民訴、会社法、各1問づつ問題が出され、合計3時間で書き終えよ、というのですが、会社法の問題で、小問形式3つのうちまともに書けたのは小問1だけだったんです。それで今こうやってお腹をしくしく痛めながら明日の発表を待っているというわけです。




 救いがあるといえば、民法はまあまあの出来、問題が複雑だったので書けなかった学生も少なからず居るのでは(居て欲しいという願望です)、ということで相対的には浮いているのではないか、と。




民訴はこれがまあ何の問題なのか、何を書けばよいのかさっぱり分からず、フリーズしてしまいました。和解の問題なんですが、利益相反行為と、、、




 で、会社法がボロボロ。




情けないです。こんなに出来が悪いなんて。




 自分の弱点が出てしまいました。苦手科目があるとそればかりに手足を縛られて他の科目に勢力を分散させる事ができないんです。昔っからかわってません。




 まあ、とにかく明日には分かります。他の科目ではすでに発表されたのもあります。けど、追試がある必須科目がなんで発表が遅いのでしょう。




 不可になって追試と決まれば、やるのみです。そのときは倒産法の集中講義はぶっ飛んでしまうでしょう。
一番上の写真がこの前あわや、というところだったラッキーな四つ角です。

2009年8月19日水曜日

捜し物











行政法のサブノートを必死で探しまくってました。いくら探してもないんです。




相当イライラしました。中身は辰巳の雑誌を切り抜いた物です。




 で、ひょっとしたら人にあげたのかもしれないと思って聞いて回ったのですが、空振りでした。




 仕方なく辰巳に出向いてオリジナルをもう一度買おうと同じ雑誌を手に取ってみると、なんとまあ、切り抜いたヤツは行政法ではなく倒産法のサブノートだったのでした。なんと間抜けなことか!




 情報整理能力の欠如には泣きたくなります。




今朝からずっと鼻水が出っぱなし。夏風邪の引きはじめです。何度もイソジンでうがいをしてます。でも新型インフルエンザが大流行ということで、不安でなりません。いくら年寄りには移りにくいといっても体調が良くないときはコワイです。




 今日の昼もうどんでした。長者原(ちょうじゃばる)のうどん屋に行きました。




そこにはアメリカ人の兄ちゃんが修行してて、わたしが行ったときも麺打ちしてました。残念ながらメチャクチャおいしいとまでは行きませんでした。まずまず、といったところです。




 長者原まで行った目的は実はお酢を買うためです。テレビで柿酢やブルーベリー酢の特集があり、どちらもスゴク体や目に良いとのことで、視力が著しく落ちているのでこれは飲まねば、と思ったんです。しかも体にもとても良く、飲み易いというので、目と風邪を回復させるために買いに行ってきました。




夕方飲みました。飲むとなんだか涼しさを感じました。ほんとです。




 これから毎朝必ず飲むことにします。








☆倒産法、条文を照らし合わせてえっちらおっちら読んでます。自分の勉強が出来るって本当に幸せです。

他に行政法、民事執行法もマスターしますよ、ただし民事法が合格してたら、の話ですが。
★天神のジュンク堂近くの歩道を歩いてたら、向こうから若いキャピキャピド派手なギャルがたばこを吸いながらこっちに歩いてきました、と、わたしの4メーター前で、吸ってたたばこをポイっと歩道に捨てたんです。もの凄く無造作に。
わたしのアタマにドドドーっと血が上りました。『おぅおぅ~っ』と思わず声を出しながらそのギャルをにらみつけたのですが、向こうは全くわたしのことが眼中にないようで、ハイヒールの靴をたらーたらーとだらしなく動かしながら通り過ぎていきました。その吸い殻(まだ火が付いてました)を拾って『落とし物ですよ』と彼女の手の中にねじ込んでやりたい衝動にかられました。
 今思うと、わたしが拾ってどこかの吸い殻入れに入れれば良かった、と反省しております。でもねえ、歩きたばこ禁止区域なんですよ、そこって。吸い殻入れなんてどこに行けば置いてあるのか、20年近くたばこを吸っていないこちらとしてはいかんともしがたい状況でした。
 傍観している善は悪の側にいるのだ、と亡くなった金大中さんが言ってました。仰るとおり。反省します。