2008年9月18日木曜日

あと一日











倒産法集中講義の後半二日目、90分授業が3コマ連続。




やはりプロは違うなあ、と先生の実力に脱帽。条文文言がばんばん空で出てきます。趣旨もすらすら、具体例も豊富、そして大事なところはなんどもなんども繰り返してくれます。くどいほど。




それでもなかなかついて行けません。破産法の概念に習熟していないせいだと思います。




それも明日で終わり。もちろん、明日も3コマ連続です。




学生はほとんど全員しっかり予習してきていました。さすが。








後期民法の香山先生にメールを打って、授業用の問題を一太郎に打ち直したものをメールに添付して送ってもらいました。凄く親切な先生です。




こうやって思い返してみると、近頃の大学の先生は非常に親切丁寧です。これには心の底から驚きました。




わたしの出身高校も大学も天下一のほったらかし学校でした。しかもそれが校風、学風だとうそぶいておりました。




大学はまだ許せます。でも高校については全く犯罪的だと思います。大学受験勉強は99パーセント独学自習でやらざるをえなかったのです。




わたしが塾や専門学校の講師の仕事に就いたのはそのせいです。本当の教師とはかくあるべし、をみせつけてやりたかったのです。まぁ、江戸の敵を長崎で討ったようなものですが。




 話を戻すと、ローの先生の美点は、講義計画をあらかじめ緻密に組み立てていること(超例外も約一名あり)です。終わった後のレジメの厚さと体系的整理は、ほんとたいした物です。




惜しむらくは通年授業がないため、じっくりやるということができないことです。








わたしと言えば、晩ご飯を女房の実家で頂戴した際、ついSASUKUEに釘付けになってしまいました。




アメリカではニンジャウォリアーズという題名で、もの凄い人気番組になっています。クールジャパンはここにも。








今朝、クルマでローに向かう途中、計3回危ない目に遭うところでした。うち2回は年配のおばちゃんが突然道路に飛び出してきたのです。他のドライバーだったら確実におばちゃんは病院行き(か、葬儀場行き)になってたところです。




3回目はタクシーの強引な割り込み。危機一髪で回避。福岡のタクシーはめちゃめちゃです。例えば信号が赤になって右折の青の矢印信号になったとき、ちゃっかり平気で左折するんです。この悪習が一般人にも伝染し出しております。規範主義者であるわたくしには耐えられません。

東京から来た学生が異口同音に話していたのが、福岡のドライバーのマナーの悪さです。わたしに言わせれば自転車もひどいです。車道を右側通行するやつが多いし、2台で並んでおしゃべりしながら漕いでる女の子、また、横断歩道をてれ~っと歩くヤツ。クルマはじーっと我慢しておまえらが渡りきるのを待ってるんだぞ。




まったくもってモラルハザード(道徳の崩壊)であります。




はなしがあっち行ったりこっち行ったりわたしも蛇行運転になってしまいました。
筥崎宮の放生会も終わり、博多の街の大騒ぎ行事は残すところ大相撲九州場所のみ。昔の九州場所の頃はもの凄く寒かったのに、今は昔、です。
KBC深夜番組のドゥオーモのスター高橋と岡本しぇんしぇいを見ました。なつかしのお化け屋敷も。
と、何故かでかいウサギをまるで海賊のオウムのように肩に載せたおっちゃんが平然と参道をさっさと歩いていきました。不思議、でした。




 




2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

読んでいると本当に悪戦苦闘しているように読めますが、本当はそれほどでもないだろうと思っています。まあ、あんまり心配させないでください。
ところで、破産法の講義に関する感想として「破産法の概念に習熟していないため」というくだりがありました。一般論としてはそのとおりかとおもいます。以前、冗談半分で同じ会社の先輩で同じく京大卒の人に法律書を渡して、「何が書いてあるか読んでみて」といつて渡したところ、しばらくして返ってきた言葉は「何が書いてあるのかさっぱりわからん」とのこと。彼は工学部なのでそれも当然でしょう。法律書をいきなり読んでわけがわからないのは彼が馬鹿だからでは決してありません。要は、文章の中の一つひとつの法律用語の言葉の意味、定義を知らないから、結果として文章全体が意味するところがわからないだけの話なのです。
今回のあんみつさんの話もそれと同一と思います。言葉の概念をしっかり覚えておかないと、それだけで以後の議論がきちんと見えないということです。私とて、未知の法律科目に着手したときは同じ体験をしています。そこから脱する手法は単純であって、言葉の定義を逐一理解して覚えるだけなのです。

まあ、こんなことはあんみつさんは先刻承知のうえでのブログでの記述ですから、別段心配はしませんが。

あんみつ さんのコメント...

鳥取さん、コメントありがとうございます。
倒産法ワールドという特殊な世界の地図がようやく見え始めたところです。
 民法、民訴、民事執行保全、と全てがからむ面白そうな世界のようです。
で、細かいところがちょっとずつ修正されたり、大胆に変容されたりと、バリエーションがあって、はまったら好きになりそうな気がしてきました。
あと10日で行政法も破産も目処をつけないと、と思うと、やっべ~と思い始めております。