2008年7月12日土曜日
小松政夫を見た
2008年7月11日金曜日
あ~あ
2008年7月10日木曜日
2008年7月8日火曜日
消えたブログ
くやしいのでもう一度挑戦、と行きたかったのですが、またも机寝。
このところ、刑事訴訟法実務の課題の量が異様に多いです。裁判官と検事とで交代で授業をしているのですが、二人は課題を出すのを競うようになったような気がします。
今日の授業はその刑訴と民法。
刑訴は授業のスピードが速すぎて付いていけません。実務そのものの処理を早口でしゃべるうえ、板書のかわりにパワポを使い、問いを表示するときは回答は空欄にしておいて、しゃべりながらそのパワポの空欄に文字表示の回答をアップするのですが、書き写そうとしたらもう消されています。
消化不良もはなはだしいです。
ただ、実務について感じたのは、実務は手際の良い料理のようなものだ、ということです。不合理、無駄、というものを排除しようとしています。したがって必然的にマニュアル化しています。
マニュアル化は決して悪いことではありません。それによってどうでも良いことだけど必要な手続の時間と労力を省くことが出来ます。
そしてその分、当事者の主戦場に精力を集中させようとするわけです。
証拠についても、カードを作り、一覧表にして見てすぐ分かるようにしています。システム化がすごく進んでいます。一目瞭然、無駄な重複もないし、間違いや見落としも無いようにしています。カシコイです。
そのうえ、もうすぐ始まる裁判員制度のための準備が法律や運用の至る所で整備されつつあります。
法務省や裁判所の人間はなかなかカシコイなあ、と思いました。ただ、本当にカシコイかどうかまではわかりませんよ。
とはいうものの、きょうの二つの授業は、教室の空調が悪くて暑かったせいか、教室の至る所で頭がコキッコキッと前や横に傾いていました。わたしも猛烈な睡魔が襲ってきて、おきているのが辛くて死にそうでした。
知り合いの学生にウィルスソフトをダウンロードしてもらったのですが、うまくいきませんでした。金曜日にローにパソコンの専門家がやってくるということで、それまではローのノートパソコンはネット禁止です。
大学生は大学から無料でウィルスソフトをダウンロードできるのですよ。それもう~んと長く(ここでは言えませんが)。
毎年6000円以上払わないといけないソフトなんですよ。
そういえば、映画も学割で入れるなあ、と女房に言ったら、それよりも、シニア割引のほうがずっと得よ、と言われ、微妙な気分に。
2008年7月6日日曜日
梅雨明け宣言で真夏に突入
2008年7月4日金曜日
異端児じぃ
法科大学院長室に入って行き、結局1時間近く、話をした、というか、聞かされたというか、質問された、というか、、、、
早い話が、最年長のわたしが果たしてローでやっていけるかどうか、心配してくれてた、ということです。有り難いようなありがた迷惑のような、、、、
合格者選抜の時、特に目立ったのだそうです。年齢で。
も~、せっかく若者に混じって歳を忘れかけてたのに~、、、、
あとは、前に授業でみんなに話したことのリフレインで、、、、、
というわけで、気を持たせた割にはつまらないオチでした。
今月末の期末試験の日程表が張り出されました。今からもうしんどいです。
昨晩は、院長室から出て、夜10時までローにいました。刑法の課題答案を書き上げるためでした。80パーセント完成したときふと時計を見るともうこんな時間に。
わたしが答案書きに集中していたからだけではありません。自習室にはまだ大勢の学生が勉強してたんです。
ローの2階に自習室はあるのですが、その扉を出るとちょっとした広場みたいなのがあり、そこでミニ勉強会やだべりや食事をとったりしてます。
で、夜10時過ぎに帰ろうとしてドアを開けるとその広場にどひゃーっと学生がおるんです。たまげてしまいました。
かれらは、文字通りローで生活しているのでした。まいったまいった。
明日、ローの説明会と建物の見学会があり、K女史も参加されるとのことで、ランチを一緒にすることにしました。
やはり7月2日が夏になった日です。がらりと気候が変わりました。年を取るにつれ、段々夏が好きになってきました。というか、どの季節もそれぞれ好きになりました。
日本ってほんとーに良い国ですねえ。
2008年7月3日木曜日
なが~い一日
昨夜、久しぶりに机寝。布団に移ったのは4時、1時間寝てローへ。行政法と刑法のダブル襲来にはやはり悶絶しました。
特に刑法。偽造の所は昔っから疑問だらけでした。ところが、ここ数年、立命館の松宮という学者の説に惹かれて、彼の考えが一番筋が通っているのではないか、でも今ひとつ最後のところですっきりしない、という状態でした。それで、今回刑法で偽造が当たることになり、これを機会にとことんやってみよう、そして先生に全力投球でぶつかってみよう、と思ったのです。
ところが、やはりそう簡単にはすっきり分かるまでには至らず、あーでもないこーでもない、と時間ばかり費やして行ったり来たりしていらいらが募り始めたのでした。こんなことならあっさりと判例の見解だけをしら~っと言っとくという作戦にしとけばよかった、見栄っ張りの悪癖がでました。
そうこうするうち、行政法の小テストの勉強が全くできていないことにも苛立ち始め、とうとう今週は気が狂いそうになってきました。
それで、昨夜から今朝にかけて今一度刑法を考え直してみました(行政法をやりたくて仕方ないのに)。で、朝10じ半からの刑法の授業の直前になってやっと自説を胸を張って、前を見て何も見ずに先生と話をする形式で立ち向かえるように(あくまで主観です)なりました。
ところが、わたしの番は授業の最後残り3分で来たのです。ですから、う~~ん、どうしようか、残り3分だったらあっさり判例はい終わり、方式でいくかなあ、迷うなあ、と。
ところが、あれほどわたしを苦しめ、行政法の勉強の邪魔をしてくれた刑法をこのまますんなり終わらせるのもしゃくに障る、というイカリが顔をだしてしまい、自分でも制御できずに、『~という事案で判例は~という考えにより~という結論を出しました。』先生『それであなたはどー考えるの?』一瞬の沈黙の後、『残念ながら、わたしは判例に反対です!』
あ~あ。やっちゃった!!やってしまいました。なんかこの前の民法みたいです。
それから先はバトルバトルでした。
後でほかの学生から『今日はどうしたんですか?チャレンジャーになっちゃって』と心配というかあきれられました。
でも、物言わぬは腹ふくるる業也、言ってすっきり。偽造の理解が一段と進みました。
昼休みを挟んで今度は行政法の小テスト、この1時間の昼休みが勝負のとき。出そうなところの条文や判例を頭に叩き込むのは今しかない。
と、昨晩女房の実家で偶々見た、記憶術の先生の覚え方を思い出し、早速応用してみることに。すると、かなり役に立つことが分かりました。これはウレシイ。
で、1時から行政法の小テスト。その前に、前の刑法が終わってすぐ行政法の教室に行って席取り。なぜかというと、行政法の先生が教室の机のどこから当てるか、前の時間同じ授業を受けていた別のクラスの人たちから聞いて、当たらない場所を確保しなければならないからです。ガキみたいでしょうが、笑ってる場合じゃあないんです。
というのは、先生が予め出している宿題の設問の答えを見つけ出すためには、10時間くらいの勉強が必要だからです。ぎっしり詰まった行政法の本を読み、判例、条文を探し、それでもどこにも答えが載っていないという設問が半分くらいあって、探す時間が無駄に終わったりするんです。そういう質問が一番疲れるしいらいらそわそわはらはらするんです。
今日の授業の初め、先生は怒ってました。前の時間に同じ小テストをしたとき(数週間前)、そのテストの答えを後のクラス(つまりわたしたちのクラス)に教えているとの内部告発があったみたいです。それから、自分の授業スタイルにけちをつける学生が居て、そのいちゃもんに対してビリビリ反応してたのです。
前にも書いたように、教える側に立ったことのない若い学生たちは凶暴なくらい無慈悲に先生を攻撃します。わたしは賛成できません。教えるための準備がどれくらい大変なことか、彼らはわかりません。そういう意味ではナイーブです。
それで、肝心の小テストですが、まずまずかなあ、という感じで、絶望と満足の中間からやや満足に寄ったところくらいです。
しかも、その後の授業では当たらない席に座れて、大安心。当たった席の学生たちはパニックみたいでした。
その後、学生4人で刑法の課題答案の構成についてのゼミを1時間。
それが終わり、広場で話しをしていたら、法科大学院長のN先生が通りかかり、院長室へ。
その数分後、院長が出てきて、まだだべっていたわたしたちのほうへ。すると、院長はわたしに向かって、『Aさん、よろしかったら院長室までおいでくださいませんか?』と!?
みんなで顔を見回しました。なんで自分が?ほかの学生たちも???という顔。
わたしは一瞬、もしかしてお金の話では?と、どきっとしました。
つづきはまたあした。