2008年9月9日火曜日

鼻水たらたら










窓を開けたまま寝たらこの始末。壊れた蛇口です。ポタポタポタポタ、水みたいな鼻水が止まりません。ティッシュで両方の穴を塞いでます。息が出来ません。すっかり寝冷えしてしまいました。ローに行くとこれがまた寒くて寒くて。フリースを着てもまだブルブル震えてました。ところが外に出ると今度は強烈な日差しで汗が。もうぐちゃぐちゃです。




 昨日は姪っ子と二人で二丈町のきららの湯という、前にも言いましたがわたしが九州で一番好きな温泉に浸かってきました。




そこのお湯がすごく良いんです。清潔な感じだし、ラドン含有量が日本一。あの三朝温泉の10倍も入っているのです。そのせいか、体が中からぽっぽします。湯上がり感が爽快です。




また、飲んでももの凄くおいしいんです。まろやかで、そのうえいろんな病気にも効きます。




その日、帰ってからその温泉水でコーヒーを淹れたら極上の味でした。




 この姪っ子は感覚がユニークでして、他人と違う感性を持っています。ものの見方が人と違うのです。そこが面白いです。




たとえば、わたしの勉強部屋に入っていすに座ったとき、この部屋が楽しそうな部屋だと言ったり、糸島の海岸を走行中、今日は海をみれたのが良かったとか、わたしの住む団地のエレベータが外付けなのを見て、エレベータはこうでなくっちゃ、と言ったり。




 う~む、こうやって思い出すと、やはり叔父と姪、感覚が似てるなあ、と思います。と言うことは?わたしも姪っ子と同じく人と大分違ってる、ということなんですかねえ。もっとも、わたしは熱いうどんが好きなのですが、姪っ子は冷たいのが好きだそうで、帰りに寄ったうどん屋さんでも冷たいぶっかけうどんをおいしそうに食べていました。もちろんわたしは熱々のうどん。




 体調はあまり良くありませんが、代わりに頭の方は集中し始めてきました。破産法の骨格が見えてきて、本が読めるようになってきました。結局、一橋出版という会社の薄っぺらい本が良かったです。




 行政法も少しずつ読めるようになってきました。




わたしの欠点は、取っつきが非常に悪いということです。目的物の中にいきなりずばっと入っていくと言うことが出来ないのです。まず周りをぐるぐる回って観察し、外側をさわって感触を確かめ、レントゲン写真を撮って中の構造を透かしてみて、真ん中と外壁のサンプル調査をして、、、、、と、儀式が多すぎるのです。




つまり、アホだということです。




 今日やっとわかったこと、法定財団と配当財団の違い。








白露山と露鵬の大麻問題。初めから、ロス巡業中、アメリカ国内で興味本位に一本だけ吸ってみました、といっとけば、謹慎処分だけで済んでいたでしょうに。欧米流に、徹底否認の手法を使ったのが拙かったのでは。




第一、アンチドーピング機関の検査結果にはどんな国も反論できないのですから、仮検査されて陽性反応がでた瞬間、代理人の弁護士は、自白作戦に切り替える必要があった、と思います。つまり代理人の判断ミスではないでしょうか。もっとも、彼らが代理人にもウソをついていた可能性もあります。でも、その場合であっても、もし本当に吸っていたのならこうこうこういう手を打った方が良いぞ、しらを切り通したらどういうことになるか、を助言すべきだったと思います。




わたしが問題あり、と思ったのは、親方衆が、誰にも言わん、ここだけの話にしておくから、と言って自白を引き出したのに、それが後になって漏洩した点です。




これはちとマズイのではないでしょうか。もちろん、この話は、北の湖理事長が理事会で、辞任せずに一時休養を申し出たときに、他の反対派の理事が、理事長に引導を渡すために持ち出したのだそうで、マスコミにわざとリークしたわけではないようです。けれども、信義則に反する使い方ではないでしょうか。




 世間では、ロシア人(正確に言うと北オセチア人)兄弟がウソをついたことを咎めています。特にテレビのワイドショウなんかはほとんどその手の論調です。たしかに日本の風土とは調和しません。しかし、自分に不利なことは言う必要はありません。だれだってそうじゃないですか?力士だけが正直者でなければならない義務はありません。




ただ、作戦としてはさっき申し上げたように、否定し続けたのはきわめてヘタクソなやり方だった、と思います。

写真、簑島にあるカフェ、いつもほとんど客が居ません。樋井川側の遊歩道。



2008年9月6日土曜日

リアルとバーチャル







アンダーソンの中元弁護士の講義を聴いて気付いたこと。



今のわたしのロー生活はヴァーチャルで、リアルワールドは事務所で毎日必死で働いている弁護士たちの苦闘なのだ、ということを。



つまり、自分が相変わらず夢見の世界に居るのだということに気づいたのです。



いつの間にかロー生活をただの受験生活に堕してしまっていた自分に気が付きました。弁護士たちは巨大事務所でも個人事務所でも毎日真剣に生きるために勉強し、悩み、苦労しています。それを忘れてただ、単位がどうとか、優がいくつとか言ってる自分のアホさに気付いたのです。



これが、今回の特別講義の最大の収穫でした。



つまり、ロー生活もリアルワールドにしなければならない、ということです。



一発合格すること、実力をつけること、法律だけでなく語学の習得なども必要だと実感。今身につけなければならないことは山ほどある、競争に勝って生きていくためには今頑張らなければならない、そういうリアルワールドを意識することを思い知らされました。



感謝。









2008年9月5日金曜日

アンダーソン毛利友常
















面白かったですよ。昭和14年生まれの弁護士先生でした。東大、ハーバード、とエリート路線ど真ん中。





部屋にはいると厚さ5センチほどもあるコピーの束が配布物としてドーンと机の上に。もの凄い量でした。でもさすがです。今日明日の講義計画があらかじめしっかり構築されていて、講義はその5センチのレジメ(というか、新聞切り抜き集)の順に整然と進んでいきました。





出席学生は7人。大学院生一人(女性)、ロー生4人、学部生2人という構成。それと主催の阿部先生、講師の中元弁護士。計9人。楕円形型の研究室でこじんまりと行われました。





 なんでも、阿部先生が仰るには去年、ローで盛大に宣伝したところ30人以上参加されて大いに困った、なにせ準備のためのコピー(5センチもある)がたいへんだったから。それで今回はわざと地味な告知にしたのだそうです。










講師の中元弁護士の話は面白かったです。とにかく法曹界の重鎮の多くと知り合いで、最高裁判事とは友達、とか、法務大臣とは研修所で同期だとか、、、、、。その人脈の凄いこと!










 でも何でそんなスゴイ先生がわざわざ九州の田舎まで丸二日間もたった7人の学生のために猛烈な下準備までして来られるのか不思議です。










午後からは、なんと、周防政行監督の、『それでも僕はやってない』という痴漢冤罪をテーマにした2時間20分の映画鑑賞。これはとても良かった。凄く面白かったです。





見終わってみんなで感想を述べ合ったのですが、感想があまりにもたくさんありすぎて一言では言えません。でもあえてわたしが述べたことは、法のシステムがあまりにも不完全だという点です。裁判官が替われば判決も変わるというのはいかにも出来損ないの裁判制度ではないでしょうか。





また、冤罪を晴らすための一般市民の努力たるや人生を賭けるほどです、しかも大概負けです。










それから、今時の若くて優秀な弁護士たちの活躍を聞いて、まるで昔観たトムクルーズの『ザ、ファーム』と同じではないか、と仰天。やはり語学と留学、この二つが武器なんですなあ。





それにみんな毎日相当勉強や仕事を頑張っているみたいです。わたしにはとても無理です。





 わたしはのんびり夕陽を見て暮らしたいです。





ただ、一人でやって行くにはよくよく考えると彼らローファームの若手弁護士以上の努力が必要なのではないか、と言う気もしてきました。だって個人商店なんですから何でもかんでも自分一人で(原則は)やりこなせないとお客さんがきてくれないからです。










ほかにもいろいろありますが、明日も講義があるので、続きはまた後に。










今日から当分夕陽シリーズになりそうです。















 

2008年9月4日木曜日

撮ったどーっ!落日燃ゆ。写真をクリックして拡大して見てくださいね。







秋ですなあ、もう。空気爽やか、風やや冷たし。もっとも日差しは強し。




ローまで片道10キロ。我が愛車の燃費はリッター約11キロ。今、ガソリンの値段はリッター175円。




ということは、往復350円!馬鹿馬鹿しいったらありゃしない。毎日クルマで通ったら一月1万円!!




おそろしくなったので、出来るだけバイクで行くようにしています。そのうちもっと涼しくなったら自転車通学にします。




ローで聞いたのですが、わがクラスには民法で不可をくらった人が少なくとも3人はいるそうです。怖ろしいです。ちょっと強烈に厳しいなあ、と思いました。




それから、民訴でも不可になった人が出たそうです。




やれやれ、危ないところでした。




行政法は本当に助かりました。でも後期の行政法の先生はなんでもこの大学に今回新任された方で新試験委員だそうです。こりゃ大変、必死で行政法をやらねば。








明日から二日間、東京の有名な事務所、アンダーソン毛利友常事務所から弁護士が来て大学院生用に講義をします。わたしらも参加して良いとのことだったので聴いてきます。10時半から6時までぶっ続けらしいです。しんどそう。しかも出席者数がどうも少ないようで、ますます大変です。




ロー生への告知が足りなかったのでしょう。それと東京の大手事務所の事件にあまり関心がないのかもしれません。わたしにとっても別世界の話ですが、ひょっとしたら面白いかも、と出てみるることにしました。








夕方、とうとう念願の夕日をキャッチできました。いつものように愛宕神社境内まで上がり、今日も雲が多くてだめかもしれないとなぁと思いつつ、気持ちの良い風に吹かれて博多湾の上空をグングン流れ去る雲を、ああもう秋だなあ、なんて肌身に感じながらつらつらと西の方を眺めていたところ、雲間からどろ~っと溶けそうなくらい赤いというか濃いオレンジ色の光を凝縮した溶岩みたいな物質がまるで半熟卵の黄身が割れたときのようにゆらゆらと今津湾に溶けて沈んでいきました。








日が落ちる最後の瞬間はそりゃもう感動感動。高校の大先輩、広田弘毅と作者城山三郎が浮かんできました。




心がジンジンしました。




2008年9月3日水曜日

立川談志







昨晩、ローからクルマで帰宅途中(8時半までいました)、NHKラジオをつけると談志が小ネタを披露してました。


これがまぁ!凄く面白かったのです。というのはお笑いとして面白かっただけじゃなくて、論理学としても大変為になったからなんです。まるで去年の適性試験の問題でした。

お話は次のような中身でした。
ヨーロッパのある国で、ある男が公爵夫人のことをブタと呼んだため、罰金刑に処せられました。その国では公爵夫人をブタと呼んではいけないという法律があったからです。

それで、裁判長はその男に罰金刑を言い渡したのですが、公爵夫人も法廷に出席して見物していました。

そのとき、被告人の男が裁判長にこう聞きました。『裁判長さま、一つおたずねしてもよろしゅうございますか。』

裁判長『なんだ?』

男『この国には公爵夫人をブタと呼んではならないという法律があることはよーく分かりました。ならば、逆にブタのことを公爵夫人と呼んではならん、という法律もあるのでしょうか?』

裁判長『いや、そのような法律はないぞ。』


それを聞いた男は公爵夫人に向かって勝ち誇った顔をしてこう叫びました。

『それならば、大変失礼なことを言ってしまい、申し訳ありませんでしたね!公爵夫人!!!



どうです?さすがは談志。うまいもんだなあ、と運転しながら感服しきりでした。

みなさんはどうでした?


ただ、談志師匠の声はかすれにかすれてて、あまり聞き取れませんでした。


バイクでローに向かったのですが、風が冷たくて、もう、涼しいという形容詞は季節外れになったみたいです。
わたしって、どうも水の流れる様子を好む癖があるみたいです。心惹かれる風景なんです。ちょろちょろという音も好きなんです。
大海原にたいしては心惹かれないんです。ただ、波を見るのは好きです。なんでだろ。
わたしが、水がちょろちょろ流れる音が好きだ、と言うと、その音を聞くとおしっこに行きたくなると言った人がいます。人それぞれなんですねえ。
写真上、西新にある母校、すっかり変わりましたが、門だけ生き残ってました。
写真中、あたらしい正門?お金かけ過ぎ。とても高校に見えない。
写真下、マリゾン。のーんびりしてました。空が広いこと、大きいこと!
動画、 またしてもちょろちょろ水に心奪われ。





2008年9月2日火曜日

違和感+言わなきゃ損+つかの間のいい天気







1 小学生たちが登下校してました。なんでローはあと1ヶ月近くも休みなの?     





  妙な気分です。





2 昨晩帰宅するとアッカというプロバイダー仲介業者から封書が。フレッツ光に換えたため、それまで使っていて不要になったADSLのモデム、ルーターを箱詰めにして自腹を切って(アッカという自社にではなく)NTTコミュニケーションズに郵パックで送れ、だと。 





これっておかしくないか?と納得いかず、終いに腹が立ってきました。だって、この前光の工事をしにきたり、ネットの設定に来たり、と2度にわたってNTTとOCN【会社名はNTTコミュニケーションズで、NTTの子会社です】のスタッフがうちに来たのです。そのときに、不要になった機械をNTTコミュニケーションズに持って帰れば済んだ話なのです。それを、後になって、わたしの時間を割いて、わたしのお金で、わたしに箱詰めさせて送れ、とはなんたる不条理!





 そんなわけで、今朝電話して猛烈にクレームを言いました。相手は、NTTらと自分のところとは別会社だから引き取り行為も個別にする必要がある、と弁解。





そりゃないでしょ。自分らが勝手に分社化してるだけで、金儲けの事業そのものは1個でそれを共同作業でやってるじゃないか、一緒になって儲けようとしているくせに不都合なことには別会社と言い張るなんて、手前勝手なこと言うんじゃないよ、常識で考えてみよ、と言ってやりました。



傑作なのは、頭隠して尻隠さず、別会社だと言い張ってるくせに、送り先はアッカではなく、NTTコミュニケーションズになっているのです。こんなばかばかしい話はないぞ、と畳みかけてやりました。





結局、送る作業はわたしがするが、送料は相手方会社負担、つまり着払いにするということで手を打ちました。言うべきことは言うべし!





3 久しぶりの青空と白い雲を見られてすかっとしました。電話で怒りまくった心を静めようと、ローに行く途中、百道へ。広い空が見られる一番近い場所なんで。




 忘れていた夏を思い出しました。おまけにTNCの女性アナウンサーが放送用の撮影をしてたり(夕方6時半からのニュースで見ているよりもかなり、というかびっくりするほど美人でした)、韓国のおっちゃんたちの団体さんがぞろぞろやってきたり(日本の農協の海外旅行みたい)、フランス人っぽい若者二人が上半身裸で石段に座っておしゃべりなのか日焼けなのかをやってたり、と非日常を味わえました。






4 おまけ  この前、晩ご飯においしいサンマの塩焼きをいただきました。で、余った大根おろしをこれまた余った味噌汁にぶち込んで食べたところ、うまさ倍増!こりゃいいや、と、今日、学食で肉うどんにジャコおろしをぶち込んでみました。280+60=340円也。これがまたうまいのなんのって!新発見。






5 最後  倒産法、トンネルの向こうにようやく明かりが見えてきました。一橋出版というところからでている、200ページの薄っぺらい条文解説書のようなものですが、これがピタッときました。

2008年9月1日月曜日

あっと驚く福田総理辞任


福田氏は政治家らしくない人のまま終わりましたねえ。あの細川元総理みたいです。
洞爺湖サミットが花道だったのでしょうか。
けど、
わたしだったらどうせ辞めるならこれだけは、と念じていた政策、法律、制度をぶっ放してから辞めますけど。
例えば、身近なところではロースクールを廃止し、旧試験を復活させ、合格者5000人、択一10回以上合格してる人に下駄を履かせる。試験は択一論文同時実施、1科目6時間。2年間給料を支給して修習させる。過疎地赴任希望者にはさらに増額する、
それとか、司法試験受験資格として一定期間社会人経験を積むこと、警察署の取り調べは全て録画する、少年非行、少年犯罪者はアジアアフリカに2年以上送って現地生活をさせる、性犯罪者のうち2回以上の常習者は不能手術をする、靖国神社に代わる追悼施設を作って閣僚の靖国参拝を禁止する。
毎年5万人以上、世界中から子供たちを日本に呼んで日本人家庭で一緒に暮らすようにする(15年以上福岡市では実施しています、APCC)。
国語の授業を2倍に増やす、日本史世界史を必修にする、社会保険庁職員のうち上級職の俸給を半減、退職金なし、国家公務員上級職廃止、天下り全面禁止、
小選挙区制廃止、比例代表制にして政党助成金の対象団体を拡大する、国会議員の報酬倍増、国会議員定数倍増、そのかわり、国会を夜間開催する、国会中継専門TVを設ける、東大を解体する、あるいは東大を地方に分散させる、理系は東北、文系は四国に。やくざ、暴力団勢力を一掃する、首都警備のための膨大な人員を暴力団壊滅に振り当てれば一挙に解決します、それくらい我が国の首都には警察警備が多すぎます。交通警察を独立させ、徹底した飲酒運転、暴走族取り締まりを行う、貧しい老人に敬老金を支給する、、、、、
 もったいないなあ、あっさり辞めるなんて。

今日から9月、ローは少しずつ人が戻って来つつあります。倒産法と行政法の二本立てだけでかなり苦しいです。会社法までは手が回りません。
回らないと言えば、手だけでなく首も回りましぇん。9月末が入学金28万円の納入期限なので、いくら節約しても追いつきません。

相も変わらず雨ばっかりです。雨好きですけど、過ぎたるは及ばざるがごとし、です。