2007年8月17日金曜日

お盆2











今日も酷暑です。少し夏ばて気味で、水分ばかりとってます。




さて、お盆は田舎に一泊だけしました。




でも、よく働きました、夫婦共々。




とりわけ、物置に据えてあるブリキでできた巨大な米入れに、虫が大量発生していて、




80キロ以上ある米をすべて庭にむしろを敷いて乾しました。




親父が皆の反対を押し切って巨大ブリキ缶に米を入れてしまったのが間違いの元。




初めから米袋に入れたままにしておけば虫がわくこともなかったのに、と、家族全員




から非難され続けていたので、米をすべて缶から出して乾しあげたので、親父は




ほっとして上機嫌でした。ブリキ缶に米を入れて保存していたのは大昔の風習で、親父のノスタルジー




にすぎなかったのです。




しかしその作業は大変で、その後2日間、股関節ががきがき言ってがに股歩きしかできませんでした




米を袋に詰めて運ぶのが重労働だったのです。




写真は、宇佐の田舎の様子。今回は面白いネタがなく、イマイチで失礼しました。




追: 以前、日田の祇園祭会館に展示してた昔の写真の中に子供の頃の自分ないし兄貴が写っているのを載せました。
その絵が写ったデジカメの液晶画面を親に見せると、一番上の兄だ、とすぐさま答えました。 兄は小さい頃結核性小児麻痺にかかり、右足にギプスをしていたのです。小さな画面をよく見えない目でぱっと見るなりすぐわかるなんて、さすが親だなあ、と感心しました。
追追: 女房のもんぺ姿、好評でした。 チャコにほねっこをやろうとたところ、困惑気味でした。
    一番上の写真は、14日夕方、凄い夕立が来たときのもの。




2007年8月16日木曜日

お盆1











里帰りしてきました。




途中、女房の里、田川に寄ってきました。博多駅を朝6時40分発のJRで。




田川まではJR篠栗線に乗り、新飯塚で田川後藤寺線に乗り換え、船尾駅まで。計1時間余。




田川は炭坑と石灰の街。麻生セメント、三井セメントなど、良質のセメントが採れます。




五木寛之の青春の門に出てくる、有名な香春岳も、山全体が石灰岩なため、すっかり削り取られてしまい、




山が消滅、台地になってしまいました。




セメント工場近くでは、微細な粉塵のため、肺が弱いわたしは、すぐに息ができなくなってしまいます。




ただ、セメントも不況で、廃屋が目立っています。




博多から田川まで50キロ、田川から宇佐まで65キロ、田川に一足先に帰っていた女房とともに




今度は車で宇佐へ。




以下次回。




 

2007年8月13日月曜日

硫黄島からの手紙




先日、嫁はんと観てきました。


九電エネルギー館という無料施設で。


観客の大半が中高年でした(ワシらもか)。


映画はイマイチでした。洞窟内のシーンが多くて


スケール観が足りない感じ。


それに、日本人俳優のしゃべるセリフが聞き取りにくかった。


ただ、この映画が全世界の人が共感する普遍的な反戦映画であり、


戦前の日本の狂気、愚かしさ、非道さ恐ろしさをよく描いているのには感心しました。


とりわけ、アメリカ人が作ったというのは、くやしいながらあっぱれです。


どうも我が政府と国民は自己分析自己批判、歴史の検証に疎い、いやなことは忘れる主義


みたいです。いや、隠したがるというべきでしょう。


このまえ、原爆のことを述べましたが、東京電力の柏崎刈羽原発事故についての嘘と事実隠蔽


体質は、まさに大本営のやりかたとそっくりで、戦慄を覚えました。


日本は62年前と変わっていないんですねえ。


 話を戻すと、映画の後半、館内で鼻をすするおとが聞こえてきました。誰かが泣いているのです。


わたしは、きっと女房の真後ろの席にいたカトリックの尼さんだろう、とおもっていました。


ところが、終了後横を見ると、わが女房でありました。


鼻水たらしながら目を赤く腫らしてました。少しかわいく見えました。


 その尼さんですが、品の良い60代だったのですが、日傘の柄をご自分の前の席、つまり女房の座ってた座席の背もたれにひっ掛けていたのです。そんなかけ方をすれば、その席に座る人つまり女房の背中に当たるのは分かり切ったことなのに、あきれました。


 昨夜は、ゲゲゲの鬼太郎の作者の戦争体験ドラマをNHKでやってました。こっちの方がグングン我が心に突き刺さってきました。とても良い作品でした。


 今朝4時、女房と早起きしてペルセウス座流星群を観察しようと浜辺に行きました。全然見えません。数年前の獅子座流星群は凄かったので、今回もあの感動を、と思ってましたが、残念でした。


写真は、福岡タワーのイルミネーション、天の河だと思います。流星群の代わりに載せます。


2007年8月12日日曜日

夏ばて?


きょうはちょっときついです。

少し頭痛がします。ひょっとしたら喉がはれるかも。

ところが明日朝7時から団地掃除。

というわけで、今夜はこれにて失礼をばいたします。おやすみなさい。


追: きのうから今朝にかけて、刑訴の現在の心理状態について

の論点がだいぶわかってきました。収穫はそのくらいです。

2007年8月11日土曜日

35.8度











この夏一番の暑さ。





日田では37度を超えたそうです。





西区の小戸というヨット港地帯にファデイというスーパーがあり、そこのコーヒー





が安くておいしいのですが、5の日と10の日は特売日なので、バイクに乗って





買いに行きました。





 帰路、バイクで走ってると、向こうからママチャリの後ろに4歳くらいの男の子を乗せて汗まみれになりながらがんがん真剣にペダルを漕いでる貧乏たらしい(自分のことは脇においといて)痩せて日焼けした白人とすれ違いました。





その瞬間、あっ!リトバルスキーだ!アビスパの監督だ。ワールドカップドイツ代表で優勝したあの





伝説のリティだ。こりゃすごい、是非ともデジカメで撮らなきゃあ、と思ってすれ違ってから3秒後に





バイクで引き返しました。





ところが、そのママチャリはもうすでに遙か彼方に小さくなってました。





なるほど~、と感心してしまいました。さすが元ドイツ代表のサッカー選手、その脚力ははんぱじゃあないなあ。





反省しました。人を外見で判断し、見下していたことを。










写真は、小戸から見た博多湾、向こうに見えるのが左が能古島、右が志賀島。





そして、東洋一の巨大観覧車。





これだけ酷暑だと、山好きのわたしも、海が見たくなりました。





2007年8月9日木曜日

長崎原爆







きょうは親父が長崎で被爆した日です。爆心地からわずか900メートルのところでやられたそうです。



高射砲部隊に配属され、昼飯をもっこに担いで2人で陣地まで運んでいたところ、光と爆風で飛ばされ、失神し、気がついたときはトラックで運ばれていたそうです。親父の前でもっこの片方を担いでいた人は即死だったそうです。その人が盾になったおかげで自分は助かったといってました。



熱線で全身どろどろに溶けたけど、佐賀で温泉治療したおかげで回復したといってます。



 そんなわけで、きょうは、原爆について、また、チェルノブイリの子供たち、柏崎原発と、いろいろと原子力について脳裏をかすめてしまい、結局ワープロを何度も書いては消し書いては消し、を繰り返してしまいました。






ところで、きょう、今年の新司法試験の論文試験解説(公法系)を聴いてきました。



問題自体は長文で、タフな感じでした。ただ、実際の受験生の答案レベル、合格率から見ると、



相対的には難しくはないのかなあ、という感じでした。



もっと面白かったのは、今年、新司法試験受験可能人数は全体で6500人、なのに、実際に受験したのは4600人、残りの1900人は受け控えしたそうです。



 一方、新司択一合格者は3480人、実際に受験した者を分母とすると、合格率75パーセントだが、受験可能者を分母にすると、53パーセントとなる。



つまり、択一は現実には難化しているそうです。



ただ、択一に受かると3480人中2200人が論文合格するので、結構通りやすいことにはなりそうです。



 今日はなんだか堅い話ばかりになってしまいました。






写真は、この前三人でお参りした、博多区にある崇福寺の山門。これは福岡城の大手門を移築したものだそうです。



このお寺は黒田藩主代々の菩提寺であり、また、玄洋社の頭山満の墓があります。



落日燃ゆ、の広田弘毅が、文官で唯一A級戦犯となり、死刑を執行されたのも、広田が



玄洋社と関わりがあったためといわれています。



お寺の中に、朝日地蔵というお地蔵さんがあり、毎月お参りしています(私を除く)









2007年8月8日水曜日

熱風







むぉーっと、熱い突風が巻いて巻いて街を焼き上げようとしていました。



どのひとも顔がゆがんでいました。



体中から汗が止まりましぇ~ん。



それでも、年取ってくるとなんか真夏が好きになってきました。というか、



いかにもその季節らしい日がいとおしく感じるようになってきました。



真夏だと、エネルギーの塊に自分が包み込まれる感触が、やみつきになるのであります。



と、こう言っていられるのも、すべては我が家に新しいエアコンがやってきてくれた



おかげであります。



感謝!



もしもエアコンがないままだったら、夜どないして寝たらいいねん。






 今日もスタバであのめちゃかわゆい娘さんに会えました。



ただ、ただそれだけであります。






 今、論文予想答練優秀答案分析講座というのを聴いています。講師は、



元検事の若い弁護士。強烈に優秀であります。とにかく、暗記でなく



理屈でしゃべるので、説得力抜群で、今まで聴いた他の(学者以外の)



実務家講師の中でずば抜けています。



わたくし、深く反省いたしました。自分の思考や答案がいかに暗記に頼ってマンネリ化していたか。



再び感謝!






 写真は、今日の帰路、熱風下の福岡の様子です。



ヤフードーム近くに、韓国と中国の総領事館が仲良く?並んでます。どっちも自分たちの偉さを建物の大きさで競っているようにみえます。



以前、中国総領事館前で写真を撮ってたら(10年前、辰巳の雑誌ハイローヤーに記事を書いたときに撮った時)、警備の警官(もちろん日本の)から、無断で撮るなと怒られました。フザケルナ!



どこの法律にそんなことが書いてある?



 といったことがあったので、ならば10年後の今日同じことをしたらどーなるか、勇気を出して領事館前で写真を撮ってみました。



無視されました。なんでやねん!



ちっとはこっちを見ろ、と、心の中で小さく吠えたのでありました。



こういうアホなことをやっちゃったのもやはり熱さのせいですか。



追: 体重0.5KG減。プールの成果あり。待て、汗出過ぎのせい?