2008年5月12日月曜日

後二つ

課題が残っています。今日何人かに行政法の課題書いたか聞くと、ほとんどの学生が書いたと答えました。参った。
未だだと答えた唯一の学生と明日午後タッグを組むことに。
 そうそう、今日聞いたところでは、うちのクラスから昨日の択一を受験したのが4人いたそうです。すごいです。大したもんです。それしか言いようがありません。
 今週は泣きたいくらい大変なので、写真なしの短い報告しかできそうにありません。

2008年5月10日土曜日

択一試験







明日、本番です。毎年毎年受け続けてきました。今年は断念します。



いまでは悩みが消えました。ローにいるうちに実務に役立つ知識をできるだけたくさん身に着けることにしました。いかにして試験に受かるか、という発想から、いかにしていきなり事務所を開いて仕事をこなせるか、仕事を持ってこれるか、へと転換しました。



 そう考えると、ローにいる2年間は短いともいえます。



ですんで、明日択一試験を回避することに後ろめたさは全くありません。むしろこれまでの受験勉強が実務となんら関係のないものだったことを痛感しています。そのため現在ローの授業にフィットするのに苦しんでいます。



 個人企業で食べていくために必要なスキルを身につけることは並大抵ではありません。バッジをつけただけじゃあお客さんは来てくれません。弁護士も競争の時代。売り物を持たねば。



 というわけで、今の気分はさっぱりとしています。



卑近な悩みとしては、今週4つ課題提出しなければならず、追い詰められています。



 先週の民訴の授業で、途中から分からなくなったのが所有権に基づく明渡請求で、どこまで所有権移転経過来歴を証明するか、それは主要事実か、だったのですが、講義案にしっかり書いてありました。わたしが混乱したのは、伊藤眞の教科書の記述と講義案のそれとが違っていたためでした。しかしほかの学生はそこまで分かっているのかなあ。



 今日、やっと行政不服審査法と行政訴訟法の中身が理解できるようになりました。



宇賀の教科書だけだと無理、Wセミナーの本とLECの本でようやく理解。しかし、これからが大変。行政不服審査法の中間とりまとめ、を読んでまとめる作業が。



 あーーー、そう考えただけで眠くなりました。現在最も欲しいものはたっぷりとした睡眠です。



 今日はわたしの大好きな天気でした。雨が降って肌寒い一日でした。熱い風呂に入ったときは至福の境地に。久住の高原で温泉につかっている気がしました。以前ならふらふらと気ままに行きたいときに行きたいところへ行けたのに。

2008年5月9日金曜日

半袖シャツと冷たい雨


今年初めて半袖を着たら天気の方が急に肌寒くなってきました。


朝から小雨、夕方からは本格的に。気温もグングン下がってきております。明日は3月の寒さに戻るとのこと。


憲法の授業は広島市の暴走族取締条例。平成19年の最高裁判例。憲法の先生の実力のすごさを再認識しました。わたしが予習していた長谷部の教科書の記述なんかをすらすら言うのです。でもって、どんどん当てていき、来週また当たることが確定。最高裁の多数意見の論理、少数意見の検討、他の判例との比較等々つっこみがキビシイです。


夕方4時半から90分授業2コマぶっ続けで民事執行法、驚いたことに、先生がいきなり当て始めたのです。しかも、初っぱなにあたったのです。


何を聞かれたかというと、判決の効力が及ぶ範囲について何条に書いてあるか、です。


全く意表を突かれたわたしは、一瞬思考停止状態に陥りました。民事執行法なんか、とんと知らないので、何条と聞かれたら民訴の条文で答えるしかないなあ、などと頭の中がめまぐるしく空回り。

簡単な質問なのに、民訴の授業でなく民事執行法の授業だからという先入観が邪魔をしたのでした。それと、いきなり授業の真っ最中に自分の名前をフルネームで言われたので、どきーっとしてしまったのであります(小心者)。

その結果、115条と言うべきところを、その115条が出てこないので、とっさに民訴114条と言ってしまったのであります。わずか1条しか違わないのですがこの違いは計り知れないのであります。

これからは民事執行法の勉強では民訴も同時にやらねば、と思うとまたまた奈落の底に落ちてしまう感覚が襲ってきました。

2008年5月8日木曜日

行政法って







重たいです。一週間後に課題提出。そのための勉強プラス授業の予習も。



まるまる一科目分あります。どうすりゃいいの。



しかも、今日の授業、いきなりバカバカ当て始めたのです。わたしは内心超パニック。



全然予習してないのです。なめきってたのです。どうせ先生の独演会で終わるだろう、と。ところが突然の来襲。



その上、わたしにとって更に恐ろしいことが起たのです。



それは、当てられた学生達がきちんと答えたのであります。どっひゃ~っ!



わたし、背筋に冷たい物が走りました。こりゃマズイ。みんなやっとるやんか。



なしてそんなにきちんと予習するのよ、みんな?



もちろん、なかには答えられなかった学生もちらほらいました。けれども、答えた学生の回答の中身は、ど真ん中の大正解でした(と先生の言葉)。



大したもんだなあ!恐れ入りました。わたしも一から始めます。そして1週間でマスターします(無理無理)。



 ただ、当てられたのは幸いにもわたしの列ではなかったので、当たらずに済み、心から安堵しました。



 昨日の民訴といい、今日の行政法といい、心がますます重くなってきました。



それに比べ、刑法は当初思っていたほど重たくなくなってきました。毎回順番通りに14人ずつ当たるというサイクルが確立されているので予測可能性が高いからです。



今日当たったのは超有名な判例で、つっこみも余りありませんでした。わたしのみたところ、若い学生たちは、セリフが長いです。まず理由から先に述べてその後結論を言います。なぜでしょう。小泉首相のような簡潔な話し方をしません。まるで文章を読み上げているようです。



わたしが思うには、長くしゃべるから突っ込まれるのです。わたしは結論しか言いません。すると先生が、その理由は?と聞くので、短く、~だからです、とだけしゃべります。先生がもっと突っ込んでくると、~と~を総合的に検討するからです、とまるで判例のように答えます。



わたしがそういうようになったのは、実は判例をいっぱい読んでいると(読まされていて)、判旨が実に様々な事情をまさに総合的に検討していることに驚いたからです。



判例は決して特定の学説や見解だけに依拠して判断していません。本当にあれもこれもそれもどれも、と全部について検討を加えています。そのため判旨はイヤになるくらい長くて読む気が萎えます。



 そういうわけで、基本的な誰でも知っている見解をベースに、いろんな事情を総合して結論を下す、というのが実務ではないか、と思うようになったので、答えるときもそういう言い方になってしまいました。



で、そういう言い方だと先生の方も突っ込みにくいのでしょう。逆に学説で突っ走るとどの学説にも欠点がありますから、よほどの深い考察をしていないと追い込まれてしまいます。



 しかし、刑法の先生は実は優しい先生なのではないだろうか、と段々思うようになってきました。どの先生も、4月初めの頃と印象が随分変わってきました。

2008年5月7日水曜日

連休明け







あっという間に終わってしまいました。残念!昨日床屋に行きましたが、できあがりを見た女房が吹き出してしまいました。とっちゃん坊やみたいだと。夫を傷つけるのが趣味なのです。夫はおかげで人間ができてきました。




 また授業、予習、課題、、、、の日々。実力が上がっている気がしません。




とくに今日の民訴、強烈に難しい問題。先生もあたふた。自白に関するあらゆる問題がてんこ盛りで、実に厳しかったです。




わたしの後ろに座っていた、2年生の未修の女子学生たちは、『じぶんが何が分からないのかさえもわからん』と嘆いていました。ごもっとも。基本をきちんと押さえた授業をやって欲しいです。多分、50人以上いた学生の8割は悶絶してたと思います。




そのうちの半分は既修、ただ彼らがスゴイのは、授業後の質問攻勢と、自分らで議論してることです。




わたしも授業後教科書を読みあさりました。来週もこの自白の問題の続き。しかも来週は必ず当たります。またやることが増えました。




とにかく7科目の法律を同時並行でやっていくと言う作業がこんなにキビシイものだとは思いませんでした。




 今週はバイクで通学。朝7時はまだ空気が冷たくて、ジャンパーを着込んで走ってます。福岡城のお濠の桜や柳の木の緑が燃えるように鮮やかです。




明日は刑法で多分3番目に当たります。間接正犯です。行政法は行政不服審査法を教科書を見ながら眺めています。
写真は、連休最後の日の街の様子、かなり美味しい唐津バーガー、全然美味しくないのに行列ができるラーメン屋、そして福岡県庁横の県警本部前。

2008年5月5日月曜日

連休と宿題







二晩泊まりで帰省しました。正月以来。久しぶりに長時間ドライブ、途中で女房に運転を交代してもらい、旅行用の首枕をはめて爆睡。




体は田舎、頭はロー、心は択一、と心休まりませんでした。五月の連休は毎年択一直前の追い込みでしたので、違和感、罪悪感が沸いてきました。




久しぶりの帰省なので、別明礬温泉でゆったりしたかったのですが、家の手伝いをこざこざしてたら一日があっという間に過ぎてしまいました。あとは犬の散歩。




帰福の際、近くの豊後高田で今評判の昭和の街に行ってきました。ものすごい人人人で、寂れていた街が見事に復活。企画者の手腕に敬服しました。




 帰ってきた早々、法情報論の課題二つのうちの一つを片付けてしまいました。




後は、16日夕方に実施される憲法テストの準備、会社法の課題、木曜日に必ず当たる刑法の予習、刑訴の課題と捜査の条文(規則も)暗記、行政法の課題と教科書100ページ読破、、、、。




連休がせめて水曜日まであれば、、、、。



天神の丸善本やに行ったところ、兄貴とばったり。休日も事務所で仕事だって。







 




2008年5月1日木曜日

急に暑くなって




あっという間に夏めいてきました。昨日までフリースを着ていたのに。



今日ローに行くと半袖Tシャツを着ているのがいました。



今日は気温以外にも、刑法で当たる予定の日だったので、緊張して汗が出ました。


ところが先生が急に当てる判例の順番を変えたり一人に二つの判例を聞いたりしたので、途中あわてたものの結局当たらずに終わりました。来週確実に当たることが確定。


なのに、次の授業の行政法で、全く予習していなかったのに急に当てられました。


先生はわたしの誤答を期待していたようですが、わたしが当てずっぽうに答えたのが正解だったのでちと悔しそうにしてました。


実を言うと先生の質問の意味がよく分からなかったのです。行政法の授業は遊園地に行ったような感じで、話の中身はとても面白いのですが、アトランダムに当てるのでどぎまぎしながら聞いてます。


本当は予習したいのですが、ほんとーにあまりにも予習する範囲が広すぎて、手に負えないのです。しかも授業の95パーセントは配布レジメと関係のない話(それが面白いのですけど)なので、予習する気力が萎えてしまうというわけです。




今度の連休で行政法、刑訴実務の本を読み込んで、それぞれの課題を書き上げる、商法の課題を書き上げる、法情報論の課題を書き上げる、民訴と憲法と刑法の予習をする、と盛りだくさんです。


連休で一番うれしいのは授業がないことです。本当に自転車操業なのです。守りの態勢なので心理的にきついっす。


 自転車操業と言えば、今日、行政法の授業後、休学していた既修3年の女性と話をしてたら、わたしに、『社会人の方ですか?』と聞いてきたので、『だらだらと過ごしてきたらリップバンウィンクルみたいになってました』とこたえると、『リップ、、、、、って何ですか?』と聞き返すので、『えっ?聞いたことないですか?』と答え、わたしの横にいた30代の学生に『リップバンウィンクルって知ってますよね?』と振ると、彼も『知らないっす』と!


びっくり仰天。世代間ギャップを実感。


 


 また、授業の合間にT君(優秀)に今年択一受けるのかと聞くと、受ける、と答えました。『おそらくボクだけでしょう』と。


わたしは受けないことにしました。準備ができていません。


来年受けるつもりです。来年受験する確率は97パーセントです。
元祖長浜ラーメン、なんであんなにマズイのを並んでまでして食べるのか、わかりません。
城南高校角の大龍軒のほうがはるかにおいしいのに。