2009年1月2日金曜日

平成21年1月2日(金)






















あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。






宇佐から田川を通り、八木山バイパス経由で帰ってきました。田川には雪が積もっていました。






かなり寒い正月でした。元旦の朝はちらほら雪が舞っていました。






大晦日からビール日本酒ワインと飲み続け、食べ続けて苦しくなりました。






 姪から言われました、わたしがあんまりしゃべらなかったと。なるほど。1月は辛い月になりそうなので憂鬱になっていたのかも。






行政法、要件事実、民法の答案作成、そして2月の後期試験。厳しいです。






そんなことが頭から離れなかったのでしょう。おかげで初夢も試験を受けてた夢でした、わたしはどっかの寄宿舎に入ろうとしていました。その寄宿舎というか寮は7人部屋で、ベッドは3段ベッド、机は鶏小屋みたいに狭く、形ばかりの仕切りで隣の生徒と仕切られていました。






試験は何度もあって、今思うとその教室はかつてわたしが働いていた塾のある一部屋のようでした。試験の中身は民事裁判実務の要件事実の問題のようでした。






今年1年を暗示するかのような初夢でした。






2008年12月30日火曜日

皆様の来年がうっしっしな年となりますように。


来年は1秒多い年です。うるう秒だそうです。


今年は塾を首になった年以来の忙しい年になり、あっという間に1年が経ちました。


来年も多分同じでしょう。ただ、来年の後半からは受験シーズンに突入してもっと忙しくなるかもしれません。


今年、もっとやっとけばよかったのに、と後悔しているのは、運動です。机にへばりついてばかりで体を動かさなかったので、頭の働きも鈍くなってきたような気がします。


忙しくとも運動を、せめて散歩はしようと思います。


それから、ワンノートというファイル管理ソフトが本当に使い勝手が良いので作ったファイルをびしっと管理しようと思います。理解とは整理が出来たことである、と誰かが言ってましたが完全に正しいと思いました。




明日朝7時に家を出て大分の実家に向かいます。雪が降るとの予想で、八木山峠は雪が積もっているかも。


実家は宇佐神宮の近所です。初詣にいくかもしれません。




尻切れトンボですが、また来年もよろしくお願いします。
そうそう、なんでも鑑定団を見てて大いにためになったことがありました。わたしは焼き物も好きなんですが、信楽焼があんなに素晴らしいものとは思っても見ませんでした。もう、出っ腹のタヌキしかイメージ出来なかったのです。ところが秀吉が朝鮮出兵から拉致してきた朝鮮陶工たちよりもむかし、14世紀からすでに信楽では焼き物が盛んだったそうです。その素朴で頑丈で火と灰と土の中にわざと入れておいた小石が高温によって破裂するときに出来る紋様とが複雑に絡まり合ってまことにシブイ風合いを出しているのです。いやもう、マイッタ。焼き物好きが最後にたどり着くのが信楽だ、と『いい仕事してるねー』のおじさんが言ってました。仰る通りかも。
そう言う目で我が九州の焼き物を改めて見直してみると、どっか渡来風に見えてきました。不思議なものですね。物の見方が突然かわるなんて。




2008年12月29日月曜日

もうひと言











自転車の右側通行、何とかなりませんか。わたしは普段スクーターに乗っていますが、道路の左端を走っているとき自転車と正面衝突しそうになったことが何度もあります。自転車も道交法上の『車輌』なんですから、立派な違反行為ですぞ。





 一方クルマの方も、マナーの悪い奴らが大勢います。きのうも、わたしの前を走っていたクルマの窓から燃えている吸いさしのたばこがポイッと放り出されるのを目撃。福岡のドライバーのマナーは劣悪です。そうそう、信号が赤に変わり、その後右折→の青信号が出ます。すると、ある馬鹿者は平気で堂々と左折していきます。こっちは女性ドライバーが多いです。また別の馬鹿者はこの右折信号→が終わって完全に赤になっても強引に右折していきます。これは若い男が多いです。





ほんまにもう、いーかげんにせーよ!と叫びたくなります。警察がサボっているのも原因の一つです。そういえばこの前わたしを職務質問して免許証をメモった大阪府警の警官、案の定あの後うんともすんとも言ってきません。ただの脅しなんですよね。ふざけんじゃね~。





ふむ、なんで関西弁と関東弁を使い分けているんだろう。私人に対する言葉と国家に対する言葉を無意識のうちに使い分けているのでしょうか。








それからそれから、西鉄バス!!排気ガスが真っ黒で後ろを走ってたら前が見えんぞ!毎日何千台ものバスがこうやって街の空気を汚してるのかと思うと、西鉄って殺人者ならぬ殺街車じゃないか、と憤慨しております。










話は全く違うんですが、クルマといえば時々クルマの中で懐かしのフォークソングを聴いています。





 聞けば聞くほど、『いいな~!!』と感動するのがビリーバンバンです。若い頃は興味なかったんですが。どこが良いのかさっぱり分かりませんでした。





なのに今では、こんな素晴らしい歌は無い、と感動しまくっています。声も良いし、メロディも良い、けど、詩が一番素晴らしい。特に白いブランコはもう、傑作中の傑作だと思います。





 若かりし頃の恋愛と別れを詩情豊かに綴っています。言葉数が少ないのに情景が鮮やかに浮かんでくるんです。








ビリーバンバンは、こちらでは大分麦焼酎二階堂のCMの挿入歌を歌っていて、トレンチコートとくしゃくしゃ帽子を被った中年が、今はないかつての思い出を辿って流離う、というシリーズにピッタリ合っています。








今日、女房と愛宕神社に来年の干支である牛の置物を買いに。2年前参道前の茶店で買ったイノシシの置物が可愛くて、それ以来その店で買うようにしています。なんか縁起が良いです。





 






2008年12月28日日曜日

一言言わせて




勉強以外のことですが、聞いてもらいたいことがあります。ちょっとおつきあいください。






 この前ラジオを聞いてたら、おすぎさんがしゃべってました。彼(彼女?)がパーソナリティになってる番組が福岡にあって、毎週日曜午後4時間ほど続くんです。






おすぎは毎週日曜午後このラジオに出て、翌日朝6時半からのテレビに10時半まで出演(その間2時間くらい東京のテレビを挟みますが)、その後またラジオに出て月曜午後東京に帰って行きます。福岡に丸1日半います。野球シーズンのときにはヤフードームに通います。福岡が好きなんでしょうか。






 ま、そんなことはどうでも良いんですが、おすぎさんが最近の政治について話していて、どうも役人や政治家が働かないと怒っているご様子でした。そして、こう仰るのです。国会議員の数を減らすべきだ、無駄だから、と。






なるほど。世間の人たちもかなりこういうご意見をお持ちなんでしょうね。





わたしはそういう人たちにお尋ねしてみたいです。じゃあ官僚たちの不正を監視し、糺し、わたしたち市民の要求を政治に反映させるにはどうやってすればいいんですか?と。





たとえば、今後国会を衆議院だけにして、衆議院議員の数をわずか47人、つまり1県から1人選出することにしたらどうなるでしょう?





政府、役人の監視と、国民生活の向上を国政に反映させること、こういったことが十分出来るのでしょうか。





不当な解雇で路上生活せざるを得なくなった人、保護、福祉が打ち切られたり引き下げられたり、保育所が地域に全くなくて共働きが出来ない、道路、橋、街路灯が点かないので生活に困る、横田基地のひどい騒音について最高裁は冷たく突き放すばかりで誰が騒音被害を防止するのか、、、、。





 こういう国民が今直面している切実な問題を誰が解決するんですか、おすぎさん?





役人にさせるんですか、それとも47人の国会議員だけで十分できるとおっしゃるのですか?役人は今でさえさぼっていたり自分の都合の良いように天下り先を作っておいたりしています。そんな彼らを信じて良いんですか。諫早湾の干拓をはちゃめちゃなこじつけで強行したツケを役人は払ったのですか。国会議員がたった47人で、つまり1県一人で国土を破壊し環境を死に追いやることを防げるんですか。





 わたしは、参議院は要らないと思います。しかし衆議院議員は少なく見積もっても1000人は必要だと思います。えっ?とお思いでしょう。多すぎるやん!と。





決して多すぎません。1県に20人です。これでもまだ少ないと思いますが。多すぎるとお思いになった方は、そうお思いになった原因を考えてみてください。





 経費が懸かりすぎるからでしょ?国会議員一人あたり何億円もかかるから無駄だとお思いなのではないですか?また、多すぎるとサボるから?





 そこでわたしの考えを申し上げます。給料は年間100万円しか差し上げません。住むところは国会議事堂の真横に議員宿舎を作ってそこに強制的に住まわせます。家賃はタダにします。公設秘書を20人、定年退職したサラリーマンを資格要件にしてあてがいます。これで20×1000=2万人の雇用が確保されます。





そして、国会を夜間開催します。もちろん委員会も夜間開催です。昼間は自分の政治活動報告をテレビやネットでさせます。報告をしたり提出したりテレビに出演したりしたら報酬を与えます。それらで生活費を稼いでもらいます。役人は午後5時に仕事を終わらせます。したがって役人が国会に出席することは原則として有りません。国会質疑、委員会質疑で必要な場合のみ、出席させます。残業手当は出します。





 任期は2年に短縮します。選挙区は全国を1000の小選挙区、つまり一人だけ当選させる方式にします。





その上で、自分がどの選挙区から出馬するか、についてはアトランダムに、機械で抽選して選びます。





当然地元という概念が消えてしまいますから選挙活動は無意味となります。では国民は誰をどのような情報によって選択するのか、というと、国会専門チャンネルを常設します。地デジのおかげで情報は多量に入手できます。





そしてこの議員はいつどこでどのような活動をしたのか、実績をいつでも閲覧できるチャンネルも作ります。国会議員でない候補者も専門チャンネルで自分の公約を載せることが出来ます。





 そうやって1000の選挙区から1000人の国会議員を選びます。





これをやれば選挙違反もなくなるし二世三世議員もいなくなるし、料亭やホテルのバーで政治をすることもなくなるし、第一、国会議員になるうま味がなくなります。国会議員はボランティア活動に格上げされます。





国民は自宅でご飯やビールを楽しみながら国会中継をライブで見ることが出来ます。そして議員の誰が頑張っているか、そうでないか、を監視することが出来ます。





どうでしょう、この考えは?





皆さんのご意見をお待ちしています。
この3ヶ月間、食べたくて仕方がなかったうどん屋さんへ。ここのうどんは福岡で一番です。わたしの理想が全て現実化しています。
空港の近くを通っていったので、真っ青な空の向こうから巨大な鉄の塊が飛んでくるのを見物しました。着陸直前、まさに『落ちて来た』ような感じです。






人間ドック


今朝行ってきました。8時過ぎに結核予防センターに到着。血液採取されたのもぞっとしましたが、一番いやだったのがバリウム飲むとき。かつまたその直後に胃をふくらませるために飲まされる発泡性の泡粒。バリウムでうげ~っとなってるときにあのサイダーの素みたいなヤツを飲まされたときは本当に吐きそうになりました。もっとも昨晩から絶食してたんで何も出なかったでしょうが。

技師から、ゲップを出さないで、と命令されたのですが、、、、あのときを思い出しただけで今この瞬間吐き気とゲップが同時に起きました。あ~気持ちワルウ。

 その間、ぐるぐる3次元的動きをする台に乗せられて、宇宙遊泳の訓練みたいに動くその台にしがみついて、右を向けとかうつぶせになれとか言われ、あと1分続いたら確実に吐くぞ、なんておびえながら早く終わってくれ~と泣きそうになりながらこらえていました。

 検査の結果、血糖値が高いことだけ注意され、ほかはセーフのようでした。

運動と節制、わかっちゃいるけど、、、、。


 今日が12月の27日だという感覚はまったくありません。あと9日後にはまた授業が再開されるということで頭の中はいっぱいです。

 女房から文句を言われました。このまえ女房の実家で甥や姪を呼んでささやかなクリスマスパーティを開いたときの写真を何故載せないのか、と。

 だけどねえ、次の日は民事裁判実務のテストが、またリーガルライティングの課題提出が、そしてその二日後には商法の課題提出もが控えていてパンク寸前だったのでがす。

 人間観察力のある姪っ子は、わたしの顔が暗い、と言ってました。自分では努めて明るく、パーティの時くらいはローのことを忘れようとしていたつもりなんですが、、。

2008年12月26日金曜日

泳いですっきり

商法の課題、書き終わったのが朝6時半。悪い癖が出てしまい、あ~でもないこ~でもない、と悩んだり迷ったりしてたもので気が付いたら朝になってました。
こんな課題、評価の対象にもならないし、先生もろくに読んでません。ですからいい加減に書いても別に構わないんです。ですが、判例の筋道とかいくつもある判例の整理、射程距離とかを考え始めると時間があっという間に過ぎてしまうんです。
判例はものすごく重要なんですが、もっぱら目の前にある具体的事件の解決のためにいろいろご託を垂れるので判例集全体から見ると一貫していないことがしょっちゅうなんです。
要するに、どういう事件でどういう判断をしたのか、とセットで憶えないと役に立たないんです。
今日提出の課題はライブドア事件がらみだったので、東京地裁、東京高裁も結構気合いが入ったことを言ってました。
 最近よく話題にする、オフィスワンノートは、課題の答案を貼り付けたりハイパーリンクを貼ったりして文書管理がとても楽なんで、書き捨てとか作り捨てみたいなもったいないことをせずに済みそうです。
 やはり、混ぜればゴミ、分ければ資源、です。このキャッチコピー、心の底から感心したので座右の銘にしています。

午後、志免町に美味しいラーメン屋があると麺ブログに書いてあったので、行ってみようと、寒風吹きすさぶ中、バイクで行ってみたものの、場所が分からず、撤退。箱崎の行きつけのラーメン屋に変更。食後、プールにいって泳いできました。
1ヶ月以上、忙しかったのでご無沙汰してました。久しぶりに1キロ泳いで気分最高でした。泳いでいると窓の外から真っ赤な夕陽が見えました。あの夕陽をデジカメで撮れたらどんだけきれいか、なんて惜しみながら泳いでました。
 今日は集中講義がちょびっとだけあってました。それ以外はもう冬休みになってたんですが、なんかだら~っと五月雨式になんとなく冬休み期間になってしまった、というすっきりしない終わり方でした。
むしろ、冬休みはない、と言う方が正しいのかもしれません。1週間ほど授業がないだけで、課題も予習もどっさり与えられているので全然休み感覚になれないわけなんです。
 わたしも、要件事実の本、民法で分担で受け持った問題の答案作成、行政法の復習予習、と考えたら凄いりょうの勉強が溜まっています。あと2ヶ月後に迫った後期試験のことを考えると今からうんざりです。

2008年12月25日木曜日

あと一つ






















明日提出の会社法の課題が今年のラスト課題です。






まあちょいちょいとやりかまして終わらせます。募集株式の発行の問題です。






どっかで見たり聞いたりしたことのあるヤツです。






昨日は机で目を覚まし、民事裁判実務のテスト準備をちょこっとやってから出立。10時半からの授業で、授業の終わり30分がテストに当てられました。






1個2点の問題が30個。うち20個は単語穴埋め問題、残り10個は○×問題。






3問くらい不安なのがありましたが。ほかは簡単でした。これで前回の不出来がほんの少しだけカバーできたかも。






 その後3時間ほど会社法の課題用のゼミを。






そして夕方から博多駅前の飲み屋でゼミコンパ。結構楽しかったです。個室だったので話がしやすかったです。いつもは大座敷で他の客と混ざってやっているのでうるさくてじっくり話が出来にくい雰囲気なので、そう言う点は良かったです。ただ料理や飲み物の値段がやや高くて心配しながら飲んでました。






 結果は逆に安く上がりました。みんなが出したお金のうち、余ったお金で二次会の費用も出るほどでした。






 二次会の焼鳥屋を出たのが11時過ぎ。かなり酔っぱらってました。地下鉄のホームにはまだ大勢の客がいました。






 西新駅を出ると、スーパーがまだ営業中だったのでふらりと入って総菜コーナーで焼きそばを買ってしまいました。ほんとは熱々のうどんが食べたかったのです(記憶は定かではありませんが)。






 10分ほど気持ちよく歩いて我が家にたどり着き、パソコンを開けて見始めたところでまたしても机寝。ブログまで到達出来ませんでした。

気が付けば朝6時。まだ酒が残っているようだったので、そそくさと布団へ。布団の中でうつらうつらしてたら10時に。コーヒーを淹れてポットに入れ、着替えてローに行く準備を。とそこで昨夜買って帰った焼きそばを思い出し、電子レンジでチンしてしょぼしょぼと食べました。まだ酔いが残っていたので少ししか食べられませんでした。






 クルマを昨日ローに置いてきたので、会社法の参考書、教科書をバッグに入れ、コーヒーポットを手に提げてまた地下鉄に乗りローへ。西新駅までは歩いて12分、地下鉄は20分ほどで箱崎に着きます。そして地上に上がって約5分歩けばローに到着。いつもはクルマかバイクなので、地下鉄通学は疲れます。






ローで会社法の文献を読んでたら夕方4時半から全館停電に。きょうは工事のため1時間以上停電する予定だったそうです。






 自習室は真っ暗になり、みんな騒然となって、というか、修学旅行先の旅館の就寝時間のような雰囲気になり、妙な興奮が支配してました。






 わたしはとっとと帰宅。一旦帰ってバイクに乗って天神の本屋へ。この前チェックしておいた会社法のテキストを買いに。その本はなんと6500円もするんで、買うのをためらっていたのです。仕方なく思い切って買うしかないか、と、ジュンク堂の棚の前でその本を手に取りながらもう一度中身をさらさら見てました。






すると、なんかしら不満を感じ出しました。予め会社法の棚にあるめぼしい本を見比べていたのです。 






 結果的にその本を買うのは止めて、違う本を3800円出して買いました。






なんでその本に変えたかというと、その本は判例を重視しており、判例の分析と分類の仕方が分かりやすかったからです。






 ローに入ってつくづく判例の重要性を認識させられたので、学者の個人的見解よりも膨大に蓄積された判例をいかに手際よく分析分類するか、また、これをしてくれている本の有り難さが身にしみるようになったのです。






 ああ、また今夜も机寝なのか、でもまあいいか。今年最後ですから。


上の3枚は今日、下の3枚は昨日の出来事です。