2009年7月9日木曜日

過激そして、ガ~ン・・・・・

昨夜はウィグル族の反乱のことを書いていました。ところが段々論調が過激になっていったので掲載を止めました。



チベットといいウィグルと言い、回族といい、内モンゴル、雲南、四川、、、、共産党による少数民族に対する抑圧はすさまじい物があります。



その格好の例が旧満州です。もはや地上に満州族の培った文化は残っていません。満州語も消えました。



一体これで良いのでしょうか。



、、、、と、またしても過激になり始めたのでこれくらいにしときます。


きょうの刑事法総合演習は面白かったです。刑法の問題で、共謀のずれ、のはなしでした。男女が強盗殺人放火をもくろんだんですがじつは女の方が恐ろしい悪女で、被害者を焼き殺せと言い、実行犯の男の方はビビッて女に対しては『うん、そうする』と言っておきながら内心では殺さずにおこう、ただ金だけ取って帰ろうと思って実行に出たんです。ところが被害者に抵抗され顔を見られたため結果的に女が言った通りのことをした、と言うわけです。一体女はどの範囲での共謀共同正犯の罪責を負うか、が問題となりました。



刑法の先生がしゃべっている教室内に、刑訴の学者先生、現職検事、弁護士、と3人が前の方に座って刑法の先生に授業中質問をしているのです。



これはみものでした。あらかじめ課題として出されていた問題を10人の学生が答案化して各先生たちに事前配布しておいて、授業ではそれらの答案をもとに、答案作成者たちが見解を述べ、刑法の先生が突っ込み、ほかの先生も学生の答えにコメントしたりさっき述べたように自ら刑法の先生に尋ねたりするのです。各専門分野からの鋭い突っ込みを聞いて、やはり視点はたくさん持っていた方がよい、と感心しました。



で、来週、わたしが答える当番になっているのです。そのための答案提出が昨日の夕方5時締め切り、それで昨日は朝4時半までかかって答案を作ったのでした。

ここまでローで書いて、午後10時に帰宅しました。そしたら郵便受けに大学からの封書が。学費免除について、と書いてありました。

てっきり半額免除だとおもっていました。と、こ、ろ、が、、、、、免除不許可!

えええぇぇぇぇー、、、、、、

今月末までに前期分40万円払え、だって、、、、、。死にました。

暗澹たる思いとはこういうことを言うのか。イヤ待て、もしもこれが試験結果で不合格通知だった場合と比べてみよ、不合格よりもよっぽどマシじゃないか。

なんて、なんとかして心を落ち着かせようとしている最中です。

とにかく明日学生課に行って訳を聞き出すこと。で、振り込み猶予という制度はないのかを聞くこと。悩むのはそれからにします。しかし怒りの方は納まりません。なんで?

そう言えば来月から大学構内にクルマで入構するだけで1回300円払え、と言ってきました。学生は1年分9千円払え、だと。

なに~っ?今の箱崎はゴーストタウンじゃないの!ほとんどもぬけの殻なのになして駐車代とるのよ?

本当にくそったれ、です。今夜は寝れそうにありません。



2009年7月7日火曜日

七夕に初セミ











ワシワシワシ~ッ。今年初めて聞いた蝉の音。欧米では蝉の鳴き音をノイズというのだそうです。騒音と捉えているわけです。





もったいない発想です。何物をも楽しむ、どんな物にも自然からのメッセージを感じ取る、そういう日本的発想、良いと思いません?





思い出しました。一昨日の雨宿り先の本屋で立ち読みしたんですが、相手に頼み事をするときは疑問形で言うべし、と。そうすると角が立たないからだそうです。納得納得。




昨日下書きしておいた刑事法の課題、考え出すとスゴク難しい問題であることに気付きました、というか気付いたのが運の尽き、答案が書けなくなってしまったのです。それでいま雪隠詰め状態。こういうときはいろいろと自分自身でブレーンストーミングをやって寝る、そして翌朝早く起きて一気に書き上げる、というのが良い手だと思い、今日は早々と就寝します。





2009年7月5日日曜日

雨宿り


ローで,『修復的司法とは何か』、についてのレポートをやっとの事で書き終わり、その勢いを駆って要件事実の課題も書いてしまい、時計を見ると3時半。小腹も空いたということで、バイクに乗って近くの小麦冶(こむぎや)といううどんチェーン店へ。



かけうどんがたしか180円くらいです。そこで小麦で作ったざるそば(?)350円を食べ終え、店を出た途端夕立が降ってきました。急いで帰ろうとバイクを急発進させたら今度は大粒の雨に。



こりゃたまらんと50メートル先の明屋(はるや)書店で雨宿り。で、これがなんと2時間も!!



凄い豪雨になってしまい、当分やむ気配もないのです。



まあ、本屋だから本でも読んで待とう、なんて思ったものの、とんでもなく浅はかでした。



2時間も立ち読みなんてできまっしぇ~ん。



もう、しんどいしんどい。ただまあ、面白い本は何冊か有りました。



運気が上がる本なんかを読んでると、毎日運気が上がる癖をつけなさい、すなわち、空を見よ、歯を見せて笑え、物に話しかけよ、、、、、、!?これって、オレも毎日やってるやん、と、なんか嬉しくなりました。



それから、古事記と日本書紀の本、古事記によると、イザナギとイザナミ夫婦からは12人以上子供が生まれましたが、今日、とんでもないことを知りました。



なんと、夫である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は亡くなった妻伊弉冉尊(いざなみのみこと)を追って黄泉の国に入っていきましたが、化け物と化した妻に追われて地上に逃げ帰ってきます。そこで、河原で汚れた体を禊ぎしたのですが、そのとき体からはがれ落ちて水中に沈んだ汚れからいくつもの神が生まれ、また、一番最後に洗って落ちた汚れから天照大神と素戔嗚尊(すさのおのみこと)、そしてもう一人、計三人の神が生まれたと言うのです。



えええ~っ??



全く知りませんでした。第一、男から神が生まれるなんて!しかも、汚らわしい物から生まれるなんて。



しかもそれ以外にもイザナギ夫婦のうんちとかおしっこからも神様が生まれているんです。



 なんてこった!古事記って、とんでもなくぶっ飛んだ奇妙な神話だったんですねえ。ある意味スゴイ想像力だと思います。神々しい物は汚らわしい物から生まれる、ということですから。清濁同源ということなんでしょうか。ふかーい意味があるのかもしれません。例えば、全ての物に神性が宿っているのだ、とか。

下品だけどある意味どっか暖かみも感じました、というか身近さを。


ようやく夕立が収まったのが5時半。やれやれと思い、バイクをキックすると、これがまたうんともすんとも。激しい夕立のせいでエンジン部分に水が入り込んだかと心配しつつ、100回以上キックを続けてようやく掛かりました。


 残りの課題は刑事法のみ。明日朝10時までに書き上げます。



2009年7月4日土曜日

中間報告

今日の授業は10時半から要件事実、2時半から6時過ぎまでたっぷり倒産法実務の補講。
あたまがぼわんぼわんしてしまいました。要件事実では賃貸借の問題で、すらすらと行きました。ま、授業直前に仲良しの女子学生の怒りを買ってしまうことをしでかしましたが。
問題は倒産法です。12時に要件事実が終わって2時間半、集中して予習をしていましたが間に合いません。昨日やった予習場所をもう一度おさらいしてしまったので先に進みませんでした。
とうとう授業開始。わたしは6番目に当たります。と、進路が早すぎるのです。わたしが予習していないところが当たりそうな気配。
まじ~っ!とびびってしまいました。結局当たったところは否認のはじめの箇所。ただ、休み時間を挟んだ次の時間だったので余裕かなあ、なんておっとり構えていたら、民法424条だけでなく、民訴の既判力、法定訴訟担当まできかれてしまいました。慌てました。
6時過ぎ、黒木先生のロー1期生だった教え子の弁護士さんが3人駆けつけてきてちょっとだけ体験談を話してくれました。その後飲み会。
楽しかったです。今夜はデジカメを封印してもっぱらただの飲んべえにもどりました。
明日日曜から月曜午前10時まで、紛争調停のレポートに6時間、刑事法の課題提出に6時間、要件事実の課題提出に2時間かけて仕上げます。
どうにかして終わらせないと。  以上

2009年7月3日金曜日

耳鳴り







昨日からちょっと激しくなりました。疲れでしょうか、焦りでしょうか、耳の中がキーンと鳴っています。



でもあんまり動揺していません。数年前、獅子座流星群が飛来したときはもっとひどかったです。あのときは耳鳴りではありませんでしたが、耳が聞こえにくくなったのです。膜が貼ってあるような聞こえ方で、すっきりしないんです。というか、くっきりと音が聞こえないのでいい加減気が狂いそうでした。アイスピックを台所から持ってきて耳に突っ込みたくなったことが何度あったことか。



それに比べれば耳鳴りなんて可愛いもんです。音楽を聴いていれば気にならなくなるんですから。



 それはともかく、やることが多すぎます。よりにもよって土曜日に倒産法実務の補講が入ったのです。まったくもう、要件事実だけでもしんどいのに、、、



オマケにその補講が終わると先生である倒産専門の弁護士さんが、新米弁護士2人を呼んで夕方から飲み会をやるぞって言うんです。わたしとしては、将来のため、今から開業準備ならぬ営業準備をしておこうと思うので、参加しておこうとおもいます。



でもその後レポート、刑訴課題提出が待っています。



もう、こんな事になろうとは。おかげで今日出席したインターネットと法の出席メールを出し忘れてしまいました。



明日朝一番で酒匂先生にお許しメールを出さないと。



2009年7月1日水曜日

ぼーっとしてたらエライコトに

来週月曜、レビン先生のレポート提出の締め切り。ハワードゼア著、『修復的司法とは何か』と言う本を読んでレポート4枚以上書かねば。その二日後、刑事法の課題提出締め切り、今週土曜、倒産法実務の補講があり、わたしは6番目にあたります。否認権と相殺権を予習しておかねば。で、明後日金曜夕方までに会社法ゼミの答案を提出せねば。
大変ですよこれは。

この前朝鮮日報という韓国のニュースサイトを見ていたら、新しい視点を得ました。その日本駐在の韓国人記者が言うには、韓国は本物の中央集権で、全ての権限が大統領府に集中している、地方分権なんか無い、と。それに比べて日本は江戸時代250年間、地方分権、いや、地方主権が続いた、だから、日本は首都だけでなく地方も豊なのだ、と。
なるほど、と感心しました。江戸時代約265の藩がありました。各藩主は領主であり、徳川氏は征夷大将軍たる地位を授かったけれどもあくまで大名の一つでした。おおむね地方主権だったのです。ですから各藩主は自領を少しでも豊にすべくもの凄い努力を続けたのです。
 それに比べ、中国は4000年間一貫して(いまだに)律令制度を続けています。一人の皇帝が全土を支配し、その下にいる官僚が法を作り法を守らせるという制度です。そこには貴族階級はほとんどありません。地方の豪族はいましたけど、それは中国が広すぎるからです。皇帝の役人の力が及ばない地域が数ありました。日本で言えば藤原氏がのさばる前、天智天皇、天武天皇らが理想として追求しようとした時代です。奈良時代がそれにあたります。今の中国も、共産党という皇帝とそれを支える官僚で構成されています。むかしとなんら変わりません。
 韓国は、いまも平安時代です。王と貴族(ヤンバン・両班)の時代が1000年間続いています。いまもです。ですから、日本の平安時代と同じように地方は搾取の対象に過ぎず、地方を育てるという発想がありません。 国民の8割が農奴だったとも言われています。
 ところが日本には鎌倉時代があるのです。ここが中韓と、いや世界のどの国とも絶対的に違う点です。武士という階級が誕生したことが日本文化をアジアのみならず世界的にみても極めて特殊なものに仕立てたのです。
 武士階級がある、ということは西部劇の時代が日本にあったということです。自分の土地は自分で守る、都の役人も貴族も当てにならない、実力だけが全てである、という超合理主義が武士の発想です。そこから、搾取ではなく領地を育てる、地元主義が誕生しました。もちろん他人の土地を奪う、という略奪も。それゆえに戦国時代がうまれたのですが。
それの行き着くところが江戸時代の幕藩体制です。ですから、上杉鷹山のような領主が大勢出現して地方を豊にしていったというわけです。
 おっさんになってだんだん分かってきたのですが、日本っていう国は本当に地方色が豊に残っています。というより、地方の集合体で出来上がった国なんです。ドイツのラントほどではありませんが藩は大方の主権を持っていたと思われます。
そういうわけで、幕藩体制って地方分権と言う意味においては意外に良い制度だったと思います。今、地方分権と騒いでいますが、モデルは近い過去にあった、と言うわけです。
 ちなみに、日本には奈良時代は奈良、鎌倉時代は鎌倉、室町時代は京都と足利、山口などの地方都市、と、各時代を象徴する都市が今も当時の風情を
残していて嬉しいことです。

ブログ冥利


このブログを続けいていて本当に良かったです。他愛のない戯れ言とへたくそな写真なのに我慢して観てくれている人たちに感謝します。本当にありがとうございます。

これからもますますヘタクソで下らない、思い上がりの塊のような駄文を書きまくる所存です。よろしくお願いします、AAO!(エイエイオーッ!)なんちゃって。

今日は2通、ありがたい方からありがたい言葉をかけていただきました。一生記憶に残る日になりました。

一つは中山先生からの幹事の労い、もう一つはある有名な先生からの励ましのメールです。

1本3000円の高級ユンケルを10本一気に飲んだ気分です。ハイになって鼻息が荒くなってカーッとなって、そして刺激が強すぎて少々体調がオカシクなってしまいました。

詳しい話は来年しますね。